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No.8457に関するツリー

   ショートストーリー集2 - ヘリ兵士 - 2005/10/07(Fri) 17:19:10 [No.8457]
Re: ショートストーリー集2 - set - 2005/10/07(Fri) 21:04:57 [No.8469]
Re: ショートストーリー集2 - あろんα - 2005/10/08(Sat) 16:33:28 [No.8483]
「決意」 - ケタ - 2005/10/08(Sat) 17:36:43 [No.8484]
ショートストーリー集2 - ケタ - 2005/10/07(Fri) 22:08:26 [No.8472]
Re: ショートストーリー集2 - ヘリ兵士 - 2005/10/07(Fri) 22:18:12 [No.8473]
インセクトヒルの死闘 - ヘリ兵士 - 2005/10/07(Fri) 23:36:27 [No.8475]
Re: インセクトヒルの死闘 - set - 2005/10/08(Sat) 08:41:28 [No.8478]
Re: インセクトヒルの死闘 - ケタ - 2005/10/08(Sat) 10:12:49 [No.8480]
Re: インセクトヒルの死闘 - ヘリ兵士 - 2005/10/08(Sat) 10:51:49 [No.8481]
Re: インセクトヒルの死闘 - 三枝 - 2005/10/08(Sat) 16:17:21 [No.8482]
Re: インセクトヒルの死闘 - ヘリ兵士 - 2005/10/08(Sat) 19:31:44 [No.8485]
ドリルランチャー! - ヘリ兵士 - 2005/10/08(Sat) 23:32:35 [No.8492]
認識 - ケタ - 2005/10/09(Sun) 00:44:09 [No.8495]
Re: 認識 - set - 2005/10/09(Sun) 11:28:59 [No.8499]
退却 - ヘリ兵士 - 2005/10/09(Sun) 12:48:09 [No.8501]
おぉ。 - 優 - 2005/10/09(Sun) 15:18:42 [No.8505]
Re: おぉ。 - set - 2005/10/09(Sun) 20:07:01 [No.8511]
Re: おぉ。 - ヘリ兵士 - 2005/10/09(Sun) 19:32:08 [No.8510]
Re: おぉ。 - 三枝 - 2005/10/09(Sun) 20:09:08 [No.8512]
「謎の男」 - ケタ - 2005/10/09(Sun) 22:17:48 [No.8514]
来襲 - ヘリ兵士 - 2005/10/10(Mon) 00:57:42 [No.8519]
「疲弊」 - ケタ - 2005/10/10(Mon) 11:33:10 [No.8526]
日本戦況状況 - ケタ - 2005/10/10(Mon) 11:52:48 [No.8528]
Re: 日本戦況状況 - 三枝 - 2005/10/10(Mon) 13:27:24 [No.8531]
Re: 日本戦況状況 - ケタ - 2005/10/10(Mon) 13:29:12 [No.8532]
Re: 日本戦況状況 - 三枝 - 2005/10/10(Mon) 20:23:30 [No.8544]
「闇の穴」 - ケタ - 2005/10/10(Mon) 21:02:19 [No.8545]
栄光なき戦い - ヘリ兵士 - 2005/10/10(Mon) 13:13:47 [No.8529]
アメリカから来た男 - 侍蟻 - 2005/10/10(Mon) 16:27:48 [No.8534]
Re:市民精鋭軍団 - エア - 2005/10/10(Mon) 17:04:06 [No.8535]
Re: Re:市民精鋭軍団 - 侍蟻 - 2005/10/10(Mon) 17:24:48 [No.8538]
Re: Re:市民精鋭軍団 - set - 2005/10/10(Mon) 19:34:26 [No.8540]
Re: Re:市民精鋭軍団 - 侍蟻 - 2005/10/10(Mon) 19:59:17 [No.8542]
Re: Re:市民精鋭軍団 - set - 2005/10/10(Mon) 20:10:57 [No.8543]
日米EDFの合併 - 侍蟻 - 2005/10/10(Mon) 21:29:14 [No.8548]
Re: Re:市民精鋭軍団 - set - 2005/10/10(Mon) 21:04:59 [No.8546]
Re: Re:市民精鋭軍団 - set - 2005/10/10(Mon) 21:08:00 [No.8547]
Re: Re:市民精鋭軍団 - set - 2005/10/10(Mon) 22:35:04 [No.8551]
炸裂、ドリルランチャー - ヘリ兵士 - 2005/10/10(Mon) 23:08:36 [No.8556]
Re: 炸裂、ドリルランチャー - ケタ - 2005/10/10(Mon) 23:45:04 [No.8559]
Re: 炸裂、ドリルランチャー - set - 2005/10/11(Tue) 10:51:43 [No.8563]
土曜日に登場!! - 侍蟻 - 2005/10/11(Tue) 18:38:12 [No.8569]
「潜入」 - ケタ - 2005/10/11(Tue) 20:09:32 [No.8575]
「巨獣」 - set - 2005/10/11(Tue) 21:28:16 [No.8583]
Re: 「巨獣」 - ケタ - 2005/10/11(Tue) 21:37:08 [No.8584]
Re: 「巨獣」 - 三枝 - 2005/10/11(Tue) 23:58:22 [No.8595]
Re: 「巨獣」 - 優 - 2005/10/11(Tue) 23:55:03 [No.8594]
Re: 「潜入」 - 三枝 - 2005/10/11(Tue) 20:57:22 [No.8580]
Re: 「潜入」 - ヘリ兵士 - 2005/10/11(Tue) 20:50:41 [No.8579]
(No Subject) - ヘリ兵士 - 2005/10/11(Tue) 17:00:19 [No.8564]
遺品 - ヘリ兵士 - 2005/10/12(Wed) 12:17:39 [No.8598]
Re: ショートストーリー集2 - あろんα - 2005/10/12(Wed) 19:41:34 [No.8602]
「女王の部屋」 - ケタ - 2005/10/12(Wed) 20:29:29 [No.8603]
Re: 「女王の部屋」 - あろんα - 2005/10/12(Wed) 21:01:59 [No.8605]
Re: 「女王の部屋」 - 三枝 - 2005/10/12(Wed) 22:02:17 [No.8611]
Re: 「女王の部屋」 - あろんα - 2005/10/13(Thu) 00:37:26 [No.8618]
Re: 「女王の部屋」 - 三枝 - 2005/10/13(Thu) 20:35:56 [No.8634]
Re: 「女王の部屋」 - あろんα - 2005/10/13(Thu) 22:07:28 [No.8641]
Re: 「女王の部屋」 - set - 2005/10/12(Wed) 22:44:17 [No.8613]
「地下ドームの死闘」 - ケタ - 2005/10/12(Wed) 23:33:42 [No.8615]
Re: 「地下ドームの死闘」 - 漆 - 2005/10/13(Thu) 00:05:08 [No.8617]
渡されたバトン - ヘリ兵士 - 2005/10/13(Thu) 01:32:59 [No.8622]
あとがき - ヘリ兵士 - 2005/10/13(Thu) 01:46:37 [No.8623]
Re: あとがき - 漆 - 2005/10/13(Thu) 17:07:17 [No.8633]
Re: あとがき - ヘリ兵士 - 2005/10/13(Thu) 23:53:05 [No.8644]
返信 - 漆 - 2005/10/14(Fri) 18:52:35 [No.8658]
いいわけ - ヘリ兵士 - 2005/10/13(Thu) 13:09:57 [No.8626]
Re: いいわけ - 三枝 - 2005/10/13(Thu) 20:44:49 [No.8636]
Re: いいわけ - ケタ - 2005/10/13(Thu) 20:58:52 [No.8638]
「帰還」 - ケタ - 2005/10/13(Thu) 22:06:17 [No.8640]
アメリカに来てください - 侍蟻 - 2005/10/14(Fri) 18:03:16 [No.8655]
(No Subject) - フェアリー - 2007/07/07(Sat) 10:57:30 [No.11493]
Re: Re:市民精鋭軍団 - 侍蟻 - 2005/10/10(Mon) 22:45:18 [No.8555]
Re: Re:市民精鋭軍団 - エア - 2005/10/11(Tue) 17:20:10 [No.8565]
Re: Re:市民精鋭軍団 - ケタ - 2005/10/10(Mon) 22:39:55 [No.8553]
Re: Re:市民精鋭軍団 - 三枝 - 2005/10/10(Mon) 22:44:09 [No.8554]
Re: Re:ソラス撃退戦 - エア - 2005/10/11(Tue) 17:28:51 [No.8566]
Re: インセクトヒルの死闘 - set - 2005/10/08(Sat) 23:02:37 [No.8491]
Re: インセクトヒルの死闘 - 三枝 - 2005/10/09(Sun) 12:13:02 [No.8500]



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ショートストーリー集2 (親記事) - ヘリ兵士

setさんのいうとおり長く延びすぎたと思うので、皆さんショートストーリーのつづきはこちらに。
またナイスな作品を送ってください。


[No.8457] 2005/10/07(Fri) 17:19:10
i219-167-199-5.s02.a015.ap.plala.or.jp
Re: ショートストーリー集2 (No.8457への返信 / 1階層) - set

「さーて、武器の改修もオコイに頼んだし俺も休むか・・・・な?」イズキが独り言を呟いていると何かが目に止まった。
それは、新型武器展示ルームだ。
ガラスケースに納められた大量の武器の数々、それを見たイズキは駆け寄る。
「おぉぉぉ!新型武器がこんなに!【トライアングル】!?【ナパームシューター】!?【AS-99Gカスタム】!!?」
イズキが驚くのも無理はない。イズキは武器マニアなのだ。
「こ・・こんなに・・・俺も新型に変えようかな・・・」
イズキが自分の武器がどのような経路で手に入ったのかも忘れ、本気で考え出す。そこには隊長としての威厳よりはむしろ、子供のような無邪気さがあった。
「どうしました?」研究員が不意に声を掛ける。
「え・・?あ・・・すいません、騒いでしまって」イズキが謝ると
「構いませんよ。どうぞゆっくり御覧下さい」このルームの責任者の一人だろう。
「あ、いや・・・そろそろ隊に戻るので。」イズキが控えめに言う
「なら、どれか持っていきます?」と研究員が言う
「え?本当ですか!?なら・・・えーと・・・」イズキが子供のように喜ぶと選び始める
「コレで!【ダークネス】!」イズキが武器(正確には武器ではないが)の名前を叫ぶ。
「黒煙噴射機・・・?随分渋い物を選ぶんですね」研究員が苦笑する。
「あー・・・まぁ、色々と事情がありまして・・・」
イズキが【ダークネス】を選んだのには理由があった。
小さく、軽く、尚且つ能力的に高い。それこそ、イズキが求めていた物だ。
武器も良い物があるが、オコイがせっかく作ってくれている物を無駄にするような事はしたくないし・・・。
「はい、どうぞ。【ダークネス】はコストが低いので十個差し上げます。」研究員が十個の【ダークネス】を差し出す。
「ありがとうございます!」イズキが礼を言う。
「いえいえ。ヘリなどにも付けられますので。・・・・もうこんな時間!?皆が待っているので、私はこれで!」研究員は何か仕事があったのだろう。駆け足で去っていった。


イズキが外へ出ると既に時刻は9時を回っていた。
研究員と別れたあとも彼はケースの前から中々離れる事ができず、時間を忘れて見ていたのだ。
「あー・・・もうこんな時間か・・・武器は改修できたかな・・」
部下達は別に今日一日は自由行動にしてあるから問題は無い。
問題は明日から出撃するだろうという事だ。既に福岡の部隊は撤退したと聞くし、夜になっても出撃するヘリの音は絶えない。
取り合えずイズキは小型輸送車に【ダークネス】を乗せ、もう一度研究所内へ入っていった。

オコイの研究室前に来ると、扉の横にあるモニターで呼ぶ。
「オコイ?どうだ。俺の武器は改修できたか?」
するとモニターからオコイの返事が返ってくる。
「おぉ!イズキ、待ちくたびれたぞ!中へ入れ!」
待ちくたびれた?そんなに早く終わったのか?イズキは考えながら中へ入る。
そこには、オコイの他にインフィが居た。
「インフィ!?何でお前がここに?」イズキが尋ねると
「まぁ、実際武器を使ってみればわかる事です隊長!」彼は興奮した面持ちでイズキに「早く武器を使え!」と心の中から呼びかけてくる。
不思議に思いながら、イズキは武器のケースを開ける。
「お・・・?」イズキが少し驚いたような声を出す。

『AS-100Iカスタム』
『ハーキュリーIカスタム』

イズキの二つの武器はネームプレートにそう書かれていた。

「ちなみに『Iカスタム』の『I』は『イズキ』の『I』だ。」
オコイが自慢げに言う。
名前はどうでもいい・・・そんな事をイズキは考えながら、もう一度二つの武器を見た。

「どうだ?試しに使うか?」
「試し・・?射撃訓練所にでも行くのか?」
「フフフ・・・これだから戦闘ばかりしている奴等は困る!」
高々くそう言うとオコイは言い放つ。
「我々EDFは各国の主要基地にバトルシミュレーターを設置したのだ!」
「バトルシミュレーター・・?」聞いた事のない単語にイズキは聞き返す。
「バトルシミュレーター・・・それは対インベーダー戦に新米兵を慣れさせるために開発したバーチャル摸擬戦闘システムだ!」
要するに、仮想空間で巨大な蟻などと戦闘を行うシステムなのだろう。
「まぁ、まだ試験段階中なんだけどな・・・」オコイの声が段々小さくなっていく。
「大丈夫なのか?」イズキが言うと
「大丈夫!開発には俺も携わっているからな!現にテストプレイヤーの数も100人を超えている!明日から実際に導入されるシステムだ。」
「オコイが携わっているというのが不安だが・・・まぁ、テストもしたいから、やらせてもらおう。」イズキが言う
「隊長!頑張って下さい!」インフィが言う。
「あ、あぁ。」イズキが「え?まだそこに居たの?」の思いながら答える。
「よし!なら行くぞ!そんなに離れてないし!!」
オコイが言いながら外へ出て行く。その後ろをインフィが続く。
イズキも二つの武器を取るとあとを追う。
そこで彼は思い出す。
小型輸送車がまだ研究所の外に置きっぱなしだという事を。
彼はスーツのポケットから携帯を取り出すと
「あ、トドキ。すまないがA-3研究所の前にある俺の小型輸送車をバゼラートαに持っていってくれないか?」
『え・・・せっかくの休暇中にパシるつもりですか!?』
「頼む!これから重要な会議(嘘)があって手が離せそうにないんだ!今度何か奢るから!」イズキが言うと
『はぁ・・・分かりました。A-3研究所ですね。』トドキが渋々引き受ける。
「ありがとう!恩に着る!じゃあな!」
『ちょ・・・ピー・・ピー・・・』
イズキは相手の応答を待たずに電話を切った。



色々な武器を登場させていただきました!
どれを使おうか考えているうちに
『あ・・・武器を持つ奴が居ない』という結論にたどり着きましたので、急遽自分で装備を作って出してしまいました。
また機会があれば使わせて下さいorz


[No.8469] 2005/10/07(Fri) 21:04:57
YahooBB219206220093.bbtec.net
ショートストーリー集2 (No.8469への返信 / 2階層) - ケタ

東京都内に突如現れた巨大生物の巣からは毎日多くの巨大生物が溢れ出てくる。
福岡に集結しているUFOの大群が東京に攻めてこないのは幸いなのだが、
ただ我々が巨大生物による攻撃で疲弊するのを待っているようにも見える・・・。

EDF隊員は毎日のように基地周辺に展開し、
「終わりのない防衛」を続けるしかなかった・・・・。

「チオカだ・・・この火炎放射器の具合は良好だ。こちらはまかせろ」
「こちらペイルウイングのリョウ!東京上空の羽蟻はあらかた片付けた!
我が部隊は補給のため一時帰還する!」
「ぬ・・沼史だ!涙で前が見えない!撤退する!」

仲間の通信がひっきりなしに入ってくる。
さすがに東京に集められたEDF隊員の数は多い。
巣が現れて以来毎日戦闘が続いているが、この程度の巨大生物の数では
死傷者も多くはなかった。

だが、隊員の疲労は確実に蓄積されていく・・・
しかし、疲れがたまっているのは隊員だけではなかった。

ガキン!!

「なっ・・・・・・・」
ケタがショットガンの引き金を引いた時、ショットガンが嫌な音を立てて一部が吹き飛んだ。
当然目前にいる巨大生物にダメージはない。散弾がでてないのだから当然だ。

いくら新素材の超強度の合金でも、大粒の散弾を打ち出し続けて限界がきたのだ。
呆然とするケタに巨大生物の牙が迫る!
ケタは反射的に腰のハンドガンRを抜き、巨大生物に向け15発全弾ぶち込んだ。
単体ハンドガンとしては凄まじい威力なのだが、それでも巨大生物の相手をするには
力不足だった。

「やばっ・・・(・ω・;)」

次の瞬間目の前がまばゆく輝き、眼前に迫っていた巨大生物の体が、
バラバラに切断された。

「大丈夫ですか!?」
ペイルウイングを装備した女性隊員が駆けつける。
その手にはレーザーチェーンソーとかいうエネルギー近接兵器が握られている。
フェンナは自分の壊れた武器を見て立ち尽くしてるケタに声をかける。

「銃が壊れたのね・・・いまのうちに早く撤退してください」


「壊れた・・・か」
ケタはショットガンのポンプをスライドさせる。
ガッシャっという音とともに一応弾丸が装填された。
「大丈夫・・・まだ死んではいない(・ω・」

ケタは自分に言い聞かせるように呟いた。
微妙な言い回しの差にフェンナは首をかしげていたが、丸腰のケタともに
基地の方へ歩き出した。







新しいスレありがとう。
新しくしたかったんだけど、元々スレ主じゃなかったから、できなかった(^^;
あと遅くなったけど侍蟻さんのハンドガン遣わせていただきやした〜


[No.8472] 2005/10/07(Fri) 22:08:26
YahooBB220060181002.bbtec.net
Re: ショートストーリー集2 (No.8472への返信 / 3階層) - ヘリ兵士

> 東京都内に突如現れた巨大生物の巣からは毎日多くの巨大生物が溢れ出てくる。
> 福岡に集結しているUFOの大群が東京に攻めてこないのは幸いなのだが、
> ただ我々が巨大生物による攻撃で疲弊するのを待っているようにも見える・・・。
>
> EDF隊員は毎日のように基地周辺に展開し、
> 「終わりのない防衛」を続けるしかなかった・・・・。
>
> 「チオカだ・・・この火炎放射器の具合は良好だ。こちらはまかせろ」
> 「こちらペイルウイングのリョウ!東京上空の羽蟻はあらかた片付けた!
> 我が部隊は補給のため一時帰還する!」
> 「ぬ・・沼史だ!涙で前が見えない!撤退する!」
>
> 仲間の通信がひっきりなしに入ってくる。
> さすがに東京に集められたEDF隊員の数は多い。
> 巣が現れて以来毎日戦闘が続いているが、この程度の巨大生物の数では
> 死傷者も多くはなかった。
>
> だが、隊員の疲労は確実に蓄積されていく・・・
> しかし、疲れがたまっているのは隊員だけではなかった。
>
> ガキン!!
>
> 「なっ・・・・・・・」
> ケタがショットガンの引き金を引いた時、ショットガンが嫌な音を立てて一部が吹き飛んだ。
> 当然目前にいる巨大生物にダメージはない。散弾がでてないのだから当然だ。
>
> いくら新素材の超強度の合金でも、大粒の散弾を打ち出し続けて限界がきたのだ。
> 呆然とするケタに巨大生物の牙が迫る!
> ケタは反射的に腰のハンドガンRを抜き、巨大生物に向け15発全弾ぶち込んだ。
> 単体ハンドガンとしては凄まじい威力なのだが、それでも巨大生物の相手をするには
> 力不足だった。
>
> 「やばっ・・・(・ω・;)」
>
> 次の瞬間目の前がまばゆく輝き、眼前に迫っていた巨大生物の体が、
> バラバラに切断された。
>
> 「大丈夫ですか!?」
> ペイルウイングを装備した女性隊員が駆けつける。
> その手にはレーザーチェーンソーとかいうエネルギー近接兵器が握られている。
> フェンナは自分の壊れた武器を見て立ち尽くしてるケタに声をかける。
>
> 「銃が壊れたのね・・・いまのうちに早く撤退してください」
>
>
> 「壊れた・・・か」
> ケタはショットガンのポンプをスライドさせる。
> ガッシャっという音とともに一応弾丸が装填された。
> 「大丈夫・・・まだ死んではいない(・ω・」
>
> ケタは自分に言い聞かせるように呟いた。
> 微妙な言い回しの差にフェンナは首をかしげていたが、丸腰のケタともに
> 基地の方へ歩き出した。
>
>
>
>
>
>
>
> 新しいスレありがとう。
> 新しくしたかったんだけど、元々スレ主じゃなかったから、できなかった(^^;
> あと遅くなったけど侍蟻さんのハンドガン遣わせていただきやした〜

別に俺に気を使わなくてもいいですよ、今度からたまったと思ったら新しいスレを建ててください。
あとフェンナ、出してもらえて光栄です。


[No.8473] 2005/10/07(Fri) 22:18:12
i220-108-140-167.s02.a015.ap.plala.or.jp
インセクトヒルの死闘 (No.8473への返信 / 4階層) - ヘリ兵士

「よし、敵第4陣は全滅した、敵が第5陣を出す前に少しでもインセクトヒルに攻撃だ、影。」
「任しといてください。」
そういうと影は両手に持ったゴリアス99をかまえ、発射した。
今回は市街地のためジェノサイド砲は置いてきている。
ヘリもサッカーグレネードDを発射する。
他の部隊の砲撃やミサイルの発射音も響く。
インセクトヒルに爆発が起こり、またほんのわずか傾いた。

ヘリ達第51遊撃隊が福岡から山口に後退した時、東京には巨大生物の巣が出現していた。
東京の本部はこんな巣に戦力を減らされるわけにはいかないと日本中から戦力を呼び、巣の攻撃にあたらせた。
そのおかげで第51遊撃隊は山口の本部救援隊に便乗して本部に戻ることができた。
また内閣も首都東京を敵の手に渡すわけにはいかないと自衛隊を出動させ、インセクトヒルの攻撃を行わせた。
そのかいあって出現から1週間たった今インセクトヒルも徐々に傾いてきている。
だがまだ崩れるにはほど遠い、こんなことをしているうちにインベーダーは何か恐ろしい計画を進めているはずだ。

不意に羽音が響いた、敵の第5陣が来たのだ。
「くそ。」
影がつぶやいた。
「なんて数だ、やってらんねーぜ。」
そういってまたゴリアスを発射する。
空を覆う程現れた蟻の一部が吹き飛ぶ。
ヘリもアサルトを連射する。
「スガワ、サハラ、影を守れ。」
スガワとサハラが影を守るように立ち、羽蟻にアサルトを連射する。
その隙に影はビルの陰に隠れてゴリアスの弾をこめる。

しばらくして敵の第5陣は全滅した。
「許深、フェンナ大丈夫か。」
現在許深とフェンナは都内に取り残された市民を助けるべく別行動をとっている。
「こちら許深、無事です。」
すぐに返事は返ってきた。
「こちらフェンナM−37ポイントで武器が故障した隊員を味方陣地に送っています。」
M−37ポイントは近くだ。
「フェンナ、その人はまだ戦えそうか。」
「え、・・・大丈夫だと言ってますが。」
「わかった、その隊員にスガワの予備のライフルを渡すからM−38ポイントで合流しよう。」
「はい、了解しました。」


福岡では会う機会がなかったのでこの場で会う機会を作りました。
これからもよろしくお願いします。


[No.8475] 2005/10/07(Fri) 23:36:27
i58-93-213-233.s02.a015.ap.plala.or.jp
Re: インセクトヒルの死闘 (No.8475への返信 / 5階層) - set

<イズキ隊長は至急、自部隊のルームへ戻ってください。繰り返します・・・>

「ん?何だろう・・・」イズキがアナウンスを聞き考える。
「あー・・・出撃か?東京都内に敵の巣ができたらしいし」平然と答えるオコイにイズキは驚愕する。
「敵の巣!?そんな事俺は聞いてないぞ!?」イズキが怒鳴るように声をあげると
「いや、知っててこんなにのんびりとしてるのかなと・・・」
「あーもう!インフィ!基地へ戻るぞ!オコイ、すまないが実戦でテストさせてもらう!」
そう言い残しイズキとインフィは走り去っていった。
「おーい・・・気をつけてなー・・」
その場にはオコイだけが取り残されてしまった。


休戦中には各部隊に特別なルームが用意される。
「あ、隊長!何処に行ってたんですか!?」ミエキが叫ぶ
「すまん、無駄話が過ぎた・・・」イズキが答える。
「もう二度とパシりなんて嫌だ・・・」トドキがボソっと言う。

「これから行う任務の説明だ。東京都内に敵の巣【インセクト・ヒル】が確認された。我々はそれの破壊作業に当たる。」
バゼラートαに急ぎ足で向かいながら彼は任務の内容を伝える。
「敵の巣!?何でそんな物に今まで気づかなかったんですか!?」ソトエが言うと
「いや、上層部が気づかなかったんじゃなくて俺らの部隊の方が気づくのが遅かっただけ・・・」イズキは苦笑しながら言う
「・・・・」ソトエが軽くイズキを睨む。
「と、とにかく現地へ向かう!トドキ、操縦を頼むぞ!」
「はい!」トドキはそう言うと離陸し始めた。

「隊長。コレを」インフィが手の上にある銃弾をイズキに差し出す。
「ん?何だコレ?」イズキが問うと
「私の能力を移した銃弾です。要するに雷・炎・氷の銃弾です。」
「あぁ、成る程・・・。だからオコイの部屋に居たのか」
「はい。ただ、能力を別の物質に入れるのは結構大変で・・。まだ、一個づつしかできてません。大切に使って下さい。」
「ありがとう、恩に着るよ。」そう言うとスーツのホルダーに入れた。
イズキのスーツには10個のホルダーが付いていて、現在はサバイバルナイフ、リペアスプレーα、ダークネス、そして特殊銃弾3個の計4つ分のホルダーが使われている。

目標のインセクト・ヒルはすぐに見えてきた。
が・・・
「何だあの羽蟻の数は!?」トドキが驚きの声をあげる。
レーダーには無数の敵の信号が現れ、肉眼でもその数の多さは確認できた。同時に不気味にそびえ立つインセクト・ヒルの姿も。
「アレでは近づけん!バゼラートを仮設基地に。」
トドキは言われた通り、最寄の仮設基地へバゼラートを降ろした。
「よし、では出撃する。行くぞ!」
バゼラートから降りたイズキは二つの武器を手に取り、イズキの部隊は出撃していった。

インセクト・ヒル編参加します。
遅れてすいませんでしたorz


[No.8478] 2005/10/08(Sat) 08:41:28
YahooBB219206220093.bbtec.net
Re: インセクトヒルの死闘 (No.8478への返信 / 6階層) - ケタ

「まだ戦闘はできますか?」
その女性隊員・・フェンナの言葉にケタは少し考えたが、
「まぁ、武器さえあれば・・」と、答えた。

「巨大生物との戦闘が難航、さらに地下シェルター付近に
巨大生物が迫っているらしいのです」

フェンナは簡潔に状況を説明する。
ケタは壊れたショットガンを見ていたが、やがて背中にかつぎ直した。

「行こう・・・(-△-)」
「ありがとう・・。銃は私の隊の予備がありますから!」

そういえばお互いに名前さえまだ知らなかった。
「俺はケタだけど、君・・・」
「私フェンナとい・・・」
思い出したかのように2人で同じことを言う。
なんとも妙な間があり・・死地に向かうというのに2人して笑ってしまった。

「もしかしてケタってあの福岡でワカって人が探してた人・・?」
「そうか・・君達があの救出部隊だったのか(^^)」
偶然の出会いに再び軽く笑いあう。そして、仲間との合流地点へ走り出した。

隊長・・手当てはもう少しまっていてください・・・
今は市民を・・そして仲間のため戦わなけりゃならないんです・・・。
前大戦で隊長が俺達を守ったように・・・

ケタは静かに背中のショットガンに語りかけた・・・・。






ヘリさんありがとうです。そしておねがいしますw
しかし、弱めのケタ隊員が役にたつのか不安(^^;


[No.8480] 2005/10/08(Sat) 10:12:49
YahooBB220060181002.bbtec.net
Re: インセクトヒルの死闘 (No.8480への返信 / 7階層) - ヘリ兵士

敵第6陣が出現するまでまだ時間がある。
M−38ポイントではフェンナの到着を待ちながらインセクトヒルへの攻撃が行われていた。
「ちくしょう、あの塔何でできてるんだ。」
影が腹立たしげに言った。
「同感だ、なぜこれだけの攻撃を受けても健在なんだ。」
ヘリも同じ意見をのべる。
確かにインセクトヒルはわずかに傾いてはいるものの、インセクトヒル自体にはなんらダメージは与えられていない。
攻撃している火器が歩兵用のランチャーや、ミサイルとゆうこともあるが、いくらなんでも硬すぎる。
しかし場所が市街地とゆうこともあって戦闘機で攻撃するわけにも行かない、それにまだ都民は完全に非難したわけではないからだ。

「隊長。」
フェンナが到着した。
横には伍長の階級章をつけた隊員がいる。
ヘリは敬礼すると、スガワに武器を渡せと目でうながす。
「どうぞ・・・。」
スガワも敬礼したあと、背中に抱えた予備のAS−22RRをその隊員に渡した。
「ありがとう。」
伍長は礼を言った。
「は、伍長殿、ぶっ壊してもかまわないので存分にお使いください。」
そう言うとヘリは再びインセクトヒルに向き直った。
「でもなるべくなら・・・いやなんでもないです。」
スガワがつぶやいた。
「安心してくれ、壊したりしないから。」
ケタは笑って言った。


ケタさんほんとありがとうございます。


[No.8481] 2005/10/08(Sat) 10:51:49
i60-34-151-64.s02.a015.ap.plala.or.jp
Re: インセクトヒルの死闘 (No.8481への返信 / 8階層) - 三枝

「そこのお前!」成瀬が声を掛けると目の前の隊員が振り返った。「これを使ってあのビルを破壊しろ。」
そう言いながら成瀬は隊員にロケットランチャーを渡した。「そんなことをしてどうする?」隊員はすぐそこまで迫った巨大生物を指した。「いいから早くしろ!」成瀬に怒鳴られると、彼は渋々と言った様子で膝立ちになり武器を構えた。「あの辺りを狙え。」成瀬が指した場所に、彼は狙いを定める。
「・・・今だ!撃て!」ほぼ同時に成瀬の耳に発射音が聞こえた。弾が当たったビルが倒壊を始める。
「これでいいだろ!」不満気にそう言いながら隊員は腰のホルスターから銃を抜き、目の前まで迫った敵に
銃口を向けた。「なっ!?」次の瞬間彼は固まった。
「そうだ、これでいい。」目の前の光景を眺めながら成瀬は満足げに言った。
倒れたビルが巨大生物の群れを押し潰していた。
「お疲れ様」唖然としている隊員の肩をポンと叩き、成瀬は言った「作戦成功だ。」
「・・・すごい・・・あんたすごいよ」隊員がそう呟いた。
ふと、成瀬の頭に疑問が浮かんだ。「そう言えば他の隊員はどうしたんだ?確か最初に来た連中は全滅してその後お前一人だけが来たよな。」「ああ、俺は部隊に所属していないんだ。」
ようやく落ち着きを取り戻したらしい隊員が自分が参戦した経緯を説明した。今度は成瀬が驚く番だった。「よ、傭兵なのかお前、高校生なのに。」「そういう事になるな。」「・・・市民の救助に興味はあるか?」
「インベーダーと殺し合うより有意義だと思ってそっちを中心に活動しているが・・なぜそんな事を聞くんだ?」成瀬は少し考えた後、こう切り出した。「俺も協力させてくれないか?」「え?」「こう見えても元EDF隊員でな、役に立てると思うぞ。」「言っとくけど金にはならないぜ。」「金なんていい。私はもう一度市民を守りたいんだ。」「・・・少し考えさせてくれ。」5分ほどすると青年は口を開いた。「わかった。お願いするよ。」「交渉成立、だな。」そう言うと成瀬は手を差し出した。「私は成瀬だ。」青年は応じた。「三枝だ。よろしく。」「こちらこそ。」二人はしっかりと握手を交わした。

「・・・どうしたんだよ急にそんな話をして。」そう言うと俺は運転席に座っている成瀬を見た。
「お前が『東京に着くまで暇だから何か話をしてくれ』って言ったんじゃないか。」
「だからって何も数日前の思い出話をしなくてもいいだろ。」成瀬は少し黙ると「じゃあオーバーヒューマンの話は知ってるか?」と思い出したような顔になって言った。「オーバーヒューマン?何だそれは?」
「聞きたいか?」「聞きたがらないと思うか?」そう言ったとたんブレーキの音がした。「ほら、到着だ。」
「あんた話す気なかっただろ。」成瀬は笑った。「さぁな、いいから早く行け。」俺は助手席のドアを開けた。「じゃあ、これが終わったらあんたをEDFに紹介するからな。」「ああ、頼むよ。」俺はドアを閉め戦場に向かって走り出した。


ヘリ兵士さん、こんな形ですがオーバーヒューマン使わせていただきました。


[No.8482] 2005/10/08(Sat) 16:17:21
i222-150-156-56.s02.a021.ap.plala.or.jp
Re: ショートストーリー集2 (No.8469への返信 / 2階層) - あろんα

自分が考えた武器を出させていただいてありがとうございます。よろしければどんどん使ってください。

[No.8483] 2005/10/08(Sat) 16:33:28
3dd522f2.catv296.ne.jp
「決意」 (No.8483への返信 / 3階層) - ケタ

「ローズ元帥のお通りだぁ!道をあけろぉ!」

チオカ中佐が火炎放射器を持って歩いている
会議室では寡黙な彼だが、前線にでるとテンションが上がるのだ。
その後ろには数名の陸戦兵に囲まれた戦車があり、
ローズ元帥がその上で足を組んで座っている。
巨大生物の巣と都内の現状を直にみるために基地からでてきていた。

当然巨大生物に言葉がわかるわけもなく、チオカの前に数匹現れる。
「汚物は消毒だぁ!!」と、火炎放射器から炎が噴出し、
巨大生物が炎に包まれ、そして動かなくなった。
ローズは巨大生物の焼ける匂いに顔をしかめ、鼻にハンカチを当てる。

「あれが巨大生物の巣か・・・」
ローズは忌々しげに巨大生物の巣・・インセクトヒルをみつめる。
距離は数キロあるはずだが、周りの高層ビルが倒壊してる中、
その存在感は凄まじい。

あの中で巨大生物が次々と繁殖しているのでは、空城の計も意味がない。
こちらの本部基地と引き換えに
延々に生産される巨大生物の一部では、割りにあわなすぎる。

「・・・・・・癪に障るな・・・」
都内に巨大生物の巣、福岡に集結するUFOの大船団・・・。
このままでは手も打てないまま壊滅することにもなりかねない。
ローズは考え込んでいたが・・・ふと、大通りの向こう側にいた隊員達に目をとめた。

その中の1人が壊れたショットガンを背負っている・・・
(どこかで見たことがあるような・・・)ローズのIQは180を超える。
すぐに記憶の断片を探り当てた。

あれはたしかSG99・・・だが、量産品とは少し違う・・。
SG99の試作品を扱う隊員の話をローズは2人程知っていた。
1人は前対戦に名誉の戦死をした女性隊員・・・そしてもう1人は・・・。

「そうか・・あれがシーリウ少尉の後を継いだケタとかいうやつか・・」

むこうにいた隊員達が走ってどこかへ向かっていき見えなくなった。
ローズは再び巣に視線を戻る。

「我々はなんとしても勝利しなくてはならない・・・
たとえ戦いの最中、私たちが死んでしまおうとも、人類が生き延びさえすれば
かならずその意志は引き継がれるはずだ・・・・」

その目にはある種の決意が漲っていた。







とりあえず合流後どうなるか考えてなかったので、
最近おきにいりのローズ元帥とチオカサイドの話を(^^;
「汚物は消毒だ」・・・は、ふふふ、わかるかな?
俺の中で火炎放射器といえばこのセリフ。


[No.8484] 2005/10/08(Sat) 17:36:43
YahooBB220060181002.bbtec.net
Re: インセクトヒルの死闘 (No.8482への返信 / 9階層) - ヘリ兵士

> 「そこのお前!」成瀬が声を掛けると目の前の隊員が振り返った。「これを使ってあのビルを破壊しろ。」
> そう言いながら成瀬は隊員にロケットランチャーを渡した。「そんなことをしてどうする?」隊員はすぐそこまで迫った巨大生物を指した。「いいから早くしろ!」成瀬に怒鳴られると、彼は渋々と言った様子で膝立ちになり武器を構えた。「あの辺りを狙え。」成瀬が指した場所に、彼は狙いを定める。
> 「・・・今だ!撃て!」ほぼ同時に成瀬の耳に発射音が聞こえた。弾が当たったビルが倒壊を始める。
> 「これでいいだろ!」不満気にそう言いながら隊員は腰のホルスターから銃を抜き、目の前まで迫った敵に
> 銃口を向けた。「なっ!?」次の瞬間彼は固まった。
> 「そうだ、これでいい。」目の前の光景を眺めながら成瀬は満足げに言った。
> 倒れたビルが巨大生物の群れを押し潰していた。
> 「お疲れ様」唖然としている隊員の肩をポンと叩き、成瀬は言った「作戦成功だ。」
> 「・・・すごい・・・あんたすごいよ」隊員がそう呟いた。
> ふと、成瀬の頭に疑問が浮かんだ。「そう言えば他の隊員はどうしたんだ?確か最初にきた連中は全滅してその後お前一人だけが来たよな。」「ああ、俺は部隊に所属していないんだ。」
> ようやく落ち着きを取り戻したらしい隊員が自分が参戦した経緯を説明した。今度は成瀬が驚く番だった。「よ、傭兵なのかお前、高校生なのに。」「そういう事になるな。」「・・・市民の救助に興味はあるか?」
> 「インベーダーと殺し合うより有意義だと思ってそっちを中心に活動しているが・・なぜそんな事を聞くんだ?」成瀬は少し考えた後、こう切り出した。「俺も協力させてくれないか?」「え?」「こう見えても元EDF隊員でな、役に立てると思うぞ。」「言っとくけど金にはならないぜ。」「金なんていい。私はもう一度市民を守りたいんだ。」「・・・少し考えさせてくれ。」5分ほどすると青年は口を開いた。「わかった。お願いするよ。」「交渉成立、だな。」そう言うと成瀬は手を差し出した。「私は成瀬だ。」青年は応じた。「三枝だ。よろしく。」「こちらこそ。」二人はしっかりと握手を交わした。
>
> 「・・・どうしたんだよ急にそんな話をして。」そう言うと俺は運転席に座っている成瀬を見た。
> 「お前が『東京に着くまで暇だから何か話をしてくれ』って言ったんじゃないか。」
> 「だからって何も数日前の思い出話をしなくてもいいだろ。」成瀬は少し黙ると「じゃあオーバーヒューマンの話は知ってるか?」と思い出したような顔になって言った。「オーバーヒューマン?何だそれは?」
> 「聞きたいか?」「聞きたがらないと思うか?」そう言ったとたんブレーキの音がした。「ほら、到着だ。」
> 「あんた話す気なかっただろ。」成瀬は笑った。「さぁな、いいから早く行け。」俺は助手席のドアを開けた。「じゃあ、これが終わったらあんたをEDFに紹介するからな。」「ああ、頼むよ。」俺はドアを閉め戦場に向かって走り出した。
>
>
> ヘリ兵士さん、こんな形ですがオーバーヒューマン使わせていただきました。


setさんといいあなたといい・・・なんて、なんて俺の作品をうまくつかてくれるんだーーーーー。
使ってもらってありがとうございます。


[No.8485] 2005/10/08(Sat) 19:31:44
i222-150-42-47.s02.a015.ap.plala.or.jp
Re: インセクトヒルの死闘 (No.8485への返信 / 10階層) - set

イズキ達はバゼラートαを降りてから、すぐに前線へと向かった。
最前線では巣から絶え間なく出てくるアリ達。
それに応戦する隊員も本部基地が近いためにどんどんと出されてくる。
しかし・・・このまま長期戦となれば明らかにこちらが不利。一刻も早くあの巣を落とさなければ・・・。

「おぉらぁぁ!」トドキが雄たけびをあげながら敵にゴリアス-2Rを連射している。
両肩にロケットランチャーを一つづつ乗せる馬鹿力は恐れいる。
「とにかく敵の巣を叩くんだ!一歩でも多く進むんだ!」イズキが叫ぶ。
『ドスン・・・ドスン・・・』
「これは・・・!?」ミエキが言うとビルの陰から何かが現れる。
多脚歩行戦車・ダロガ・・・敵の歩行戦車だ。
ダロガはこちらを見つけるとレーザー機関銃で攻撃してくる。
「くそぉ!近すぎてロケットランチャーが撃てないぃぃぃ」トドキが悔しそうに言う。彼は武器を持つと性格が変わる。
イズキは腰にある銃専用ホルダーからハーキュリーIカスタムを抜き取る。
スコープを覗き込み、敵のど真ん中を狙い撃つ。
『ズゴーン・・・ズド・・・ズド・・・』
「「「「・・・・・」」」」元々性能を知っていたインフィ以外の四人が固まる。
ハーキュリーが放った銃弾はダロガの厚い装甲を貫き、その後ろに居た羽アリを5〜6匹殺してもその勢いは止まらなかった。
「どうです?凄いでしょう!」インフィが言うと
「凄いでしょう!じゃない!何だコレは!?何をどうしたらこうなる?!」イズキが大声をあげる。
ハーキュリーIカスタム、AS-100Iカスタム両武器とも改修前とは外見はさほど変わっていなかった。
一体どうすればこんな・・・。
「とにかく!進むんじゃないんですか!?行きましょうよ!」インフィが急かす。
「あ・・あぁ。そうだな。行くぞ」イズキが呆然としながら言う

巣に近づくにつれて敵の攻撃も激しくなる。
殺しても殺しても沸いてくる敵は押し寄せてくる。
AS-100Iカスタム。銃弾数・威力・リロード時間・秒発どれをとっても天下一品の武器だ。使うまで気づかなかったが、散弾の調整もできる。
が、いくら性能が良くても敵の数が多すぎる。
「あ・・・」後ろからミエキの声が聞こえる。
後ろを向くと、ミエキの武器が敵の酸により破壊されてしまったようだ。
「くっ・・・」イズキは向き直る勢いのまま、AS-100Iカスタムをミエキの前方の敵に向かって発射する。
敵が倒れたのを確認するとミエキの方へ走り出し、ホルダーからサバイバルナイフを抜き出すと一番近い敵に向かって投擲する。
サバイバルナイフは敵の喉の辺りに深く突き刺さり、敵が苦しむ。
それも一瞬の事だったが、一瞬で十分だった。
イズキはミエキを担ぐとビルの中に全速力で走った。
「大丈夫か?」イズキが問うと
「すいません。武器が・・・」ミエキが答える。
「一度撤退だ。トドキもソトエも武器が一つづつ壊されてるし・・・頃合だろう。」そう言うとイズキは無線で他の3人に呼びかける。
「一時撤退だ!全員、余計な物は捨てて身軽にしろ!」
<<了解しました。>>トドキ・ソトエから返事が返ってくる。
「あれ?インフィは?」ミエキが聞く
そういえば、先ほどから見かけない・・・まさか・・・
イズキの頭にカサギの時の記憶が甦る。
すると、ビルの外から白い光が敵を屠っていくのが見えた。
「なんだ!?雷撃兵器・・援軍か!?」そこまで考えるともう一つの考えが浮かぶ。

「右手から雷、左手から氷、口から炎が出ます」

インフィの言葉が甦り、まさかと思いつつイズキはミエキを連れて外に出る。
外には大量の巨大生物の死骸と立ち尽くすEDF隊員・・・インフィの姿があった。
「ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・」
イズキ達が近寄るとインフィは疲れきった声を出していた。
「大丈夫かインフィ」イズキが尋ねると
「だ・・・大丈夫・・・じゃないです・・。」インフィが言う。
それと同時にインフィは倒れこんだ。
「お、おぃ!こんな戦場の中心で・・・」イズキが言うがそんな物すでにインフィには聞こえてなかった。
「あー・・・完全に気絶しやがった・・・」イズキが困ったように言うと
「隊長!アレ使えそうじゃないですか!?」ミエキが指差したのは通常配備されているバゼラート。
基地本部の周辺には色々な乗り物が緊急事態のために置かれている。コレもその一つだろう。
「よし、コレで撤退する。ミエキ、無線でトドキとソトエに場所を教えてくれ。俺はインフィを運ぶ」イズキが言うと
「了解!」ミエキが元気良く答える。

その後、彼らは敵の攻撃をかいくぐりながら仮設基地へ戻っていった。



眠くなってしまったので、中途半端な終わり方に・・・
すいません、明日はもっとちゃんと書きますorz


[No.8491] 2005/10/08(Sat) 23:02:37
YahooBB219206220093.bbtec.net
ドリルランチャー! (No.8485への返信 / 10階層) - ヘリ兵士

ヘリ達は道路を挟んで左右のビルの陰に隠れながら羽蟻と戦っていた。
側を飛ぶ羽蟻に向けてヘリとスガワのアサルトが火を噴いた、向かい側のビルの陰からもサハラとケタ伍長が羽蟻を攻撃している。
飛んでいた数匹の羽蟻が撃ち抜かれ、地面に落ちた。
近づいてくる羽蟻は影のゴリアスで吹き飛ばされ、向かい側の敵もフェンナのレーザーチェーンソウで切り刻まれた。

かれこれ1時間この繰り返しだった。
そろそろ隊員達に疲れが見えてきた。

あれを崩す方法は何かないのかよ。

ヘリはそびえたつインセクトヒルにサッカーグレネードを撃ちながら思った。

あの塔は鉄壁の守りだ。
外装をいくら叩いても、ダメージは薄い。
だからと言って中に潜り込むなんてできっこないし。
ん、潜る。

ふと、以前暇つぶしに見ていた武器雑誌に載っていたある武器のことを思い出した。

弾丸の代わりにドリルを撃ち出し、そのドリルで壁を貫いていき、ある程度掘り進むと爆発する。

これだ、あの兵器ならインセクトヒルの外装を打ち抜いて、なおかつインセクトヒルの中で爆発してインセクトヒルを破壊することができる。

「スガワ、」
ヘリは傍らでケタ伍長に渡したアサルトを心配そうに見ているスガワに言った。
「なんでしょう・・・。」
「本部に行ってラボにこの兵器があるか聞いてきてくれ。」
ヘリはドリルランチャーと書いた紙をスガワに渡した。
「了解・・」
そういうとスガワは本部に向かって走っていった。


ドリルランチャーだしてみました。
こんな感じでどうでしょう。(イメージと違ったらすいません)


[No.8492] 2005/10/08(Sat) 23:32:35
i218-224-141-33.s02.a015.ap.plala.or.jp
認識 (No.8492への返信 / 11階層) - ケタ

上空から迫る羽蟻に向けケタはスガワ隊員から借りているアサルトライフルを撃つ。
狙いは羽だ。
体の大部分を硬い甲殻に覆われ、さらに不規則に空を飛ぶ巨大生物に
アサルトライフルで致命的なダメージを与える事は難しい。
まずは地上に落とすことが重要なのだ。

その派手さはないが堅実な戦いに、ヘリとスガワも少し驚いていた。
正直、古臭い銃を好むだけの妙な隊員だと認識していたのだが、
逆にいえば高火力に頼らない腕があるということでもある。

そしてケタもこの部隊に感心していた。
どうやら武器に頼っているわけではなさそうだ。たしかな腕をもっている。

「緊急事態です!」

通信から悲鳴にも似た叫びが聞こえてくる。
ケタとヘリはヘルメットの通信のボリュームをあげる。

「渋谷地下シェルターの第一シールドが突破されました!
民間人が危険にさらされています!」

地下シェルターとは前大戦後に最優先で建設が進められていた大型地下避難所である。
各都市の地下に建造されたドームのような避難所で、
中心部が居住スペース、その周りが倉庫などのスペース、さらにその周りには
生活物資などを運搬する車両などが通るスペースがある。
各スペースの間には強化合金シールドが張られているが、
その外周が突破されたというらしい。

「ここの近くだな・・(−−;)」
「あぁ・・だが、インセクトヒル破壊も遅くなると手遅れになる・・」
ケタとヘリは顔を見合わせていたが・・・考えることは同じだった。

「俺は地下シェルターへ向かう・・巣は任せる・・(・△・)b」
どのみちこのアサルトライフルが巨大な巣破壊に役たつとは思えない。
そして、ヘリ達の武器の火力では威力がありすぎて地下施設そのものを
破壊しかねない・・・。

お互いの実力がわかったからこその別行動だった・・・。
あいつならなんとかするだろう。お互いにそう感じていた。
ケタはマガジンをいくつか受け取り、地下シェルターにむけ、走り出した。




地下シェルターの設定使わせてもらいました!
あと、今回はケタを少しもちあげてみた・・共闘するにしては
いままでのケタじゃ戦力不足だったもんで・・・


[No.8495] 2005/10/09(Sun) 00:44:09
YahooBB220060180129.bbtec.net
Re: 認識 (No.8495への返信 / 12階層) - set

仮設基地に戻るなり、辺りは騒然としていた。

「隊長!渋谷地下シェルターの第一シールドが突破されました!」
「何だと!?至急、現場付近の部隊を向かわせろ!」
「第133陸戦部隊、第105重戦車部隊、交信途絶!・・第98新鋭隊、全滅を確認したとの事です!」
「第一陣はほぼ壊滅!敵巨大生物群がこちらへ向かっています!」
「くっ・・・」
どれだけ不利な状況かが伝わってくる。

「あ、イズキ隊長!」この仮設基地の警備兵の一人が話しかける。
「何だ?」イズキが聞くと
「アメリカの吉冨隊員より荷物が届いております。」
「吉冨隊員から!?」イズキは驚く。
吉冨隊員はアメリカへ渡った後、自分の部隊で活動していると聞いていた。戻ってこないのは残念だが、それも仕方のない事だ。世界中が今は危機に瀕しているのだ。
「コレです。どうぞ」警備兵に荷物を渡される。
「あぁ、ありがとう」警備兵に礼を言う。すると・・

『この仮設基地は放棄されます。全隊員は最寄の別施設へと退避して下さい。』

「気をつけて退避するんだぞ!」警備兵にそう言うと
「はい!ありがとうございます!」と敬礼しながら答え、去っていった。
「なんですかね?コレ」ソトエが箱を見ながら問う
「さぁ・・・何だろうな。」イズキが箱を開けながら答える
「アイツの事だから武器じゃないですかね・・・」彼と友達であるトドキが答える。
箱を開けるとトドキが考えていた通り武器が入っていた。
『AS・グレネードランチャー』、『ゲル・パニック試作』、『閃光弾×10』。
イズキはそれらの武器の性能を把握していた。本部基地で見たからだ。
「AS・グレネードランチャーはトドキが持て、ゲル・パニックはインフィだ。閃光弾は一人二個づつ持て。」イズキが振り分けをする。
「私達はどうすれば・・・」女性隊員の二人が尋ねる。
「バゼラートαの中にある物は自由に使え。その後、バゼラートαは廃棄する。」
「え・・・廃棄しちゃうんですか!?」トドキが驚く。愛着が沸いてしまったのだろう。
「仕方あるまい。仮設基地が放棄される以上、そのまま残しておくわけにもいかない。誰にでも操縦できるわけではないしな。」
イズキが冷静に言う。
それもそうだ。バゼラートαの中には軍事機密と呼べる情報が大量に入っている。そのまま残して敵にバレる事があってはならない。

バゼラートαから必要な武器を持ち出すと、イズキはAS-100I・Rを構える。
トドキが号泣し、他の隊員はそんなトドキをなだめる。
『ドドドドドドドドドド・・・・』
銃弾を発射する音が響き、音が収まるととバゼラートαは炎をあげはじめ、爆散する。
「まぁ、この戦闘が終わったらまた新しく送られるだろうから。」イズキが言い
「は・・はい・・・」とトドキが答える。
その後、彼らは再度インセクト・ヒルに向かった。


侍蟻さん、武器ありがとうございます^^
バゼラートαは大破。そういえば、名前は無かったな・・・
次のバゼラートαにはちゃんと名前を付けてやらなきゃ・・・


[No.8499] 2005/10/09(Sun) 11:28:59
YahooBB219206220093.bbtec.net
Re: インセクトヒルの死闘 (No.8491への返信 / 11階層) - 三枝

俺は車に乗ると両手を挙げた。「お手上げだ、あんなもの俺の武器じゃ破壊できない。」
成瀬がこちらを睨む。「他にすることがあるだろう羽蟻の撃退なり市民の避難を助けるなり。」
「別に好きで帰ってきたわけじゃないよ。」そう言って外したバックパックを成瀬の前で振った。「弾切れだ。」「仕方ない、一度本部に行くか。」成瀬は溜め息を吐くとキーを回した。エンジンのかかる音がする。
「ああ、そうだ」「なんだ?まだ何かあるのか?」俺はフロントガラスを、いや正確に言えばその先の羽蟻を指差した。「さっさと逃げないとパーだぜ。あんたの愛車。」タイヤの音と共に俺はシートに押し付けられた。

成瀬をEDFに紹介した俺は弾を受け取るために兵器開発部に来ていた。「やあ、君か。」
「お世話になっております。」「で、今日はどうしたんだね。」「弾が切れちゃって、またもらえませんかね。」
「ああ、わかった。」そう言うと彼は机の引き出しから弾を出し俺に寄越した。「ほら。」「ありがとうございます。それと・・・もう一つお願いがあるんですが・・・」「なんだね?」「リペアスプレーを小型化してもらえませんか。」「・・・確か昔作ったな。」「え?」「ちょっと待ってくれ。」そう言うと彼はパソコンを操作し始めた。
「・・・ああ、これだ。第92独立兵郡イズキ特殊部隊のイズキ隊長に渡したと記録がある。」
「余りは無いんですか?」「残念ながらね、作っておくからそれまで普通のリペアスプレーで我慢してくれ。」「ありがとうございます。」

「よう。」倉庫からリペアスプレーを持って出た俺に成瀬が話し掛けてきた。
彼は自分の装備を受け取るために別行動を取っていた。「やぁ、受け取ったか。」「御覧の通り。」成瀬は頭にヘッドマイクを着け、手にはモニターを持っていた。モニターを持っていない方の手にはヘルメットがある。
「何でそんな物持ってるんだよ?確かあんたは作戦中にも着ないんだろ。アーマー。」「お前のだよ。」「は?」「お前が車の中に置いて行ったからな。ちょっと改造しておいた。」そう言うと彼は長々と新機能について説明を始めた。「あ、あんた人が命を守るために着けてる物を勝手に改造したのか。」
「開発の人によれば強度は変わってないらしいぞ。」俺が受け取ったヘルメットを被ったその時だった。
「緊急事態です。」「渋谷地下シェルターの第一シールドが突破されました!民間人が危険にさらされています!」俺と成瀬は駐車場に向かって走り出した。


setさんイズキ隊員使わせていただきましたが、よろしかったですか?


[No.8500] 2005/10/09(Sun) 12:13:02
i220-109-147-97.s02.a021.ap.plala.or.jp
退却 (No.8499への返信 / 13階層) - ヘリ兵士

ケタ伍長が去ったあと、突然巨大生物の数が増えてきた。
スガワとケタ伍長を欠いて、戦力が低下した第51遊撃隊は、敵を抑えきれず、次々と敵に弾幕を突破されていた。
このままでわ彼らは巨大生物に包囲されてしまう。

「フェンナ、サハラ、後ろの敵を排除して逃げ道を作れ、影、俺と正面から来る敵を抑えろ。」
「は、はい」
「ラジャー」
「はい」

サハラのアサルトと、フェンナのレーザーチェ−ンソウで後ろに回った敵はほとんど倒された。
「フェンナ隊員。」
ふいにサハラがフェンナに声をかけた。
「?」
「あなたはちゃんとした実力と才能をもっている。」
突然そう言われて、フェンナは困惑した。
「そんな、そんな事。」
「あなたは私より多くの敵を撃ち落としている、それにあなたの動きは他のペイルウイングより優れている。」
「・・・・」
「あなたはもっと自信を持ってもいいと私は思います。」
「・・・ありがとうございます。」
「なーに、これが古参兵の仕事ですから。」
彼らはあっという間に退路を確保した。

「許深、今どこだ。」
ヘリがビルの陰からアサルトを撃ちながら聞いた。
「現在R−21地点で自衛隊の撤退を支援してます。」
「わかった、そのまま自衛隊と一緒に撤退しろ、本部で合流だ。」
「了解。」
通信回線を今度はスガワのものにあわせる。
「スガワ、ドリルランチャーはあったか。」
「・・・今探しているそうです。」
「わかった、あれが逆転の鍵になるかもしれないから気合入れて探してもらえ。」
「・・・了解。」
通信を終え、今度は影に話しかける。
「影、そろそろ撤退する、派手に吹き飛ばしてやれ。」
それを聞いて影はニカッと大きく笑う。
「任しといてください!」
影は両手に持ったロケットランチャーを撃ちまくる。
その全てが羽蟻に着弾して羽蟻を吹き飛ばす。
羽蟻の体液のにおいが一気に濃くなる。
「よっしゃ、あとはわき目も振らず本部まで撤退だ。」
「了解、逃げ足には自信があるんです。」
影が冗談を言った。
「奇遇だな、俺もだ。」
「生き残らなければ始まりませんからね。」
「同感だ。」
そう言って二人は本部まで走った。


[No.8501] 2005/10/09(Sun) 12:48:09
i210-161-189-7.s02.a015.ap.plala.or.jp
おぉ。 (No.8501への返信 / 14階層) - 優

しばらく振りに来てみればオニューの小説スレがw相変わらずここは盛り上がってますなぁ(´∀`)
 
 恐怖のインセクトヒル戦ですね。私も長くお話を楽しみたいので、この辺のイベントを拾い上げながら事態を展開してゆくのには賛成です。
 
 三枝さんの会話のやりとりいいですね。改行がないからちょっと読みづらかったけど、言葉の選び方が上手だなと思いました。
 他の方たちも新兵器やらなんやらを隊員達に上手く使わせてますね。戦闘にバリエーションが出てきました。結構わくわくしながらよんでまつw(人´∀`)ドリルの活用の仕方とかいいアイデアだと思います。がんがれ遊撃隊w


[No.8505] 2005/10/09(Sun) 15:18:42
family.e-catv.ne.jp
Re: おぉ。 (No.8505への返信 / 15階層) - ヘリ兵士

> しばらく振りに来てみればオニューの小説スレがw相変わらずここは盛り上がってますなぁ(´∀`)
>  
>  恐怖のインセクトヒル戦ですね。私も長くお話を楽しみたいので、この辺のイベントを拾い上げながら事態を展開してゆくのには賛成です。
>  
>  三枝さんの会話のやりとりいいですね。改行がないからちょっと読みづらかったけど、言葉の選び方が上手だなと思いました。
>  他の方たちも新兵器やらなんやらを隊員達に上手く使わせてますね。戦闘にバリエーションが出てきました。結構わくわくしながらよんでまつw(人´∀`)ドリルの活用の仕方とかいいアイデアだと思います。がんがれ遊撃隊w



応援していただいて本当にありがとうございます。
これからもがんばっていい作品を作りたいと思っています。
(ありきたりな台詞ですいません。)
他の皆さんもがんばってっください。


[No.8510] 2005/10/09(Sun) 19:32:08
i58-93-213-62.s02.a015.ap.plala.or.jp
Re: おぉ。 (No.8505への返信 / 15階層) - set

三枝さん、むしろ使って頂きありがとうございます^^


「中々倒れてくれませんね、あの搭・・」ソトエが呟く
「すでに攻撃が開始されてから一週間が過ぎたが・・・くそ、マザーシップも居るっていうのに・・・」イズキも焦り始める
インセクト・ヒルを攻撃し始めてから既に一週間、イズキ達が参戦してから二日程経つ。
昼夜を問わず行われる戦闘に市街地内には疲れて倒れこむ者、既に生きる事を捨てている者などが居る。

不意に無線から音声が流れる
<ザー・・・だ・・聞こ・・か・こちら渋谷・・シェルター・・応戦・・部隊・・・・を求む・・援軍・・求む・・・>
途切れ途切れだが、内容は分かった。
仮設基地で地下シェルターのシールドが突破されたと言っていた。恐らく、敵の進行が激しいのだろう。電波が悪いのも地下のせいか。
「シェルターか・・・避難民が危ない。援軍に向かうぞ」
「「「はい!」」」」
「いや・・・待て。俺とミエキだけで行く。三人は近くの部隊と合流し、その部隊長の命令に従え。インセクト・ヒルが倒れないと戦闘は終わらないんだ。一人でも多く戦うべきだろう。」そうイズキが言う。
「了解です。どうぞ、気をつけて」トドキが言うと
「あぁ、お前らも・・・死ぬなよ?」イズキが念を入れる
「イズキ部隊の名にかけてこんな所では死にません!」ソトエが言う。
「じゃあ、少しの間だが別行動だ。何かあれば無線で知らせてくれ」
「はい!」そう言うと三人はインセクト・ヒルへ向かった。

イズキとミエキは近くのシェルター入り口に入っていく。
その中では巨大生物がシールドに向かって酸をかけている。
しかし、いくら酸と言っても特殊なシールドが二重三重とあるのだ。そう簡単には壊れない。
イズキはAS-100I・Rを構え、敵に向かって連射する。
ミエキはバゼラートから取り出したLAZR-W3で確実に敵を仕留めていく。
その上、辺りには防衛に来ている兵士達も居る。殲滅力なら圧倒的にこちらが上だろう。
が、それを上回る程の敵の量だ。
「おかしい・・・何処からこんなに?」イズキが口に出して考えると
「インセクト・ヒルからじゃないんですか?」ミエキが当たり前のように答える
「それにしたって多すぎる。これほどの兵力を使ってでもここを落さなければならない理由でもあるのか?」
「それは・・・」
恐らくそれは無いだろう。こんなシェルターに軍事機密があるわけでもない。
なら、敵がここに大量に居るのは何故だ・・・
そんな考えが頭を巡る。
「まぁ・・考えていても仕方の無い事だ。とにかくシェルターを死守する!」イズキが叫びながら敵を倒していく。
「そうですね!今は・・・ここにいる人を守る事が先決です。命に代えてでも。」ミエキも敵を倒しながら答える
二人は敵を確実に倒していった。


うーん・・・一度終了^^;
何か次の5話に続く感じで、大量に溢れ出す敵は地下洞から出てきているみたいな感じで書いちゃってますが・・良いのかなorz

あ、ちなみにトドキ・インフィ・ソトエを使いたい方はどうぞ、手駒のように使って下さい。


[No.8511] 2005/10/09(Sun) 20:07:01
YahooBB219206220093.bbtec.net
Re: おぉ。 (No.8510への返信 / 16階層) - 三枝

>  三枝さんの会話のやりとりいいですね。改行がないからちょっと読みづらかったけど、言葉の選び方が上手だなと思いました。

二人の会話を中心とした話にしようと思っているので、そう言って頂けると嬉しいです。ありがとうございます。
読みにくいとは自分でも思ってましたが改行だったんですね。次は読みやすくなるよう努力します。


[No.8512] 2005/10/09(Sun) 20:09:08
i218-44-41-177.s02.a021.ap.plala.or.jp
「謎の男」 (No.8512への返信 / 17階層) - ケタ

渋谷区地下巨大シェルター 倉庫スペース

「いいねぇ・・久しぶりだこの感覚・・・」
男が口元を歪めて笑う。
その両手には旧式なのか新型なのかわからない謎の銃が握られていた。


そのころケタはやっと地下シェルターの入り口についていた。
その壁は酸で腐食し、大きな穴が空いている。

「こちらケタ!シェルター内の状況は!?(・・;)」
ケタが通信機にむかって叫ぶ。

「侵入した巨大生物の数は50匹以上はいると思われます!
しかし、現在数名の隊員もシェルターに到達、巨大生物を駆逐しに向かっています
・・・でも・・これは・・どういうこと??」
オペレーターが困惑している。
「隊員のいない場所で巨大生物の生体反応が途絶えました・・・
あ!また1つ消えました!」

どういうことだ・・?
ケタは少し迷ったが、その「異変」の場所を聞き、そこへ向かった。

地下シェルターはその地区の全民間人を収容することを目的に作られているため、
その大きさはかなりのものだ。
ケタは巨大生物を駆逐しながらその場所へ向かう・・・。


・・・

・・・

・・・



通路に1人の男が立っていた。

両手にもっているのはスナイパーライフルだろうか?妙に年季が入っている。
しかし、一番目をひいたのは、その男の格好だった。

ボディーアーマーも着てなければ、ヘルメットもかぶっていない。
カジュアルな服装に身を固めているので、銃さえなければそのへんにいる
普通の青年にしかみえない。

その男はケタに気付くとニヒルな笑いをみせた。
ケタは自然と身構えた・・・この男の雰囲気はどこか普通じゃない、
そう感じたのだ。

だが、男に敵意はなかった。
「むこうの敵は片付いている・・行くならこの先を右だぜ・・」
そう言いライフルのマガジンを取り替え始めた。
ケタは静かに自分の通信のスイッチを切り・・銃を向けた!
男の後ろに迫っていた巨大生物の頭が無数の銃弾で打ち砕かれる!

「この先の右ってトコからきたのかな?・・・ぬお Σ(・・;)」
男の拳銃の銃口がケタにむいている。しかも、その位置は先ほどたっていた場所から
数メートルは離れていた。

「借りができたかな・・・」
「あんたこそ、いい反射神経だな・・・(;-ω-)=3」

男はしばらく考えていたが、思いもよらないことを口にした。
「あんた・・・携帯電話の番号教えてくれないか??」
目を丸くしているケタにかまわず、男は続ける。
「見てのとおり俺はEDF隊員じゃない・・携帯でもなければあんたに
連絡が取れないだろ?」

やはりこいつは民間人なのか・・・。
ケタは少し迷ったが、自分の名前と携帯の番号を教える。

「OK。ケタさんか・・俺の名は、そうだな「K.M」とでも読んでくれ
・・・いつか借りは返すからな・・」
そういうと男は再び不敵に笑いかけ、どこかへ走り去っていった。

しばらくしてケタは相手の番号を聞いてなかったことに、気付いた。






色々と「隊員リスト」に登録してる人をだしてしまってますが、
「このキャラはこうしてほしい」とかなにか意見あったら教えてください。
あと俺が出しちゃった人も他の作品かかれてる方、お好きに使ってください(^^

修正したけど、K.Mさんの名前を「M.K」て書いてた!ぬぬ、無念。


[No.8514] 2005/10/09(Sun) 22:17:48
YahooBB220060180129.bbtec.net
来襲 (No.8514への返信 / 18階層) - ヘリ兵士

EDF本部作戦室
波岡(ナミオカ)は苦い顔でモニターを見ていた。
そこには日本に向けて進行する「それ」が映し出されていた。
「なるほど、こいつなら東京は一気に火の海にされる、急に敵が勢いを増したと思ったらこんな隠しだまを用意していたのか。・・・くそ、インベーダーめ。」
波岡は憎しみのこもった声でつぶやいた。

「目標、東京湾に到達。」
オペレーターの声が静かな作戦室に響いた。
「ミサイル発射準備!」
波岡が副官に命令する。
「参謀、ローズ元帥の許可は取られないのですか?」
副官が波岡に尋ねた。
通常、ミサイル攻撃その他については、使用するのにローズの許可がいる。
しかしローズは現在前線にいて、おまけになぜか通信不能だ。
「戻ってくるのを待っていたら手遅れになる、責任は私が取る。」
「しかし・・・」
「ではあれが東京に上陸するのをだまって待っていて、ローズ元帥が黙っていると思うかね。」
副官が身震いする。
「た、ただちにミサイル攻撃の態勢に入ります。」
そう言って副官は出て行った。

(ミサイルではあれは倒せない。)
波岡はそう確信していた。
(しかし、何もしないわけにはいかない、それに上陸する前にわずかでもダメージを与えておかなければ。)
波岡はそう考えていた。

波岡はもう一度それを睨みつけた。
背中が少し、海面から見えているだけだが、前大戦を経験したものなら誰もがその敵生物の名を言えるだろう。
「巨獣、ソラス。」
波岡は憎しみをこめてその名を口にした。



ケタさん、自分にローズを使うのは荷が重いため通信不良にしました、その原因についてのストーリーの作成よろしくお願いします。
忙しいところすいません。


[No.8519] 2005/10/10(Mon) 00:57:42
i58-93-208-104.s02.a015.ap.plala.or.jp
「疲弊」 (No.8519への返信 / 19階層) - ケタ

その知らせにマナは凍りついた。
と、いうより信じられなかった・・・あの気丈な姉が・・・?

「ローズ元帥はいま基地内の私室にてお休みになられています」
呆然とするマナに電話の相手はそう伝え、受話器を置いた。


ローズの自室のドアの前には男が立っている。
肩の階級は中佐・・見覚えがあった。この人は・・チオカ中佐だ。
チオカはマナに気付くと無言で頭を下げた。

「姉が・・ローズ元帥が倒れたと聞いたんですが・・」
チオカはしばらく考えていたが、静かにうなずいた。

「これは極秘のことだ・・元帥の妹だから教えはしたが、他言しないように・・」
チオカは苦しげにそうつぶやく。
たしかに、元帥クラスが倒れたときけば、隊員の指揮は落ちかねない。

ローズは福岡の敵主力、都内の巨大生物、相次ぐシェルターの崩壊、
次々と不利になっていく状況を細部まで調査し、
そして、毎日数百件は来る作戦案をすべて頭にいれ、シュミレートしていたのだ。
不眠不休の末、ロースは限界に達し倒れてしまった。

「姉にあうことはできませんか?」
「だめだ。通すわけにはいかない」
マナの質問にチオカは表情も変えず即座に答える。

「今、我々にできることは元帥が回復する邪魔をしないこと・・
たとえ妹だろうと、その妨げになるなら通せない」
マナは心配そうに部屋の扉をみつめる。
チオカはそんなマナの肩に手をおき、初めてやさしい目をマナに向けた。

「大丈夫・・・元帥はすぐに目がさめる・・だから今は深く眠らせてやれ・・」

マナは静かに部屋を後にした・・・。
この戦いはこれからどうなるのだろうか・・・・?







ってなわけで、通信普通だったってわけで(^^;
ちなみにローズはすぐ目がさめる予定!


[No.8526] 2005/10/10(Mon) 11:33:10
YahooBB220060180129.bbtec.net
日本戦況状況 (No.8526への返信 / 20階層) - ケタ

福岡
敵主力(日本侵攻部隊)が集結している。
そのため、福岡を含む九州地方はほぼ壊滅。
九州地方の地下シェルターもほぼ崩壊しているらしい。

東京
日本のEDF本部がある。
かなりのEDF隊員が集結し、戦力的には一応充実。

インセクトヒル
東京都内に出現した巨大生物の巣。
中ではつねに巨大生物が繁殖し、東京にあふれ出ている。
若干傾いてはいるが、完全破壊にはほど遠い状況。
「ドリルランチャー作戦」進行中。

マザーUFO
福岡に停滞し、東京の戦闘を傍観しているようにも見える。
戦力が集結したら一気に東京に攻め込んでくると思われていたが、
どうやら福岡を拠点とし、持久戦に持ち込むつもりらしい。
「3部隊による奇襲作戦」が提案されている。

巨獣ソラス
突如日本に侵攻してきた40メートルもの巨大生物。
東京侵攻は時間の問題といわれている。
「ミサイルによる迎撃」が提案されているが、効果は薄いと思われる。

渋谷区地下シェルター
民間人非難シェルター。
防御壁が突破され、巨大生物が中に侵入したらしい。
現在数名の隊員が侵入した巨大生物を駆逐している。




とりあえずまとめてみたけど、合ってるのかなぁ?(^^;
違うとこあったら指摘よろしく。


[No.8528] 2005/10/10(Mon) 11:52:48
YahooBB220060180129.bbtec.net
栄光なき戦い (No.8528への返信 / 21階層) - ヘリ兵士

ソラスはEDFの放った迎撃ミサイル攻撃などまるでなかったかのようにゆうゆうと東京に進行してきていた。
このままでは東京はソラスとインセクトヒルの2つの脅威にさらされ、あっという間に廃墟に変わってしまうだろう。

「作戦の概要を説明する。」
ヘリが部下達に向かって言った。
もう日は暮れかけているが、地下でも地上でも激しい戦いが繰り広げられている。
「まず許深とフェンナはフロント担当、ドリルランチャー発射ポイントまでの前方の敵の排除を行ってくれ。」
「了解。」
「・・・」
フェンナは黙っている。
「あーフェンナ隊員、無理にとは・・・。」
「やります。」
「!」
「やらせてください。」
フェンナはどうやら自信がついたようだ。
「・・・・」
ヘリは口元に薄笑みを浮かべた、ふと見るとサハラも動揺に薄笑みを浮かべている。
「サハラ、スガワはライトとレフト担当、ガンナーの両サイドを固めてくれ、俺は後ろを守る。」
「了解であります。」
「・・・ラジャー。」
二人ともいつもより少しテンションが高かった。
「影はガンナー担当、インセクトヒルぎりぎりまで近づいてドリル発射を担当してくれ。」
「責任重大ですね。」
影が冗談めかして言った。
「なーにはずしても誰もわからねーよ、なんたってこの部隊が勝手にやってる作戦なんだ、俺達とラボの人位しかしらねーよ、だから失敗しても罰もなければ失敗したことさえわからないってわけよ。・・・ただしな。」
ここでヘリは真剣な顔になった。
「みんなも聞いてくれ、誰も知らないと言う事はこの作戦が成功しても誰も俺達がやった事だと知らない、だから何の名誉も、栄光もない、もちろん死んでもその他大勢のうちの一人としてカウントされるだろうな、それでもいいなら、この作戦に参加してくれ。」
それを聞いて、なぜか皆笑い始めた。
「ん、俺、何かおかしい事言ったか?」
ヘリがきょとんとしていると、影が口を開いた。
「何をいまさら、俺は福岡で隊長救出に参加した時点で昇進も勲章もあきらめてましたよ、この人は勲章や名誉のために戦ってる人じゃないからそんなものに期待したって無駄だって。」
サハラもつづく。
「隊長、いままで俺達何のために戦ってきたと思うんですか?勲章や名誉、笑わせんでくださいよ、そんなスケールの小さいものいりません。」
スガワもぼそっとつぶやく。
「俺達の戦闘目的は明日につながる戦いをすることだ。」
フェンナも言う。
「それに見ている人はちゃんと見ていてくれます。」
許深が締めくくる。
「隊長、第51遊撃隊隊員は全員この作戦に参加します。」
ヘリは一瞬涙腺が緩んだが、泣くのはあれを倒してからだと踏みとどまり、こう言った。
「ありがとよ。」
隊員達はわずかに照れくさい気持ちになった。
「ようし、行くぞ、全員作戦配置。」
隊員達の顔が引き締まる。
「作戦開始、インベーダーに目に物見せてやろうぜ!」
第51遊撃隊の誰も知らない戦いが始まった。



文章的な間違いはおおめに見てください。


[No.8529] 2005/10/10(Mon) 13:13:47
i60-34-217-72.s02.a015.ap.plala.or.jp
Re: 日本戦況状況 (No.8528への返信 / 21階層) - 三枝

あの、ケタ隊員のショットガンを直す話を書いてもよろしいですか?

[No.8531] 2005/10/10(Mon) 13:27:24
i222-150-156-56.s02.a021.ap.plala.or.jp
Re: 日本戦況状況 (No.8531への返信 / 22階層) - ケタ

> あの、ケタ隊員のショットガンを直す話を書いてもよろしいですか?

お願いします!Σ(゚∀゚)


[No.8532] 2005/10/10(Mon) 13:29:12
YahooBB220060180129.bbtec.net
アメリカから来た男 (No.8529への返信 / 22階層) - 侍蟻

アメリカを出発してから12時間後―

ついに、東京のEDF基地に着いた。そこは、けが人でごったがえしていた。吉冨は早速任務についた。吉冨の作戦は『アパッチ2で隊員達がいる所まで行き、そこで一緒にインセクト・ヒルを攻撃』
アパッチ2の操縦はデビットがやることになった。(吉冨は操縦が苦手なので^^;)吉冨とクリスはアパッチ2に乗った。アパッチ2はゆっくり上昇し始めた。そして、アパッチ2はインセクト・ヒル付近に行った。だが、行く途中、20体もの羽蟻に出会ってしまったが、アパッチ2のガトリングで皆蜂の巣にしてしまった。この威力を見た。吉冨は驚いた。
吉「あれほどの敵を一瞬で蜂の巣に…自分でなんだがすごいな…」
ク「隊長の作ったものは天下一品です。」
吉「あはははは…そうか!?」
デ「隊長!!また羽蟻が…!!」
吉「それなら、ミサイルをおみまいしてやれ…」
デ「はい、隊長」
ヒュ〜〜ン……ズゴーーン!!
羽蟻達は一瞬で吹き飛んだ。そして、インセクト・ヒルと戦っている隊員達の所に着いた。







次の文章は誰かお願いします。


[No.8534] 2005/10/10(Mon) 16:27:48
p29221-adsao01tenjmi-acca.fukuoka.ocn.ne.jp
Re:市民精鋭軍団 (No.8534への返信 / 23階層) - エア

前回のつづき・・・

吉冨隊長、誰かがあそこに。クリスが言った、確かにあそこにだれかがいる。「あんたは誰だ」デビットがいった。その男は市民精鋭隊隊長エアだ。どうして、こんな所にいるんだ。戦うためだからだ。・・・・ 隊長、何か虎みたいなものが・・・ 新種なのか。すぐそちらに行く。・・・ 俺もいかせてくれ。エアが言った。いいだろう行くぞ。                                                                                     ちなみに虎っぽいのはシーサーとゆうモンスターです。火をはいたりします。使ってください。あと、エアもつかってください。  次どうぞ。                                                                                                                                                       


[No.8535] 2005/10/10(Mon) 17:04:06
dhcp-ubr2-0529.csf.ne.jp
Re: Re:市民精鋭軍団 (No.8535への返信 / 24階層) - 侍蟻

吉冨はエアという隊員をアパッチ2に乗せて、一同はイズキ隊員の所に行った。吉冨はヘリの中でマグナム・Dの修理をした。それから30分後…やっとマグナム・Dの修理が終わった。そして、吉冨はエア隊員に武器をやった。
吉「君に武器をやる。これでがんばってくれ!!」
エ「ありがとうございます」
それから、10分後…イズキ隊員達がいる場所に着た。だが、そこにはイズキ隊員はいなかった。







次はsetさんお願いします。                              


[No.8538] 2005/10/10(Mon) 17:24:48
p29221-adsao01tenjmi-acca.fukuoka.ocn.ne.jp
Re: Re:市民精鋭軍団 (No.8538への返信 / 25階層) - set

アパッチ2から降りると、火薬の臭いが漂ってくる。
「酷いな・・・これが本当に東京か?」吉冨が呟く
彼らが降りた場所はインセクト・ヒルより少し離れた場所だった。
しかし、ここからでも不気味にそびえ立つインセクト・ヒルとその不気味な建造物を取り囲むように見える大量の黒い・・・恐らく羽蟻の姿が見える。
「とにかく、アレを落とす事が命令だ。行くぞ!」
そう言うと彼らは一直線に走り出した。

市街地内(今はほとんど壊れているが)に入るとすぐさま敵は襲ってきた。
羽蟻が10体と蟻が5体。取り囲むように迫ってくる。
「近寄らせるな!」吉冨が応戦しながら叫ぶ
「くそっ・・・宇宙から来た化け物どもが!」デビットが羽蟻に向かって撃ちながら言う。
しかし、敵の数は減らない。むしろ、最初に見た数よりも増えているだろう。
「あの建造物から出てきてるんですね・・・どうします隊長!?」クリスが問う
吉冨は辺りを見回す。しかしそこは廃墟となっていたため、身を隠すものは無い。
「チッ・・・全員走れ!とにかくこの場を振り切るんだ!」
そう言うと彼は閃光弾を発射した。
一瞬、辺りが強烈な光に満たされる。
敵が目をくらませているうちに、デビットとクリスは走り出す。
吉冨とエアは最後の一撃と言わんばかりに敵を攻撃した後、全速力で走り出した。


すいません、いつもより短くてorz
自分の小説とどう噛み合わせようか考えている内に・・・(謎


[No.8540] 2005/10/10(Mon) 19:34:26
YahooBB219206220093.bbtec.net
Re: Re:市民精鋭軍団 (No.8540への返信 / 26階層) - 侍蟻

> アパッチ2から降りると、火薬の臭いが漂ってくる。
> 「酷いな・・・これが本当に東京か?」吉冨が呟く
> 彼らが降りた場所はインセクト・ヒルより少し離れた場所だった。
> しかし、ここからでも不気味にそびえ立つインセクト・ヒルとその不気味な建造物を取り囲むように見える大量の黒い・・・恐らく羽蟻の姿が見える。
> 「とにかく、アレを落とす事が命令だ。行くぞ!」
> そう言うと彼らは一直線に走り出した。
>
> 市街地内(今はほとんど壊れているが)に入るとすぐさま敵は襲ってきた。
> 羽蟻が10体と蟻が5体。取り囲むように迫ってくる。
> 「近寄らせるな!」吉冨が応戦しながら叫ぶ
> 「くそっ・・・宇宙から来た化け物どもが!」デビットが羽蟻に向かって撃ちながら言う。
> しかし、敵の数は減らない。むしろ、最初に見た数よりも増えているだろう。
> 「あの建造物から出てきてるんですね・・・どうします隊長!?」クリスが問う
> 吉冨は辺りを見回す。しかしそこは廃墟となっていたため、身を隠すものは無い。
> 「チッ・・・全員走れ!とにかくこの場を振り切るんだ!」
> そう言うと彼は閃光弾を発射した。
> 一瞬、辺りが強烈な光に満たされる。
> 敵が目をくらませているうちに、デビットとクリスは走り出す。
> 吉冨とエアは最後の一撃と言わんばかりに敵を攻撃した後、全速力で走り出した。
>
>
> すいません、いつもより短くてorz
> 自分の小説とどう噛み合わせようか考えている内に・・・(謎


噛み合わせは、「吉冨達がEDF仮基地に行き、そこでシェルターが破壊されていると聞き、吉冨達はすぐさまシェルターに行き、そこでイズキ隊員と会う」というのはどうでしょう?


[No.8542] 2005/10/10(Mon) 19:59:17
p1013-adsah05tenjmib1-acca.fukuoka.ocn.ne.jp
Re: Re:市民精鋭軍団 (No.8542への返信 / 27階層) - set

すいません、これからソラスに向かう予定なんです・・・
できれば、「また、すれ違い」みたいな形で御願いしますorz


[No.8543] 2005/10/10(Mon) 20:10:57
YahooBB219206220093.bbtec.net
Re: 日本戦況状況 (No.8532への返信 / 23階層) - 三枝

異常なほどに静かなシェルターの通路に、俺の足音が響いていた。
無線のコール音が鳴った。「こちら三枝。どうぞ。」「こちら成瀬。ちょっと後ろを向いてくれないか。」
俺は振り返り、後ろを見た。巨大生物はおろか、市民すらいない通路が続いていた。「誰もいない、か?」
「見ての通りだ、あんたのモニターにも何も写ってないだろう。」「妙だな・・・」「何が、どう、妙なんだよ。」
「おまえは敵に囲まれているはずなんだが・・・。」俺は溜め息を吐いた。
「また意味のわからない事を・・・どういう事だ?」「お前は敵の群れのど真ん中にいるんだよ。
レーダーの反応だけ見るとな。」俺は辺りを見回した。前の通路にも、後ろの通路にも誰もいない。
「レーダーの故障じゃないのか?」「そうだと良いんだが・・・嫌な予感がする。慎重に進んでくれ。」
「了解。あんたの予感が外れることを祈りながら進むとするよ。」無線を切り、足を前に出したその時だった。

ガッシャーン!

突然、目の前の天井が崩れ、巨大生物が雪崩れ込んで来た。「うわっ!」慌てて俺は攻撃を始めた。
相当な数がいるらしい、蟻は倒しても倒しても減るどころか増えていった。「クソッ!こういう事だったのか。」
リロードを終え蟻に狙いを定めた、その時だった。

ダダダダダダダダダダダダ!

背後から銃声が聞こえ、目の前の蟻が次々と絶命した。「援護する!」そう言って、一人の陸戦兵が駆け寄ってきた。アサルトライフルを装備している。
愛着のある物なのだろうか、背中に壊れたショットガンを背負っていた。
戦力が倍になり敵の数も目に見えて減り始めた。

『お前は敵の群れのど真ん中にいるんだよ。』ふと、先ほどの成瀬の言葉が俺の頭を過ぎった。・・・まさか!
ガッシャ−ン!背後から天井の崩れる音が聞こえた。隣りの隊員が、後ろを見た。「囲まれた!?クソッ!」俺達は背中あわせになり、敵を攻撃した。経験の差だろう、彼はさほど苦労する様子も無く敵を倒していく。俺は6発という装弾数の少なさに苦労させられつつ敵を倒していた。「よし!こっちは終わった。」
そう言うと彼は俺と同じ方を向き、攻撃を開始した。次々と敵が倒れ最後の一体になった。
「これで終わりだ!」俺は敵に銃口を向け引き金を引いた。

カキン!俺の耳に銃声は聞こえてこなかった。隣りの隊員がすぐに蟻に銃を向けた。カキン!
似たような音が彼の銃から聞こえた。蟻が俺の目の前に迫り、大きく牙を開いた。隣りの隊員が叫んだ。
「伏せろ!」俺はその場にうずくまった。ガァン!金属の砕ける様な音が響き。眼前の蟻を散弾が襲った。
俺は立ち上がり、命の恩人の方を見た。俺の存在を忘れたように、彼は壊れたショットガンを見つめている。大きな亀裂ができていた。足元に落ちた部品の数々がショットガンがそんな状態になったのが今であることを示していた。彼はポンプ部分を動かした。剥き出しになったいくつかの部品が動いたのが見えたが弾が装填された様子は無かった。「隊長・・・」彼はポツリと呟いた。「すいません。俺のせいで・・・」
「いや・・・俺が無茶をさせすぎたんだ。」「・・・・・」「・・・・・」沈黙が場を支配した。

・・・まてよ、戦車やヘリが可能ならショットガンにもできるんじゃないか?
・・・もしかしたらできるかもしれない!
「あの、俺に賭けてみませんか?」怪訝な顔で隊員がこちらを見た。「どういう意味だ?」
「あなたの相棒を生き返らせることができるかもしれません。」俺はリペアスプレーに手を掛けた。

「敵は増え続けています!現場に急行し、殲滅して下さい!」オペレーターの悲痛な声が無線機から聞こえてきた。「急いだ方がいいな。」修復されたショットガンを手に持った隊員に、俺は言った。
彼は通路の先を指した。「この先で通路が分かれている。そこで二手に分かれよう。」俺達は走り出した。


どうでしょう?ケタさん。こんな感じでよろしかったですか?


[No.8544] 2005/10/10(Mon) 20:23:30
i219-164-49-248.s02.a021.ap.plala.or.jp
「闇の穴」 (No.8544への返信 / 24階層) - ケタ

先ほどの隊員を別れたあと・・・。
ケタはまだ信じられないといった面持ちでショットガンを見つめていた。
壊れた状態からさらにショットシェルを撃ち出したSG99は内部構造が
見えるほど壊れてしまったのだが・・・。

部品を銃のおおまかな位置にセットし、緑色に発光するスプレーを吹きかけると
驚いたことに、ショットガンはある程度修復されたのである。

「噂では聞いたことあるが・・あれがナノマシンか・・(−−;)」
ナノマシンを吹きかけ機械、人体にも効果があると言われるリペアスプレー。
その実物を見たのははじめてのことだった。

これなら後は基地の銃工に任せれば完全に修復することもできるかもしれない。
ケタは大事そうにショットガンを再び背負った。


ピピピピピ・・・


携帯が鳴っている。なぜか非通知番号だが、相手は一人しかいないだろう。
万が一のため、先にアサルトライフルのマガジンを取替え、通話ボタンを押す。

「ケタさんだよな?」
相手はやはりK.Mだった。

「こんなに早く電話かけてくるとは(^^;どうかしたのか?」
「・・・今、物資運搬通路なんだが・・巨大な穴が空いている。
詳しいことはわからないが、どうも地下道へ続いてるんじゃないか?」

その言葉にケタは戦慄した。
・・・が、たしかに合点がいく。
強化扉を破って侵入したにしては巨大生物の数が多いと思っていたのだ。

「この先がもし、インセクトヒルの内部に繋がってるとしたら・・・
逆にチャンスだとは思わないか?」
K.Mの不敵そうな笑いが聞こえてくる。

「お前・・・軍の通信盗聴してるだろ・・(−−;)」
インセクトヒルの名称や、存在はまだ情報規制されているのだ。
「おっと・・・んじゃ、また今度な」
そう言うと電話を切られてしまった。

やれやれ・・・こっちの通信のスイッチを切っていてよかった。
今の通信を軍に聞かれていたらちょっとやっかいになっていただろう。

だが・・とりあえずその「大穴」そして、インセクトヒルに繋がっている
可能性のことは重要だろう。
ケタは通信機のスイッチを入れた・・・。





三枝さん大丈夫ですよ!ありがとう!
setさんの「地下道から・・」の設定に付け加えてしまったけど、
大丈夫かなぁ・・なにかあったら修正します(−−;


[No.8545] 2005/10/10(Mon) 21:02:19
YahooBB220060180129.bbtec.net
Re: Re:市民精鋭軍団 (No.8543への返信 / 28階層) - set

<イズキ隊長、応答願います>
不意に無線から呼び出しがかかり、驚く。
「こちら、イズキです。どうぞ」イズキが答えると
<私だイズキ。お前達は一度、本部基地まで撤退しろ>
先程とは違い、答えたのは年配の男だった。しかし、それはイズキが知っている声・・・
「お、親父!?」イズキは再び驚く。
イズキの父親『ユウト』は軍の司令官の一人だ。
前大戦での功績と人望の厚さ、緻密に練られた作戦によりその地位まで上り詰めた。
「どういう事だよ?撤退って・・・シェルターは!?」
<シェルターには別の部隊も駆けつけている。こちらからも援軍を出す。>
「でも・・・」
<いいから撤退しろ。ソラスが接近している。今、奴まで加われば日本の部隊は壊滅するぞ!?>ユウトが怒鳴るように言う。
「!?」その言葉を聞いていたミエキの顔も強張る。

巨獣ソラス。前大戦に出現したインベーダーの生物兵器。
そんな物が今向かっている!?
「・・・分かった・・撤退する。」そう言い、彼は無線を切った。
そして、彼は近くにいる負傷した兵士達にリペアスプレーαを吹きかけた。
ざっと30人程治した辺りでリペアスプレーαのエネルギーは尽きてしまった。
「取りあえずこれで俺達の役目は終わりだ。ミエキ、行くぞ」イズキがそう言うと
「了解!」とミエキが答えた。

二人は敵を倒しながら基地本部へと急ぐ。
その道中、トドキ・インフィ・ソトエがこちらを見つけて駆け寄ってくる。
「ん?どうしたんだ、インフィは?」イズキが問うと
「あー・・・さっき、閃光弾と思われる光を直接見てしまって・・・」トドキが答える。
インフィはトドキの肩に乗せられ、目を閉じている。
閃光弾を直接見てしまったとは・・可哀想に。
イズキは心の中でインフィに同情する。
「とにかく・・・急ぐぞ、ソラスとインセクト・ヒル。両方を相手にしたら壊滅だ・・。」
「ソラス!?」ソトエが大声をあげる。
「あぁ、そういえば知らせて無かったな。ソラスが向かってるらしい。」イズキが答えると
「最悪の展開ですね・・・」とソトエが顔を曇らせた。
その顔には、まだまだ終わらない戦いに対する嫌気が見えた。

基地に到着するなり、イズキ達は作戦会議室に招集された。
中には10部隊程の人数が集められ、更に5人の司令官が居る。
もちろん、その中にはイズキの父親『ユウト』も居る。
「これで全員揃ったな・・・これより作戦会議を始める」司令官の一人が言う
「まず、作戦の説明の前に君達にはある映像を見て貰いたい。」
そう言うとスクリーンが降りてきて映像が映し出された。

一度区切り。
すぐに続き書きます!


[No.8546] 2005/10/10(Mon) 21:04:59
YahooBB219206220093.bbtec.net
Re: Re:市民精鋭軍団 (No.8546への返信 / 29階層) - set

>>ケタさん
そんな感じで考えていたので、むしろピンポイントで当ててくださいましたね^^
私の方は誰もソラスの方に居ないようなので、こちらで対処しちゃいます!


[No.8547] 2005/10/10(Mon) 21:08:00
YahooBB219206220093.bbtec.net
日米EDFの合併 (No.8543への返信 / 28階層) - 侍蟻

アメリカEDFは敵の総攻撃により、一時、日本と合併を決意した。
アメリカを出発してから12時間後、アメリカEDFは日本のEDF基地に着いた。まず、アメリカEDFの司令官は日本のEDFの司令官と話をした。
米司令官「いきなり、そっちに着てすまなかった。これには深い訳があるんだ…」
日司令官「それはどういうことですか?」
米司令官「それは…敵が私達のEDF基地に総攻撃をかけてきたんだ。」
日司令官「なんと!!それは大変なことになりましたね。」
米司令官「ここには、有力な戦士達がいるんだろ?その戦士達の力を借りにここまできたんだ…」
日司令官「はいはい、たしかに超人的な人間はたくさんいますが、今、戦闘に出ていてまだ帰ってこないんですよ…戦闘が終わってからでもいいですか?」
米司令官「ああ…それでいい…なるべく早く帰ってきてほしいもんだ。」
日司令官「それまでは、この基地にいる訳ですな?」
米司令官「ああ、そうだ。それまでは私達も協力しよう」
そして、アメリカのEDFまでインセクト・ヒル破壊&ソラス駆逐作戦に参加した。







小説を書いている皆さん。ちょくちょく、アメリカのEDF隊員を適当に出してください。ご迷惑かけてすいません。orz


[No.8548] 2005/10/10(Mon) 21:29:14
p1013-adsah05tenjmib1-acca.fukuoka.ocn.ne.jp
Re: Re:市民精鋭軍団 (No.8547への返信 / 30階層) - set

映し出された映像は画質が荒い。
「コレは自衛隊がソラスに対して行った攻撃作戦だ。」司令官が言う。
それを聞いた各部隊はざわつく。
恐らく、自衛隊は汚名返上のための攻撃だろうが・・・彼らの武装で敵う相手ではない。
イズキ達はじっとその映像を見る。

自衛隊はほぼ全ての戦力だろう。
ソラスは海上を歩行しており、岸には陸上戦車部隊、海上にはイージス艦などの戦艦部隊、空中は戦闘機で埋め尽くされている。
「これより目標への攻撃を開始する。・・・攻撃開始!」
自衛隊の司令官と思われる人物が声をあげると、攻撃が開始された。
空中と飛ぶ30機程の戦闘機からはミサイルが次々と発射され、戦艦からもミサイルが発射、岸の戦車部隊も砲撃を開始する。
第一波がソラスへ直撃しソラスの姿が爆煙に包み込まれる。
「やったか!?」一人の兵士が声をあげる。
が、煙が晴れるとソラスが姿を現す。
「何だと!アレだけの攻撃を受けてまだ生きてる!?」
「第二波用意!・・発射!」再度の攻撃命令が下される。
今度は戦闘機から多弾頭ミサイルが放たれ、ソラスを再び攻撃する。
しかし、ソラスは倒れない。
「だ・・・駄目だ!倒れない!」兵士が悲鳴のように言う。
すると、ソラスは前かがみになって口を開く。
それと同時に前方を炎が焼き尽くす。
海上の戦艦・岸の戦車部隊は火をあげながら壊滅し、空中の戦闘機もソラスの攻撃によって次々と落とされる。
「全軍撤退!撤退!う・・・・うわぁぁぁぁぁ・・・ザー・・・」
そこで映像は終わった。

スクリーンが戻ると、司令官の一人『ユウト』が口を開く。
「見てもらった通り、ソラスは自衛隊をほぼ壊滅させた。」
まぁ、壊滅させたと言っても中立主義の日本では軍隊の力は少なく、兵器もEDFの武器に比べれば旧兵器も良い所だ。
「現在もソラスはこの東京へ向かって進行中だ。・・・もし、君達が今の映像を見て恐怖を感じたのならこの作戦へ参加しなくても良い。そんな奴が来たって邪魔になるだけだからな。参加を拒否する者は今すぐこの部屋から出てくれ。」
ユウトがそう言うが、誰も動かない。
「・・・ありがとう。君達の健闘を祈る。」ユウトは心から感謝するように言う
「これより1時間後、基地を出発してもらう。格納庫にある武器は好きな物を使ってくれて構わない。では、全員解散。」
ユウトの横に居た司令官が用件を伝え終わると、それぞれ解散した。

「では、隊長。私達はペイル隊専用格納庫へ行きますね」ミエキが言う
陸戦兵用の格納庫とペイルウィング用の格納庫は別々となっている。
「あぁ、分かった。じゃあ、45分後ここに荷物を持って集合だ。」イズキが命じる。
ミエキとソトエは走りながら去っていき、イズキとトドキとインフィも陸戦兵用の格納庫へ向かう。

格納庫の中に入ると、勿論だが武器が大量に保管されていた。
「これだけあると目移りしちゃいますね・・・」トドキが周囲を見ながら言う
「そうですね。僕もそろそろ自分の武器を固定したいですし・・」インフィが自分の愛用武器を探しながら言う
すると、格納庫の入り口から声がかかる。
「おぉ!イズキじゃないか!戻ってたのか」
オコイだ。彼は何処にでも現れる・・・。
イズキはオコイを見つけると尋ねる
「オコイ、バゼラートαは無いか?壊しちゃったんだが・・・」
オコイはイズキの話を聞くと馬鹿にするように笑う。
「ふ・・・フハハハハハハ!バゼラートα!あんな旧式を探してるのかね」
「黙れ、俺が質問してるんだ。お前が作った武器・・その身で体験したいか?」
イズキがAS-100I・Rを向ける。
「じょ、冗談だよ!じょ・う・だ・ん!」オコイが手を上げて言う
そして、イズキがAS-100I・Rを降ろすとオコイが言う
「お前等ちょっと来い!良い物くれてやる。」
その良い物に絶対の自信があるのだろう。オコイが自慢げに言う。
「良い物・・・?」
父親のせいでイラついていたイズキの頭が冷める。
「あぁ!とにかく来い!すぐ済むぜ」
そう言うなりオコイは歩き出し、イズキ達も後に続いた。


ところで、ちょっと確認ですが・・・
・蜘蛛は出してしまって構わないですか?(ソラスが出ているので)
・ソラスはイズキ達が倒してしまって良いですか?

答えてもらえるとありがたいです。
一応、下手にストーリーを進めると皆さんの邪魔になりかけないので・・・


[No.8551] 2005/10/10(Mon) 22:35:04
YahooBB219206220093.bbtec.net
Re: Re:市民精鋭軍団 (No.8551への返信 / 31階層) - ケタ

>・蜘蛛は出してしまって構わないですか?(ソラスが出ているので)
>・ソラスはイズキ達が倒してしまって良いですか?


俺はどちらもOKです。
ケタはソラス戦には参加できそうにないし(^^;


[No.8553] 2005/10/10(Mon) 22:39:55
YahooBB220060180129.bbtec.net
Re: Re:市民精鋭軍団 (No.8553への返信 / 32階層) - 三枝

俺も構いませんよ。ソラス戦での御活躍、期待しています。

[No.8554] 2005/10/10(Mon) 22:44:09
i222-150-156-174.s02.a021.ap.plala.or.jp
Re: Re:市民精鋭軍団 (No.8551への返信 / 31階層) - 侍蟻

吉冨もその作戦に参加させてください。
吉冨はインセクト・ヒルへの攻撃をやめ、ソラスに攻撃目標を変えたということでお願いします。あと登場の時、アパッチ2で…


[No.8555] 2005/10/10(Mon) 22:45:18
p1013-adsah05tenjmib1-acca.fukuoka.ocn.ne.jp
炸裂、ドリルランチャー (No.8551への返信 / 31階層) - ヘリ兵士

彼らはただ必死だった。
必死に目の前の敵をに弾丸をぶち込み。
必死に強酸をかわし。
必死に前進した。

後500m

周囲から友軍の姿が消えた。

後400m

フェンナが強酸をもろにくらった。
「・・・・っつ。」
彼女は叫びたいのをこらえ、叫びの代わりにレーザーチェーンソウで酸をかけた蟻を切り刻んだ。

後300m

敵の数が増え始めた。
左右後ろを放棄して前方の敵の殲滅に全力を注ぐ。

後200m

目の前を羽蟻が覆い尽くす。
ヘリのサッカーグレネードで吹き飛ばし、わずかにできた隙を突いて駆け抜ける。

後100m

「影ええええ、走れえええええええ。」


影の持つランチャーから放たれたドリルがインセクトヒルの外壁を貫いた。
計算が正しければ、ドリルはインセクトヒルの中心で止まり、爆発するはずである。

沈黙・・・・。

・・・

・・・

・・・

・・!!!!


そこらじゅうから隊員達の歓声が響いた。
インセクトヒルが音を立てて崩れていく。

「ざまー見ろインベーダー、人類をなめんなよ、はははははは。」
ヘリは大声でそう叫んだ。
影もフェンナもスガワも許深もサハラも皆口々に自分達の成し遂げた戦果に大声を上げて喜んだ。

不意に許深が通信機を取る。
「あれ、やっぱり味方に俺達がやりましたって言うんですか。」
影が尋ねると許深が笑みを浮かべながら言った。
「そんな事言ったって信じてもらえないわよ。」
「じゃあ、なぜ・・・。」
許斐が苦笑いを浮かべながら言った。
「敵に囲まれてるから救援部隊を呼ぶのよ。」



蜘蛛は出してもぜんぜんオッケーです。
あとインセクトヒルを下々の部隊が破壊したんだからイズキ隊がソラスを倒しても何もおかしくはありません。
自衛隊の仇を打ってください。


[No.8556] 2005/10/10(Mon) 23:08:36
i210-161-185-218.s02.a015.ap.plala.or.jp
Re: 炸裂、ドリルランチャー (No.8556への返信 / 32階層) - ケタ

「・・私としたことが・・・」
ローズはベットの上で起き上がった。
頭痛が激しく、ベットから立ち上がろうとしても力が入らない。
気配で察したのかチオカ中佐がドアをノックし、入ってくる。

「私はどのくらい寝てた?」
「3時間くらいかな・・・栄養剤を点滴しましたが、
まだ寝ていた方がよろしいでしょう」

ローズは素直に再びベットに横になる。
今無理をしてもどうにもならない・・それに横になっていても頭は働くのだ。

「戦況を報告しろ・・・」
青白い顔でローズが言う・・。
だがその顔はやはり独特の美しさと気品に満ちている。

「まずは悪い報告から・・巨獣ソラスが東京に侵攻してきています」
「・・・そうか・・・」
ローズは予期していたのか、素直に言葉を受け入れる。

「さらに渋谷区の地下シェルターに巨大生物が侵入したようです。
詳細は不明ですが、通信によると、運搬通路に巨大な横穴が開いており、
インセクトヒル内部に繋がっている可能性があるらしい・・・と」

ローズが苦しそうに息を吐き出す・・・。
チオカが報告をやめ医者を呼ぼうとするが、それを制止し報告を続けさせる。

「良い報告もあります・・どの部隊かはわかりませんが、
インセクトヒル破壊に成功したようです」
「本当か・・・??」
「はい、これが今現在のインセクトヒルです」

チオカがリモコンを押し、私室の中にある大画面の電源が入る。
そこには根元だけを残して倒壊した巨大生物の巣が写っていた。

しかし・・・ローズの顔は浮かなかった。

「巨大生物が繁殖するためには・・・巣以外にも必要なものがあるな」
ローズが難しい顔をして、そうつぶやく。
そしてそれはチオカも感じていたことだった。
「はい・・・卵を産む女王(クイーン)がどこかにいるはずなんです・・・」

たしかに巣は破壊された・・だが、クイーンがいる限り、
第二、第三のインセクトヒルが作られるのは間違いないだろう。

「・・・戦闘可能な隊員を地下シェルターの「穴」とやらにむかわせろ。
インセクトヒルに繋がっているのなら、そこにクイーンがいるはずだ」

数十分後、渋谷地下シェルターにむかう少数の隊員の中に
ワカ隊員とマナ隊員の姿があった・・・・。







なんとなく、なりゆきでクイーンだしてしまった!(・・;
とりあえずクイーン討伐!たちあがれ隊員(・▽・


[No.8559] 2005/10/10(Mon) 23:45:04
YahooBB220060180129.bbtec.net
Re: 炸裂、ドリルランチャー (No.8559への返信 / 33階層) - set

辿り着いた場所は軍の最重要機密格納庫だった。
「いくら格納庫の装備を使って良いと言われたからって・・・大丈夫なんですか?」
インフィが心配そうに尋ねる
「あぁ、別に俺が作った物だ。許可は取ってあるし、構わない」
オコイが扉のパスワードを入力しながら答える
3つある扉全てが開いた
中へ入ると既に廃棄されていたと思われるような物まで存在した。
「す、凄い!見た事の無い武器ばかりじゃないか!!」
イズキが興奮した面持ちで叫ぶ
「コレだコレ。」オコイが指差す先にはバゼラートとは思えないような姿をした機体が存在した。
「コ・・・コレですか?」トドキが目を見張る。
「バゼラートΩ・・・俺が対インベーダー用に作り上げた日本に今ある最終兵器の一つ!」
オコイが説明しているが、どうでも良いように3人は機体の中へ入る。
「す、凄い!バゼラートαとは比べ物にならないですよ!」とトドキが歓声をあげる
「よし、オコイ。コレを外に出しておいてくれ。俺達は武器を探す」
イズキ達はそう言い残すと外へ出て行った。
残されたオコイは一人呟く
「え・・・俺だけでコレ外に出すの?」
誰もいない格納庫にオコイの声が響いた。

オコイ達と別れて15分程過ぎ、解散してから45分経った事に気づく。
「そろそろ戻るか・・・」
小型輸送車にこれでもかと武器を載せたイズキが言う
「そうですね。待たせたら何言われるか分かりませんし」
同じく大量の武器を載せたトドキが答える。
彼らが集合場所に着くと、二人はまだ来ていなかった。
「ん?俺、45分集合って言ったよな?」イズキが確認するように問う
「確か言ったはずですけど・・・」インフィが答える
すると、ペイルウィング隊用の格納庫方面から二人が小型輸送車でやって来た。
「すいません、色々探してたら時間の事忘れてて・・・」ミエキが謝りながら事情を説明する。
「いや、大丈夫だ。問題はオコイだ・・・」イズキが辺りを見回す。
バゼラートΩの姿は無く、オコイの姿さえ無い。
「アイツ・・・何をやってるんだ・・?」イズキが毒づいていると
輸送トレーラーがこちらへ向かってきた。
その上には、先ほど見たバゼラートΩが乗っている。
「イズキ隊長ですね?遅れて申し訳ありません!」トレーラーを運転していた研究員が言う。
「いや、こちらこそ急な願いですまない。」
「では、私はコレで。トレーラーはあとで回収に来ますので。」
それを言うなり研究員は戻っていった。

中へ入り、持ってきた武器を収納した。
「さすが最新鋭機・・・凄いですね。」ソトエが言う。
武器はそれぞれ専用のロッカーが確保されている。
その他にも色々な機能が付いており、万能機とはまさしくこの事だろう。

全員が座席へ座ると発進命令がかかる。
<これよりソラスへの攻撃作戦を行う。全部隊発進せよ!>
それと同時に各部隊のバゼラートαが発進する。
バゼラートΩを使ってるイズキの部隊はバゼラートαより素早く離陸すると一番先頭へ出た。
「早い!こんなに能力が上がってるなんて・・・」操縦するトドキが驚く
しかし、イズキは他に気になる事があった。
数が多い。最初、会議室で確認した部隊より遥かに多い戦力だ。
「多いですねぇ。アメリカからの部隊。」ミエキが言う
「アメリカ!?何だそれは」イズキが問う
「何でもアメリカ本国が敵の総攻撃を受けていて・・・援軍を求めに来てるそうです」ミエキが説明する
「そうなのか・・・」イズキの顔が曇る。

そして、彼らはソラス討伐へと向かっていった



では、倒してしまいますね^^
侍蟻さん共闘お願いしますね。
ちなみに敵はソラスとキャリアー二機、投下される蜘蛛という事で。
ゲームの設定と少し違いますが、ショートストーリーの武器だと簡単に倒せてしまえそうなので^^;


[No.8563] 2005/10/11(Tue) 10:51:43
YahooBB219206220093.bbtec.net
(No Subject) (No.8563への返信 / 34階層) - ヘリ兵士

EDF本部 メディカルセンター
第51遊撃隊のメンバーは全員が負傷してここに運び込まれた。
中にはすでに多くの負傷した兵士がいたが、ここ自体が広いため、問題無く全員休養するスペースがあった。
さすがのヘリや影もドリルランチャー撃った時に体力を消耗してしまい、二人ともぐったりと横になったきり深い眠りに落ちた。
一番体力のあるこの二人がそうなのだから、他の隊員たちもすやすやと眠りについていく。

ふと許深は目を覚ました。
他の隊員たちはまだ深い眠りの中にある。
外はまだ激しい戦いが続いていたが、ここは静かだ。
そういえばソラスがここに接近してきているといってたっけ。
許深は戦況がどうなっているのか知るために無線のスイッチを入れた。

「こちらイズキ隊、ソラス確認、攻撃を開始します。」
・・・カサギのいる隊だ。
無線の向こうの隊が自分の恋人のいる隊だと知った許深は安心して無線を切った。
あの人のいる隊なら大丈夫、だってあの人は誰よりも訓練していたもの、だから特殊部隊に認められて、私なんか目じゃない位の戦果上げて、そんなあの人のいる隊がソラスなんかに負けるわけがないわ。
そう思った後、許深は少しさみしい気持ちになった。
「でもカサギ、私だって人間なの、たまには会ってほしいわ、だって、さみしいもの。」
そう呟いて許深はまた眠りについた。




えーとその、あの、ウルト○ラセブンのアン○隊員見てたらこういう作品を作りたくなり作りました。
変な作品ですいません。
(こういう愛もの書いたことないので許深の台詞は○ンヌをベースに作りました、似てないけど。)
setさん巻き込んでしまい本当にすいません。


[No.8564] 2005/10/11(Tue) 17:00:19
ac.sanjyo-th.ed.jp
Re: Re:市民精鋭軍団 (No.8555への返信 / 32階層) - エア

俺も参加したいからアパッチ2にのさせて。

[No.8565] 2005/10/11(Tue) 17:20:10
dhcp-ubr2-0529.csf.ne.jp
Re: Re:ソラス撃退戦 (No.8554への返信 / 33階層) - エア

ソラス戦の前に武器の最新情報をおつたえします。

ビームランチャー、スパークボム、2丁タイプ小型マシンガン、以上です。                                                                                                                                                                                                                       


[No.8566] 2005/10/11(Tue) 17:28:51
dhcp-ubr2-0529.csf.ne.jp
土曜日に登場!! (No.8563への返信 / 34階層) - 侍蟻

すいません。土曜日までこれません。なぜなら、パソコンする暇がないもので…今日は暇があったので来ました。
それじゃ、土曜日に書きに来ます。


[No.8569] 2005/10/11(Tue) 18:38:12
p3130-adsao04tenjmi-acca.fukuoka.ocn.ne.jp
「潜入」 (No.8569への返信 / 35階層) - ケタ

ケタが通信をいれてから約20分後・・・。

「お・・・来たかな?(・ω・)」
大穴の前で待つケタの前にEDFの車が走ってくる。
やはり車はケタの前でとまり、中から大きな荷物をかかえた隊員が4人ほど
降りてきた。

「いやぁ〜こりゃほんとでかい穴ッスねぇ〜」
と、やけにテンションが高い男と、それとは対照的に無口そうな男。
それと・・・

「またよろしく!(・▽・)」
女性隊員のうちの1人はワカ隊員だった。
今回は陸戦隊のボディアーマーをきてるので、声をかけられるまで気付かなかったのだ。
もう1人のおとなしそうな女性は・・・見覚えはないが、
なんか見たことあるような顔をしている。

一通り自己紹介をし、5人は大穴を降りていった・・・。



「へっへっへ・・いつでもでてくるッスよぉ・・・」
先頭を歩くのはやはり一番テンションの高い伊地山隊員だ。
ウズウズしているのかしきりにアサルトライフルを握りなおしている。

「あの・・私たちだけで大丈夫でしょうか・・・?」
かなり怖いのか、まるでオバケ屋敷にでも入ってるかのように腰の引けている女性、
マナ隊員が2番目に歩いている。

「5人でクイーンを倒せれば・・特別報酬も夢じゃないな・・」
と、余裕からか、違うことを気にしている御剣隊員がセンター。

「がんばろ〜〜(・ω・)」
人数が多いからか、福岡とは打って変わって楽しそうなワカ隊員とケタが
最後尾で2列となり後ろを警戒しながら進んでいる。

とにかく急いで動ける隊員をむかわせたので、こんな編成になったのだろう、
ケタは軽いめまいを感じた・・・。




はじめての大人数!(・▽・;
ちなみにクイーンは地上にでる予定です。地上にでたクイーンのトドメを
だれかお願いしてもいいかな・・・?


[No.8575] 2005/10/11(Tue) 20:09:32
YahooBB220060180129.bbtec.net
Re: 「潜入」 (No.8575への返信 / 36階層) - ヘリ兵士

> ケタが通信をいれてから約20分後・・・。
>
> 「お・・・来たかな?(・ω・)」
> 大穴の前で待つケタの前にEDFの車が走ってくる。
> やはり車はケタの前でとまり、中から大きな荷物をかかえた隊員が4人ほど
> 降りてきた。
>
> 「いやぁ〜こりゃほんとでかい穴ッスねぇ〜」
> と、やけにテンションが高い男と、それとは対照的に無口そうな男。
> それと・・・
>
> 「またよろしく!(・▽・)」
> 女性隊員のうちの1人はワカ隊員だった。
> 今回は陸戦隊のボディアーマーをきてるので、声をかけられるまで気付かなかったのだ。
> もう1人のおとなしそうな女性は・・・見覚えはないが、
> なんか見たことあるような顔をしている。
>
> 一通り自己紹介をし、5人は大穴を降りていった・・・。
>
>
>
> 「へっへっへ・・いつでもでてくるッスよぉ・・・」
> 先頭を歩くのはやはり一番テンションの高い伊地山隊員だ。
> ウズウズしているのかしきりにアサルトライフルを握りなおしている。
>
> 「あの・・私たちだけで大丈夫でしょうか・・・?」
> かなり怖いのか、まるでオバケ屋敷にでも入ってるかのように腰の引けている女性、
> マナ隊員が2番目に歩いている。
>
> 「5人でクイーンを倒せれば・・特別報酬も夢じゃないな・・」
> と、余裕からか、違うことを気にしている御剣隊員がセンター。
>
> 「がんばろ〜〜(・ω・)」
> 人数が多いからか、福岡とは打って変わって楽しそうなワカ隊員とケタが
> 最後尾で2列となり後ろを警戒しながら進んでいる。
>
> とにかく急いで動ける隊員をむかわせたので、こんな編成になったのだろう、
> ケタは軽いめまいを感じた・・・。
>
>
>
>
> はじめての大人数!(・▽・;
> ちなみにクイーンは地上にでる予定です。地上にでたクイーンのトドメを
> だれかお願いしてもいいかな・・・?

まかしといてください。
わーい2冠


[No.8579] 2005/10/11(Tue) 20:50:41
i210-161-189-59.s02.a015.ap.plala.or.jp
Re: 「潜入」 (No.8575への返信 / 36階層) - 三枝

あのー、俺も地底突入作戦参加してよかったですかね?そちらの話に影響は与えないので。

[No.8580] 2005/10/11(Tue) 20:57:22
i218-44-80-183.s02.a021.ap.plala.or.jp
「巨獣」 (No.8575への返信 / 36階層) - set

空中に隊形を作りながら進むする飛行物体があった。
イズキ隊のバゼラートΩが先頭を飛び、後続を各部隊のバゼラートαが続く。
別にイズキ隊が指揮官ではない。ただ、速度が速いだけだ。

「目標を確認した。」イズキが無線で各部隊と本部に伝える。
<了解した。幸運を祈る・・・全機、攻撃開始!>
本部に居る司令官が攻撃命令を伝える。
各機から攻撃が浴びせられ、ソラスがひるむ。
が、次の本部からの言葉によって事態は急変する。
<各部隊に告ぐ。敵の輸送船が二機、ソラス後方より接近している。部隊を二つに別けて攻撃をせよ>
急に知らされた援軍によって各部隊は騒然とする。
イズキが少し考えるように間を空けて口を開く。
「俺達はソラス攻撃を続行する。敵は輸送機だ。他のやつ等に任せとけ」
そう言うとトドキが「了解」と返事をする。

部隊は二つに別れ、ソラス討伐と援軍討伐に別れた
「ソトエ!サイ・ブレードで攻撃してくれ。」イズキが命じると
「え・・・」と言い、ソトエの顔が苦い顔になる。
彼女曰く、誘導兵器を使用すると頭が痛くなるらしい。
「一発で構わない・・・頼む」
「わ、分かりました!分かりましたから!」ソトエが慌ててサイ・ブレードを構える
発射されたビームは一直線に進んでいくと急激に方向を変えてソラスへ直撃した。
ソラスが天に向かって雄たけびをする。
が、ソラスは倒れず、むしろ怒ったように上空を見上げると火を吹いた。
「やばい!トドキ、上昇しろ!」
「や、やってます!」
バゼラートΩに装備されている小型ブースターを全て下へ向け、出力全開で上昇する。
何とか火を避ける事はできたが、避ける事のできなかったバゼラートαが何機か堕ちていく。
「クソッ・・・」イズキは毒づきながら、扉を開ける
イズキはハーキュリーI・Rを構えて発射する。
が、いくらハーキュリーI・Rでも通常弾ではソラスの硬い皮膚を貫けない。
通用しない事が分かるとイズキは扉を閉めた。
「あの硬い皮膚をどうにかしなくちゃ無理だ・・・」
イズキが思いつめた表情で考える。すると、無線から悲鳴が伝わってくる
<こ、こちらハトキ隊!新種の巨大生物を確認しました!>
<糸が!糸が離れない!>
<コイツら俺達を食うつもりだぞ!糸で絡め取って食う気なんだ!>
<おい!落ち着け、取り乱すな!!>
<糸が・・・糸が・・・うわぁぁぁぁ!・・ザー>
<ははははは!糸に、糸に巻かれて死ぬんだよ!あはははははは!>
無線元は援軍へ向かった部隊からだ。
「新型の巨大生物!?」イズキが絶句する
「糸って・・・まさか蜘蛛・・?」元々虫嫌いのミエキが恐る恐る聞く
「だろうな!ったく、ソラスだけでも手一杯だってのに・・・」トドキが吐き捨てるように言う

<全軍に告ぐ。現在、そちらへ援軍を向かわせられる状況ではない。何とか持ちこたえてくれ>
本部の司令官から伝えられる。
状況の分からないイズキが司令官に反論しようとしたその時だった。
「た、隊長!アレ・・・」トドキが指差す
「え・・?」イズキも呆気に取られてそちらを見る
「アレは・・・自衛隊の残存部隊!?」ソトエが驚くように言う
確かにそれは自衛隊の戦闘機だ。先のソラスとの戦闘で生き残った残存部隊だろう。
3機の戦闘機がこちらへ向かってきていた。
しかし、それらは黒い煙を上げながらいつ落ちるか分からない状態だった。
が、無線で入ってきた言葉にイズキ達は言葉を失くす。
<EDF・・・地球を守る者達よ・・・どうか、今の日本を救ってくれ・・・>
自衛隊の戦闘機からの言葉にイズキは意思の強さを感じ取った。
そして、彼らがこれから行う事を察して顔が強張る。
<宇宙から来た化け物め!我らの命と引き換えに空へ帰れ!>
そう言うと戦闘機は空中で陣形を取りながらソラスの方へ旋回した。
「た、隊長・・まさか・・・」トドキが悲痛な面持ちでイズキの方を向く
「そのまさかだろうな・・・」イズキも顔を悲痛な面持ちだった。

戦闘機は急降下しながら陣形を直線にし、ソラス目掛けて急降下した。
<うぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!>無線から叫び声が聞こえてくる
それと同時に3機の戦闘機が突っ込んで・・・爆発した。
「・・・・・」イズキは無言で、敬礼する。
それを見た他の四人も敬礼をした。

が、ソラスはまだ立っていた。しかし、硬い皮膚は剥がれ落ち肉が丸見えになっていた。
「隊長!雷弾をあそこに撃って下さい!」インフィが言う
雷弾。インフィの能力を入れた三つの弾のうちの一つだ。
イズキはハーキュリーI・Rに雷弾を装填し、ソラスへ発射した。
発射された雷弾は敵へ到達する前に炸裂し、稲妻の矢のようにソラスに当たった。

遂に巨大な怪物は力尽き、倒れこんだ。
「「やった!」」ミエキとソトエが歓声をあげ、トドキとインフィも顔を緩ませる。
敵の輸送船もこれ以上の戦いは無理と踏んだのか、それとも新種の巨大生物のテストを終えたのか撤退していった。
残った新種の巨大生物は空中からバゼラートΩの武装で一掃し、任務は終了とされた。
「これより帰還する。」イズキは無線で本部へ伝えると
<了解した。善戦を感謝する。>と司令官が言い、無線は切られた。

夕焼けの空の下、倒れ崩れた巨大な生物とその近くにある戦闘機の破片。
イズキはその光景を忘れないように、巨大な怪物の死体が見えなくなるまでその場所を見続けた。



ソラス終了。案外、パパッと倒してしまって申し訳ないorz
しかも奮戦したのはEDFじゃなく自衛隊という・・・
まぁ、少しは花を持たせてあげなくては可哀想ですので!

>>ヘリさん
いえ、こちらこそ使ってくださりありがとうございます^^
何か、不憫で不憫で( つд;)
>>侍蟻さん
土日まで来れないとの事なのでソラス参戦は無しという事に・・・
すいません、勝手に終わらせちゃってorz


[No.8583] 2005/10/11(Tue) 21:28:16
YahooBB219206220093.bbtec.net
Re: 「巨獣」 (No.8583への返信 / 37階層) - ケタ

>あのー、俺も地底突入作戦参加してよかったですかね?
>そちらの話に影響は与えないので。


どうぞ!(・▽・
不確定要素万歳!合流してもよし、違うルートでいってもよし(^^
そしてトドメはヘリさんかな。


[No.8584] 2005/10/11(Tue) 21:37:08
YahooBB220060180129.bbtec.net
Re: 「巨獣」 (No.8584への返信 / 38階層) - 優

およ。いつの間にかマナ隊員が参戦してる。救護隊に引っこ抜いたはずなのだが何が起こったのw(゚Д゚)
まぁ古参兵殿もいるし大丈夫だろう。(´∀`)ノケタさん彼女をよろすくねw


[No.8594] 2005/10/11(Tue) 23:55:03
family.e-catv.ne.jp
Re: 「巨獣」 (No.8584への返信 / 38階層) - 三枝

無線のコール音が目覚し時計のように、喧しく鳴り続けていた。「うう・・・」仰向けに倒れていた俺は上半身を起こす。辺りを見回した。・・・ここは何所だろう?取り合えず目覚ましを止めることにした。
「はい、もしも―」「大丈夫か!?」「ああ、全身が痛いが・・・大丈夫そうだ。それより、一体何があったんだ?」
「お前が気絶してる間に色々あったぞ。良いニュースと悪いニュースがあるがどちらから聞きたい?」
俺は迷わず答えた。「良い方から頼む。」

「地上の部隊がインセクト・ヒルの破壊に成功した。」
「へぇ、すごいな。あんな物どうやって壊したんだ?」「どの部隊が破壊したか不明でな、わからん。」
「誰が、どう戦ったかわからない、か。伝説の英雄を思い出すな。」「お前そんな与太話を信じているのか。」「俺は与太話が好きなんだよ。」

「次だ。ソラスの撃退に成功した。」「ソラスが来ていたのか!?」「自衛隊の決死の攻撃が影響したらしい。」「そうか・・・」俺は名も知らぬ英雄に合掌した。

「次は悪いニュースだ。新種の巨大生物が確認された。糸で攻撃する、としかわかっていない。」
「わかった。気を付ける。」「まだ有るぞ。アメリカの方がひどい攻撃を受けたらしくてな。日本に救援を求めてきた。」「EDFも楽じゃないな。」「地球を守っているんだからな。」「悪いニュースはそれだけか?」
俺は期待を込めて聞いた。「残念ながらもう1つとんでもなく悪いニュースがある。」「・・・なんだ。」
「お前が今いるのは敵の巣の中だ。」働きを取り戻していなかった頭が、叩き起こされた。「なんだって!?」

「たしか、俺はあの隊員と別れて。」「少し行った先で床に酸が溜まってるのを見つけたんだ。」
「で、、真ん中に足場になりそうな場所があった。飛び越えようとして、その足場に着地したら。」
「床が崩れて巨大生物の巣の中にまっさかさまだ。運が悪かったな。」「何てこった・・・」「そう気を落とすな、良いニュースが後1つある。」「救援隊でも向かってるのか?」「少し違うな、地下巣穴を攻撃する作戦が開始された。」「まぁ、攻撃はそっちに任せて。俺は出口を探すよ。」「帰って来てもEDFに送り返されるだけだぞ。」「・・・やっぱり俺も参加するのか。」「他に道は無いな。」俺は深く溜め息を吐いた。「わかったよ。俺も作戦に参加する。」

「あともう1つ」「悪い方、か?」「私は今、本部に居るんだがな。私の個人用無線では電波に限界が有るんだ。」「奥に行くと通信できなくなるのか。」「あくまで可能性だがな。」「独りぼっちで洞窟探検、か。」
「ま、しっかり働けよ。」「了解。」俺は巣の奥に向かって歩き出した。


ヘリ兵士さん、ケタさん、setさん、侍蟻さんお話リンクさせていただきました。
ケタさんお言葉に甘えて。作らせて頂きましたが、合流は・・・どうしますか?もう大勢連れてて大変そうですが・・・三枝使いますか?俺は単独でも構いませんが。


[No.8595] 2005/10/11(Tue) 23:58:22
i218-44-80-183.s02.a021.ap.plala.or.jp
遺品 (No.8564への返信 / 35階層) - ヘリ兵士

「あれ、副隊長、どこいくんですか。」
影が特殊部隊専用格納庫に向かって歩いていく許深に声をかけた。
「特殊部隊に知り合いがいるの、もうしばらくあってないからたまには会おうと思って。」
その時の許深はどこか嬉しげだった。
一目見ればその知り合いがどんな人物なのかわかる。
「もしかして、・・・恋人ですか?」
許深は顔を赤くした。
「え、その・・・そんなんじゃ・・・。」
普段とは違う許深の態度に、影は少し、親しみをおぼえた。
「こんな美人をほったらかしとくなんて、ろくな男じゃないですね。」
「影隊員、あまり私をからかわないで。」
しかし許深は嬉しげだ。
「じゃあ、副隊長、恋人によろしく。」
「・・・もう。」
影とわかれた後、彼女は軽い足取りで格納庫に向かった。
そこに悲劇が待つとも知らずに・・・・。




setさん続きよろしくお願いします。
手間取らせてすいません。


[No.8598] 2005/10/12(Wed) 12:17:39
ac.sanjyo-th.ed.jp
Re: ショートストーリー集2 (No.8598への返信 / 36階層) - あろんα

カツ隊員をショートストーリーのほうで動かしてくだされば幸いです。本当は自分で書いたほうがいいと思う(?)のですが・・・
なかなか難しいです。


[No.8602] 2005/10/12(Wed) 19:41:34
3dd522f2.catv296.ne.jp
「女王の部屋」 (No.8602への返信 / 37階層) - ケタ

「あと5秒後にマガジン変えるから援護頼むッスよ!」
そう叫び、キッカリ五秒後に弾がなくなり一歩下がる伊地山に替わり、
マナとワカが前にでて、巨大生物にむけて銃弾の掃射を行う。

先に進むたびに巨大生物との遭遇が頻繁になってきている。
どうやらインセクトヒルに繋がっているというK.Mの予感はあたっていたらしい。

「ふう・・・なんとかとりあえず片付いたな・・」
何度目かの巨大生物の駆逐を終え、御剣が息を吐く。
地中の深くを進んでいるためか、先ほどから生体センサーも反応がなく、
地上との通信もあまり取れなくなっている。
精神的な疲労は地上戦とは比べ物にならない。

「まぁまぁ、もうちょっとしたらクイーンいますってば!がんばるッスよ!」
もう何度も聞いた伊地山のセリフだが、なんとなくみんなの緊張が和らぐのを感じる。
この状況、ムードメーカーとして伊地山の存在はありがたい。

しかし、今回の伊勢山のセリフは現実となった・・・。


「こりゃ・・凄い・・(・ω・;)」
ケタが思わずそうつぶやく。
ケタ達は巨大な地下ドームの入り口にいた。
地下ドームからはさまざまな方向に地下道が伸び、その1つが、シェルターに
繋がっていたのだ。

それにしてもでかい地下ドームだ・・野球場くらいの大きさがある。
インセクトヒルの地下...東京の地下にこれほどの巨大な巣穴が作られていたとは・・・。

おそるおそるマナが双眼鏡を取り出し、中を見渡す。
「う・・・」
中にはかなりの数の巨大生物がうごめき、所々に巨大生物の卵らしきものが
うみつけられていた。
そして、その奥にはひときわ巨大な巨大生物・・
クイーンがいたのである。






>いつの間にかマナ隊員が参戦してる。
>救護隊に引っこ抜いたはずなのだが何が起こったのw(゚Д゚)

ぐわ。忘れてた(・・;申し訳ない・・。
倒れた姉(ローズ)が心配で基地に戻ったところに
出撃命令がきたってことで・・・・(無理矢理すぎか)
三枝さんおまかせしますよ(^^)

あろんさん
意外に考え出すと思いつくものですよ〜(俺もけっこう適当に考えてるし)
みんなで話が膨らんでったり繋がったりするの楽しいから、
参加してみては?(・▽・


[No.8603] 2005/10/12(Wed) 20:29:29
YahooBB220060180069.bbtec.net
Re: 「女王の部屋」 (No.8603への返信 / 38階層) - あろんα

あろんさん
意外に考え出すと思いつくものですよ〜(俺もけっこう適当に考えてるし)
みんなで話が膨らんでったり繋がったりするの楽しいから、
参加してみては?(・▽・

ありがとうございます。いつの日か参加させてもらうかもしれません。そのときは皆さんどうぞヨロシク(。 ̄ω ̄)ノ


[No.8605] 2005/10/12(Wed) 21:01:59
3dd522f2.catv296.ne.jp
Re: 「女王の部屋」 (No.8605への返信 / 39階層) - 三枝

じゃあ俺がカツ隊員使っていいですか?
三枝を独りぼっちにさせたはいいものの・・・1人じゃ会話は成り立たないもんで・・・


[No.8611] 2005/10/12(Wed) 22:02:17
i60-43-8-91.s02.a021.ap.plala.or.jp
Re: 「女王の部屋」 (No.8611への返信 / 40階層) - set

イズキ達はバゼラートΩを専用格納庫へと着陸させ、外へ出た。
「あー疲れた・・・」ミエキが疲れきった声で言う
確かに女性であるミエキとソトエにはキツい仕事だろう。
「インセクト・ヒルが落ちたと報告が来たし・・・少し休憩だ。」
イズキが伝えると四人は飛び跳ねながら喜んだ。
「まぁ、インセクト・ヒルの時みたくいつ命令が来るか分からないからな。俺を恨むなよ?」
念を押すように言うと
「はい!では、解散で・・・ん?」ミエキが突然黙り、全員そちらを見る。

そこに立っていたのは若い女性だった。
「何か御用ですか・・?」ミエキがその女性に話かけると
その女性は思い出したように話出す。
「あ・・・えっと・・特殊部隊・・・ですよね?」女性が確認するように尋ねる
「あぁ、第92独立兵群特殊部隊だが・・?」イズキが答える。
「あの・・・カサギは・・遠崎カサギはこの部隊ですよね?」
女性が口にした名前にインフィ以外の四人が固まる。
事情を知らないインフィは訳が分からず硬直する。
『遠崎カサギ』。元イズキの部下でアラスカ戦にて戦死した。
沈黙を破るようにイズキが言う。
「遠崎カサギは・・・アラスカでの作戦中に戦死した。」イズキは一瞬の間を空けて言った。
「え・・・・?」その女性はよく理解できない・・・いや、理解したくないようにイズキを見た。
「守れなかったのは俺の責任だ・・・すまない・・・」イズキはそう言うと頭を下げた。
ようやく言葉の意味を理解した彼女は顔を地面に向けた。
彼女の顔の下に涙が零れるのを見て、更にイズキは心苦しく思った。
そして、彼女は顔をスーツの袖で拭きながら顔を上へ上げ、イズキに向かって言う。
「いえ、貴方の責任ではありません・・・。ありがとうございました。」
女性はそう言うなりその場を駆け去ろうとし、イズキは慌てて引き止める。
「あの・・・コレ・・・」イズキが首に掛けていたペンダントを手渡す。
「カサギが身に着けていた物です。貴方が持っていて下さい。」
そう言い、イズキはその女性に渡す。
それを受け取ると、彼女は大事そうに握り締めてイズキに軽く頭を下げ駆け去っていった。

「カサギさんの・・・彼女ですよね?」ミエキが言うと
「あぁ・・結構前だが一度会った事がある。」とイズキが答える。
イズキとミエキ、そしてカサギはこの部隊設立から所属している。
いつだかは覚えて無いが、一度カサギに彼女を紹介されたのは覚えている。
「確か・・・許深さんでしたよね。」ミエキが思い出したように言う
イズキは何も言わずに頷き、言う
「この大戦が終わるまで生きてくれ・・・もう身近な者が死ぬのはいやだ・・・」
イズキは自分に言い聞かせるようにその言葉を言った気がした。


すいません、ヘリさん。こんな文しか思いつきませんでしたorz
しかも、カサギのペンダント渡しちゃった・・・


[No.8613] 2005/10/12(Wed) 22:44:17
YahooBB219206220093.bbtec.net
「地下ドームの死闘」 (No.8613への返信 / 41階層) - ケタ

クイーンを前にしてケタ達は地下ドーム手前で立ち止まっていた。
だが、次の瞬間匂いを嗅ぎつけたのかクイーンがこちらを振り返った!

「みつかっちまった!撃つんだ!!Σ(゚∀゚;)」
ケタの合図で5人の一斉射撃が始まる!
アサルトライフル4つとスナイパーライフルから発射される弾丸の雨が
クイーンの甲殻の一部を破壊し、苦悶の叫び声があがる。

できればこの先制攻撃で倒したかった・・・が、それは考えが甘すぎた。
クイーンはこちらに腹の先を向け、腹部を大きくへこませ・・・、
次の瞬間視界が黄色に染まった!

「く・・・な、なんだこれは!?」
ターゲットを見失った御剣がスナイパーライフルのスコープから目を離しうろたえる。
全員のヘルメット、ボディーアーマーから白煙があがりはじめている。

「まずい!!さ・・酸の霧だ!!(゚△゚;;) 」
ケタが叫ぶ。
通常の巨大生物とは比べ物にならない量の酸を霧状にしてこちらへ
吹きかけてきている!

「みんな伏せて!」
とっさにワカが小型プラズマグレネードを近くの壁に放った。
その爆風で酸の霧がケタ達の周りから四散する。
しかし、伏せるのが遅れたマナが爆風をまともにくらい、
そのまま壁にたたき付けられ気絶してしまった。

やっと酸の霧から開放されたが、みんなのボディアーマーはボロボロに
腐食してしまっている。
もし、次に吹きかけられたらとても耐えられないだろう。

「こ・・このまま・・死ねるかッス!」
伊地山がアサルトライフルを乱射しつつ、クイーンに向かって突撃していく。
・・・だが、あまりにも無謀だった。
敵はクイーンだけではないのだから・・・・。
ドーム内の巨大生物が突出した伊地山に群がりはじめた!

巨大生物を撃とうにも、あれだけ近寄られると弾道の定まらないアサルトライフルでは、
伊地山にあたる可能性があり、援護できない。

「御剣!伊地山に群がる巨大生物を狙撃してくれ!(´∀`;)」
「くっ・・あのヤロウ、あとでなにかおごらせるからなっ!」
御剣が倒れているマナの近くで再び狙撃体制を取り、伊地山の近くの巨大生物を
狙撃しだす。

「おい!クイーンをどうにかしないとまた酸の霧が・・・!!」
「わかってる!(・△・)」
ケタとワカがアサルトライフルをクイーンにむけて撃ちまくる!
・・・が、この距離でアサルトライフルでは決定的なダメージを与えられない!

クイーンが再び、腹をゆっくりとこちらにむけだす!
・・・もう・・だめだ!!
ケタが絶望になりかけたそのとき・・・

ケタの背後から凄まじい銃声が響いた!

ケタの後方から放たれた弾丸は一直線にクイーンの腹の酸噴出口を狙っており、
そのいくつかは噴出口から体内に入り、クイーンの内臓をえぐった。
凄まじい悲鳴を上げ、のたうちまわるクイーンの酸噴出口からは
大量の体液が流れだしている。
もはや、酸の霧は出せないだろう。

「まぁ・・・ヒーローってなぁ、いいとこで来るもんだ・・な」
「・・・お前か・・・(・・;)」
ケタの後ろでK,Mがスナイパーライフル片手にいつもの不敵な笑みを浮かべていた。

「ううおおおおおッス!」
やっとクイーンに肉薄した伊地山のアサルトライフルがクイーンに浴びせられ、
クイーンの甲殻がはじけ、体液が飛び散った。

だが、クイーンはしぶとかった。
突如地下ドームの壁を上りだし、大音響とともに地下ドームの天井に穴が開き、
クイーンがそこから地上へ逃げていった。
天井からは日の光が差し込んでくる。

ケタ達にこの地下ドームの天井を上る術はない。
「撤退するぞ!あとは地上部隊に任せるんだ!!」
伊地山は不満げにクイーンがでていった天井を見上げていたが、
やがてこちらへと走ってきた・・・・





ちょっと長かったけど、クイーン撃退!
地上部隊トドメお願いします〜。
使わせてもらった、御剣隊員、伊地山隊員はこんな感じでよかったのかな。


[No.8615] 2005/10/12(Wed) 23:33:42
YahooBB220060180069.bbtec.net
Re: 「地下ドームの死闘」 (No.8615への返信 / 42階層) - 漆

> 使わせてもらった、御剣隊員、伊地山隊員はこんな感じでよかったのかな。

ケタさんの伊地山ですが…驚くほど本人と似ていました!
伊地山本人(現実の)も似ているといって、妙にテンションが高かったです。
ホント迷惑なくらい…
迷惑でなければこれからも伊地山をお願いします!


[No.8617] 2005/10/13(Thu) 00:05:08
p8065-ipad08imazuka.yamagata.ocn.ne.jp
Re: 「女王の部屋」 (No.8611への返信 / 40階層) - あろんα

よろしくお願いします。使っていただけて光栄です。

[No.8618] 2005/10/13(Thu) 00:37:26
3dd522f2.catv296.ne.jp
渡されたバトン (No.8617への返信 / 43階層) - ヘリ兵士

『こちら第91独立兵郡特殊部隊、南方向から本部に接近していた多脚歩行戦車と新型円盤は全滅させた、こちらは特に被害なし、以上』
無線の向こうから勝利を告げる通信が聞こえてきた。
「こちら第51遊撃隊、・・・北側から来た敵は掃討した、以上。」
貸したアサルトライフルのことが不安で不安でしょうがないスガワが通信を返した。
「雑魚が、お前らみたいな特殊能力に頼りきったやからにEDFが負けるかよ。」
ヘリがはき捨てるように言った。
周囲にはEDF本部を攻撃してきて、さっさと弱点を見つけられ文字通り何もできず倒された鏡面円盤の破片と、影のドリルランチャーとフェンナの至近距離からのレーザーチェーンソウによって無残な姿になった多脚歩行戦車の残骸が散らばっている。
「それにしても副隊長どうしたんでしょうね、あの真面目な副隊長がこないなんて・・・、具合でも悪いんでしょうか。」
ダロガ2台を倒した女戦士フェンナが心配そうに言った。
彼女はもう戦闘中に仲間のことを考えられるくらいにまで成長している。
ヘリは部下の成長を喜びながら、フェンナに答えた。
「まあ彼女にも色々あるんだろう、そっとしといてやれよ。」
「ですがコールして来なかったことは敵前逃亡ということに・・。」
今度は傍らのゴリアスランチャーで鏡面円盤の半数を叩き落したサハラが意見を述べた。
「そう言うなよ、なあに、彼女はまた戻ってくるさ、心配する事はない、それに敵前逃亡は俺は1っ回は見逃そうって考えの心が広い隊長なんだ。」
ヘリが冗談を言った時だった。
突如地面が溶け出し、地下から何かが顔を見せた。
「こいつ、ちくしょう、地底に行ったやつらは皆殺しか。」
それが顔を見せたという事は巨大生物による地上総攻撃が始まったということである。
が、それの姿はボロボロで、引き連れているはずの巨大生物の大部隊もいない。
・・・なるほど。
地下の奴らはやってくれたみたいだな。
なら彼らの努力を無駄にしないようにここで俺達がこいつを倒さねば。

「霧が来るぞ、隠れろ。」
前大戦でクイーンと戦ったことのあるサハラが叫ぶ。
言ったとおり、クイーンは酸の霧を噴出した。
サハラ、スガワは瓦礫の陰に、影はビルの谷間に隠れ、攻撃をやり過ごし。
ヘリは回避行動をとって、フェンナは飛んで攻撃をかわし、クイーンの体に手に持った武器で攻撃する。
クイーンの体はところどころ甲殻がはげていたため、攻撃はクイーンの体を切り刻む。
しかし、クイーンはひるまず、酸の霧を吹きかけてくる。
「ぐ・・、」
霧をあびたアーマーが煙を上げて溶け始めた。
見るとフェンナも同じように霧に苦しんでいる、しかも彼女のアーマーはヘリのものよりずっと薄い。
サハラも影も霧がじゃまでクイーンを見つけることができないためドリルルランチャーもゴリアスも使えない。
まずい。

「!」
閃光が一閃して、クイーンに直撃する。
一瞬、クイーンがひるんだ。
霧がやむ。

「チャンス!」
一瞬の隙を突いて影のドリルとサハラのゴリアスがクイーンに向けて発射された。
クイーンはドリルで体を貫かれ、ゴリアスの直撃を受け体の半分が吹き飛んだ。
しかしそれでもまだ霧を吹こうと尾をこちらに向ける。
「・・・いい加減にしろ。」
そう言うとスガワはAS−22RRを構え、全弾をくらわせた。
999発の弾丸がクイーンの体を貫いた。
クイーンは咆哮をあげながら倒れ、やがて動かなくなった。
隊員達は歓声をあげて喜んだ。

隊員達が自分達を救った稲妻の発射主のほうを向く。
「隊長、遅くなって申し訳ありませんでした。」
「なに、つらいことがあったんだろ、今日のうちに立ち直っただけでもすごいよ、よって今回はお咎めなし。」
ヘリが陽気に言った。
「副隊長、あの・・・助けていただいて本当にありがとうございました。」
フェンナが命の恩人である許深に心からの礼を言った。
ここには私を必要としてくれる人がいる。
許深はカサギがそうしたように、自分も自分を必要としてくれる人のために戦う事を改めて決意した。
「ありがとう、カサギ。」
許深はつぶやいた。



第51遊撃隊
総員6名
戦死者なし
許深の胸のペンダントが夕日を帯びて輝いていた。


[No.8622] 2005/10/13(Thu) 01:32:59
i220-109-198-167.s02.a015.ap.plala.or.jp
あとがき (No.8622への返信 / 44階層) - ヘリ兵士

とりあえず第51遊撃隊のインセクトヒル編終わりました。
疲れた。
漆さん、ドリルランチャー出してみたんすけどあんなかんじでよかったですか?
setさん手をわずらわせてしまったあげく勝手に話しに出してすいません。
ちなみにペンダントはそっちが渡すのを狙ってました。

ところでそろそろ新スレ立てたほうがいいですか?


[No.8623] 2005/10/13(Thu) 01:46:37
i58-93-213-174.s02.a015.ap.plala.or.jp
いいわけ (No.8623への返信 / 45階層) - ヘリ兵士

ケタさんの読み直したらクイーンは酸出せないほどダメージ追ってたのに俺が書いたのだと元気に酸をふいてきてました。
あれはその・・・地上にあがる途中にクイーンは恐るべき回復能力で再生した・・・と無理矢理思ってください。
すいませんでした、次からこのようなことがない様にきをつけます。


[No.8626] 2005/10/13(Thu) 13:09:57
ac.sanjyo-th.ed.jp
Re: あとがき (No.8623への返信 / 45階層) - 漆

> 漆さん、ドリルランチャー出してみたんすけどあんなかんじでよかったですか?

このことですが、これを考えたのは伊地山(現実の)なんですよ。
伊地山本人はかなり喜んでいますからよかったと思います。
この兵器がまた出るときを待っているとのことです。


[No.8633] 2005/10/13(Thu) 17:07:17
p1047-ipad03imazuka.yamagata.ocn.ne.jp
Re: 「女王の部屋」 (No.8618への返信 / 41階層) - 三枝

…ここは何所だろう?入った時と同じ疑問が俺の頭を支配していた。と言っても成瀬から聞いた話しを忘れた訳ではない。ここは巨大生物の巣穴だ。が、その先がわからないのだ。迷路のように曲がりくねった道と延々と続く似たような景色は方向音痴の俺が迷うには十分すぎる環境だった。
しばらくしてかなり広い空間に出た。学校の体育館程はあるだろうか。

「君!」右の方から声がした。見てみると腕にトンファーの様な物を装着した陸戦兵がこちらに駆けて来る。「何故こんな所に?」開口一番、彼は聞いてきた。「道に迷ってしまったんです。」「ここに来るまで敵には?」「会いませんでした。」「そうか…何なんだここは…」「?」「ここは女王の居た場所よりさらに深い所でな何が有るか調査に来たんだが奴らが1匹もいないんだ…」「確かに深部に何もないのは不思議―」「危ない!」

そう叫びながら彼は俺を掴んで引っ張った。俺がさっきまで居た地面にバシャバシャと酸がかかった。
彼はもう片方の手を敵に向けた。ドン!腕の武器から発射されたロケット弾が巨大生物に直撃した。
「あ、危なかった。ありがとうございます。」「気にするな。それより…何だこいつは?」

俺は自分を襲おうとした敵を見た。横長の体に、細い4本の足、頭の辺りに角のような酸の噴射口が2つ対になっている、1番の特徴はその目だろう前面の中心に1つ巨大な目がある。「新種の巨大生物でしょうね。」「見た事も無い姿だ。」「そりゃあ、新種ですから。」「そうじゃない。ほら、よく言うだろう?巨大生物が蟻に似てるって。」「なるほど、こんな生き物は地球には居ませんね。」「だが…どこかで見た様な気がするんだ。」
「こんな奴見た事もありませんよ。」「いや、何だろう?何かの一部と言うか、いつも見ている姿になるには
何かが足りないんだ。」

俺は腕を組み天井を見上げた。考える時にこうするのが俺の癖だ。「…俺達にも足りない物がありますよ。」「何だ?」「注意深さです。」俺が上を見ているのに気付き彼も天井を見た。「…そういう事、か。」天井を覆い尽くすほど多くの巨大生物がこちらを睨んでいた。「どうします?お友達をやられて、相当ご立腹ですよ。」
彼は壁の穴を指した。「二人で相手にできる数じゃない。あそこから逃げよう。」「わかりました。」「ただ、奴らを地上に連れて行くわけには行かない。できるだけ撒くぞ。」「走るのは苦手ですが、がんばってみます。」
「よし!走れ!」俺たちが走り出すのと同時に敵が天井から離れた。

俺達は後ろ向きに走り、敵を牽制しながら逃げていた。「罠です!後ろからも敵が!」俺の言葉を聞いて、
彼は驚いた様子で後ろを見た。「失礼、『いつもだとこう言われるなー』って考えてたらつい…」
「君…冗談になってないよ。」「すいません。不謹慎でしたね。」「そうじゃないんだ。」俺は後ろを見た。
数匹の蟻がこちらに向かってくるのが見える。「はめられた!?」「いや、罠にしては敵の数が少ない。
おそらくこいつらが戦ってるのに気づいて加勢しに来たんだ。」「やれやれ、ご近所付き合いのよろしいことで。」「冗談言ってる場合じゃない。俺がこいつらを食い止める!君は退路を!」「了解!」

蟻はほんの5〜6体しかいなかった。俺は敵を倒すと先ほどの隊員を呼んだ。彼は後ろを警戒しながら、
こちらへ走ってきた。「早く逃げましょう!」「それが…」「どうかしたんですか?」「やつら帰っちまった。」「え?」「まるで忘れ物でも思い出したみたいに突然引き返して行ったんだ。」「罠、でしょうか?」
「わからない。ただ早く引き返すに越したことは無いな。」

歩き出そうとした時、無線から声が聞こえてきた。「おーい軍曹。聞こえるかー?」「ああ、俺だ。無事か?」「楽しすぎて狂っちまいそうだ。やつら殺しても殺しても、うじゃうじゃ出てきやがる。…おっと、来やがったな!
蜂の巣にしてやるぜー!」雑音がして無線が途切れた。「だっ大丈夫ですか?もしもし?もしもし?」
「ああ、あいつなら大丈夫だよ。」彼は焦る様子も無く言った。「でも、無線から雑音が聞こえるって事は…」「あれは銃声だよ。」「あれが!?」「特別製の銃でな撃ってる間は会話もできないんだ。」「そうなんですか。」「しかし、あいつ迎えに行かないとずっと戦ってそうだな…」「俺もいきましょうか?」「いや、君に迷惑を掛ける訳にはいかない。」「別に迷惑じゃありませんよ。」「ここから先は一本道だから迷う心配も無い、早く帰還して休んだ方がいい。」「では、お言葉に甘えさせてもらいます。」俺は洞窟の奥に向かう彼を見送った後、地上に向かって歩き始めた。



あろんαさん どうですか?小説を書くとき邪魔になりそうな部分はありませんか?
ケタさん 地底編とても楽しかったです。参加させていただきありがとうございます。


[No.8634] 2005/10/13(Thu) 20:35:56
i60-36-124-182.s02.a021.ap.plala.or.jp
Re: いいわけ (No.8626への返信 / 46階層) - 三枝

実は俺もケタさんに謝らなければいけないことがあります。
「三枝さんおまかせしますよ(^^)」と書いていただいたのに返事をするのを忘れてました。
もう1つ、ケタ隊員のショットガンを直す話しで、ケタ隊員が無線を切っていたことを完全に忘れていました。
最後のオペレーターの所は三枝の言葉から察したと説明できますが…
すいません。以後気をつけます。


[No.8636] 2005/10/13(Thu) 20:44:49
i60-36-124-182.s02.a021.ap.plala.or.jp
Re: いいわけ (No.8636への返信 / 47階層) - ケタ

> もう1つ、ケタ隊員のショットガンを直す話しで、ケタ隊員が無線を切っていたことを完全に忘れていました。
> 最後のオペレーターの所は三枝の言葉から察したと説明できますが…
> すいません。以後気をつけます。


俺も今気付いた!(・・;
気にせずに〜細かいこときにしてたらリレー小説もリンクさせるのも
尻込みしてしまいますからね

ヘリさんトドメありがとうでした〜(^^
クイーンは回復が凄いんです!偉い人にはそれがわからんのです!

伊地山隊員似てたんだ・・うっしゃ(゚∀゚)


[No.8638] 2005/10/13(Thu) 20:58:52
YahooBB220060180069.bbtec.net
「帰還」 (No.8638への返信 / 48階層) - ケタ

クイーンとの戦闘から20分後・・・。
5人は地下道を抜け、無事渋谷地下シェルターへ到着した。

「やっとついた!(・▽・;)」
ケタが息も絶え絶えといった感じで歓喜の声を上げる。
疲れるのも無理はない、ケタは気絶したマナ隊員をかついで地下道を
走っていたのだ。

ズズズ・・・

地面が揺れる様な振動があった。
地下道から脱出する際に設置してきた時限爆弾が爆発したのだろう。
落盤が起こり、地下シェルターとインセクトヒルを繋いでいた地下道が
完全に埋まった。

「インセクトヒルは潰したし、地下道も塞いだ・・これでシェルターも安全だろう」
御剣がそう呟く。
「・・・と、とりあえず車に乗ろう・・重い・・・(−−;)」
ケタのヒザがガクガクしている。いくら小柄な女性でも人間1人と装備を担いで動くのは、
かなりしんどい。

「・・・重くないもん・・・」
ふくれっつらのマナがそう言ってケタの背中から乱暴に離れる。
・・・どうやら一番嫌なタイミングで目を覚ましたらしい。

「まl、とにかく帰るッスよ!とっとと着替えたいッス!」
みんなのボディアーマーは酸で腐食し、泥で汚れ、ひどい状態だ。
伊地山の言葉に賛成で、みんないそいそと乗ってきた車に乗り込む。
「あれ?もう1人いなかったッスか?」
いつのまにかK,Mがいなくなっていた・・・。


・・・

・・・

・・・

基地に戻ると1人の老人がケタを待っていた。
「そのショットガンを修理するように言われたんじゃ・・みせてみぃ」
老人は挨拶もせずにそう切り出す。

ケタのショットガンはSG99でも前大戦時の先行試作型で、
量産型、すなわち正規のSG99とは違う部品も多い。
修理してくれる整備士をさがすのに苦労するだろうと思っていたのだ。
渡りに船とばかりに銃を渡す。

「ふむ・・かなり酷いな・・部品の損傷もだが、酸による腐食も酷い・・・」
老人は銃を色々な角度からみつめながら1人ごとのように呟く。
しばらくして、銃を自分のケースの中にいれ、それを背負う。

「あ、ついでにこれも直してくれない?(^^;」
ケタがスガワ隊員から借りていたアサルトライフルも差し出す。
クイーンの酸の霧でかなり痛んでしまったので返しづらかったのだ。

老人は無言でアサルトライフルを受け取り、整備室の方へ歩き出す。

「あの〜・・・なんで俺のショットガン直してくれるの??(・・;)」
ケタが歩き去ろうとする老人に質問する。
そもそもケタのショットガンが壊れていることすらほとんど知られてない。

「わしも知らん・・ただ、ローズ元帥からそう指示されただけじゃ・・」
唖然とするケタを尻目に老人は通路の曲がり角に消えていった・・・。


[No.8640] 2005/10/13(Thu) 22:06:17
YahooBB220060180069.bbtec.net
Re: 「女王の部屋」 (No.8634への返信 / 42階層) - あろんα

いえいえ、わざわざ出させていただいてありがとうございます。自分が書くときは周りの話にあわせるので全然気にしなくても結構です。これからもよろしくお願いします。

[No.8641] 2005/10/13(Thu) 22:07:28
3dd522f2.catv296.ne.jp
Re: あとがき (No.8633への返信 / 46階層) - ヘリ兵士

このことですが、これを考えたのは伊地山(現実の)なんですよ。

>知ってました、言葉が足りませんでしたが正確には伊地山さんがどういてたか知りたかったんです 。

伊地山本人はかなり喜んでいますからよかったと思います。
> この兵器がまた出るときを待っているとのことです。

それを聞いて安心しました。
喜んでもらえてよかったーーーー。
正直自信なかったので。
ちなみにドリルランチャーはサハラに装備させます、気に入ったので。
その内パワーアップしたのを(アンダーキング、詳しくは武器伝2に書いてあります。)出していいですか?

あと影隊員の過去は設定をベースに俺が作っていいですか?
それと影隊員の使い方は今のままでいいでしょうか?


ケタさん、すみませんでした、そしてありがとうございました。
こんな俺ですが皆さんこれからもよろしくお願いします。


[No.8644] 2005/10/13(Thu) 23:53:05
i58-93-210-225.s02.a015.ap.plala.or.jp
アメリカに来てください (No.8640への返信 / 49階層) - 侍蟻

皆さんお願いです。アメリカのEDFが救援を求めた小説を書いたのでアメリカに行ってください。お願いします。わがままいってすいません。orz m(__)m

[No.8655] 2005/10/14(Fri) 18:03:16
p2096-adsah05tenjmi-acca.fukuoka.ocn.ne.jp
返信 (No.8644への返信 / 47階層) - 漆

> その内パワーアップしたのを(アンダーキング、詳しくは武器伝2に書いてあります。)出していいですか?

このことですが、どうぞ出してください!伊地山は「ドリルをEDFが正式に認めたー!」と騒いでいるくらいですから。

> あと影隊員の過去は設定をベースに俺が作っていいですか?
> それと影隊員の使い方は今のままでいいでしょうか?


基本的にはいいのですが、兵器改造(使える兵器の回収も)はどうしても入れてほしいです。
これからもがんばってください。


[No.8658] 2005/10/14(Fri) 18:52:35
p3072-ipad01mazuka.yamagata.ocn.ne.jp
(No Subject) (No.8655への返信 / 50階層) - フェアリー


ショートストーリー1が消えていました。ほかのやつは消えないように上げておきます。


[No.11493] 2007/07/07(Sat) 10:57:30
avsgw.nodai.ac.jp
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