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EDF開発室にて 発明のアイデアが浮かばずタバコをふかしていた橋口にノック音が聞こえた。もちろん入ってきたのは梶谷である。 「橋口、いいニュースだ。世界中の匂いの研究機関にフェロモングレネードのサンプルを送っておいた件のことだが。フランスからよい返答だ。羽蟻用の・・・女王のフェロモンの量産に成功したそうだ。蜘蛛についてはまだどこからも返答がないがその研究機関は一発に必要なフェロモンを30ユーローを切ることを約束してくれた。あんたの作った兵器、昔と違って自滅兵器と呼ばれることは無くなったけど、結局金食い虫って言われていたからな。これでまた量産可能な兵器が増えたじゃないか。」 「俺の才能なら当然さ」と橋口は嘯いて見せた。声も顔も平静を装ってはいるが嬉しがっている事は手にとるように分かった。 「あんたって・・本当はすごい奴だったんだな。出会ったころはここまでの奴とは思わなかったぞ。」 「ああ、それは5%お前のおかげだ。」 「5%って・・・」梶谷は苦笑いを浮かべた 「発明は99%の努力と1%の閃きと言うだろう?だから努力の内4,5%と閃きの内0,5%がお前という訳だ。」等と言った。博士の口調では、まるで20%ぐらい梶谷のおかげとも言っているように聞こえた。 「閃きも努力もそんなもんか?俺は。」と言いながら、梶谷は橋口の首をひじで軽く絞めてじゃれあった。 3秒ほどやって腕を首から放すと、橋口が思い出したようにしゃべりだした。 「・・・そうそう。今1%の閃きが材料不足だから補給を待っていたところなんだが。」 梶谷はもう一度灰皿を見る、(こいつ、どんだけの時間待ってたんだろ。)と思わずにはいられない量の吸殻だ。 「灰皿を見れば大体そうだって分かるさ。あんたは発明してない時はヘビースモーカーだからな。ま、そんなことは置いといてだ。実は最初からその1%を補給するつもりで来たんだ。」橋口の表現に合わせて梶谷は言った。 「それならちょうどいい。どんな兵器を所望だ?」 「メカソラス、奴を倒せる兵器だ。」梶谷は言った。 今、メカソラスがひとつの脅威になっているので、奴を倒すための兵器を作成する話です。 この話は長いので、ここでいったん分けます。 [No.11428] 2006/11/14(Tue) 16:15:47 gw080.ibk.ed.jp |
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