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「さーて、武器の改修もオコイに頼んだし俺も休むか・・・・な?」イズキが独り言を呟いていると何かが目に止まった。 それは、新型武器展示ルームだ。 ガラスケースに納められた大量の武器の数々、それを見たイズキは駆け寄る。 「おぉぉぉ!新型武器がこんなに!【トライアングル】!?【ナパームシューター】!?【AS-99Gカスタム】!!?」 イズキが驚くのも無理はない。イズキは武器マニアなのだ。 「こ・・こんなに・・・俺も新型に変えようかな・・・」 イズキが自分の武器がどのような経路で手に入ったのかも忘れ、本気で考え出す。そこには隊長としての威厳よりはむしろ、子供のような無邪気さがあった。 「どうしました?」研究員が不意に声を掛ける。 「え・・?あ・・・すいません、騒いでしまって」イズキが謝ると 「構いませんよ。どうぞゆっくり御覧下さい」このルームの責任者の一人だろう。 「あ、いや・・・そろそろ隊に戻るので。」イズキが控えめに言う 「なら、どれか持っていきます?」と研究員が言う 「え?本当ですか!?なら・・・えーと・・・」イズキが子供のように喜ぶと選び始める 「コレで!【ダークネス】!」イズキが武器(正確には武器ではないが)の名前を叫ぶ。 「黒煙噴射機・・・?随分渋い物を選ぶんですね」研究員が苦笑する。 「あー・・・まぁ、色々と事情がありまして・・・」 イズキが【ダークネス】を選んだのには理由があった。 小さく、軽く、尚且つ能力的に高い。それこそ、イズキが求めていた物だ。 武器も良い物があるが、オコイがせっかく作ってくれている物を無駄にするような事はしたくないし・・・。 「はい、どうぞ。【ダークネス】はコストが低いので十個差し上げます。」研究員が十個の【ダークネス】を差し出す。 「ありがとうございます!」イズキが礼を言う。 「いえいえ。ヘリなどにも付けられますので。・・・・もうこんな時間!?皆が待っているので、私はこれで!」研究員は何か仕事があったのだろう。駆け足で去っていった。 イズキが外へ出ると既に時刻は9時を回っていた。 研究員と別れたあとも彼はケースの前から中々離れる事ができず、時間を忘れて見ていたのだ。 「あー・・・もうこんな時間か・・・武器は改修できたかな・・」 部下達は別に今日一日は自由行動にしてあるから問題は無い。 問題は明日から出撃するだろうという事だ。既に福岡の部隊は撤退したと聞くし、夜になっても出撃するヘリの音は絶えない。 取り合えずイズキは小型輸送車に【ダークネス】を乗せ、もう一度研究所内へ入っていった。 オコイの研究室前に来ると、扉の横にあるモニターで呼ぶ。 「オコイ?どうだ。俺の武器は改修できたか?」 するとモニターからオコイの返事が返ってくる。 「おぉ!イズキ、待ちくたびれたぞ!中へ入れ!」 待ちくたびれた?そんなに早く終わったのか?イズキは考えながら中へ入る。 そこには、オコイの他にインフィが居た。 「インフィ!?何でお前がここに?」イズキが尋ねると 「まぁ、実際武器を使ってみればわかる事です隊長!」彼は興奮した面持ちでイズキに「早く武器を使え!」と心の中から呼びかけてくる。 不思議に思いながら、イズキは武器のケースを開ける。 「お・・・?」イズキが少し驚いたような声を出す。 『AS-100Iカスタム』 『ハーキュリーIカスタム』 イズキの二つの武器はネームプレートにそう書かれていた。 「ちなみに『Iカスタム』の『I』は『イズキ』の『I』だ。」 オコイが自慢げに言う。 名前はどうでもいい・・・そんな事をイズキは考えながら、もう一度二つの武器を見た。 「どうだ?試しに使うか?」 「試し・・?射撃訓練所にでも行くのか?」 「フフフ・・・これだから戦闘ばかりしている奴等は困る!」 高々くそう言うとオコイは言い放つ。 「我々EDFは各国の主要基地にバトルシミュレーターを設置したのだ!」 「バトルシミュレーター・・?」聞いた事のない単語にイズキは聞き返す。 「バトルシミュレーター・・・それは対インベーダー戦に新米兵を慣れさせるために開発したバーチャル摸擬戦闘システムだ!」 要するに、仮想空間で巨大な蟻などと戦闘を行うシステムなのだろう。 「まぁ、まだ試験段階中なんだけどな・・・」オコイの声が段々小さくなっていく。 「大丈夫なのか?」イズキが言うと 「大丈夫!開発には俺も携わっているからな!現にテストプレイヤーの数も100人を超えている!明日から実際に導入されるシステムだ。」 「オコイが携わっているというのが不安だが・・・まぁ、テストもしたいから、やらせてもらおう。」イズキが言う 「隊長!頑張って下さい!」インフィが言う。 「あ、あぁ。」イズキが「え?まだそこに居たの?」の思いながら答える。 「よし!なら行くぞ!そんなに離れてないし!!」 オコイが言いながら外へ出て行く。その後ろをインフィが続く。 イズキも二つの武器を取るとあとを追う。 そこで彼は思い出す。 小型輸送車がまだ研究所の外に置きっぱなしだという事を。 彼はスーツのポケットから携帯を取り出すと 「あ、トドキ。すまないがA-3研究所の前にある俺の小型輸送車をバゼラートαに持っていってくれないか?」 『え・・・せっかくの休暇中にパシるつもりですか!?』 「頼む!これから重要な会議(嘘)があって手が離せそうにないんだ!今度何か奢るから!」イズキが言うと 『はぁ・・・分かりました。A-3研究所ですね。』トドキが渋々引き受ける。 「ありがとう!恩に着る!じゃあな!」 『ちょ・・・ピー・・ピー・・・』 イズキは相手の応答を待たずに電話を切った。 色々な武器を登場させていただきました! どれを使おうか考えているうちに 『あ・・・武器を持つ奴が居ない』という結論にたどり着きましたので、急遽自分で装備を作って出してしまいました。 また機会があれば使わせて下さいorz [No.8469] 2005/10/07(Fri) 21:04:57 YahooBB219206220093.bbtec.net |
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