![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
EDF、ワリィ、私室 ドアのブザーが鳴り、インターホンから声が聞こえてきた 「福沢吉太郎、入ります」 その声で、中のワリィが顔をあげる 「うむ、入りたまえ」 その顔は今まで見せた事が無いほどきりりとした、真面目な顔だった ドアが開き、ヘリが中に入っている その表情は硬く、兵士そのものだ 「前回いただいた第51遊撃隊の元帥直下精鋭部隊への転属の話ですが」 はっきりした声で、ヘリが口を開く 「ああ」 ワリィが言葉を返す、その言葉に、いつもの嫌なくぐもりはない 「よろしくお願いします、いかなる作戦でも、必ず成功させて見せます」 言って、ヘリは敬礼をして見せた その敬礼に、迷いも、そして不安も感じられない 「わかった、頼むぞ、福沢君」 「イェスサー、大変ありがたいお言葉です」 ヘリの声が、室内に響く 「さて、最初の任務だが・・・君は対人戦が可能だったよな?」 声がやんだ後、ワリィがすぐさま切り出す 「・・・申し訳ございません、SSを抜けた後、一切行っていないため、お役に立てそうにありません」 その言葉で、ワリィの顔がゆがんだ 「わかった・・・では君達の最初の先区は熊本のインセクトヒル破壊だ、君らなら軽くできるだろう?たった2本のインセクトヒル破壊」 無謀な作戦である 熊本は今インベーダーの拠点のひとつとなり、たどりつくだけで大隊規模の戦力が壊滅的打撃を受けるだろう それを、わずか一小隊のみでやれ、と言っているのである しかしヘリの顔に笑みが浮かんでいた 「お任せください」 言って、ヘリは笑う 「では、任せたぞ」 ワリィは机の上の書類に視線を戻した ヘリは部屋を出ようとしたが、出入り口で、振り返って、ワリィに言う 「元帥」 不快げに、ワリィが顔を上げる 「私はあなたの考え方を指示しますよ、兵とは、悪魔で駒であるべきだ」 その言葉に、一瞬ワリィの顔に笑みが浮かんだ 「まるで私が人間を駒扱いしているみたいじゃないか?」 ヘリも笑い返す 「失礼します」 言って、ヘリは部屋を出た 第51遊撃隊待機室 虎太郎とヘリが向かい合い、その視線の両サイドに許深、フェンナ、影が座っている 「どういうつもりですか?隊長、カザー参謀や浪岡参謀の考えを裏切るのですか?」 虎太郎が叫びだしそうな勢いで、切り出す 小柄な虎太郎だが、今は怒りのオーラで、何倍にも大きく見える 浪岡の私兵である虎太郎にしてみれば、浪岡を投獄したワリィが許せなかった だから、絶対に彼のしたでは戦うまいと思っていたのである それを、ヘリはあっさり裏切り、ワリィの傘下、元帥直下精鋭隊への第51遊撃隊の参戦を決めたのだから、怒らないはずがなかった しかし、ヘリは悪魔で冷静な表情で、虎太郎を見据える 「虎太郎、個人的な概念は捨てろ、お前らしくない」 しかし、その言葉が更に虎太郎の怒りに火をつける 「らしいらしくないの問題じゃない!何であの男についたか聞いてるんだよ俺は!」 言って机を叩く虎太郎 場が静まり返った 「激戦区へ行くためだ」 しかし、それでもヘリは冷静に、虎太郎に答える 「我々がここでもたもたしている間に、インベーダーは確実に戦果をあげている、上層部の権力争いなんかに関ってる暇は無い、我々は末端の部隊だ、だから我々が適した戦区に行き、そこでインベーダーを一匹でも多く倒さねばならない」 それでも、虎太郎の表情は変わらない そして、懐から一枚の紙を出すと、ヘリに渡した 「悪いな、俺はもうあんたについていけない」 そう言って、虎太郎は出て行った 「・・・他に出て行くものはいないか?今回の戦いは今までのどの作戦より困難で、そして、勝率が絶望的だ、やめたいものはやめてかまわない」 ヘリは残った3人の隊員に述べる 「私はかまいませんよ、どうせ人間はいつか死ぬんです、一匹でも多く、インベーダーを道ずれにしてやりましょう」 許深が手をあげて、述べる 「俺もかまいませによ、どうせいつ死んでもおかしくない、あなたについていきますよ」 影が苦笑しながら述べた ・・・・そして全員の視線が、フェンナに注がれる 「わ・・・私も・・・いきます!」 震える声で、しかし、しっかりとフェンナは言った 「無理はしないでくれ、なるべくなら、俺一人で行きたい」 ヘリがフェンナに歩み寄って言う 「私、・・・私、死ぬ気はありません、私もいかせてください!私は、私は地球のために戦いたいんです!」 フェンナは訴えかけえるように、ヘリに言う 「ありがとう」 ヘリは隊員達全員に対して、礼を言った 虎太郎さん、虎太郎、お返ししますね 第51遊撃隊は次もしかするとマジで全滅かもしれないんで ライトはすいませんが別の隊に加えてください 申し訳ありませんでした [No.11318] 2006/08/28(Mon) 19:38:30 i58-93-213-84.s02.a015.ap.plala.or.jp |
この記事への返信は締め切られています。
返信は投稿後 30 日間のみ可能に設定されています。