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「そうそう、パルサーグショットは何度かいじったことがあるからパルサーグレネードもすぐに出来る。だがレイピアは最近まったくいじってないからな、どんな構造か忘れてしまった。だから設計図をダウンロードしてきてくれないか。」 作業に取り掛かるなり橋口がそう言ってきた。この部屋には印刷機が無いので梶谷は他の場所へ設計図をダウンロードをしに行った。 「最新のものはマスターレイピアか。すごい威力じゃないか。」 と、梶谷は思わず独り言をもらす。反動が強すぎて使える隊員は少ないのだがその威力は驚異的だということが知られる兵器だ。 印刷も終わり開発室に戻る途中梶谷は橋口の好きな飲み物を買っていった。 「どこまで注文どうりに出来そうだ?」 ドアを開けて入るなり梶谷は尋ね、設計図と飲み物を少し離れたテーブルに置いた。橋口は梶谷のほうを見ずに質問に答えた。 「UFOや鏡面なら一撃だろう。だが、精鋭の奴らのように強力な対パルスシールドを持っているとか、巨大すぎてパルスが中心部までなかなか届かないダロガやディロイのような奴らはそうもいかない。まあメカソラスも同じで気力の勝負だな。もちろんその兵器でで止められるものは限られているがな。」 調べてみると弱点は角だとか、しかしそれはミサイルを操るアンテナのようなものでワープ制御装置とは関係ないらしい。実際メカソラスはその後も十分ほど戦っていた。 どちらも同じ場所にあるならミサイルが壊れることでひとつの基準になるのだが。今のところワープ装置が壊れたことを知る手立てはなかった。 「ワープできなくなったならみんなで袋叩きにすればいいだけだ。奴は少なくともマザーシップより弱いんだから。」 「それは少なくとも前大戦の時までの話だ。マザーより火力が下であることは間違いないだろうが。イコールで弱いとは限らんぞ、持久力は数倍かもしれないな。」 それを効いて梶谷は信じられないといった感じであった。 「あんなに小さいのにか?そんな馬鹿な。」そのせりふに分かってないなあ、と言いたげに橋口がため息を漏らしたあと。 「ワープをするにはワームホールを開く必要がある。そしてそれには途方も無いエネルギーが必要なんだ。そのためにいつもはエネルギーを温存しておくがその必要が無い時、つまり空間転移を封じられた時、その時はやけくそになって何をしてくるかわからないと言っているんだ、その有り余るエネルギーを使って。と言うか、俺がインベーダーなら絶対にそうする。」 「その時はぜひ無傷で『やけくそ兵器』を手に入れたいものだな。」 橋口はいかにもその時に使用する兵器を見てみたいと言った感じである。気楽な・・・梶谷は逆の反応、つまり恐ろしい想像ばかりをしていた。たまらず梶谷は質問攻めを開始した。 「ジェノサイドキャノンはパルサーショットで封じられるのか?運動エネルギー反転はシールドはどうだ?それと・・・」 等としつこく問いただした。結局EDFの兵器で言うところのミサイルとミラージュ系統及び、支援兵器だけしか封じられないと言う。マザーシップのジェノサイドキャノンのようにオートで動く武器ならブレーンコンピューターを機能停止させることも可能だがメカソラスが操作している限り普通の武器は止められないと言う結論であった。 深刻な表情をしている梶谷に対し橋口は 「わかるぞ、お前の次のセリフは『まずいな、強力な兵器を使われたらどうすりゃいいんだ。』だろ。」とふざけて言う。梶谷は「まあ、当たりだな。」 「まあ、お前が考えたところでどうにかなるものじゃないだろう。今までだってお前は生き残ってきたんだ。お前はムカデとの戦いもマザーシップとの戦いも経験したのだろう。今回も何とかなるはずだ。」 橋口のセリフは根拠が全く無いのだがそれを思い出すと少し気が楽になった。 「大体、こっちも貴重なサンプルを失なわせるような弱い兵器を作るつもりは無い。それにもうひとつの兵器『レイピアグレネード』の存在を忘れては困るな。」 橋口はもうひとつの兵器の名前をいつのまにか決めている。梶谷はそれがなんだか妙に面白く思えた。 「橋口、アンタ兵器に名前付けるの好きだな。しかも全部が全部なんのひねりも無いじゃないか。」と言うのであった。 「分かりやすくてイイだろうに。わかりにくい名前をつけたら困るだろ。」と橋口は言った。 「はは、確かにな。それじゃあ俺はもう邪魔だと思うから部屋に帰っているよ。何かあったら呼んでくれ。」 梶谷は軽く手を振って部屋を出た。 長かったけど次で終わりです。あと下に今回出てきたパルサーグレネードの能力を書いておきます。 名称:パルサーグレネード 威力:650/秒×5秒 効果範囲:30m 弾数:1 リロード時間:2秒 チャージ時間:付属ジェネレーター;20秒 プラズマエネルギーユニット;0,5秒 消費エネルギー:25% 橋口自らが金食い虫と言い放つ兵器でその威力は計り知れない。射出→何かに当たる→その場に吸着→パルスを放つ→その場に落ちる。と言う兵器で、エネルギーを使い切った物は、回収→チャージ→再使用しなければ金食い虫では到底済まないコストがかかる。チャージは時間がかかるのでペイルウィングに頼むか特殊車両を利用することをお勧めする。 [No.11430] 2006/11/14(Tue) 16:23:57 gw080.ibk.ed.jp |
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