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EDFの一室にて 梶谷は武器の完成品と設計図を持ち込んでその使用許可をもらおうと、『話の分かる幹部』こと、イリス(本名、猪狩 霞)の下 を訪れていた。 「全く、とんでもないものを作るなぁアイツは。」武器の設計図に記載された情報を見てイリスがいった。 「なんだかやっぱりコストが高くつくようです。」と梶谷が言う。 「また量産不可の兵器か、相変わらずだねぇ。倹約精神てのはあいつは持ち合わせてないのかねぇ。量産可能な兵器なんてつい先 日リストに加わったフェロモングレネードをあわせても両手で足りる数なんじゃないか。」とイリスは笑っている。 「今回は俺が開発を依頼したんですけどね。だから今回は彼のせいではないんですけどやっぱり問題ですかね、あのコスト・・・」 「いや、戦果をあげられるならそれに越したことは無いじゃない?メカソラスを倒せるならなおさらだしね。」と、イリスは相変わらず話の分かる幹部であるところを見せている。 「ところで、だ。どうしてこんな兵器の開発を依頼をしたの?メカソラスと戦うなんてロクなもんじゃないよ。」イリスは言い方 は違うが橋口と同じ事を聞いた。 「やっぱり聞くんですね。橋口にも同じ事を言われましたよ。理由は、俺の昇進の話があるそうじゃないですか。でも俺にはふさわしくないって思ってね。これじゃ橋口の七光りだ、昇進を自分の力で勝ち取ったって気がしないから、メカソラスを倒せば、たとえ橋口の兵器を使ったとしてもまあ昇進もふさわしいと言えるかなって。」 「ははーん、そういうこと。でもそういうこと言って無茶すると、ひどい目にあってぇ、父親とかに間一髪のところで助けられてぇ、一通り説教した後に勇気だとか愛とかについてをを語り合うってことにならないようにね。気を付けなよ、父親役の人いないから」 「な、何の話ですかそれ?・・・」 「ライオンキングよ!!感動的な話よ。」 「そうですか(相変わらず訳わからんことを・・・)ま、まあそんなことより今の話秘密にしてくださいね。橋口には違うこと言 ってありますから。」 「秘密?秘密ねぇ、いいけど、シュークリームが食べたいな。」 「分かりました・・・」この人は幹部としてどうなのだろうと梶谷は思った。 「それじゃあこの兵器のこと他の人たちにも報告しますかねぇ。そのときは私マジメモードに入らなきゃいけない、あーあヤダヤダ。」 「イリス隊長、まだ慣れてないんですか?マジメモードの長時間使用。」 「君がイリス中佐って呼び名を呼び慣れて無い様にね。まぁでも、義手の生活にはとっくに慣れたわ。」 「イリス中佐、でしたね、そういえば。それでもあなたは私の中では今でも隊長ですよ。」 「それは嬉しいわー。それでさぁ、報告した後の会議の内容は量産可能かどうかに重点が置かれるけど・・・パルサーグレネード以外は絶望ね。私の力じゃ量産の決定はできないから。そのあと何時その兵器が日の目を見るかはかはソラス待ちって事になるでしょうね。」 「それでは、その会議でいい結果を期待しています。」 そういって梶谷はお辞儀をして部屋を出て行った。 ああ長かった。この話は今回で終わりです。最初から最後まで読んでくれた人ありがとう。 開発されたもう一つの兵器、レイピアレネードの能力を下に書いておきます。イリス中佐のプロフィールは次出るときに書こうと 思ってます。 名称:レイピアグレネード 威力:30×10 発射数:300発 効果範囲:半径5m 弾数:1 リロード時間:2秒 チャージ時間:付属ジェネレーター;30秒 プラズマエネルギーユニット;0,75秒 消費エネルギー:37% 今回開発された金食い虫の兵器の一つで、この兵器も、射出→何かに当たる→その場に吸着→プラズマアークを放つ→その場に落ちる。と言った兵器で、エネルギーを使い切った物は、回収→チャージ→再使用しなければいけないのも同じである。この兵器は何かに当たって吸着すると360度に向かって放つウニタイプと、吸着した物体がある方向のみに放つスラストタイプがあり、スラストタイプは地面に当たるとすべてが無駄になってしまうため上級者向けであるが、ソラスほどの大きさならば結構当たる為問題はあまり無い。 またこのグレネードランチャーはさまざまな弾頭に対応しており、フラッシュ・フェロモン・パルサーと規格が同じであるため、どんな状況にも対応できる。そのうちチャージによる再利用可能なのは今のところ二つだけである。 [No.11431] 2006/11/14(Tue) 16:26:25 gw080.ibk.ed.jp |
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