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No.8887に関するツリー

   ショートストーリー集4 - 侍蟻 - 2005/10/22(Sat) 15:57:07 [No.8887]
緊急発進!SDL−EX - スプーキー - 2005/11/01(Tue) 17:44:28 [No.9111]
こちらこそよろしく - ヘリ兵士 - 2005/11/01(Tue) 18:38:14 [No.9115]
「遅刻」 - あろんα - 2005/10/28(Fri) 18:22:09 [No.9043]
Re: 「遅刻」 - set - 2005/10/28(Fri) 20:17:11 [No.9048]
Re: 「遅刻」 - set - 2005/10/28(Fri) 21:40:55 [No.9050]
「生存者」 - ケタ - 2005/10/28(Fri) 19:33:50 [No.9046]
Re: 「生存者」 - あろんα - 2005/10/28(Fri) 22:09:38 [No.9053]
「潜伏」 - ケタ - 2005/10/29(Sat) 10:54:03 [No.9061]
新型円盤 - マッドサイエンティスト - 2005/10/26(Wed) 14:58:34 [No.8995]
「潜入」 - ケタ - 2005/10/26(Wed) 18:38:50 [No.9005]
Re: 「潜入」 - マッドサイエンティスト - 2005/10/26(Wed) 20:16:30 [No.9012]
新型円盤 - マッドサイエンティスト - 2005/10/26(Wed) 13:38:58 [No.8994]
Re: ショートストーリー集4 - マッドサイエンティスト - 2005/10/25(Tue) 14:06:26 [No.8975]
Re: ショートストーリー集4 - ヘリ兵士 - 2005/10/25(Tue) 16:08:11 [No.8976]
過去(前編) - ヘリ兵士 - 2005/10/24(Mon) 22:56:28 [No.8966]
Re: 過去(後編) - ヘリ兵士 - 2005/10/26(Wed) 18:50:32 [No.9006]
Re: ショートストーリー集4 - 漆 - 2005/10/22(Sat) 19:16:30 [No.8892]
無謀 - 漆 - 2005/10/23(Sun) 12:20:53 [No.8914]
…絶命…? - 漆 - 2005/10/26(Wed) 00:41:45 [No.8992]
Re: …絶命…? - 漆 - 2005/10/26(Wed) 23:49:41 [No.9017]
「違和感」 - ケタ - 2005/10/27(Thu) 20:07:21 [No.9022]
ブラック&シルバー - ヘリ兵士 - 2005/10/27(Thu) 22:46:43 [No.9031]
Re: ショートストーリー集4 - ケタ - 2005/10/22(Sat) 20:01:54 [No.8894]
「決死隊」 - ケタ - 2005/10/22(Sat) 20:30:14 [No.8895]
鏡面円盤を粉砕せよ - ヘリ兵士 - 2005/10/22(Sat) 21:36:00 [No.8896]
「混迷」 - ケタ - 2005/10/22(Sat) 22:47:36 [No.8897]
気を悪くしないでください5 - ヘリ兵士 - 2005/10/23(Sun) 00:05:53 [No.8901]
Re: 気を悪くしないでください5 - 虎太郎 - 2005/10/23(Sun) 12:25:53 [No.8915]
作戦会議 - ヘリ兵士 - 2005/10/23(Sun) 13:10:02 [No.8918]
地獄を偵察せよ - ヘリ兵士 - 2005/10/24(Mon) 19:36:26 [No.8956]
Re: 地獄を偵察せよ - set - 2005/10/24(Mon) 20:59:18 [No.8957]
Re: 地獄を偵察せよ - ヘリ兵士 - 2005/10/24(Mon) 21:24:00 [No.8959]
「入院」 - ケタ - 2005/10/24(Mon) 21:42:42 [No.8961]
「地獄への偵察隊」 - ケタ - 2005/10/24(Mon) 22:15:10 [No.8965]
偵察隊参加キボンヌ(´・ω・`) - あろんα - 2005/10/25(Tue) 17:23:50 [No.8977]
「敵意」 - ケタ - 2005/10/25(Tue) 18:24:16 [No.8980]
- ヘリ兵士 - 2005/10/25(Tue) 18:58:41 [No.8981]
Re: 囮 - set - 2005/10/25(Tue) 20:13:58 [No.8987]
「福岡へ・・・」 - ケタ - 2005/10/25(Tue) 19:41:07 [No.8984]
Re: 「混迷」 - あろんα - 2005/10/22(Sat) 23:51:10 [No.8899]
Re: 「混迷」 - 虎太郎 - 2005/10/23(Sun) 09:43:18 [No.8906]
鏡面UFO対抗策 - ケタ - 2005/10/23(Sun) 10:05:09 [No.8907]
Re: 鏡面UFO対抗策 - 漆 - 2005/10/23(Sun) 11:15:24 [No.8910]
Re: 鏡面UFO対抗策 - ヘリ兵士 - 2005/10/23(Sun) 12:11:01 [No.8911]
Re: 鏡面UFO対抗策 - 三枝 - 2005/10/23(Sun) 12:18:28 [No.8913]
Re: 鏡面UFO対抗策 - set - 2005/10/23(Sun) 12:59:53 [No.8917]
Re: 鏡面UFO対抗策 - 虎太郎 - 2005/10/23(Sun) 12:43:41 [No.8916]
Re: 鏡面UFO対抗策 - 三枝 - 2005/10/23(Sun) 18:11:56 [No.8919]
Re: 鏡面UFO対抗策 - set - 2005/10/23(Sun) 19:21:04 [No.8920]
Re: 鏡面UFO対抗策 - set - 2005/10/23(Sun) 19:23:02 [No.8921]
Re: 鏡面UFO対抗策 - 三枝 - 2005/10/23(Sun) 23:28:14 [No.8943]
Re: 鏡面UFO対抗策 - ヘリ兵士 - 2005/10/23(Sun) 19:29:22 [No.8923]
Re: 鏡面UFO対抗策 - 虎太郎 - 2005/10/23(Sun) 20:26:58 [No.8929]
Re: 鏡面UFO対抗策 - ヘリ兵士 - 2005/10/23(Sun) 20:49:24 [No.8930]
Re: 鏡面UFO対抗策 - ヘリ兵士 - 2005/10/23(Sun) 21:02:23 [No.8932]
Re: 鏡面UFO対抗策 - set - 2005/10/23(Sun) 20:55:49 [No.8931]
Re: 鏡面UFO対抗策 - ヘリ兵士 - 2005/10/23(Sun) 21:04:34 [No.8933]
Re: 鏡面UFO対抗策 - set - 2005/10/23(Sun) 21:06:51 [No.8934]
「音速を超えて・・・」 - ケタ - 2005/10/23(Sun) 23:13:17 [No.8942]
鏡対策 - 優 - 2005/10/24(Mon) 00:24:12 [No.8948]
兵器開発1 - ヘリ兵士 - 2005/10/22(Sat) 18:28:23 [No.8891]
説得開始 - ヘリ兵士 - 2005/10/22(Sat) 18:07:40 [No.8890]
Re: 説得開始 - 侍蟻 - 2005/10/22(Sat) 23:57:52 [No.8900]
本当に本当にすいません。 - ヘリ兵士 - 2005/10/23(Sun) 00:08:18 [No.8902]
Re: 本当に本当にすいません。 - 侍蟻 - 2005/10/23(Sun) 00:12:27 [No.8903]
「強襲」 - ケタ - 2005/10/23(Sun) 01:26:57 [No.8905]
死者達の上に立つ戦士 - ヘリ兵士 - 2005/10/23(Sun) 01:09:14 [No.8904]
Re: 死者達の上に立つ戦士 - ヘリ兵士 - 2005/10/23(Sun) 19:34:18 [No.8924]
Re: 死者達の上に立つ戦士 - 侍蟻 - 2005/10/23(Sun) 19:52:36 [No.8925]
Re: 死者達の上に立つ戦士 - ヘリ兵士 - 2005/10/23(Sun) 20:15:52 [No.8926]
Re: 死者達の上に立つ戦士 - 侍蟻 - 2005/10/23(Sun) 20:20:47 [No.8927]
Re: 死者達の上に立つ戦士 - ヘリ兵士 - 2005/10/23(Sun) 20:25:33 [No.8928]
新たな隊員 - 侍蟻 - 2005/10/24(Mon) 00:09:43 [No.8947]
(No Subject) - 侍蟻 - 2005/10/24(Mon) 21:19:30 [No.8958]
共同任務 - 侍蟻 - 2005/10/24(Mon) 22:56:50 [No.8967]
Re: 共同任務 - ヘリ兵士 - 2005/10/24(Mon) 23:37:24 [No.8969]
Re: 共同任務 - 侍蟻 - 2005/10/24(Mon) 23:42:22 [No.8970]
Re: 共同任務 - ヘリ兵士 - 2005/10/24(Mon) 23:45:24 [No.8972]
お詫び - 侍蟻 - 2005/10/24(Mon) 23:47:47 [No.8973]
超合金円盤 - ヘリ兵士 - 2005/10/27(Thu) 21:09:07 [No.9024]
青い強敵 - ヘリ兵士 - 2005/10/27(Thu) 21:49:49 [No.9026]
Re: 青い強敵 - set - 2005/10/27(Thu) 22:09:51 [No.9028]
もうあきらめたい - ヘリ兵士 - 2005/10/28(Fri) 19:24:00 [No.9045]
希望 - ヘリ兵士 - 2005/10/29(Sat) 21:27:34 [No.9076]
「アジト」 - ケタ - 2005/10/30(Sun) 06:40:08 [No.9085]
Re: 「アジト」 - あろんα - 2005/10/30(Sun) 10:50:03 [No.9086]
Re: 「アジト」 - ケタ - 2005/10/30(Sun) 12:20:18 [No.9092]
Re: 「アジト」 - あろんα - 2005/10/30(Sun) 19:18:36 [No.9093]
「地球防衛軍」 - ケタ - 2005/10/30(Sun) 22:11:49 [No.9095]
Re: 「地球防衛軍」 - あろんα - 2005/10/31(Mon) 17:33:16 [No.9103]
Re: 「地球防衛軍」 - set - 2005/10/31(Mon) 19:53:19 [No.9107]
「伝わった願い」 - ケタ - 2005/10/31(Mon) 23:06:08 [No.9108]
強運? - ヘリ兵士 - 2005/11/01(Tue) 18:14:40 [No.9114]
Re: 強運? - フェアリー - 2007/07/07(Sat) 11:01:10 [No.11496]



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ショートストーリー集4 (親記事) - 侍蟻

長くなったのでこちらにどうぞ

[No.8887] 2005/10/22(Sat) 15:57:07
p33098-adsao01tenjmi-acca.fukuoka.ocn.ne.jp
説得開始 (No.8887への返信 / 1階層) - ヘリ兵士

作戦会議の始まる5時間ほど前
EDF本部特別留置場。
スペンは今ここに拘束されている。
ここに一人の男が入って行った。
それは原だった。
彼の目には何か強い意志が宿っていた。

スペンは入り口は頑丈な特殊合金でできた側面を白い壁で覆われた狭い部屋に一人、横になっていた、彼の体にはいくつもの拘束具がとりつけられている。
彼はすでに死を待つだけの存在となりつつあった。

そこに原が入ってきた。
横に護衛として吉富がついている。
原はこれからこの男を説得しなければならない。
もし失敗すれば、無駄な浪費を行ったという事で、原は降格し、その地位を剥奪されるだろう。
だがもし成功すればEDFは100人力の戦士を得ることになる。

全ては原の双肩にかかっている。


スペン説得する話は侍蟻さん作ってください。


[No.8890] 2005/10/22(Sat) 18:07:40
i60-34-94-37.s02.a015.ap.plala.or.jp
兵器開発1 (No.8887への返信 / 1階層) - ヘリ兵士

「完成しましたー、これぞ詩作兵器第24号。」
影がどこかボロいプラズマランチャーを持ってきた。
「ほう、それで、これどんな兵器なんだ。」
とヘリ。
「これはどこがすごいかといいますとね、爆発範囲がものすごく広いんです。」
「ふーん、で?」
「それでこれがどれだけの能力があるか見てみたいんです、だから・・。」
そう言って影はフェンナの方を見る。
「これ・・・撃ってもらえません?」
「へ、は、はい。」
そう言うと二人は海に向かって走っていった。

程よく時間がたって。
青ざめた顔のフェンナと影が帰ってきた。
「どうだった?」
「「しゃれになりませんでした」」
フェンナバックパックはオーバーヒートしていた。
・・・どうやらすさまじすぎる兵器だったようだ。
「・・・以後このような事がないように。」
「・・・はい。」
「まあ、これに懲りずにがんばってみろ。」
「・・・・・・はい、おおおし、張り切って新しい武器作るぞおお。」
ヘリはものすごいいやな予感がしたため、自分の言った事に後悔した。


一応ギャグストーリーです。


[No.8891] 2005/10/22(Sat) 18:28:23
i60-34-94-37.s02.a015.ap.plala.or.jp
Re: ショートストーリー集4 (No.8887への返信 / 1階層) - 漆

過去話(SK)

〔病院内〕
「うっ…ここは…?」
目を覚ますとそこは病室だった。すぐに自分(SK)がなぜここに寝ているのか思い出そうとしたが、記憶が混乱していて何も思い出せない。
「やっと起きた〜。おはよ、スーちゃん。」
声をかけた彼女は、SKが起きるのを待っていたようだ。だが、今のSKには彼女が誰なのか思い出せない。この話し方からすれば、彼女とは知り合いなのだろう。
「…あの…あなたは…?」
この一言があまりにもショックだったようで、彼女の行動が一瞬止まる。
「え…?あっ!頭を打ったから記憶が混乱しているのかな?私は凛、日向凛。」
SKは、まだはっきりと思い出せない。何かを思い出そうとすると酷く頭が痛んだ。
「無理に思い出すことはないよ。まず君に少し会う前から話すね。君にとっては、いやな記憶だろうけど…あれは、福岡にいたときだった…」

〔福岡〕
「誰か来てくれ!こっちはもう持たない!」
「もう駄目だ!誰か…だれかー!」
通信機からは断末魔の悲鳴しか聞こえなかった…
「みんな落ち着け!大丈夫だ!俺たちはこんなところじゃ死なない。」
隊長がわずかに残った兵士たちを勇気付けながらアサルトを乱射する。
「しかし隊長!この数では持ちませんよ!」
この隊員が言っていることは正しかった。現在の生存者は陸戦兵6名。敵は200を超える蟻共。
「広樹!ゴリアス撃て!」
隊長が叫ぶ。広樹は武器をゴリアスに変え、蟻どもに向かって発射した。…直撃。
しかし蟻共は止まろうとしない。
「隊長!この数には効き目がないです!」
「それでも撃つんだよ!ボウズ、お前はグレネードランチャーを!」
(…ボウズじゃない。)
無言で蟻どもを倒していた新人(SK)が、心の中で反論しながらグレネードランチャー構え、撃つ。発射されたグレネードは弧を描きながら敵の前へ…。爆発。しかし、蟻は前進を止めない。
「くっ!お前ら下がれー!」
隊長が叫ぶのと同時に酸が降り注ぐ。全員が回避行動に移ったが、隊員の一人が回避に移るのが遅れ、顔に浴びてしまった。
「う…うあぁぁぁぁ!顔が…顔がぁぁぁ!」
「栗田…!この化け物共がぁ!」
隊員の一人が蟻に向けゴリアスを撃つ。爆発!…しかし蟻はひるむことなく近づいてくる。
「栗田!走れぇぇ!!」
取り残された栗田を蟻の大群が飲みこむ。
「ううあぁぁぁ…」
「おい!栗田…栗田ぁぁぁ!」
もう栗田からの返事がは返ってこない。聞こえるのは蟻どもの足音だけだ。
「よくも!…よくもやりやがたなぁ!!」
「今井…早まるな!!」
今井と呼ばれた隊員がはゴリアスを両肩に構え、蟻共を撃つ。
「栗田の恨みぃぃ!思いしれぇぇぇ!!」
そう言って今井はゴリアスを乱射し始めた。他の隊員達も仕方なく足を止め、自分の持ってきた兵器で応戦する。
しかし、敵の数は全く減らない。
「隊長!このままじゃ弾切れで俺たちはお陀仏だぞ。」
「大丈夫だ!救援はすぐに来る。」
見え透いた嘘だった。だが士気をあげるのは十分だ。隊員たちはと銃を持つ手に力を入れる。
(よし!このペースなら何とかなる!)
しかし、その考えは甘かった。
不意に爆炎の中から数匹の蟻が飛び出して来る。
「今井!撃つな!撃つなぁぁ!!」
「うあっ!この化け物がぁ!!」
飛び出してきた蟻が今井の前に立ちはだかる。我を忘れた今井は引き金を引き、そして後悔した。蟻の位置が近すぎたのだ。発射されたゴリアスの弾は蟻に当たり爆発する。同時にその場にいた全員が爆風により吹き飛ばされた。その中でも体の軽い新人がかなり遠くまだ飛ばされた。そして…隊長たちは…
「うっぐ…みんな…無事か!?」
「隊長…蟻が…!」
吹き飛ばされた隊員を蟻が襲う。
「くそっ!!くそぉぉぉ!!」
「いやだ…いやだ。助けて!おかあさぁん!!」
「ア…アメリアー!!」
「くそぉぉ!まだ死にたかねー!!」
体を強く打って動けなくなった隊員たちを蟻共が容赦なく襲う。蟻どもの中から銃声やら断末魔の悲鳴が聞こえてきたが、それはすぐにそれは聞こえなくなった。
(…体が動かない…!)
一人遠くまで吹き飛ばされた新人だったが、体を強く打ったようでまともに動けない状況だ。
(…ここで終わる…?私はまだ…)
自分が吹き飛ばされた時に武器をなくしていることに気づき辺りを見回す。何もなかった…。
(…蟻は…?)
ほかの隊員を襲っていた蟻はこちらに気づき近づいてくる。
(…私はここで死ぬの?…いや…怖い…怖いよ…誰か…助けて…)
不意に先頭の蟻が倒れた。遠距離から狙撃だ。
新人(SK)は撃たれたと思わしき方向を向く…

〔病院内〕
「ひとまず休憩しようか。スーちゃん、何か思い出した?」
日向は区切り、お茶を入れた。SKは首を横に振る。
「日向ー。サボってないでこっちの怪我人を頼むー。」
部屋の向こうから声が聞こえた。
「はーい。じゃあ続きはあとで。」
そう言って日向は部屋から出て行った。

                                   〜つづく〜


文章作成してみて自分でも何を伝えたいのかわからなくなりました…
誤字、脱字、不適切な表現などもたくさんあると思います。
このときの彼女は、女性だが陸戦兵だったということで…
かなり無理があってすみません…


[No.8892] 2005/10/22(Sat) 19:16:30
p1023-ipad08imazuka.yamagata.ocn.ne.jp
Re: ショートストーリー集4 (No.8892への返信 / 2階層) - ケタ

> 「ア…アメリアー!!」

隊員の中にカクリコンが!Σ((゚∀゚;))


[No.8894] 2005/10/22(Sat) 20:01:54
YahooBB220060180096.bbtec.net
「決死隊」 (No.8894への返信 / 3階層) - ケタ

作戦会議室を静寂が支配していた・・・。
会議室には多くの作戦参謀がいるのだが、
究極の盾、鏡面UFOに守られたマザーUFOを撃墜する作戦が
でてこない。

「研究員の報告書にある鏡面弾というのを使えないのですか?」
参謀の1人が、書類を片手に口をひらく。
「無理だ・・鏡面UFOに跳ね返されないという保障はない上に、
あれはまだ研究段階だ。
とても鏡面UFO全機を撃破する量の弾丸は作り出せない。」
ケタのショットガンを修理した老人・・結城博士がすぐに否定した。
・・・再び会議室が沈黙に包まれる。

ローズが覚悟を決めたような面持ちで立ち上り、
「やはり鏡面UFOは接近戦で叩くべきだろうな、
そして鏡面UFOの全滅を確認しだい、ミサイルによる支援攻撃を加え、
マザーを撃墜する」
と言い放った。
「どうやって撃墜するというのですかな!?
敵は巨大生物、攻撃用UFOもいるのですぞ!?」
しかし、向かいがわにいた土蜘蛛がすぐさま反論する。

「陸戦兵・・特に戦闘能力の高いものを前線にたたせ、鏡面UFOの
撃墜を最優先とさせる・・・それだけだ!」
「それでは・・・隊員を死にに行かせるようなもの・・・!!」

・・・・・・。
土蜘蛛はそう言いかけたが・・・途中でやめた。
ローズの目が、ローズの決意の強さをあらわしていた。

「たしかに・・・この作戦は前線の生還を考えないものだ・・・
しかし、他に方法がない以上しかたあるまい」
ローズは静まり返っている会議室を見渡しながら言葉を続ける。

「鏡面UFOの部隊は私が直接指揮をとる!
私・・バトルメイデン隊が鏡面UFOを全滅させしだい、こちらの全火力を
マザーにぶつけてやるんだ!」






半日考えたけど、鏡面UFO倒す方法思いつかなかったんで、力押し(−−;
いや、ほんと、温度差で鏡面破壊しようかとか、衝撃波で破壊しようかとかね・・。
誰かほかに方法ないかな?(^^;


[No.8895] 2005/10/22(Sat) 20:30:14
YahooBB220060180096.bbtec.net
鏡面円盤を粉砕せよ (No.8895への返信 / 4階層) - ヘリ兵士

「元帥自ら作戦に参加する事に私は反対です。」
意見を述べたのは波岡だった。
「元帥、司令官の仕事は生き残る事です、司令官は生きて戦う部下がいる限り、どんなにつらくても指揮を執り続け、作戦を立案し、勝利を得なければなりません。」
「私は死ぬつもりはない、それにもうこれしか手がないだろう。」
「作戦は・・・あります。」
波岡は言った。
「ほう、それでどの様な作戦なんだ。」
「はい、インセクトヒルがここに出現した際、巨大生物が地底から出現したのは皆さんご存知ですね、福岡の時もそうでした、この事から我々は奴ら巨大生物が地下に巨大な巣を作っていると考えました。」
「・・・それで。」
「大事なのはここからです、これを見てください。」
モニターに日本地図が表示された。
福岡から東京まで赤い線が引かれている。
「日本地震研究所がここ数ヶ月小規模な地震を捕らえた箇所をたどると、丁度福島と東京がつながっているんです。」
「つまり、巨大生物は最初福岡に巣を作っていて、そこから数ヶ月かけて東京まで掘り進んできた、そういいたいんだな。」
「はい、インセクトヒルの向こうにさらに空洞が連なっていたという報告からもわかります、ですから地底には奴らの彫った福岡からここまでの地下道があるんです。」
「なるほど、それで。」
「私の立案した作戦はこうです、陸戦兵大隊を地下通路から徒歩で福岡に向かわせ、これを迎撃するだろう巨大生物の群れと戦わせます、長い1っ本道だろう地下通路での戦いは射程の長い武器を持つ我々人類に利があります、ここでなるべく敵戦力を足止めし、その間に空から精鋭飛行隊で福岡上空の鏡面円盤及び戦闘円盤の囮にします、山口ラインまで誘導後、そこで敵航空戦力を地上に待機したありったけのスナイパー部隊で粉砕します、これで福岡は多脚歩行戦車とマザー護衛のサイファーだけになります、両部隊が時間を稼いでいる間残った全部隊と艦砲射撃で敵を粉砕しつつ、マザーを落とす、という作戦です。」

ケタさんの見て思いつきました。
続きよろしく。


[No.8896] 2005/10/22(Sat) 21:36:00
i60-34-94-37.s02.a015.ap.plala.or.jp
「混迷」 (No.8896への返信 / 5階層) - ケタ

「ふむ・・その作戦の要所は囮が成功するかどうかにあるな・・」
ローズが波岡に問う。
「・・・そのとおりです」
素直に波岡が答える。

もし、鏡面UFOが囮部隊の誘いにのらなかったら?
もし、囮部隊についてきた鏡面UFOは数割で、
マザーUFOの方にも鏡面UFOが残っていたら?

ローズの作戦も波岡の作戦も確実性に欠けている。
薄い氷の上を渡るような危うい作戦であることは2人にもわかっていた。

「波岡の作戦をメインで進めよう・・・」
しばらくしてローズがそう切り出した。
地下道と航空戦力による上下の陽動作戦。
これにより、敵の戦力を分散させ、誘い出した鏡面UFOを撃墜する。

だが、もし鏡面UFOを全滅させることができなければ・・・
その時は、精鋭の突撃により残存する鏡面UFO撃滅するしかあるまい。
敵戦力の半分が地下道へ行っていれば、生存率も高まるはずだろう。

ローズはその全員の顔を再びみまわし・・・
「さぁ・・他に意見はないか・・・?」と呟いた。






長いなこの会議(^^;
ほかのひとは参加しないのかな?俺とヘリさんで決めていいのだろうか。

遅くなったけど、クラゲは新鮮でしたぜ〜。


[No.8897] 2005/10/22(Sat) 22:47:36
YahooBB220060180096.bbtec.net
Re: 「混迷」 (No.8897への返信 / 6階層) - あろんα

わずかに時間が取れたので書かせていただきます。鏡面UFOの対策なのですが、個人的に思いついたのを3つほど。
・火炎放射器で鏡面の装甲を溶かす。
・火炎放射器でUFOの内部をオーバーヒートさせる。
・侍蟻さんが作った「冷凍放射器」シリーズでUFO内部を凍結させる。
です。すべてにおいて工夫もなければ「それですむなら苦労しねーよ」的な内容ですが、一応(^^;
簡潔ですいませんorz


[No.8899] 2005/10/22(Sat) 23:51:10
3dd522f2.catv296.ne.jp
Re: 説得開始 (No.8890への返信 / 2階層) - 侍蟻

> スペン説得する話は侍蟻さん作ってください。

すいません。私は戦闘の話しか能がないもで・・・
ケタさん。setさん助けてください。(´д`;)/


[No.8900] 2005/10/22(Sat) 23:57:52
p4149-adsao01motoma-acca.fukuoka.ocn.ne.jp
気を悪くしないでください5 (No.8897への返信 / 6階層) - ヘリ兵士

> 長いなこの会議(^^;
この事ですが皆さん今回のストーリー集は決戦前、をテーマにしませんか?
そのほうが兵士の心理や作戦がよりよく書けると思いますので・・・。
俺何わかったような事いってんだろ・・・。

> ほかのひとは参加しないのかな?俺とヘリさんで決めていいのだろうか。
やはり他の人の意見も待つべきだと思います。(明日の夜11位まで)
この戦いは確実に今後のストーリーにかかわります、だから我々だけで決めるより、他の方の意見も聞いたほうがきっといい作品ができると思うからです。

> 遅くなったけど、クラゲは新鮮でしたぜ〜。
ありがとうございました。
やべ、涙で前が曇る・・・。

なんか最近俺色々でしゃばりすぎ、うざくてすいません。


[No.8901] 2005/10/23(Sun) 00:05:53
i60-34-94-37.s02.a015.ap.plala.or.jp
本当に本当にすいません。 (No.8900への返信 / 3階層) - ヘリ兵士

> > スペン説得する話は侍蟻さん作ってください。
>
> すいません。私は戦闘の話しか能がないもで・・・
> ケタさん。setさん助けてください。(´д`;)/

すいませんでした。
私は自分に任された話を途中で投げ出してしまいそうになりました。
本当に申し訳ありません。
やっぱり自分が書きます。
力の限り。


[No.8902] 2005/10/23(Sun) 00:08:18
i60-34-94-37.s02.a015.ap.plala.or.jp
Re: 本当に本当にすいません。 (No.8902への返信 / 4階層) - 侍蟻

> > > スペン説得する話は侍蟻さん作ってください。
> >
> > すいません。私は戦闘の話しか能がないもで・・・
> > ケタさん。setさん助けてください。(´д`;)/
> すいませんでした。
> 私は自分に任された話を途中で投げ出してしまいそうになりました。
> 本当に申し訳ありません。
> やっぱり自分が書きます。
> 力の限り。


ヘリ兵士さん
真にありがとうございます。私も武器や敵キャラなどの考案をさせてもらいます。


[No.8903] 2005/10/23(Sun) 00:12:27
p4149-adsao01motoma-acca.fukuoka.ocn.ne.jp
死者達の上に立つ戦士 (No.8903への返信 / 5階層) - ヘリ兵士

「いつかはこういう日が来ると思ってたぜ、さあ、俺はどんな風に処刑されるんだ、ガスか?電気椅子か?」
「お前を処刑したりしない。」
「・・・じゃあ改造手術でもして俺を怪人にでもすんのかよ。」
スペンは投げやりな口調で言った。
「いや、お前をEDFに入れたい。」
その言葉にスペンは原を怒鳴りつける。
「何のつもりだかしらねーがくだらねーじょーだんを言うな!」
「スペン、お前は妻を愛していたのだろう。」
原の問いにスペンはにやっと笑った。
「おめーなんかに答えてやる義理はねーよ。」
「愛していたんだろう。」
「・・・愛していたよ、この星の誰よりも、それを、おまえ等EDFは奪ったんだ。」
「そうだ。」
「開き直るのかよ!」
「お前もEDF隊員を100名殺した、お前とは関係のない隊員を。」
「だからどうした、俺はそれだけ妻を愛していたんだ、愛するものを奪われたんだ、当然の報復さ。」
「お前に殺された隊員の中に妻と子がいる隊員がいたよ、妻とは本当に愛し合っていた隊員が。」
「それがどうしたんだよ。」
「その妻はお前を恨まなかった、子供もな、なぜかわかるか?」
「わかるかよ・・・そいつ等がおかしいんだ。」
「憎しみからは何も生まれないと知っていたからだ!!」
「・・・!!だがてめーらはインベーダーに憎しみをこめて戦っているじゃねーか?」
「・・・・スペン、奴等はどんなに弱く小さな命でも容赦なく殺してくる、理由もなくな、だから憎むんだ、憎しみは力になり、その力で多くの人を守る事ができる、我々は奴等をなんとしても倒さねばならない、だから力を得るために憎むんだ。」
「・・・・。」
「だがスペン、お前の憎しみが生んだ力は人を幸せにしたか?」
「・・・してない、してない、してねーよ!こういえば満足か?」
「お前の妻はお前がこうなる事を望んでいたと思うか?」
「望んでるわけ!・・・ねえ。」
「スペン、もし私がお前にお前の罪が消えるチャンスを与えるといったらどうする?」
「・・・。」
「・・・。」
「・・・・。」
「・・・・・・・・・・・・俺はどうすればいい?」
「お前の力を必要とする人々がいる、彼等のために戦え。」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・おっさん。」
「なんだ。」
「ありがとよ。」


EDF広報

EDF狩りのスペンEDF兵士100名を殺害、死刑。


吉冨はデビットとクリスに新しい仲間を紹介していた。
彼の名はスペン、死者たちの上に立つ戦士スペンである。


下手ですいません。


[No.8904] 2005/10/23(Sun) 01:09:14
i60-34-94-37.s02.a015.ap.plala.or.jp
「強襲」 (No.8903への返信 / 5階層) - ケタ

巨大浮遊生物襲撃から数日・・・。
EDF日本基地では連日遅くまで作戦会議が行われている・・・。
そして都内では・・・。

「まったく・・・このままじゃ根負けしちまう・・」
通信から御剣のボヤキが聞こえてくる。

通信には全員に伝わる「全通信」、部隊の仲間にのみ伝わる「部隊通信」、
特定の人物のみに話し掛ける「個人通信」がある。
これは部隊通信なので、上官に話を聞かれる心配もないので、
普段通りに話せるのだ。

アクア襲撃を機に東京の空にUFOが現れることが多くなったのだ。
それ以前は東京の制空権は確実にEDFにあったのだが、
現在は甘く見て5分といったところだろう。

東京の制空権を失うと致命的になることは目に見えている。
そのため、連日隊員達が東京近辺に展開し、UFOを攻撃しているのだ。

ケタ、伊地山、御剣、ヤマキ達5人の8人は、
練馬区あたりのUFO排除のため出撃していた。
UFOがそう密集してはいないため、ケタ達は散開して闘っているので、
通信じゃないと会話ができない。

「まぁ・・インセクトヒル倒壊後、巨大生物の出現率は減ったんだから
UFOくらい大目にみてあげよう・・」
「わはははは!気合が足りないんスよ!御剣は!」
「てめぇは、気合の前に少しは落ち着きやがれ!」
通信から聞こえてくる仲間の会話もどこか緊張感がない。
まぁ、最近の激戦に比べたらこんな哨戒任務など気楽なものだ。

今日は命にかかわるような戦闘はなさそうだな・・・と、
ケタが廃墟となっているビルの物陰に腰をおろし、
水筒にはいっている熱いお茶を湯のみに注ぐ。

「もうそろそろしたらいったん帰還しよかぁ〜(・ω・)」
ケタがそういった注いだお茶をゆっくりとすする。

しかし、その時・・・

「アレは、なんだ・・?ぐはっ!!」
突然のうめき声とともに、声が途絶えた・・・。
今の声は・・・御剣だ!

「どうしたッスか!?御剣ッチ!」
レーダーでは通信の途切れた御剣に一番近いのは伊地山だが・・・。
もし、御剣を倒したヤツがそこにいるなら今度は伊地山が危ない!

ケタは急いで伊地山に物陰に隠れるように指示したかったが・・・
今回に限って口に含んだお茶の量が多くて、とっさにしゃべれなかった!

「うお!こんなの食らうかッス!・・・うぎゃあああ!!」
そのケタの指示の遅れがまずかったのか、伊地山の悲鳴が聞こえ、
伊地山の通信も途切れてしまった・・・。
なんとかお茶を飲み込んだケタがビルの外に飛び出る。

「く・・・こいつ!なんて速さだ!!」
ヤマキの緊迫した叫び声が聞こえる。今度はヤマキ達の方に向かったのか!

「だめだ!ミサイルが振り切られた!」
「爆風で動きがとれない・・・!!うおお!」
ケタがヤマキ達のいる方向に目をやる。
上空を何かが超高速で飛びながらビームを放っているのが見えた。

あれは・・・前大戦でも見たことがある・・・。
通常の数倍の機動力をもつ、赤い超高性能UFO・・・!!
たった1機だが、その戦闘力はUFOとは比べ物にならない。

「ぐあぁぁああ!」
ついにヤマキ達の通信も途切れてしまった・・・。

そして、ヤツがケタの方に向かってきた。






会議がまだ続きそうなので、まわりの状況を・・・。
マッドさんの要望どおり4人は負傷しました(御剣達は巻き添えw)!
高性能UFOはゲームでは頑丈って感じでしたが、
こっちでは高機動ってことにアレンジしてしまいました。


[No.8905] 2005/10/23(Sun) 01:26:57
YahooBB220060180096.bbtec.net
Re: 「混迷」 (No.8899への返信 / 7階層) - 虎太郎

> わずかに時間が取れたので書かせていただきます。鏡面UFOの対策なのですが、個人的に思いついたのを3つほど。
> ・火炎放射器で鏡面の装甲を溶かす。
> ・火炎放射器でUFOの内部をオーバーヒートさせる。
> ・侍蟻さんが作った「冷凍放射器」シリーズでUFO内部を凍結させる。
> です。すべてにおいて工夫もなければ「それですむなら苦労しねーよ」的な内容ですが、一応(^^;
> 簡潔ですいませんorz


・音叉とかにある共鳴を利用して破壊
・円盤も精密機器には違いないので莫大な電磁波または電子の照射
・酸や塩基による融解

こんなのどうでしょうか。なけなしの知識を書いてみたのですが。


[No.8906] 2005/10/23(Sun) 09:43:18
YahooBB219173127038.bbtec.net
鏡面UFO対抗策 (No.8906への返信 / 8階層) - ケタ

俺の考えたボツ案

「火炎放射器による攻撃」
ゲームでは跳ね返されなかったけど、やはり跳ね返されるんじゃないか。
跳ね返りつつ熱暴走させるには長時間あびせないといけない。
空飛ぶ敵にこれはちょい無理そう。

「凍らせる」
冷凍ビームとかはやはり跳ね返されるだろうし、
液体窒素そのままぶっかけるわけにもいかないしねぇ(−−;
雨の中で鏡面UFOに付着した水滴を凍らせて攻撃とかも考えたけど、
無理そうなのであきらめた。

「温度差による鏡面破壊」
どうやって暖めて冷やすかの段階であきらめた

「衝撃波による破壊」
近距離を音速で飛行し、その発生した衝撃波でぶっこわす。
大量の鏡面UFOの真横を何度も往復し飛び回る音速戦闘機・・・・
格好悪いのでやめた

「スナイパーによる精密射撃」
角度的に遠距離狙撃は不可能(側面にあたるしね)
展開した鏡面UFOを狙うしかないため、保留にした。

「新しい弱点作る」
鏡面UFOはなぜ攻撃に参加しないのか?攻撃できない理由があるのか?
・・・などから、新しい弱点を考え出そうとしたけど・・・。
ちと思いつかなかった。


ゲームじゃたいした敵じゃないけど、
考えれば考えるほど、まさに「究極の盾」なんだよなぁ・・・。


[No.8907] 2005/10/23(Sun) 10:05:09
YahooBB220060180096.bbtec.net
Re: 鏡面UFO対抗策 (No.8907への返信 / 9階層) - 漆

「新型ミサイル」
鏡面円盤にぶつかる直前に爆発するミサイル。
たとえ反射されたとしてもミサイル自体は戻ってこないため安全。

「ニルヴァーナ改造」
虎太郎さんの「ニルヴァーナ」を改造して完全なエネルギーフィールド発生装置を作り、円盤がきたところで展開する。


こういったのはどうでしょうか?
どちらも時間が必要ですけど…


[No.8910] 2005/10/23(Sun) 11:15:24
p8041-ipad01imazuka.yamagata.ocn.ne.jp
Re: 鏡面UFO対抗策 (No.8910への返信 / 10階層) - ヘリ兵士

一番手っ取りばやい方法
核兵器(上空300mで爆発)使って福岡ごと鏡面円盤その他の敵を吹き飛ばす。

何も策がないのならいっそこれで・・・。


[No.8911] 2005/10/23(Sun) 12:11:01
60.34.94.37
Re: 鏡面UFO対抗策 (No.8911への返信 / 11階層) - 三枝

戦艦等を海上に配備。東西南北から一斉攻撃を仕掛け、少しでも鏡面UFOを分散させる。

うーん、無理っぽいですね。


[No.8913] 2005/10/23(Sun) 12:18:28
60.43.6.26
無謀 (No.8892への返信 / 2階層) - 漆

過去話SK2

〔病院内〕
「ふー。じゃあ後は頼みます。」
その声はSKが寝ていた病室まで聞こえてきた。
「何か思い出せたかなスーちゃん?」
日向が病室まで入ってくるのと同時にその質問をした。
SKは首を横に振る。
「そっか…じゃあ話の続きを始めるね。…あれは、今となっては無謀なことだったと思う…」

〔福岡〕
彼女が見たものは、無謀としか言い様がなかった。
EDFと書かれたぼろぼろのワゴン車が1台、蟻のとは反対の方向から走ってくる。
「オイ!そこのボウズ!生きているな。」
その声主はワゴン車の上部にある窓から乗り出している陸戦兵だろう。狙撃をしたのは彼だろう。
「影!もっと速度を上げろ!!」
その兵が運転席にいる一人の青年を蹴りながら怒鳴る。
「無理です!っ酸が来る!?しがみついてください!」
その言葉と同時に蟻は酸を飛ばし始めた。
ワゴン車は蟻どもの酸を避けながらSKに近づいていく。
(…助かる…?)
ワゴン車が車体を滑らせ、180度回転させたところで停車した。
「影ぇ!もっとうまく運転しろ!」
そう言いつつ武器をアサルトに変え撃ち始める。
「そんなことよりあいつを!」
その言葉を聞くよりも早く彼女は車内から飛び出し、SKのそばまで駆け寄った。
「君、大丈夫!?それとほかの生存者は!?」
肩を貸しながら彼女は聞いてきた。
「…全員死亡…」
SKは痛む体を無理やり動かし、車に乗り込む。
「そう…もう少し早ければ…」
日向は助けられなかった隊員たちのことを思い、唇をかんだ。
「それよりも今は生き残ることを考えてください!ついでに、しっかりつかまってください。撤退します!」
言いながらアクセルを踏む。それと同時にすべての蟻が動き出した。
「ちっ!数が多い…日向お前も撃て!それとボウズ、まだ引き金が引けるならお前も!」
そういいながら武器の山からアサルトを渡す。SKは無言で受け取ると窓から撃ち始める。
「セキネ曹長ッ!まったく数が減りませんよ!」
日向がぼやく。セキネは忌々しげにアサルトで蟻を撃つしかできなかった。
「影!この武器の山の中に何かないのか!!」
セキネが半分無駄だと思いながら影に聞いた。影は即座に答える。
「ないことはないですが…」
蟻共が急に距離を離した。セキネと日向はわけがわからず、銃撃を止めた。
「え…、蟻はもう諦めたの…?」
日向の口から不意にその言葉が凝れる。セキネも少し安心したようにため息をついた。
「…違う…」
不意にSKがつぶやいた。影もその言葉にうなずく。
「どうしたんだお前ら…?」
セキネは、二人が険しい顔をしていることに疑問を持ち聞き返してきた。
「…やってらんねーなーオイ…」
そう影がぼやくのとセキネが気づくのは同時だった。
「どうかしました?」
まだ現状に気づかない日向に、セキネは耳を澄ませと合図をする。
聞こえてくる音は蟻が歩く音と…どこかで巨大なハンマーで何かを壊すような音だ。
「このあたりで何かの解体工事をしているのかな?」
その答えに全員がため息をつく。
日向はもう一度考え、そして青ざめた。
「…現状は悪化…」
SKのその一言に、自分の考えが当たってしまったと確信する。

〔病院内〕
日向はまた話を区切る。
「今を茶入れるから、少し待ってて。」
そう言って、日向はお茶を入れ始めた。

                                    〜続く〜


[No.8914] 2005/10/23(Sun) 12:20:53
p8041-ipad01imazuka.yamagata.ocn.ne.jp
Re: 気を悪くしないでください5 (No.8901への返信 / 7階層) - 虎太郎

「発言の許可を願います。」
虎太郎が挙手をした。彼は、吉冨がスペンの説得にあたるので、その代わりに本部への報告を済ませ本来の上司である波岡と同行してこの会議に出席していた。
「何だね?」
これに答えた、上に立つ者の風格を漂わす声はローズ元帥である。
「隊長の陽動作戦も良いとは思います。しかし、鏡面円盤には通常の中心部への攻撃しか手がありません。それに、奴らがまだその他の戦力を温存している可能性はそう低くないと私は考えています。」
「だからどうするというのだね、君は」
「はい。まず、少数精鋭で福岡への地底通路を制圧します。隊長が仰った通り、狭い一本道は我々の方に利があるので少数でも問題はないと思います。。
その間、鏡面円盤対策を行います。開発部がこれに躍起になっているので、じきにできるでしょう。」
「円盤に攻め込まれたらどうする。」
「だから地底通路を少数にしたのです。冷たいことを言いますが、防衛は数対数で行います。
通路を制圧したら、マザーシップの撃墜へ向かいます。」
「まともに押し合うのか、ばかばかしい。」
「もちろんそこも練ってあります。まず奴らに我々が福岡に攻めて来たことに気づかせます。」
「なにを言っとるんだね、君は。」
「最後まで聞いてください。気づかれたら、ありったけの火力を全キャリアーに注ぎ込み、これを撃墜。
それと同時に撤退を行います。マザーシップは動かないでしょうが、その他戦力は間違いなく潰しにかかってくることでしょう。
奴らの移動速度には違いがあります。そこを利用して、撤退するときおそらく逃げ切れないであろう円盤たちを優先的に破壊し、十分距離が取れたところで巨大生物を相手にします。」
「機動歩兵は?」
「ダロガの進行速度ははっきり言って遅いです。時間差で個別撃破が可能となります。あとは残ったマザーと少数の円盤だけを撃破すればいい訳です。」
「ふーむ・・・」
「私個人の意見では、一気に攻めるということはできるだけしたくないのです。数々の戦闘をこなしていても相手の出方はまだよく分からない。奴らはいつも我々の常識を越えてくる。だから慎重に行くべきではないかと思うのです。」
「わかった。その他に意見のあるものは?」
会議室に、ローズの疲れた声が響く・・・


どうでしょうか?地道な戦法しか考えつかないもので・・・
虎太郎の決戦前の心情は別で書かせていただきます。


[No.8915] 2005/10/23(Sun) 12:25:53
YahooBB219173127144.bbtec.net
Re: 鏡面UFO対抗策 (No.8913への返信 / 12階層) - 虎太郎

私の没案達

・溶接部や可動部分へ弾丸を打ち込む。
→そんな細かい部分狙うぐらいならとっとと中心部を破壊しています。
・浮遊機雷を仕掛けておく。
→うまい具合に当るとは考えにくいし、跳ね返されたらどうしようもないですがな。
・周囲に爆薬を仕掛けて、爆風により破壊。
→いい線行ったけど、冷静に考えると我々は地球防衛軍ですよ?破壊してどうすんですか。まあ、犠牲も仕方ない?

ついでに新案
・中心部(物理運動反転ドライブ)から送られているであろう波長を解析し、その逆位相の波長を周囲に流すことにより、シールドを無効化する。


[No.8916] 2005/10/23(Sun) 12:43:41
YahooBB219173127144.bbtec.net
Re: 鏡面UFO対抗策 (No.8913への返信 / 12階層) - set

・・・・ノゼト隊の一斉射撃。・゜(つω`)゜・。

ってか、俺のストーリーはキノメと出会って止まったまま・・・
最近、書ける時間が無いですorz


[No.8917] 2005/10/23(Sun) 12:59:53
YahooBB219206220093.bbtec.net
作戦会議 (No.8915への返信 / 8階層) - ヘリ兵士

「虎太郎隊員、その提案は残念ながら却下だ。」
波岡が言う。
「君の作戦ではどうしてもキャリアーを落とさなければならなくなる、だが残念な事にキャリアーまでの道は多くの敵にさえぎられていて、とてもキャリアーまでたどりつく事はできない、そこまで行くにはどうしても艦隊からの支援砲撃が必要になるんだ。
鏡面円盤対策はラボをあてにしていたら数ヶ月はかかるだろう、リペアースプレーαを作るのにラボは数年かかったんだから最低でもそれだけ時間はかかるだろう、それだけ時間があればインベーダーはまた新たなアクアのような巨大生物で攻めてくる、そうなれば我々はまた無駄に戦力を浪費する事になる。
最後に敵が足並みをそろえて進行してきたらどうする?」
波岡の意見に虎太郎は黙った。
「・・・他に意見は。」
ローズはつぶやいた。


[No.8918] 2005/10/23(Sun) 13:10:02
60.34.94.37
Re: 鏡面UFO対抗策 (No.8916への返信 / 13階層) - 三枝

まとめると 歩兵達→巨大生物等のため近づけない。本部からの支援→鏡面UFOの為、不可。
どちらか一方を片付ければいいのだから巨大生物を空城の計(ストーリー集1で登場)で撃破。
または超ご都合主義になりますがUFOがまともに飛べないほどの台風が福岡に来た事にし、その間にマザーを砲撃。
なんか苦しいなぁ…。


[No.8919] 2005/10/23(Sun) 18:11:56
60.36.126.137
Re: 鏡面UFO対抗策 (No.8919への返信 / 14階層) - set

「久々に会ったのにこんなボロボロなんて・・・」
キノメがイズキの姿を見ながら言う。
ここは本部基地内の医療施設所の一部屋。
そこにイズキとキノメの部隊が集まっていた。
「仕方ないだろう?あんな化け物がいきなり現れて統制も整ってないのに戦えって言うんだから」
イズキが毒づくと
「まぁ、それはそうだけど・・・」
とキノメも納得する。

ドンドンドン・・・・

部屋の扉を叩く音が聞こえ、一番扉に近かったデビットが扉を開ける。
「よぉイズキ!負傷したって?ざまあみろ!」
オコイが助手二人を連れて入ってくるなり馬鹿にするように言う。
「お前もこんな状況なのに暇そうだな」
イズキが言うとオコイは一瞬言葉に詰まる。
「あ、後片付けしなかった罰だな!」
既に無理があると周囲の冷たい目がオコイへ向けられる。
「そういえば何でオコイがここに?」
オコイとも幼馴染であるキノメが尋ねる。
「そう、それだ。お前ら二人を呼びに来たんだ!」
「俺とキノメ?」
オコイの言葉にイズキは聞き返す
「一応、お前らも階級が階級だしな。作戦会議に出ろよ?」
「オコイも出るんですか?」
キノメが聞くと
「もちろん!俺だって開発局局長だからな!」
オコイの言葉に一同驚く
「私、凄い暇な下っ端研究員かと思ってました・・・」(ミエキ)
「いや、俺だってそれぐらいのもんだと・・・」(トドキ)
「情報通の私もそんな偉い人だなんて・・・」(ソトエ)
「ってか、幼馴染の俺が知らない事だから仕方無いだろ」(イズキ)
「戦闘に出ると有名な部隊長の名前は聞きますけど開発してる人の名前何て・・・」(キノメ)
「お・・・お前ら俺を何だと思ってたんだ・・・」(オコイ

部屋の中で様々な言葉が飛び交う中、インフィだけが平然としている。
「・・・・俺は知ってましたけどね」
インフィが言うと、更に一同が驚いた後に何とも言えない沈黙が部屋を満たす。
「・・・ま、まぁそんな事より隊長怪我してるのにどうするんですか?」
居心地が悪くなったインフィは話題を切り替える。
「そ、そうだ。どうするんだよ?」
イズキがオコイに言う。
包帯をしているし元気そうだから異常が無いように見えるが、蟻の酸によって皮膚が所々溶けているのだ。
「最先端医療技術を馬鹿にするなよ?」
オコイはニヤりと笑うと、後ろに居た助手の二人にイズキを運ぶように命じた。

その医療部屋に入り、少し時間が過ぎた時だった・・・
『手術中』を示す部分のライトが消える。
「早いですね・・・」ミエキが言うと
「最先端医療技術っていうだけあるわね」とキノメが言う。
扉が開くとイズキが出てきた。
「隊長!早かったですね」トドキが言うと
「ん・・・あぁ、何が起きたのか覚えてないけど」
イズキがまだ完全に動いていない頭で答える。
中からオコイが出てくる。その手には患者名簿らしい紙がある。
「イズキ、コレに名前を書いてくれ。一応、そういう規則なんでな」
オコイが言うとイズキは「ん、分かった」と言い書き始める。
すると、一人の人物の名前に目が止まる。
「吉冨って・・・」
イズキが呟くとデビットとクリスが驚いたように近づいてくる。
「え!?隊長治ってるの!?」
クリスが言うと
「って事は俺ら部隊復帰・・ですよね?」
デビットがイズキに尋ねるように聞くと
「そうだろうな。部隊長が戦線復帰したんだし・・・」
イズキが答える
「今までありがとうございました!イズキ隊長!」
「パフェの件は忘れません!」
クリスの言葉はともかく、デビットの言葉に意味が分からず聞き返そうとする
が、それを言うなり二人は駆け去っていった。
「え、あ・・・おーい!・・・・アイツら何処に居るのか分かるのか?」
イズキがもっともな意見を言うが、既に居ないのだからどうにもならない。
「まぁ、とにかく行くぞイズキ、キノメ」
オコイが言う
「あ、あぁ。じゃあ、お前らは部屋で待機だ。今の内に武器の調整しておけ」
イズキはそう命じ、キノメも自分の部隊に指示をする。
そして、イズキ、キノメ、オコイの三人は会議室へ向かった。


( ´ω`)=3フー
12時まで爆睡して、その後出かけて・・
休日なのにまだ2つしかかけてない・・・・
今日中にできればもう一つ書きます!

>>侍蟻さん
デビットとクリスを返還しました。
色々と使わせて貰いありがとうございました!


[No.8920] 2005/10/23(Sun) 19:21:04
YahooBB219206220093.bbtec.net
Re: 鏡面UFO対抗策 (No.8920への返信 / 15階層) - set

最終手段・・・オーバーヒューマンパワーで・・・
すいませんでしたorz


[No.8921] 2005/10/23(Sun) 19:23:02
YahooBB219206220093.bbtec.net
Re: 鏡面UFO対抗策 (No.8921への返信 / 16階層) - ヘリ兵士

光の巨人が現れて・・・。
すいません。
・・・・・THE怪獣攻撃隊てゲームでないかなー、じゃなかったらTHE巨大ロボットでもいいし。


[No.8923] 2005/10/23(Sun) 19:29:22
60.34.94.37
Re: 死者達の上に立つ戦士 (No.8904への返信 / 6階層) - ヘリ兵士

つまりEDF狩りのスペンは公では処刑された事になっているという事です。

[No.8924] 2005/10/23(Sun) 19:34:18
60.34.94.37
Re: 死者達の上に立つ戦士 (No.8924への返信 / 7階層) - 侍蟻

> つまりEDF狩りのスペンは公では処刑された事になっているという事です。

市民の間ではスペンは死んだということになって、EDFでは生きているということですか?


[No.8925] 2005/10/23(Sun) 19:52:36
p29123-adsao01tenjmi-acca.fukuoka.ocn.ne.jp
Re: 死者達の上に立つ戦士 (No.8925への返信 / 8階層) - ヘリ兵士

> > つまりEDF狩りのスペンは公では処刑された事になっているという事です。
>
> 市民の間ではスペンは死んだということになって、EDFでは生きているということですか?


EDFでも上層部の人間と吉冨しかその男がスペンあると知りません。
市民とEDFのほとんどの人間の間で死んだという事になっています。


[No.8926] 2005/10/23(Sun) 20:15:52
60.34.94.37
Re: 死者達の上に立つ戦士 (No.8926への返信 / 9階層) - 侍蟻

> > > つまりEDF狩りのスペンは公では処刑された事になっているという事です。
> >
> > 市民の間ではスペンは死んだということになって、EDFでは生きているということですか?
>
> EDFでも上層部の人間と吉冨しかその男がスペンあると知りません。
> 市民とEDFのほとんどの人間の間で死んだという事になっています。


なら、デビットとクリスにはどういう名前で紹介すればいいでしょう?


[No.8927] 2005/10/23(Sun) 20:20:47
p29123-adsao01tenjmi-acca.fukuoka.ocn.ne.jp
Re: 死者達の上に立つ戦士 (No.8927への返信 / 10階層) - ヘリ兵士

> > > > つまりEDF狩りのスペンは公では処刑された事になっているという事です。
> > >
> > > 市民の間ではスペンは死んだということになって、EDFでは生きているということですか?
> >
> > EDFでも上層部の人間と吉冨しかその男がスペンあると知りません。
> > 市民とEDFのほとんどの人間の間で死んだという事になっています。
>
> なら、デビットとクリスにはどういう名前で紹介すればいいでしょう?


顔は整形で変えてあるので同名の別人といえばいいと思います。


[No.8928] 2005/10/23(Sun) 20:25:33
60.34.94.37
Re: 鏡面UFO対抗策 (No.8923への返信 / 17階層) - 虎太郎

中には機械だけではなくその周りに空気が入っているに違いない(というか入ってない方がおかしい)ので、周囲の空間を真空に近い状態にして、空気圧の高低差による内部からの破裂で粉砕。
どうやってやるかも問題だし、近くにいる隊員がなにより危険なので没案に近い物ですが。

ちなみに聞きたいのですが、このストーリー集って2の話から何年後の話ですか?あと、日本以外の味方・敵それぞれの戦力の状況も教えていただけるでしょうか。


[No.8929] 2005/10/23(Sun) 20:26:58
YahooBB219173127038.bbtec.net
Re: 鏡面UFO対抗策 (No.8929への返信 / 18階層) - ヘリ兵士

> 中には機械だけではなくその周りに空気が入っているに違いない(というか入ってない方がおかしい)ので、周囲の空間を真空に近い状態にして、空気圧の高低差による内部からの破裂で粉砕。
> どうやってやるかも問題だし、近くにいる隊員がなにより危険なので没案に近い物ですが。

まずどうやって真空にするんですか?
> ちなみに聞きたいのですが、このストーリー集って2の話から何年後の話ですか?
これ一応2の話なんです。


[No.8930] 2005/10/23(Sun) 20:49:24
60.34.94.37
Re: 鏡面UFO対抗策 (No.8930への返信 / 19階層) - set

敵の戦力も味方の戦力も未知数です。
だからこそ、このような話が書けています。
なので、2の内容から大幅に外れない限りは自分の考えて書いて大丈夫かと^^;
(現に私は自分の考えて書いてますし)

無論、一緒に書いている以上他の方のシナリオに合わせる事も必要ですけど・・・


[No.8931] 2005/10/23(Sun) 20:55:49
YahooBB219206220093.bbtec.net
Re: 鏡面UFO対抗策 (No.8930への返信 / 19階層) - ヘリ兵士

> > 中には機械だけではなくその周りに空気が入っているに違いない(というか入ってない方がおかしい)ので、周囲の空間を真空に近い状態にして、空気圧の高低差による内部からの破裂で粉砕。
> > どうやってやるかも問題だし、近くにいる隊員がなにより危険なので没案に近い物ですが。
> まずどうやって真空にするんですか?

その事は書いてありましたね、すいません。


俺の考えたこの小説の中の世界勢力関係

USA 
ニューヨークEDF撤退、米軍が戦っているが旗色悪い。

EU 
戦況は膠着状態

オーストラリア 
EDF航空隊、巨大飛行甲殻生物ガイスにより壊滅、旗色悪し。

アフリカ
戦況は膠着状態

太平洋
強力な航空隊の力で人類圧倒的優勢、太平洋艦隊は日本へ

大西洋
人類劣勢

南極
ここにはEDF最強の部隊がそろっている(ここやられると世界が沈むから)ため人類優勢。

北極
人類劣勢


・・・・・皆さんこんな感じでいいでしょうか?


[No.8932] 2005/10/23(Sun) 21:02:23
60.34.94.37
Re: 鏡面UFO対抗策 (No.8931への返信 / 20階層) - ヘリ兵士

> 敵の戦力も味方の戦力も未知数です。
> だからこそ、このような話が書けています。
> なので、2の内容から大幅に外れない限りは自分の考えて書いて大丈夫かと^^;
> (現に私は自分の考えて書いてますし)
>
> 無論、一緒に書いている以上他の方のシナリオに合わせる事も必要ですけど・・・


・・・そうですね、そうでした、俺何勝手に勢力図書いてんだろ。
皆さんすいません。


[No.8933] 2005/10/23(Sun) 21:04:34
60.34.94.37
Re: 鏡面UFO対抗策 (No.8933への返信 / 21階層) - set

いや、そんな感じで良いと思いますよ?

で、提案なんですけど・・・
このスレッドはショートストーリーのみ書くスレッドとして
それとは別に感想・考案スレッドを作るのでそちらに書き込みませんか?


[No.8934] 2005/10/23(Sun) 21:06:51
YahooBB219206220093.bbtec.net
「音速を超えて・・・」 (No.8934への返信 / 22階層) - ケタ

赤い高性能UFOがビームを放ちながらケタに向かってくる。
ケタは反射的に横に飛びのきビームをかわし、
その頭上を高性能UFOが爆音と共に高速で通過していく。
高性能UFO通過により発生した衝撃波で反撃しようとしたケタが
吹き飛ばされる!

起き上がったケタが高性能UFOを狙おうとするが、完全に射程外だ。
ケタから1kmは離脱していた高性能UFOが急速旋回し、
再びケタに襲い掛かる。

ケタが今度はビルの残骸に転がり込む。
だが、高性能UFOの放ったビームがケタの隠れたビルを破壊し、
通過した際の衝撃波が再びケタを襲い、地面に叩きつけられた。

「ぐう・・このままじゃ・・なぶり殺しだ・・(゚ω゚;)」
衝撃波の威力は凄まじい、まるで体がバラバラにされるような感じだ。
強烈な爆音で耳はおろか三半器管にまでダメージを受け、
バランス感覚までも狂い始めていた。

ビームと衝撃波の波状攻撃により、ケタは完全に攻撃を封じられていた。
しかもショットガンではあのスピードを捕らえることはできない!

よろめくケタに高性能UFOの攻撃は続く、なんとかビームはかわしたケタだが、
衝撃波で壊れた人形のように地面に転がる。

その時、強烈な銃声があたりに響いた!
2・・3・・4発と離脱していく高性能UFOを狙撃している。
しかし、その弾丸は音速で飛行する高性能UFOには命中しなかった。

「チ・・・あのスピードはやっかいだ・・」
ケタが朦朧とした意識の中でその人物に目をやる。
K.Mがくやしそうな表情で離脱していく高性能UFOを睨んでいた。

「ケタ、大丈夫か!?」
「・・・お前か・・(-ω-;)」
K.Mが走ってきて、ケタを立ち上がらせる。
そしてすぐさまケタに自分のスナイパーライフルを1丁持たせる。

「しっかりしろ。いいか?狙われてない方が撃ち落すんだ」
そうケタに言い聞かせ、急いでケタから離れる。
ケタは耳なりが酷くうまく聞き取れなかったが、
なんとなく言っていることは理解できた。

ケタは最後の力を振り絞り、スナイパーライフルを構える。
そして高性能UFOが迫ってくる・・狙いは・・・K,Mだ!

K.Mが横に飛びのきビームをかわす。しかしやはりK.Mでも
衝撃波だけはどうしようもなく、大きく吹き飛ばされる。
「ぬおおお!(・□・;)」
ケタが高性能UFOに向かって狙撃するが、弾丸は命中しない。
再び高性能UFOが射程外に離脱してしまった。

「ぐ・・、これはきついぜ・・・」
K.Mが立ち上がる。私服が破れ、体は傷だらけだ。

高性能UFOが迫ってくる。今度の狙いはケタだ!
ケタが横に飛びのくため態勢を浮かせ、K,Mが狙撃態勢をとる。

・・・・が、高性能UFOが直前で急旋回し、再びK.Mに向かっていった!
「なんだと!」
K.Mが戦慄する。狙撃態勢に入ろうとしたばかりのこの姿勢では、
横に跳べない!

ガキン!
と、大きな音がして、高性能UFOが大きく横にブレた。
そのため、放たれたビームはK,Mの遥か後方に着弾する!

「チィイ!!」
K.Mが横に倒れこむような態勢で高性能UFOにむかって銃弾を
発射する。
最初の一撃で動きの鈍った高性能UFOが、ライフルの弾丸に撃ちぬかれ、
炎に包まれ墜落していった・・・。

「はぁ・・はぁ・・・((゚Д゚;)) 」
ケタが極度の緊張から開放され、肩で大きく息をする。
その手にあるスナイパーライフルから、硝煙の匂いが立ち昇っていた・・・。






うーん、ちょっと強くさせすぎたかな、高性能UFO。
ヘリさん、俺も前に勝手に状況整理させたことあるから、問題ないと
思いますよ(^^;あったら俺も同罪w


[No.8942] 2005/10/23(Sun) 23:13:17
YahooBB220060180096.bbtec.net
Re: 鏡面UFO対抗策 (No.8921への返信 / 16階層) - 三枝

> 最終手段・・・オーバーヒューマンパワーで・・・
> すいませんでしたorz


じゃあ…
作戦を決行するもEDF苦戦→オーバーソルジャー出現。岡田博士「人類が滅亡したら研究も続けられない」オーバーソルジャーは苦戦しつつもその圧倒的戦闘能力で鏡面UFOや巨大生物を次々に撃破→これに乗じてEDFも一斉攻撃→マザー撃退。

いや…これはまずいですね。


[No.8943] 2005/10/23(Sun) 23:28:14
i60-36-125-181.s02.a021.ap.plala.or.jp
新たな隊員 (No.8928への返信 / 11階層) - 侍蟻

スペンの説得をした次の日―

デビットとクリスが帰ってきた。
デ「隊長、お久しぶりです。」
ク「お久しぶりですね・・・隊長。」
吉「ほんのちょっとの事だろ〜」
吉冨達は一時の会話を楽しんでいる時、原中将が来た。今までの空気が一変した。
原「吉冨はいるか〜」
なんとも間抜けな声であろうか、それでも中将かと吉冨は思った。この言葉に吉冨はすかさず反応した。
吉「は はい 私に何の用で・・・?」
そうすると原がにっこりと笑った。
原「いや〜よかったな吉冨。お前は一階級昇格したんだよ。あのスペンの件でよ!」
この事に吉冨は嬉しそうこう言った。
吉「本当ですか!!?ありがとうございます。」
吉冨は嬉しがっていたが二人は黙っていなかった。
ク「原中将・・・一階級昇格、スペンって何ですか・・・?」
原「ああ、その事か・・・吉冨はお前達が居ない間にスペンという殺人鬼を追ってたんだ。そして、吉冨はその男を捕まえて一階級昇格という風になった、という訳だ。分かったか??」
この発言にデビットとクリスは愕然とした。
吉「すまんな・・・曹長になっちまった」
この言葉がさらに追い討ちをかけた。そして、原は一度、部屋から出て行き、一人の男を呼んだ。
原「お前達の部隊に入る隊員だ・・・さあ君、自己紹介を・・・」
???「スペン・イエローフィールドです。初めまして。」
その名前にデビットとクリスは驚いた。
デ「ス スペンってさっき言ってった殺人鬼の名前じゃないですか!??」
ク「何で捕まってないの!?」
この質問に対し、原が答えた。
原「まあ、落ち着け。こいつは殺人鬼じゃない、ただ同名なだけだ」
その言葉に二人の顔が赤くなった。そして、二人は謝った。
デ・ク「「すいません」」
ス「いえ、いえ、これかもよろしくお願いします。」
その言葉をいうと二人は顔を上げ、そのあと皆で話し合った。







最後が手抜きになってしまった。○| ̄|_


[No.8947] 2005/10/24(Mon) 00:09:43
p29123-adsao01tenjmi-acca.fukuoka.ocn.ne.jp
鏡対策 (No.8942への返信 / 23階層) - 優

 こんにちは、そしておひさしぶりです。最近めっきりオフラインで疎外感ひしひしな優でございます(卑屈。
 
 鏡面やら赤円盤やらなにかと敵のバリエーションが増えてきましたね。久々にみなさんの文章読みましたw堪能させていただいとりますw特にケタさんのがやっぱり個人的に好みです。(´ω`)
 
 状況や敵性能をリアルに設定して対策練るのは、話に説得力を持たせるのに重要な要素の一つだと思うので、ぜひ真剣に討議していって欲しいですね。鏡対策についてどこかで衝撃波で破壊しようというのがありましたがあれはいんじゃないですか。超高振動を発する兵器とか開発すればスマートに破壊は出来そうです。(でもそれだと他のどんな敵にも対応できちゃうから無敵ウェポンになっちゃうかな。ゲームバランスが崩れるかもw)
 
 重力兵器とかも思い付いたけど(局所的な重力場を発生させて装甲をへしゃげさせる)、ケタさんの言うように力押しが一番現実的でいいかもしれませんねwいっそ原始的な手段に戻って投石機を使用するとか。モロ物理的な攻撃には弱そうな雰囲気がありますもんね。
 
 ・・・これってのがなかなか思い浮かばないなーぁ(−−;
防衛軍負けそうな気がしてきたぞ(笑。


[No.8948] 2005/10/24(Mon) 00:24:12
family.e-catv.ne.jp
地獄を偵察せよ (No.8918への返信 / 9階層) - ヘリ兵士

「まず敵の戦力をもっとよく知る事が大事なのではないのでしょうか。」
そう意見したのはトム参謀だった。
「その鏡面円盤だって何機いるのか明確な数が出ていない、このままでは勝てる戦いも勝てない、まず敵の数と戦力を明確にするために偵察隊を福岡へ派遣する事を提案します。」

誰か続きを。


[No.8956] 2005/10/24(Mon) 19:36:26
i60-34-94-37.s02.a015.ap.plala.or.jp
Re: 地獄を偵察せよ (No.8956への返信 / 10階層) - set

会議室の扉の前に一人の男性隊員がうろうろしていた。

「ノゼト?お前こんな所で何してるんだよ・・・」
イズキが聞くと
「もう会議始まってて入り難いんだよ・・・」
とノゼトが答える
既に会議室の扉は閉まっていて、中からは微かに言葉が聞こえる。
イズキはそれを聞くと少しため息をついて扉へ向かう

ドン・・・・

会議室の中に音が響く。イズキが扉を乱暴に開けたために出た音だ。
一瞬、会議室が沈黙に包まれるがイズキは気にせず中へ入る。
後ろから3人も少しビクビクしながら入ってくる。
席へ付くと、一気に沈黙は破られてまた会議が続行する。
ふと前の方を見ると父親のユウトがニヤりとこちらを見ているの気づき、慌てて目線を逸らす。
「お前・・・こんな事して降格したらどうするんだよ!?」
ノゼトが小さい声で囁く。
こんなピリピリした状況にあんな事をして入ったのだ。
上官の冷たい目がこちらを見ている気さえする。
「いや・・・別に俺は階級はどうでもいいし・・・」
イズキの言葉に今度はノゼトがため息をつく。

「にしても・・・中々良い案が出てないみたいね・・・」
ノゼトとは反対側に座るキノメがボソっと言う
「あぁ・・・鏡面円盤を何とかしない限り攻撃もできない・・・」
「あの技術、真似ようとしても中々できないから反射がどの程度の物なのか実験もできない・・・」
ノゼトの隣・・・イズキとは反対側に座るオコイが呟いた。
「お手上げだな・・・どうしろってんだよそんな敵を?」
イズキが言うと
「俺の部隊の一斉射撃で・・・」
「お前は自分の部隊を全滅させたいのか?力で物事を全て解決しようとするな」
「。・゜( ;ω;)゜・。」
ノゼトの提案にイズキは激しく却下した。


[No.8957] 2005/10/24(Mon) 20:59:18
YahooBB219206220093.bbtec.net
(No Subject) (No.8947への返信 / 12階層) - 侍蟻

スペンが入って次の日―

吉冨は自室でなにかを考えていた。
吉「う〜む・・・任務が来ないな。何をしよか・・・そうだ!!
イズキ隊員にまた武器を送ろう・・・といってもこの前、【アイス・クイーン】や【デス】などを送ったしな〜」
そうこう悩んだ結果、吉冨が開発した【ガス噴射弾】を送る事にした。ガス噴射弾とは、手榴弾の様な弾に有毒ガスや火気厳禁のガス、リペアスプレーなどのガスを入れたもので、グレネードランチャーにセットできたり、手榴弾の様に投げることもできる。優れものである。そして、吉冨は20個の【ガス噴射弾】を用意した。
吉「有毒ガスの噴射弾を5個・・リペアスプレーの噴射弾を10個・・火気厳禁のガスを5個・・まっ!!これだけあれば十分だろな。」
そうして、吉冨はこれらの武器をEDF輸出室に持って行った。






setさん
【ガス噴射弾】を送りましたので、どうぞ使ってください。


[No.8958] 2005/10/24(Mon) 21:19:30
p2218-adsau06tenjmib1-acca.fukuoka.ocn.ne.jp
Re: 地獄を偵察せよ (No.8957への返信 / 11階層) - ヘリ兵士

トムはイズキ達をちらりと見た後、話を続ける。
「ローズ元帥、敵戦力、特に鏡面円盤の数を知るために、偵察隊の編成を。」

ケタさんローズよろしく。


[No.8959] 2005/10/24(Mon) 21:24:00
i60-34-94-37.s02.a015.ap.plala.or.jp
「入院」 (No.8959への返信 / 12階層) - ケタ

「ぅいででで・・・(・△・;)」
治療を終えたケタがよろめきながら、病室に戻ってくる。
高性能UFOとの戦闘で負傷したケタ、伊地山、御剣、ヤマキと4人は
すぐさま救出され、EDF内の病院へ担ぎ込まれたのだ。

「よう・・・どうだ?」
パチモンのEDFの制服を着たK.Mが、EDF隊員の報告書を読みながら
ケタに尋ねる。
「耳はなんとか聞こえるようになったけど、体がガタガタ(−−;)」
ケタはそう答え、自分のベットに横になった。

「まぁ、みんな死なずにすんでよかったな」
隣のベットにいる御剣が横になったまま呟く。

ボディアーマーの耐久力が敵のビームの破壊力をわずかに上回っていたため、
死に至るほどではなく、数日もすれば再び戦闘できるということだった。
ちなみに伊地山の負傷はビームをかわそうと飛びのいた先が
地下へ向かう下りの階段になっていたからである。

ふとケタが小声でK.Mにはなしかける。
「お前・・どうして俺の位置がわかったんだ?」
「着信履歴あるだろ?東京着いたから連絡したら、でないからな、
着信場所を逆探知して駆けつけたんだ」
K.Mが平然と答え、
「まぁ、そのおかげで助かったんだ。あんま気にするな」と付け加えた。
ケタは素直に深く考えないことにした・・・・。

ベットに横になっているケタをみて、K.Mは戦闘中のことを思い出していた。
跳ぼうとしていた態勢から、瞬時に攻撃に入る・・・、
しかも音速で急旋回している高性能UFOに銃弾を命中させるなんて、
・・・・はたして俺にはできただろうか・・・?

ただのマグレと片付ける事はできるが、K.Mはそうは思わなかった。

「お薬の時間でぇーすw」
明るい声と共に看護婦さんが薬の入ったトレイを持って病室に入ってきた。
ちなみに、EDF病院のナース服はパソゲーなみのデザインで、
かなりの人気がある。
生写真とかは人気が高く高値で売れるため、K.Mが密かに写真を撮っていた。

配られた薬をすぐに飲み込む御剣と伊地山とは対照的に、
ケタは薬を手にしてなにやら考え込んでいるようだった・・・。

「ケタさんどうしたの?飲まないとだめよw」
「こ・・粉薬はだめなんだ・・・(´ω`; )」
真っ青になっているケタを横目でみながら、
(やっぱマグレかな・・)とK.Mは思い直していた・・・。






優さん褒めてくれてありがとう(^^)がんばりますぜ〜
説明くさくならない程度にセリフもいれていかないとな(−−;


[No.8961] 2005/10/24(Mon) 21:42:42
YahooBB220060180096.bbtec.net
「地獄への偵察隊」 (No.8961への返信 / 13階層) - ケタ

ローズはしばらく何も言わずに考え込んでいた・・・。
先ほどのイズキ達の騒がしい登場が嘘のように会議室に重い沈黙が訪れる。

「偵察隊は・・・少人数を数部隊送り込め・・・」
やがて吐き出すようにそう指示をだす。
わずかに会議室がざわめきたつ・・・。

「こんな危険な任務でなぜ少人数なのかな・・・」
キノメが回りに聞こえないような小さな声でイズキに質問する。
「危険だからこそ・・・かな」
福岡は敵の巣窟だ。もし、敵に発見されれば全滅の可能性は極めて高い。
それは少々人数が増えても同じ事である・・・ならば人数を減らし、
わずかでも発見される危険をなくした方が安全なのだ。

「そして・・数部隊送り込む理由は・・・たとえいくつかの部隊が全滅しても
1部隊でも帰還すれば作戦は成功するからだろうな・・・」
複雑な顔をしているキノメを横目にイズキはローズ元帥に目を向ける。

鋭く厳しい目だが・・・どこかに悲しさを感じる。
(命令する立場とは過酷だな・・命の保障がない作戦の指示だと特に・・・)
イズキは軽く息を吐き出した・・・。

「・・・福岡にむかわせる偵察部隊は後ほど私が指示を出す・・・」






と、いうわけで、我はと思う方はローズから命令受けて福岡に
偵察にむかってください(^^;


[No.8965] 2005/10/24(Mon) 22:15:10
YahooBB220060180096.bbtec.net
過去(前編) (No.8887への返信 / 1階層) - ヘリ兵士

「目標地点まであと5分」
最新鋭の戦闘ヘリコプター、バゼラードαの中にアナウンスが流れた。
バゼラードの中には真っ黒なボディーアーマーに身を包んみ、サイレンサーつきのAS−99Dを持った男達がひしめき合っていた。

誰一人、私語をするものはいない。

「目的地上空に到着しました、降下を開始してください。」
ハッチが開く。
外は真夜中だった。
眼下にうっそうと生い茂った森が見える。
黒ずくめの隊員達が降下していく。

黒ずくめの隊員達は降下した後、足早にどこかへ走っていった。


***山中、違法研究施設
「・・・?監視カメラの状態がおかしいな?」
警備兵がモニターを見ながらつぶやいた。
モニターの中の映像がが次々とノイズに包まれていく。
「屋外警備、監視カメラに以上がないか見てくれ。」
『了解』

警備兵が数人、監視カメラの様子を向かうが、次の瞬間彼らはばたばたと倒れていった。
彼らを倒した男達はそのまま施設へ侵入していった。
警備はあまり硬くない。
地上部分を制圧した男達は地下施設へと入った。

地下施設は地上からは考えられないほどの大規模な研究施設だった。
研究員が数名、働いている。
何を作っているのか男達にはわからないが、培養ポッドらしいものがある事から、バイオ関係の施設である事は間違いないようだ。

男達は研究員達がまとまっている場所を密かに取り囲む。
そして。

「動くな!」
男達が研究員の、前に姿を現す・・・が、研究員達は男達を見てにやりと笑った。
「こんばんわ、私達の完全な人類を作る計画を妨害する神に逆らうEDF特殊部隊の皆さん。」
突如、冷たい女の声がどこからか聞こえた。
EDF特殊部隊の隊員達が声の主を探す。

声の主は培養ポッドの間から姿を現した。
美しいショートカットの黒髪の女性だった。
「人間は戦うために生まれてきたのよ。」
女はなぜか話し始める。
「証拠に人類はどんな環境でも戦える構造と、体の能力を増幅するための知力を持っているわ、だから人間はより強くならなければいけないの、強くなるために邪魔なもの、それは感情、感情があるから人間は仲間割れするし、仲間の死を馬鹿みたいに悲しんで士気が落ちて戦えなくなって、そして・・・・。」
女は手に何かのリモコンを握っていた。
「恐怖なんて感情があるから思い切った戦法が取れないの。」


後編へ続く。


[No.8966] 2005/10/24(Mon) 22:56:28
i60-34-94-37.s02.a015.ap.plala.or.jp
共同任務 (No.8958への返信 / 13階層) - 侍蟻

EDF輸出室から出てきて間もなく、任務が入って来た。
その内容は『新型円盤の撃破』であった。でも、いつもとは違い別の部隊との共同での任務であり、その部隊の名は“第51遊撃隊”であった。

吉冨は部屋に戻り、デビット、クリス、スペンを呼び任務の事を話した。
吉「任務が入った。内容は『新型円盤の撃破』だそうだ・・・あと、この任務は“第51遊撃隊”と遂行するそうだ。質問はないか?」
・・・・・・。
吉「質問が無いなら皆、戦闘準備をしろ。」
そういわれると皆は部屋を出て、武器庫に向かった。

武器庫では皆が持って行く武器に悩んでいた。
デ「今回はUFOだから冷凍弾はだめだなぁ・・・」
吉「空中の敵だからなぁ・・・ここはスナイパーライフルで持って行け。」
デ「そうですね。」
仲間達でこういう事をしながら慎重に武器選びした。

そして、選んだ結果こうなった。
吉冨は【スパローショット・キラー】と予備の【デス】のオールマイティ型
デビットは【ゴリアス−2R】と【SNR−230改】の遠距離型
クリスは相変わらずの【サブマシンガン】2丁の近距離型
スペンは【ガバナーSX】と【ファイブスターSR−B】のオールマイティ型

これらの武器を持ち、“第51遊撃隊”の所に向かった。







ヘリ兵士さん
勝手に共同任務をしてすいませんorz


[No.8967] 2005/10/24(Mon) 22:56:50
p2218-adsau06tenjmib1-acca.fukuoka.ocn.ne.jp
Re: 共同任務 (No.8967への返信 / 14階層) - ヘリ兵士

第51遊撃隊の面々は廃墟と化した町を走る兵員輸送車の中にいた。
後ろに友軍小隊の兵員輸送車が走っている。
吉冨軍曹率いる小隊の兵員輸送車だ。

ヘリは待機している隊員達を見回してみた。
待機の仕方が隊員達一人一人に個性が出ていた。

許深は懐からペンダントを取り出して何事かつぶやいていた。
その目はどこか悲しげだった。

スガワは返してもらったアサルトライフルを大事そうに眺めている。

フェンナは不安そうにおろおろとしている。
サハラがそんなフェンナを励ましていた。

影は兵員輸送車を運転しているため見る事はできない。

戦争がなければこいつらはどんな生活を送るんだろうな。
ヘリはふとそんな事を考えた。

「隊長、たった今前線で新型円盤と戦っていた航空自衛隊第4航空隊から戦線を突破されたとの通信が入りました!ここで迎え撃ってほしいとの事です!」
運転席で通信機を使っていた影がそう叫んだ。
どうやら自衛隊は我々が行くまで持ちこたえられなかったようだ。
「後ろの隊に伝えろ、我々は散開して敵を迎え撃つ、そちらの武運を祈ると。」
「了解。」
「よし、隊を3つに分けて戦う、許深、お前と影で組んで第一分隊。」
「はい。」
「サハラ、フェンナお前ら第二分隊。」
「はい。」
「は、はい。」
「スガワは俺と来い。」
「はい・・・。」
「よし、散れ。」
第51遊撃隊の面々は廃墟に散らばり、来るべき敵を待った。


[No.8969] 2005/10/24(Mon) 23:37:24
i60-34-94-37.s02.a015.ap.plala.or.jp
Re: 共同任務 (No.8969への返信 / 15階層) - 侍蟻

> 吉冨軍曹率いる小隊の兵員輸送車だ。

すいません。吉冨は曹長に成りましたのでそこの所を・・・


[No.8970] 2005/10/24(Mon) 23:42:22
p2218-adsau06tenjmib1-acca.fukuoka.ocn.ne.jp
Re: 共同任務 (No.8970への返信 / 16階層) - ヘリ兵士

> > 吉冨軍曹率いる小隊の兵員輸送車だ。
>
> すいません。吉冨は曹長に成りましたのでそこの所を・・・

曹長になったなんてヘリ知りませんので・・・。


[No.8972] 2005/10/24(Mon) 23:45:24
i60-34-94-37.s02.a015.ap.plala.or.jp
お詫び (No.8972への返信 / 17階層) - 侍蟻

> > > 吉冨軍曹率いる小隊の兵員輸送車だ。
> >
> > すいません。吉冨は曹長に成りましたのでそこの所を・・・
> 曹長になったなんてヘリ知りませんので・・・。


そうですね。ヘリ隊員は吉冨が曹長に成った事は知りませんよね。


[No.8973] 2005/10/24(Mon) 23:47:47
p2218-adsau06tenjmib1-acca.fukuoka.ocn.ne.jp
Re: ショートストーリー集4 (No.8887への返信 / 1階層) - マッドサイエンティスト

その日ミヤキ達は四国上空の哨戒飛行を行っていた。
ただの哨戒飛行なのでミヤキの1番機、カズキの2番機、セトヤマの3番機の計3機で行っている。
「あー、平和だなぁ。」
セトヤマが呑気に呟く。
「まあな、ここんところ戦闘続きだったからな。」
カズキが応じる。
「女をくどきてーなぁ・・」
「またそれか、お前は。」
「またってなんだよ、別にいいだろ。」
「任務中にそんなこと考えるな。不謹慎だぞ。」
「あぁ?お前は頭が堅すぎんだよ。たまには女と遊んで頭ほぐせば?」
「うるせーよ、この遊び人が。」
そんな二人のやり取りには加わっていなかったミヤキだったがレーダーに敵の反応がでると二人に怒鳴った。
「二人とも黙れ!方位196に敵反応1、あいさつにいくぞ!」
和やかなムードが崩れ緊張がはしる。
「しかし単独とはどういうことだ?」
ミヤキがつぶやく。
「はぐれたんすかね?」
「あほか、てめぇ。」
セトヤマの言葉を一蹴するミヤキ。
そのとき敵の姿を一同は肉眼で確認した。
「あ、あれは・・・・・」
カズキは絶句する。
「精鋭UFO・・・・!」
セトヤマがかすれた声で言う。
前大戦でその機動性ゆえEDF隊員に恐れられた最強のUFO。
なぜあれがここにいるのかはわからないが撃墜しなくてはならない、ミヤキは思った。
「カズキ!セトヤマ!戦闘体制に入れ!奴を地面にたたきおとすぞ!」
「「了解!」」
その時敵がミヤキめがけてレーザーをはなってきた。
「くっ、回避!」
横にうごいてかわす。
セトヤマから通信がはいる。
「隊長!大丈夫ですか!」
「ああ、問題ない。それより奴はどこへ行った!」
「高速で離脱・・・まずいまたくる!」
今度の狙いはカズキのようだ。
「カズキ!回避しろ!」
「りょ、了解!うあぁぁぁぁぁ!」
敵のレーザーを避け切れなかったカズキの機体が大きく傾く。
「このやろォォォォォォ!」
セトヤマが敵にゴリアス−2Rをあびせる。
そのうちの何発かがあたり敵の動きが一瞬とまった。
「堕ちろ!」
ミヤキはそう叫ぶとソルリングXを発射した。
発射されたソルリングXは敵にあたり、粉々にする。
敵は破片となり地面に落ちていった。
「あ、危なかった・・・」
カズキが息も切れ切れにいう。
今回敵は1機だけだったが、もし複数いたら・・・。
「とりあえず本部に帰還し、この事を報告するぞ。」
「「了解。」」
そして3機は帰還を始めた。

ちょっと時間ができたので投稿しました。ヘリさん、侍蟻さん、キャラはこんな感じでどうでしょう?自分としてはがんばったつもりです。

さて中間試験も半分おわりました。しばらくしたら完全に復活できると思います。はやく残りの半分おわんないかな・・・・・。


[No.8975] 2005/10/25(Tue) 14:06:26
FLH1Aak013.chb.mesh.ad.jp
Re: ショートストーリー集4 (No.8975への返信 / 2階層) - ヘリ兵士

こんな感じでいいと思います。

・・・・最初セトヤマ?誰だっけどっかで聞いた事あるなと完全に存在を忘れてました。


[No.8976] 2005/10/25(Tue) 16:08:11
i60-34-94-37.s02.a015.ap.plala.or.jp
偵察隊参加キボンヌ(´・ω・`) (No.8965への返信 / 14階層) - あろんα

題名の通りです。アロンとウスイ(第28陸戦歩兵部隊)をどなたかよろしくお願いします。それとそろそろクラとカツをもとの部隊に戻してあげないといけないなとか思っているのでそちらもどなたかお願いします。すいませんお願いばかりでorz

中間早く終われーヽ(`Д´)ノテストの解答用紙を蜂の巣にしたいとかいう破壊衝動に駆られています。


[No.8977] 2005/10/25(Tue) 17:23:50
3dd522f2.catv296.ne.jp
「敵意」 (No.8977への返信 / 15階層) - ケタ

EDF病院内で、ケタが自分のベットのまわりにある私物をまとめていた。
正直まだ体は全快ではないのだが、負傷兵が多い今の状況では、
動けるようになった者は退院していかないとベットが追いつかない。

伊地山と御剣はいま治療中なので、病室にはケタ1人しかいない。
・・・そこへ1人の女性が入ってきた。

「ローズ元帥・・・(・ω・;)」
「・・・・指令だ・・・」
ローズは思いつめたような表情でケタに封筒を渡す。
元帥自ら渡しに来るとは尋常ではない・・
ケタはその封筒の内容がどんなものであるか、直感的に感じていた。

その時・・・ふと、ケタが視線を感じ、病室のドアを見る。
1人の少女がケタを見ていたが、目が合うとすぐに走って行ってしまった。

「今の女性隊員はシリアという・・・今回の作戦にお前が選ばれると、
同行したいと私に直に言ってきたのだ・・・」
ローズが先ほどシリアという女性がいたあたりを眺めながら説明する。

「ずいぶん若いけど・・大丈夫なのかな・・・?(−−;)」
「この前アメリカから参戦したうちの1人だ、
20歳と若いが、戦闘力判断力ともに最高レベルの天才らしい・・・」
激戦区であるアメリカでそう評価されたのなら、間違いなく高い実力を
もっているのだろう。

「ケタ・・彼女は・・・・・いや、なんでもない・・」
ローズがなにかを言いかけたが、そのまま黙った。
ハッキリ物を言うローズ元帥らしからぬ行動にケタが不安を覚える。

シリアとかいう女性隊員になにかあるのだろうか・・・?

先ほどケタを見ていた視線・・・
あれには明らかに「敵意」が込められていた・・・・






てなわけで、福岡に偵察行ってきます(・▽・
他の人もジャンジャン行きましょう〜
あと、ヘリさんと侍蟻さんが戦っている場所はどこだったっけ(^^;
すでに福岡?ちょいと混乱してしまいました


[No.8980] 2005/10/25(Tue) 18:24:16
YahooBB220060180096.bbtec.net
(No.8980への返信 / 16階層) - ヘリ兵士

ジョージは自分が護衛する事になる輸送ヘリを眺めていた。
福岡に偵察隊を送るための囮の輸送ヘリだ。
これが偵察隊を送るふりをして敵をひきつけている間に、本当の偵察隊が小型潜水艇で福岡に上陸するのだ。

「まったく損な役割だぜ。」
ジョージはつぶやいた。
恐らく撃墜される偽輸送ヘリは全自動だが、護衛ヘリは偽輸送ヘリが長持ちして敵をひきつける用に守るためため本物のエースが乗っている。

目立たない役割の上、下手すれば死ぬ。
「もっとこう、俺が福岡に突撃して連中を吹き飛ばすとかそういう派手な作戦はねーのかよ。」
もちろんジョークだ、彼は自分がエースだという事は知っているが、無謀な作戦ができる様なほど自意識過剰ではない。

「キャプテン、もうすぐ出発です、スタンバイしてください。」
部下の声が聞こえた。
「おう、今行くぜ。」
そう言うとジョージは自分の愛機である銀色のバゼラードXへ歩いていった


> あと、ヘリさんと侍蟻さんが戦っている場所はどこだったっけ(^^;
> すでに福岡?ちょいと混乱してしまいました

たぶん東京近辺だと思います・・・(俺も侍蟻さんに言われて来たからどこかはわかりません。)。


[No.8981] 2005/10/25(Tue) 18:58:41
i60-34-94-37.s02.a015.ap.plala.or.jp
「福岡へ・・・」 (No.8981への返信 / 17階層) - ケタ

ケタはチオカ中佐に指令の事で呼び出されていた。
EDF本部の小会議室にケタがノックして入室する。

そこで待っていたのはチオカ中佐と、シリアとかいう謎の少女、
そして・・・
「御剣じゃないか!(゚ω゚*) 」
「よ、また一緒だな」
まだ少々包帯をつけている御剣がイスに座っていた。

「今回の作戦は福岡に潜入しての、偵察がメインとなる」
全員が集まったところでチオカが説明を始めだした。
「要所はいかに敵に見つからずに、敵の詳細を調べ、帰還するかにかかっている
いつものように派手に戦闘を行うとすぐに全滅するだろうな」
・・・なるほど、伊地山がいないのはこのためか・・・
ケタと御剣は妙に納得してしまった。

「他にも数部隊が福岡に偵察に向かっているが、彼らとの連絡は一切とれない。
通信装置など使えばすぐに敵に発見されるだろうからな。
泣いても喚いても君達3人のみの潜入と考えてくれていい」
言い換えるともし窮地におちいっても救助は送れないという事である。
・・・そういう任務なのだ。

「このチームの隊長は・・・ケタ伍長・・・お前がやれ」
「嘘でしょ!?こんな奴に任せるなら私がやるわ!」
チオカの発言にすぐさまシリアが反対する。
いきなり「こんな奴」呼ばわれされ、ケタは怒るよりも呆気にとられてしまった。

「おい・・お前あの女になにかしたのか?」
御剣が肘でつつきながら聞いてくるが、ケタの方が聞きたいくらいだった。

「ケタ伍長は福岡出身であり、今までの戦闘記録からでも臨時の隊長には
うってつけだと判断されたからである。」
噛み付きそうな顔で反対しているシリアにチオカは冷静に答える。
「・・・頑張ります・・(・ω・;)」
ケタはとりあえずそう言うしかなかった・・・。


・・・

・・・


「では・・・装備の説明にうつろうか・・・」
そう言い、チオカは机に置いてあったカバンを開け、中身を机に並べはじめた。

そのうちの1つの香水のようなものを指差す。
「これは「蟻スプレー」といってな、蟻型巨大生物の体液の匂いに
酷似した匂いをつける香水だ、これをつけていれば匂いで気付かれることは
かなり少なくなるだろう」
チオカの説明にシリアが露骨に嫌な顔をする。
まぁ・・・女性には巨大生物の匂いをまとうなど、辛いだろう。

「これは見ての通りチャフグレネードだ」
チャフグレネードとは、アルミ片を飛散させて敵のレーダーを
妨害する特殊手榴弾だ。UFOに見つかったときに有効である。

「そしてこれはサイレンサー、発砲時の音をなくすことができる。
だが、わかっているだろうが、戦闘は極力避けるんだぞ?」
サイレンサーはアサルトライフル用とスナイパーライフル用が置かれている。
残念ながらショットガン用は置かれていなかった。
・・・と、いうかそんなモンない。

最後に大きめのノートパソコンの様な物を手に持ち、
少しなにかイジってからそれを床に投げる。
手から離れた瞬間バフっと広がり小さなテントが出来上がっていた。
「この生地の薄さでは信じられない程の、防寒、遮光、防音効果がある。
休むときはこれを物陰に広げるといい」
その後、2〜3装備の説明をして、チオカは説明を終えた。

「厳しい任務になるのはわかっている・・だが、生きて返って来い」
チオカは最後にケタ達にそう呟いた。
小さな声ではあったが、その声は力強くケタの心に響いていた・・・。






こんな装備考えてみました。
福岡に行く方、気に入ったらなにかもってってくだせぇ(^^;
ヘリさんたちはいまから福岡なんですね。
よかった、俺遅刻しないですんだ・・。


[No.8984] 2005/10/25(Tue) 19:41:07
YahooBB220060180096.bbtec.net
Re: 囮 (No.8981への返信 / 17階層) - set

会議終了後、ローズ元帥からの命令がイズキ態へも送られた。
「お前らの部隊は?」
イズキがキノメとノゼトに聞く。
「俺の部隊は基地本部周辺警備・・・前線じゃないんだな」
ノゼトが肩を落としながら言う
「私の部隊は・・・福岡から向かってくる敵群の討伐ね」
「まぁ、ある程度敵と戦ってないと偵察に気づかれる危険性もあるしな・・・」
イズキが納得したように頷く。
「まぁ、またそのうち会いましょう」
「じゃあな!」
二人はそう言うとそれぞれの部隊部屋へ向かった。

イズキが自分の部隊部屋へ入ると4人がこちらを向く。
「福岡偵察隊に参加だとさ」
「でも偵察だと少し人数が多い気が・・・」
ミエキが言うとイズキが閉めたドアがまた開く。
「それに関して何だが・・・こちらから伝達だ」
入ってきた人物・・・それはユウトだった。
「親父?伝達って・・・」
イズキはその内容が気になり問う
「第92独立特殊部隊、ソトエ隊員の異動命令だ」
「「「「「はぁ!!?」」」」」
ユウトの発した内容に一同が目を見開く。
「わ、私ですか?何で・・・」
ソトエが聞くとユウトが冷静に答える。
「人数の削減、それと・・・君はラボの方からも誘いが来ていただろう?」
イズキは黙ってその話を聞いている
「先の戦闘でラボも人員が足りないんだ・・・どうか来てくれないかね?」
ユウトが言うとソトエはイズキの方を向く
「・・・お前が決めろ」
冷たいようだがイズキに言える事はコレだけだ。
そして、ソトエは少し考えたような間を空けて口を開く
「・・・分かりました。お誘いをお受けします」
見ていたミエキが驚いたような顔をするが、すぐにソトエが苦渋の選択をした事に気づき慌てて顔を戻す。
「ありがとう。では、君を除いた4人で偵察隊を・・・・・・」
ユウトが言い終えようとした瞬間だった・・・
「あ、すいません。僕も一時戦線離脱します!」
インフィの突然の話にユウトの方が驚く
が、ただ一人・・・事前に理由を知っていたトドキのみが驚かなかった。

それはイズキが会議から少し戻る前・・・
ミエキとソトエはいつもの買出しへと向かって部屋にはインフィとトドキが残っていた。
「これからどうするんだろ?」
トドキがインフィに聞く
「・・・あの・・・僕、一時戦線離脱しようと思ってるんです」
インフィの突然の話にトドキが驚く
「はぁ!?何でだよ?」
訳が分からずトドキが問いただす。
「・・・前した話覚えてます?「オーバーソルジャー」に関しての」
トドキはその言葉を聞くと急に黙る。
「最近、アメリカでオーバーソルジャーを確認したそうです」
「え・・・・?」
「アメリカに居る僕達の仲間の一人・・・現在もアメリカに残っているEDF隊員が確認した情報です」
トドキは以前に喫茶店で聞いていた話を思い出しながら聞く。
「・・・アメリカに行くのか?」
トドキが聞くとインフィは黙り込む
「・・・分かりませんけど・・・日本に居るかもしれないオーバーソルジャーの捜索をします。」
「・・・まぁ、お前が決めた事なら俺がどうこう言う事じゃないけど」
「・・・ありがとうございます!」

ユウトは一通りの事情(勿論、偽情報)を聞き、除隊を許可した。
「では皆さん!また戻って来た時はヨロシク御願いします!」
「この戦闘が終わった時にまた会いましょうね」
インフィ、ソトエがそれぞれ別れの言葉を言うと、ユウトと共に部屋を出て行った。


人数削減・・・人数削減・・・(何


[No.8987] 2005/10/25(Tue) 20:13:58
YahooBB219206220093.bbtec.net
…絶命…? (No.8914への返信 / 3階層) - 漆

〔病院内〕
「ハイ、スーちゃん。熱いから気をつけて。」
お茶を汲んだ日向が、湯飲みと茶菓子をSKに手渡す。
SKはありがとうといいながら受け取る。
「ところで…スーちゃん。少しぐらい思い出せたかな?」
お茶を飲みながら聞く。
「…少し…」
SKはそうつぶやくと、自分もお茶を飲みだす。
「それじゃあ続けるね。えっと…」

〔福岡〕
悪い予感は直ぐ側まで迫っていた。
「おいおい…このままじゃ…」
セキネがそうつぶやくのと同時にそれは見えてきた。
「ダロガ…」
日向が絶句している中、セキネの行動は早かった。
スナイパーライフルを構え撃つ。発射された弾はダロガに命中するが、厚い装甲により弾かれた。
「クソッ!もっと強力なスナイパーはないか!」
このスナイパーがまったく効かないと分かり、車内にいるやつに声をかける。
「スナイパーライフルはありません!それより中へ。3,8秒後に撃ってきます!!」
セキネは即座に上半身を戻し車に戻す。
ダロガの攻撃が始まった。
その攻撃をワゴンは巧みに避けていく。
「影ちゃん!何かないの!」
死ぬ恐怖に駆られている二人とは別に、SKは死ぬとは思えなかった。
車内のミラー越しに影の顔を見る。彼の顔には恐怖はなく、何かを決心した顔があった。
ふと、影と目が合った。なぜか、影が考えていることが分かる。
「きゃっ!!」
不意にダロガの放ったビーム(?) が後方で爆発しその衝撃で背面ドアが吹き飛ぶ。
同時に武器の山も崩れ、車外に落ちてゆく。
「クソッ!武器が…何かほかの物を!!」
死が迫ってくる。不意に冷静な名声が響いた
「在るにはあります。最後の最後の手段まで。」
その声に反応してSKが助手席にあるバックを引っ張り出す。
SKはバックの中からボウリングの玉のようなもの4つと、スナイパーライフルの弾丸一箱を取り出した。
「これは…?」
「ボウリングの玉?これをどう使うと…?」
セキネが日向の発言に呆れながら自分のスナイパーライフルに弾を装てんする。
「…それでも、グレネードのつもり…それより、今からダロガの下を突破します!俺が合図するので、そのタイミングに後ろにグレネードを車外へ!セキネ曹長は真下に着いたら撃ってください!」
その言葉に日向は聞き返す。
「それ、本当に出来るの!?」
影はいつもと同じような明るい声で話す。
「大丈夫です。信じてください。ダロガの動きなら見えていますから。」
その声に安心した3人は自分の役割についた。
ワゴン車は速度を上げダロガに接近する。
「今だ!」
二人がグレネードを車外になげすてた。
「曹長、行きますよ。準備していてください。」
セキネが体を乗り出すと同時にダロガのバルカン光る。


                          〜続く〜

この人たちも自由に使ってかまいませんので(SKと日向は一緒で)。


[No.8992] 2005/10/26(Wed) 00:41:45
p3214-ipad08imazuka.yamagata.ocn.ne.jp
新型円盤 (No.8887への返信 / 1階層) - マッドサイエンティスト

精鋭UFOとの戦闘の後前線の基地に帰還を始めたミヤキ達。
しかしまたしてもメテオのレーダーに反応が出る。
「方位342に敵反応多数、迎撃にむかう。」
そういうミヤキの声には元気がない。
先ほどの戦闘がこたえているようだ。
「えー、いくんすか?隊長。帰りましょうよ〜。」
「ここは基地に一回帰還して体制をたてなおしたほうが・・・。」
セトヤマはともかくカズキまで弱音を吐いている。
やはりこの二人も先刻の戦闘がこたえている。
「ごちゃごちゃいわない。遭遇まであと60秒!」
いやいやだが二人とも戦闘体制に入る。
やがて敵の姿が見えてきた。
「な〜んだ。ただのバクーじゃん。」
少し元気が出たようにセトヤマがいう。
「油断すんなよ。」
カズキが注意する。
バクーとはインベーダーがEDFの高性能空軍兵器に対抗するためにつくったミサイル搭載型高機動UFOだが、そんなに強くはない。
「戦闘開始!」
敵が何もできないうちに、ミヤキはUT機関砲で撃ち落としてゆく。
戦闘準備がととのった何機かがミサイルで反撃してくる。
しかしメテオの機動に間に合うはずもなく簡単によけられる。
「落ちろ、落ちろ!」
テンションのあがっているセトヤマがソルリングで敵をたたき落とす。
カズキがゴリアスで最後の一機をうちおとした。
数十機いた敵をもののわずかで殲滅してしまった。
そのときレーダーにまた新たな反応がうつった。
「撃墜にむかうぞ!」
「「了解!」」
今度は気合のはいった返事が返ってくる。
しかしこのあと彼らは新型円盤に遭遇することになる。

ここで休憩します。


[No.8994] 2005/10/26(Wed) 13:38:58
FLH1Aak013.chb.mesh.ad.jp
新型円盤 (No.8887への返信 / 1階層) - マッドサイエンティスト

ミヤキ達が現場に到着してみるとそこには普通のUFOがいた。
「さっさと撃墜して帰るぞ!」
「「了解。」」
ミヤキも円盤にうんざりしてきたのか、なげやりな態度である。
ミヤキの発射したソルリングは敵を撃墜する・・・はずだったがミサイルは敵をすりぬけ夕日の彼方へ消えていった。
「??????????」
一行がわけもわからず混乱していると敵はレーザーをミヤキに集中砲火してきた。
「のわぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
ミヤキが絶叫する。
「隊長ォォォォォォォ!」
後ろの二人も絶叫する。
「あ、あら?」
集中砲火を浴びたはずのミヤキの機体だったがほとんど無傷である。
「なんなんだこいつらは?」
さらに混乱する三人だったが、敵をみていたカズキがひらめいたように叫ぶ。
「そうか!わかったぞ!」
「何が?」
混乱して頭がおかしくなりそうな二人が聞く。
「隊長!こいつらはホログラムです!ようは映像なんです!」
「映像か・・これは?」
「恐らくこいつらのなかに写映する奴がいるはずです!」
「じゃあそいつを落とせばいいんだな?」
やっとわかったセトヤマがいう。
「よし!まかせとけ!」
セトヤマはそう言うと単機で敵につっこんでいった。
「ば、ばか!戻れ!」
カズキがさけんだが、もう遅い。
「うおォォォォォォォ!」
セトヤマは雄たけびを上げると、お得意のゴリアス乱舞を始めた。
「あいつって結構単純なんだな・・・」
いまさら気付いたようにミヤキはぼやく。
しかしセトヤマの作戦が功を奏したようで、ズドンという爆音と共に円盤のホログラムが一斉に消えうせる。
「よっしゃぁぁぁぁ!」
ひとり勝利の雄たけびをあげるセトヤマ。
「・・・・帰還しよう・・・」
「・・・そうですね・・・」
ミヤキとカズキは一人勝利の余韻にひたるセトヤマを残して帰還を始めた。

ふぅ、ひとまず終了。ヘリさんバクーとガラ−はこんな感じでいいですか?もうちょっと強いほうがいいですか?

私こんなに投稿してますが、あくまでも試験期間中なんです。だいじょうぶかな・・・?


[No.8995] 2005/10/26(Wed) 14:58:34
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「潜入」 (No.8995への返信 / 2階層) - ケタ

福岡の上空を2機のヘリがUFOの集中砲火を浴びている。
かなり頑丈なヘリのようだが、これでは撃墜は時間の問題だろう。
・・・しかし、それは当初の予定通りの事である。

・・・

・・・

「ふう・・・うまく侵入できたな・・(・ω・;)」
装備をかついだケタが浜辺に腰をおろす。
上空のヘリが囮となっている間に小型の潜水艇で、福岡の海岸に潜入したのだ。

ほぼ人間魚雷としかいいようのない窮屈な小型潜水艇から開放され、
ケタ、御剣、シリアの3人はとりあえず海岸の岩陰で一息ついた。

「ケタ・・この辺りは福岡のどのへんなんだ?」
なにしろナビゲーターの使用すら敵に電波を察知される恐れがあるため使えない。
古臭い地図とコンパス。ケタの勘に頼るしかないのだ。

「この辺は福岡でも田舎の方だな・・・マザーがいる博多辺りからは
だいぶん離れているはず(−△−)」
ケタが海岸にたっている半分燃えてしまった看板を見て答える。

「でも、敵の勢力圏内なのは間違いないから、慎重に行こう(・ω・)」
「ハッ!そんなわかりきったこと偉そうに指示しないでほしいわね」
ケタの言葉にすぐさまシリアが毒を吐く。
どうも、ケタが何しても何か言わないと気がすまないようだ・・。

「全く・・・黙っていればかなり可愛い娘なのに、もったいないよな」
「・・・もう、どうでもいい(−−;)」
御剣に返事するケタはすでに諦めたような顔をしていた・・・。






ヘリさんの囮作戦使わせてもらいました(・・サンクス
さーて、どうすすめるから、この話(^^;

マッドさん・・・成績なんて飾りです偉い人にはそれがわからんのです!


[No.9005] 2005/10/26(Wed) 18:38:50
YahooBB220060180096.bbtec.net
Re: 過去(後編) (No.8966への返信 / 2階層) - ヘリ兵士

女はスイッチを押す。
すると培養ポッドのひとつが開き、中から一人の男が出てきた。
男に銃を向ける特殊部隊。
だが男は臆さず近づいてくる。

特殊部隊は容赦なく発砲した。

が、効果はない。

男は跳躍して隊員の一人につかみかかる。

一瞬だった。
男の放った拳が隊員のアーマーを貫いた。
隊員の体から血が吹き出る。
隊員はあまりの痛みに絶叫する。

次の瞬間隊員達は信じられないものをみた。
腹を拳で貫かれた隊員が叫ぶのをやめたと思った瞬間、隊員の体が男に吸収された。
そして男の姿が吸収された隊員の姿になる。

隊員達は目の前で起きた事に一瞬と惑ったが、あれは敵だと再認識して再び攻撃する。
が、効果は無く、また一人犠牲者が出た。

研究員達はいつの間にか安全な場所に避難して、強化ガラス越しに戦いの様子を見ていた。
先ほどの女性が放送機器に向かって話し始めた。
その表情は子供のような笑顔である。
「あなた達はもう死ぬからいい事を教えてあげるわ♪あなた達はその兵器が何か、上から聞いてないでしょう、なぜかわかる?その兵器がまだできていないとたかをくくっていたのよ、でももし出てきたらどうしようとあなた達が考えたらわずかな恐怖が生まれる、だからまだできていないだろうその兵器のことをあなた達に伝えなかったの。上層部は私達を甘く見ていたのね、まだプロトタイプもできてないだろうって。でもそのおろかな判断があなた達の死を招いた。でもあなた達は幸運よ、あなた達は真の人類の未来のために死ねるのだから。あなた達を幸運で有意義な死に導いてあげた私の名前を教えてあげるわ♪私は岡田、岡田愛美よ、私に感謝しながら死ぬのね、あなた達は新人類、オーバーソルジャーの生贄になるの、まあいずれ全旧人類が生贄になって、人類は完全な形であるオーバーソルジャーに進化するの、もちろん私もその中に含まれているけどね。」
その後も岡田の狂った放送は続いたが、隊員達は聴く余裕がなかった。
30人はいた特殊部隊はそのほとんどが死に、もう数人しか残っていない。
残った隊員達の顔に絶望の表情が浮かんでいく。

「あきらめるな!!」
誰かが叫んだ。
「俺達人類が戦う力を持っている理由はとことん戦うためではないだろう!大事なものを守るためだろう!大事なものを守るにはこんなところでは死ねないだろう!だからあきらめるな。」
隊員達の目に生気が戻った。
「俺はあきらめない、俺はこいつを倒して生き残ってやる!!」
「俺もだ。」
「俺も。」
「てめーなんかに負けるかよ。」

オーバーソルジャーが突進してくる。
叫んだ隊員は間一髪よける、そこには冷却パイプがあった。
「かかったな。」
その隊員は狙ってこの行動をとったのだ。
冷却パイプからでた煙を浴びて、オーバーソルジャーが凍りついた。

「死ね。」
オーバーソルジャーはアサルトライフルの連射を四方から受けて絶命した。

「あなた達は、完全な姿になりたくないの?」
岡田が信じられないという表情で言った。
「俺達は完璧だが何か?」


ヘリはそこで目が覚めた。
しばらく前の、いやな記憶であった。



色々ボロボロですがヘリの過去を書きました。
ど下手だ、とほほほほ。


[No.9006] 2005/10/26(Wed) 18:50:32
i60-34-94-37.s02.a015.ap.plala.or.jp
Re: 「潜入」 (No.9005への返信 / 3階層) - マッドサイエンティスト

> マッドさん・・・成績なんて飾りです偉い人にはそれがわからんのです!

自分もそう叫びたいのですがなにしろ親はインターネット封印という最強最悪の手札をもっているもので・・・・。そんな事になったらジ○ノサイドキャノンを足元に向けて・・・。


[No.9012] 2005/10/26(Wed) 20:16:30
FLH1Aak013.chb.mesh.ad.jp
Re: …絶命…? (No.8992への返信 / 4階層) - 漆

バルカンの光が限界点に達した。
だが遅い。車はダロガの真下へ到達する。
「曹長!!」
「死にさらせぇぇぇぇ!」
セキネがスナイパーライフルの弾丸を放つ。それと同じくして、グレネードも爆発した。
ライフルの弾丸はダロガの装甲を貫通し、四個のグレネードの爆炎が当たり一面を焼き払う。
「…すごい…!」
SKの口から言葉が漏れた。
「やった!敵影なし!一時はどうなるかと思ったよ…この兵器は軍の正式な兵器なの?」
緊張の糸が切れた日向が、背もたれに身を沈めながら聞いてきた。
「いえ、手作りです。材料は…元の部隊に支給された特殊な火薬を使用していますが…ところでセキネ曹長。いつまで外に出ているのですか?」
上窓から上半身を出したままのセキネを不審に思いた影が声をかける。
「俺の…俺の銃が……俺の銃が吹き飛んだ!」
その言葉と共に車の中に戻ってきた。手にしているスナイパーライフルは無残にも大破していた…
「日向軍曹、これを二人に使ってください。」
そう言って影は助手席に戻したバックからリペアスプレーを取り出す。
「初めから出してよね〜。じゃあ使うよ。」
日向がリペアスプレーを使いSKとスナイパーライフルを回復させる。
「すみません。完全に忘れていたもので…それより、仮説基地が見えてきましたよ!」
その言葉を聴き全員が安堵した。

〔仮説基地〕
「それじゃ、ここでお別れだな。」
セキネがぼろぼろになったワゴン車から出て直ぐにそう言った。
「そうですね…それでは私も。そういえば影ちゃん。」
「何ですか?」
「『最簿の最後の手段』ってなんだったの?」
まだ覚えていたのかと影は目をそらしながら、
「何のことですかハハ…そんなことより、…君の名前は?」
今助け出した陸戦兵(SK)の名前を聞いていなかったことに気づき、質問する。
「……SKでいい…」
少し考えたうえでの答えだった。
「ボウズ…本当の名前は何だ…俺たちにぐらい…」
「本名なんてどうだっていいじゃないですか。それが自分の名前だって言っているんですから。あー…そろそろ俺は行きます。」
自分で話題を出し、無理やり話を終わらせた影に半ば呆れながら
「分かった…今までありがとう。じゃあな。」
「…ありがとう…」
「あの時は助かったよ。影ちゃん元気で。あと…私のことは凛でいいから。」
影はそれらの言葉にてれながら。
「はは…自分は自分の出来ることをしたまでですよ。あえて言うなら貴方たちは実験台でした。すみません…それと、今度あったら日向さんで。ついでにSKだっけ。カルシウムとか摂って、もっと大きくなれ!男がそれでどうする!まあ、挨拶はこの辺にして…生きてまた会いましょう!」
そう言って影は格納庫の奥へと消えていった。
「影の言うとおりだな。少しぐらい身長伸ばして筋肉つけたほういいぞ。せめて影の鼻の下あたりには届くように…」
「そのことなのですけど…この子、女の子ですよ…?」
セキネは意味が理解できなかったようで、しばらく固まっていた。
SKは、ヘルメットと、ゴーグルをはずした。
ヘルメットの中から灰色の長い髪が現れた。
「女だったのか…すまない。気づかなかった。あーえーじゃあ俺も行くかな。それとあいつも言ったように絶対に死ぬなよ。」
そう言ってセキネも格納庫へ向かって歩いていった。

〔病院内〕
「それから君はペイルになって、私たちは二人でがんばってきたんじゃない。…思い出せたかな…?」
日向は、今度こそは思い出せたのだろうかと聞いてくる。
「…ハイ…すべて思い出せました…」
日向は顔を明るくして、
「よかった〜。これで退院できるね。…ところで〜。影ちゃんのバックの中には何が入っていたのかな〜?」
日向の何気ない質問に対してSKは自分の見たものを答える。
「…日本刀と…」
「日本刀…日本刀って何でそんなものが…で、ほかには?」
SKは一呼吸をいてこう答えた。
「…ジェノサイド砲…」
「そう、ジェノサイドほ…ジェッジェノサイド砲!?何でそんなものが!?」
日向が一人で騒いでいるうちに、大切なことを思い出したSKが聞く。
「…それより、今の戦況は…?」
「そうか…『最後の最後の手段』て…それよりよくバックに…ん、あ今の戦況ね。物凄く大きいくらげが現れて危なかったけど、どこかの隊が倒したみたい。今は、ここら辺は安全のはず。そういえばどこかの誰かがジェノサイド砲を撃てたみたいだよ。とどめは派手なヘリの部隊がさしたけど。」
その言葉に安心したSKは、少しほっとした。
「…ジェノサイド砲を撃ったのが影さんだったらいいですね…」
その言葉に日向は微笑んで「そうだといいね」と返事した。
<日向凛軍曹様。日向凛軍曹様。お荷物が届いています。至急…>
そのアナウンスに日向は立ち上がりの荷物を取りに行こうとする。
「そうだった。スーちゃん。君は明日には退院できるみたいだよ。また私と一緒に戦場に出されるみたいだけど…大丈夫?」
SKの目には迷いはなかった。
「…私は、自分の出来ることをやるだけです。…」
「そうだね。出来るところまでやろう。一人でも犠牲者を減らすために。でも君はすぐ無茶をするから。スナイパーならスナイパーらしく後ろで撃っていればいいの。周りに来た敵は私たちで何とかするから。」
そう言って日向が手を出す。
「これからもよろしく。」
「…はい。」
二人は固く握手をする。
「それじゃあ私は荷物をとりに行くるね。」
長い髪を揺らしながら日向が病室から出て行った。
「…影さんか…」
SKはそのまま横になり、深い眠りについた。
これから来る地獄に備えて…


ひとまず終わりました。なんだかんだでぼろぼろです。もう少し文章作成能力がほしいです…
テストの人たちがんばってください。

どうだっていいことですが、自分の学校は二学期制なので、来月あたりです。
テスト勉強なんかまったくしませんが。


[No.9017] 2005/10/26(Wed) 23:49:41
p2163-ipad07imazuka.yamagata.ocn.ne.jp
「違和感」 (No.9017への返信 / 5階層) - ケタ

福岡の中心地に近づくにつれて、敵の数が増えていく。
逆に生きている人間の姿は全くみえない・・・。
まるで人類が死滅した世界を歩いているようだ・・・。

しかし、もし、人類が負ければこの光景は世界中に広がり、
人類死滅は現実のものとなる・・・・。

「そろそろ朝が近いな・・ここで休もうか・・・(・ω・)」
ケタが半分倒壊したようなビルの中に入る。
巨大生物は夜行性というわけではないので、隠密行動にはやはり
夜の方がむいているのである。

3階の・・元はレストランだったのだろうか、広いホールのある所へ、
テントを張り、湯を沸かしはじめる。

粉末をお湯に入れしばらくかき混ぜると、シチューのような濃厚なスープになった。
粉末なのでかさばらないし、味も悪くない。
おまけに栄養も十分なので携帯非常食として最適なのである。

「ごちそうさま。私先に休むわね」
いち早く食べ終わったシリアがとっととテントに入って鍵を閉めた。

「お前まさか1人でテント使う気か!?」
「当たり前でしょ?女性と一緒に寝ようなんて非常識な男ね」
御剣の当然の意見に、シリアが小馬鹿にしたように平然と答える。

御剣が怒鳴りそうになっていると・・・
「あんた・・なんで俺らの任務に同行しようとしたんだ・・・?
いくら有能っていったって明らかにチームワーク乱してるぞ(−−;)」
さすがに見かねたケタがシリアのテントに向かって注意する。

しばらくの間誰も何も言わず、静寂があたりを包んでいた。
ケタがため息をつき、スープをすする。

「私は・・あんたの無能さを証明してやりたいだけよ!」
テントから押し殺したような・・
それでいて敵意のこもった声が聞こえてきた・・・・。


・・・

・・・

日が暮れ始めていた。
ケタ達が倒壊したビルからあたりを見渡しながらでてくる。

シリアの目が少し赤く腫れぼったい気がする。泣いていたのだろうか?
「シリア・・大丈夫か??(^^;)」
「・・・うるさいわね・・早く行きましょう・・」
心配するケタを相変わらず突っぱねシリアが先頭で歩き出す。

しばらくすると半壊したコンビニが目に入った。
ケタがそこにかかれている住所を見る・・
どうやらそろそろ博多が近くなってきたようだ・・・。

「ケタ・・・ちょい気になることがあるんだ・・少し待っててくれ」
御剣がそう言い、コンビニの中に入っていった。

当然、ケタとシリアが2人で外で待つ事になる。
もちろん会話などなく、気まずい時間が流れる・・・。
だが、なんとなく今のシリアからはいつもの突き刺すような敵意が
感じられなかった。
何か深く悩み込んでいるような表情でうつむいている。

今なら理由を聞けるかもしれない・・ケタが声をかけようとした時・・

突如、シリアがケタに飛び掛ってきた!
突然のことに反抗できなかったケタが地面に押し倒される。
首でも絞められるかと思ったが、シリアの手はケタの口を抑えていた。

「動かないで・・・!」
シリアが小声でケタに囁く。
シリアの視線はケタには向いていない、その方に目をやると、
巨大生物が数十匹倒壊した街中を動き回っていた。

巨大生物の目は昆虫と同じ複眼であり、動くものほどよく見える。
シリアとケタは息を止め、巨大生物が通り過ぎていくのを待っていた。
数分後、巨大生物はケタ達には気付かず、通り過ぎていった。

「・・・・いつの間にそんなに仲良くなったんだ?」
コンビニから出てきた御剣が地面で重なっているケタとシリアを見て
呆れた顔でそう言った・・・。

「な、なんでもないわよ!」
と、シリアが御剣に噛み付きそうな顔で言った後に、
「あんたは嫌いだけど・・・任務はちゃんと遂行しなきゃね・・」と、
ケタの方を見ずに独り言のように呟いた。

御剣はわけがわからず微妙な顔をしていたが、やがて、
「やはり変だぜ・・さっきのレストランもだが、食料や生活用品が
まったくといっていいほどないんだ・・・」
自分の感じた違和感をケタに伝える。

その時、ケタ達からそう遠くない場所で、激しい銃声が響いた・・・。





今回ちょい長くなってしまった(−−;
ちなみに俺はフォークリフトの試験受けてきました。楽勝w


[No.9022] 2005/10/27(Thu) 20:07:21
YahooBB220060180096.bbtec.net
超合金円盤 (No.8973への返信 / 18階層) - ヘリ兵士

「お前らなんか敵じゃねーんだよ。」

[No.9024] 2005/10/27(Thu) 21:09:07
i60-34-94-37.s02.a015.ap.plala.or.jp
青い強敵 (No.9024への返信 / 19階層) - ヘリ兵士

侍蟻さん、新型円盤を侍蟻さんが書くと思って今まで書きませんでしたが、来ないので勝手に話を進めます。
あと超合金円盤は間違って投稿したものです。



「お前らなんか敵じゃねーんだよ。」
ヘリは倒した敵の残骸に向かってつぶやいた。
何の変哲も無い、ただのサイファーだ。
ヘリもスガワも楽に全滅させた。
サハラと許深と、クレイジー部隊からも勝利報告が届いた。
だがいくら自衛隊でもこれにやられるはずは無い。
この程度の敵の出現は予測しているはずだ。

という事は本命はべつにいるはずである。

「!!あれか・・・・。」
ヘリは瓦礫の影からその敵の姿を見た。
美しい青のボディーの円盤だった。
その数、わずか2機
その内一機はクレイジー部隊に向かって飛んでいった。
影と許深のスナイパーライフル(ライサンダー2)とサンダースナイパー(ライジン)が円盤に着弾する。
ヘリのアサルトライフル(99D)、サハラのゴリアス(99)とスガワのアサルトライフル(22D)、フェンナのレーザーチェーンソウも発射され、着弾した。
爆発が起き、噴煙が生じる。

・・・

青色円盤は無傷で姿を現した。
「!?」
ヘリ達は敵のあまりの強度に一瞬声を失った。
青色円盤の体が白く光り始める。
次の瞬間、ダロガの放つようなレーザーがヘリ達に向け発射された。
緊急回避を行うヘリとスガワ。
瓦礫が爆発で吹き飛ぶ。
「サハラ、ドリルランチャー使え!!!」
「はい!」
「影、許深サハラを援護。」
ヘリの指示に間髪いれずに青色円盤に弾丸と稲妻が炸裂する。
わずかにひるむ青色円盤。
そこを狙ってサハラがドリルを叩き込む。
ドリルは青色円盤に直撃して、青色円盤の装甲を削る。

・・・が、ドリルは青色円盤の体を貫通できず、その場で爆発した。
ドリルランチャーすら、歯が立たなかったのだ。


[No.9026] 2005/10/27(Thu) 21:49:49
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Re: 青い強敵 (No.9026への返信 / 20階層) - set

「ふぅ・・・結構来たな・・・」
イズキが近くの石の上に座りながら言う。

ソトエ、インフィが抜けて現在は3人の第92独立特殊部隊は徒歩で福岡に向かっていた。

「何で東京から歩いて福岡まで行かなきゃならないんですかねぇ・・・」
ミエキがわざとらしくため息をつきながら言うと
「・・・色々あって行くのが遅れたからだよ!悪かったな!」
イズキが怒鳴る。
「私達が福岡に着く前にもう偵察隊は引き上げ・・・」
ミエキが喋っていると急にイズキがミエキの口を手で塞ぐ。
「ムグ・・・ムグググ・・・・・」
急な出来事に意味が分からずミエキは口を塞がれた状態で喋る。
するとイズキは「静かにしろ・・・」と言い、納得がいかないまま黙る。
数十秒後・・・戦闘円盤が上空を通過していく。
戦闘円盤はこちらに気づく様子も無く、去っていった。

「プハァ!・・・敵なら敵って言ってくださいよ!」
ミエキが息を吸いながらイズキに怒鳴る。
「そんな暇は無かったんだよ!お前もトドキみたく状況を把握できたらいいのにな・・・」
イズキに言われてミエキはトドキの方を向く。
先程からずっと座ったまま硬直していたトドキは今も硬直状態だ。

「・・・寝てませんかね?」
「・・・・・・」
ミエキの言葉にイズキは深くため息をつく。
トドキは寝ていたのだ・・・
「起きろトドキ!」
イズキがトドキの頭を殴ると驚いたように飛び起きる。
「う・・・隊長・・・酷い・・・」
トドキが涙目でイズキを見る。
「途中で眠るお前が悪い・・・もう休憩は終わりだ!進むぞ!」
イズキが言うとミエキとトドキは「えー」と言う。

(小学校の遠足の時ってこんな感じだったっけ・・・?)

その光景を見ながらイズキは自分の小学生時代を思い出そうとする。
が、思い出せない・・・
どれだけ考えても思い出せないため、少し違和感を感じたが止めた。

過ぎた過去に何の意味があるんだ・・・イズキはそう思い、福岡へ向かった。



何だか謎な状況になってきてしまいました・・・
次で一気に福岡まで飛んじゃいますorz


[No.9028] 2005/10/27(Thu) 22:09:51
YahooBB219206220093.bbtec.net
ブラック&シルバー (No.9022への返信 / 6階層) - ヘリ兵士

「鏡面円盤3機、戦闘円盤16機、ミサイル円盤(バクー)10機、なかなかの戦果だな。」
ジョージは呟くと、帰路へ向かった。
輸送機はすでに撃墜されてしまっている。

四国上空、丁度戦闘を終えたらしい黒い三機のバゼラードメテオが飛んでいた。
最新鋭の装備と抜群の性能、まさに究極の機体である。
ジョージはつい見とれてしまった。
ついさっきまで生死をかけた戦いをしていたのが嘘のようである。

「ありゃいいや〜最高だ、あれに乗ってる奴はスゲー幸せもんだぜちくしょう♪」
ジョージはうかれてしまった。
そんなジョージをよそに3機は基地へ帰っていく。
「今日はいいもんを見た、まったくいい日だぜ。」
ジョージは上機嫌で本部へ帰っていった。




めちゃくちゃだけどがんばったほうです。


[No.9031] 2005/10/27(Thu) 22:46:43
i60-34-94-37.s02.a015.ap.plala.or.jp
「遅刻」 (No.8887への返信 / 1階層) - あろんα

「まだですかぁ?」
退屈すぎてその場で溶けかけているウスイが聞く。
「ん〜、あと10分ぐらいかな」
何の根拠もなくカツが答える。東京からずっと潜水艦を操縦しているのにもかかわらず、カツにはまったく疲れが見えない。だが操縦といってもずっと直進なのですることはないようなものだ。

「ぅあぁぁ〜」
「やかましいなあ。静かにしてくれよ」
「そんなこといってもこれから陸に出てもまだまだ移動するっていうのに時間かかりすぎですよ。ただでさえ遅れてるのに」
「まぁ・・・その辺はしょうがないだろ」
福岡への偵察隊として遅れて派遣させられたウスイとカツは、なぜか鹿児島湾に到着する予定でその後福岡に向かわねばならないのだ。

「お、着いたかな」
やっとの思いで鹿児島湾についた二人は我先にと潜水艦から飛び出す。

「到着〜」
「死ぬかと思ったよホント」
「この程度で死ぬようじゃEDFは務まらんだろ」
「まぁいい。さっさと行かなきゃ帰りも遅刻だ」
二人は地図を見て方向を確認した後、福岡へ向かって進み始めた。

「ちょっ、待てい!」
後ろからウスイが呼び止める
「ん?」
何かあったのかと思いカツはエアバイクを降りてウスイを待つ。
カツの横に来るなりウスイは文句を言った。
「ひとりで行くなよな。こっちはそんな速くないんだから」
どうやら先に行ってしまうことが気に食わないらしい。
「でも他にどうしようもないしなぁ。俺は乗り物がないとあんたみたいに速くないんだから」
ウスイは超速精鋭隊なので乗り物は必要ないがカツが速く移動するためには乗り物が不可欠なのだ。超速精鋭隊は戦車よりは速いがさすがにエアバイクには勝てない。

「・・・。じゃあ俺も乗る」
突然の提案にカツは一瞬ぽかんとするがどういう意味かわかった時にはウスイはエアバイクに乗り込んでいた。
「いや待てよ!2人乗りは無理だろ!」
「大丈夫だって」
結局無理のある体勢でエアバイクに二人乗りしたまま福岡に向かうことになった。

「今そっち人数足りないんだっけ?」
「何が?」
カツの質問の意味がわからずウスイが聞き返す。
「部隊のメンバー」
「ああ、まぁね」
現在ウスイの所属している第二超速精鋭隊は人数がウスイ以外に2人ほどしかいないので、隊員を募集しているらしい。
「これ終わったら入ろっかな〜」
カツの申し出にウスイが喜んで賛成する。
「お、ホント!?じゃあよろしく」
「はいはい。・・・そろそろ降りようか」

二人はエアバイクを降りて遠くから聞こえる銃声の方へ歩いていった。


長くなりました。テストが終わったので復帰させていただきます。ああ、幸せ。前にも増して下手になりましたがよろしくお願いします。ところで、自分の頭の中ではケタ隊員の一行と遭遇するという予定なのですが・・・ケタさんよろしいでしょうか。わがままいってすいません。


[No.9043] 2005/10/28(Fri) 18:22:09
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もうあきらめたい (No.9028への返信 / 21階層) - ヘリ兵士

「攻撃再開、ひるむな!!撃て!!」
呆然としていた一同にヘリの一括が飛ぶ。
アサルトライフルが、ゴリアス、が連射され、青色円盤に直撃する。
しかし青色円盤はそれをものともせず、レーザーで攻撃してくる。

「隊長、本部に応援を要請しましょう!」
許深が通信を送ってくる。
「要請したって誰も来ない、我々が全滅した後、来るだろうな。」
ヘリ達のような末端の部隊のために本部は大事な兵力をさいてはくれないだろう。

「ちくしょう!!やってらんねーぜ!隊長、何か手は無いんですか?」
影の声は切迫している。
「どんな装甲もいつかは砕ける、それまで根気強く戦うしかない。」
それ以外に打つ手はない。
「こちらサハラ、ゴリアスの弾頭が切れました!自分の武器はこれで品切れです!!」
「後方に下がれ!敵から離れろ!フェンナ、サハラを後方まで護衛!!」
爆音が響く。
「こちら許深、今の攻撃で影隊員が負傷!」
「俺とスガワが奴をひきつける、その隙に下がれ!」
ヘリはわざと敵に近づいて、アサルトを連射して青色円盤をひきつける、スガワは後ろから援護射撃を行っている。
「影の武器をサハラが持って戦線復帰しろ!許深は影を介抱、フェンナは戦線に復帰してサンダースナイパーで援護射撃、スガワはそのまま援護続行。」
「了解!」
ヘリの近くで爆発が起きる。
ヘリは飛びのいてそれをかわし、反撃する。
フェンナやスガワ、サハラも援護射撃する。
歯が立たない。
レーザーが連射され、フェンナの近くの地面に当たり、爆発する。
フェンナが爆風で倒れ、意識を失った。
サハラが駆け寄り、後方へ運ぶ。
「・・・・弾が切れた・・・・・くそう!」
スガワの声が通信機から流れた。
絶体絶命である。


[No.9045] 2005/10/28(Fri) 19:24:00
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「生存者」 (No.9043への返信 / 2階層) - ケタ

福岡 博多区エリア周辺

「くそ・・・俺としたことが・・・!」
紗崎が迫ってくるUFOにむけ、アサルトライフルを連射しつつ、
歯噛みをする。
作戦が近いというのに、とんだヘマをしてしまった自分に腹が立つ。
まだ・・死ぬわけには行かないのだ・・・!


「・・・どうやら誰かが戦闘しているみたいだな・・」
ビルの物陰に隠れ、御剣が呟く。
ケタ達の任務はあくまで偵察であり、敵に発見されるリスクは避けねばならない。
・・・だが・・・。
「状況がよくわからないからな・・とりあえず気配を殺して、
銃声の方に行ってみよう・・(−−;)」
今回はシリアも反抗せず、ケタ達は物陰に隠れつつ、移動を開始した。


「おい・・UFOがこっちに来てるぞ!?」
バイクを捨てて歩いていたウスイとカツが上空に迫るUFOを見て驚く。
よく見ると自分たちが発見されたのではなく、こちらへ誰かが走ってきているのだ。
UFOがおいかけているのはその男である。

「どうすr・・」
「勿論助けないとナ!!」
カツが聞くよりも早くウスイがUFOに向かって攻撃を開始した!
専制攻撃で何機かのUFOが爆発したが、完全に敵に発見されただろう。
何機ものUFOが3人の場所へ集まりつつあった・・・。


「全く・・・無謀ね・・」
戦闘の様子をビルの残骸の影から覗いているシリアが呆れたように呟く。
EDF隊員と思われる2人と、民間人が1人が、膨大な数のUFOに
囲まれている。
アサルトライフルで応戦しているが、敵の真っ只中でこんな派手な
戦闘をすれば、敵が集結しいずれこちらの弾丸が尽きるのは目に見えている。

少し考えていたケタだが、やがてバックからチャフグレネードを数個取り出した。
「ケタ・・・あんた正気なの??」
ケタの行動を察し、シリアが露骨に嫌な顔をする。
「・・敵に見つからないかぎり、さっきのコンビニにいてくれ・・
うまく逃げ切ったらそこで落ち合おう(^^;)」
「おい・・・まてよ・・・!」
「2人はしばらくそこで動かないで!(゚Д゚;) 」

御剣の制止も聞かずにケタが一気に駆けていき、
UFOに囲まれている3人の近くにチャフグレネードを放った。
小さな爆発音とともに、アルミ片があたりに撒き散らされ
キラキラと美しく輝く。

電波がアルミ片に跳ね返され、乱反射し、電波障害が起きる。
そのためレーダーが使えなくなったUFOの動きが乱れだした。

「いまだ!逃げろ!!(゚Д゚;) 」
状況を察した3人がケタとともに一気に走り出す。

やがてアルミ片の拡散がおさまり、レーダーが正常に機能しだした頃、
ケタ達はUFOを振り切り、完全に姿をくらませていた・・・。





ウスイさんの隊員リストの情報でこんな感じになってしまいました(^^;
どうでしょうか・・?
ちなみに紗崎さんは福岡にいたEDF隊員の生き残りで、
他の民間人などの生き残りとともに、密かに地下で生き延びて
反撃の時をまっている・・・といった設定にしてしまいました。
紗崎さんて男性でいいんだよね・・・?


[No.9046] 2005/10/28(Fri) 19:33:50
YahooBB220060180096.bbtec.net
Re: 「遅刻」 (No.9043への返信 / 2階層) - set

「つ・・・ついた・・・」
ミエキが疲れた声で言う

偵察隊に参加し遅れ、途中まで徒歩で来ていたイズキ隊。
途中、置き捨てられたエアバイクを見つけて改造。
何とか福岡へ着く事ができた。

「さて・・・着いたはいいけどどうするかな・・・」
イズキは辺りを見渡す。
廃墟・・・まさにその言葉通りだ。
「どうやって鏡面円盤探せっていうんだ・・・」
トドキがその光景を見て言う。
「敵の輸送船の中に入って数えるか?」
「死ぬつもりですか・・・」
イズキの言葉に即、ミエキが反論する。
「とにかく手近の建物の中に入るぞ。こんな道のど真ん中に居たらどうなるか・・・」
そう言いながら、イズキは近くの建物へと入りミエキとトドキも続く。

電気が止まっていて中は薄暗い。ガスはまだ止まってないため、適当な料理なら作れるだろう。
イズキはそれらを確認しながら床へ座った。
「・・・・」
「・・・・」
「・・・・」
が、3人はそのまま黙り込む。
「何かしなくて良いんですか?」
ミエキが呟く
「・・・って、言われてもなぁ・・・」
イズキは困ったように返答する。

現地へ到着したはいいが、する事が無い・・・
そもそも鏡面円盤が常に外で待機してるとも限らない。

「まぁ、とにかく一度撤退だ!」
「えぇぇぇ!?」
イズキの発言にミエキとトドキが驚く。
長い長い道を時間をかけて来たのだ。
それを本来の任務も果たさずに帰還するとは・・・
「参加した意味あったんですか?」
ミエキが当然の疑問をイズキに聞く
「・・・・・・」
イズキは黙ったまま立ち上がると、外へ出て改造エアバイクに跨った。
ため息をつきながらミエキとトドキは改造エアバイクの後ろ(3人乗り)へ跨り、本部基地へと戻っていった。



何がしたかったろう・・・俺・・・orz
素直にインフィ編書いてれば良かったかもしれません^^;


[No.9048] 2005/10/28(Fri) 20:17:11
YahooBB219206220093.bbtec.net
Re: 「遅刻」 (No.9048への返信 / 3階層) - set

イズキ達と別れてからインフィはロシアの山岳地帯へ来ていた。
既にEDF隊員スーツでは無く、黒いコートを着ている。
ロシアにはオーバーソルジャー研究施設と思われる物の一つが存在しているとの情報を得ていたのだ。
街で聞き込みをしていると、現在向かっている研究施設が怪しいらしい。
その場所は、少し前までEDF関係者と思われる研究員が出入りしていたらしい。
「ここか・・・」
インフィは街の者から教えて貰った場所の前まで来ていた。
街の外れ・・・山の中にあるその施設は余り目立たなく、辺りは静寂に包まれている。
「インフィは閉められた入り口を力づくで開けると中へ入っていった。

外から見ると余り目立たないが、中にある機器は最新の物だ。
研究台からコードが繋がっているコンピューターを片手で操作する。
数個あるセキュリティはすぐに解かれる。
「・・・・目新しい情報は無いが・・・一応データを取っておくか」
インフィはそう言うとディスクをコンピューターにディスクを差し込んでデータを取り出す。

10%・・・17%・・・29%・・・
徐々にデータが移されていくのをインフィは何気無く見ていた。
そして、データを全て移し終えてディスクを服へしまった瞬間だった・・・
突如、後ろのドアが開いて何者かがナイフを持って飛び掛ってくる。
インフィは持ち前の反射神経でそれを避けるが、腕をナイフが浅く斬る。
血が宙を舞うが、そんな事を気にしている暇は無い。
「オーバーソルジャー・・・!!」
インフィが敵意をむき出しにして睨み付ける。
腰からAS-22を抜き出し斬りかかってこようするオーバーソルジャーの腕を撃つ。
敵がひるむ一瞬の隙を突いてインフィは閃光弾を上に投げてAS-22で撃ち、炸裂させる。
部屋の中が光で満たされ、敵は完全に無防備な状態になる。
が、この部屋の中で能力を使うわけにはいかないため、その隙に部屋を出て出口を目指す。

走っていると、恐らく「あの敵」が作動させた物だろう。
『自爆装置が作動しました。残り30分で研究所は爆発します。研究員は退避して下さい』
という声が流れる。
出口へ出るなり、インフィは戦闘態勢を取る。
すると、オーバーソルジャーが出入り口から出てくる。
インフィを見つけるなり、猛スピードで走り出すと銃で攻撃してくる。
インフィは木陰に隠れて銃弾を避け、音が止むとインフィは一気に距離を詰める。
「!?」
敵が驚いたようにコチラを見る。無論、感情が無いのだからそう見えただけだと思うが・・・

インフィは左手で相手に触れると
「凍れ・・・」
と言い、同時に左手から冷気が溢れ出す。
オーバーソルジャーは完全に固まると、今度は右手を心臓部辺りに手をかざす。
そして、今度は右手に光が集まったかと思うとオーバーソルジャーを電撃が貫いた。
その電撃は再生に必要な核を完全に破壊し、オーバーソルジャーの体はドロドロと解けて無くなった。
「・・・・」
インフィは少しの間、哀れむようにその場を眺めると山を降りて行った・・・
途中、研究所が爆発する音がするが爆発は小規模な物で周囲の木へ火は飛び移らなかった。

街へ戻り、ホテルの一室を借りて持参のパソコンを起動させる。
起動させるまでの時間、先程斬られた箇所を消毒しする。
そして、インターネット回線を開く。
この回線はオーバーヒューマン同士が情報をやり取りするための物で、他の回線からの介入は有り得ない。
インフィは文長を打ち、送信した。

「ロシア山岳地帯で確認されたオーバーソルジャー研究施設のデータを回収。
が、門番と思われるオーバーソルジャーの襲撃に会い基地は自爆した。
以上、報告者:インフィ」



先程投稿した方が余りにも微妙なため、インフィ編をorz
何かインフィが悟りを開いたように急激に大人っぽくなってますが、それは一人行動時のみの性格という事で!


[No.9050] 2005/10/28(Fri) 21:40:55
YahooBB219206220093.bbtec.net
Re: 「生存者」 (No.9046への返信 / 3階層) - あろんα

> ウスイさんの隊員リストの情報でこんな感じになってしまいました(^^;
> どうでしょうか・・?


合流させてもらってありがとうございます。ウスイはばっちりです(むしろ想像以上だったりw)


[No.9053] 2005/10/28(Fri) 22:09:38
3dd522f2.catv296.ne.jp
「潜伏」 (No.9053への返信 / 4階層) - ケタ

福岡の博多エリア周辺 合流予定のコンビニ

御剣とシリアはなんとか敵に見つからずに先ほどのコンビニまで戻っていた。
謎の3人の戦闘によりUFOがこのあたりに警戒態勢をひいたのだろう、
数時間前とは比べ物にならない数のUFOが上空を飛び回っている。

「ハッ・・何が隊長よ・・ただの突撃馬鹿じゃない・・」
シリアが何もないコンビニの棚を見渡しながら、ケタの悪態をつく。

「・・・それじゃ、お前は仲間を見捨てるのか?」
「そんなこと言ってないじゃない!」
「ケタの地元なんだぞ・・・壊滅していたと思っていたら生存者らしい者がいた・・
どれだけ嬉しかったか・・・わかるか・・・??」
御剣の静かだが、力のこもった言葉にシリアは何か言いかけたが・・
「・・・・・・・それでも、あいつは無能よ・・」
目を伏せてそれだけ呟いた。

御剣はシリアの様子を見ていて気付いた・・・。
おそらく本心ではケタの事を本気でそうは思ってはいないのだ。
・・・・憎んでいなければならない理由でもあるのか?

御剣がシリアに声をかけようとした時・・・

「無事だったみたいだな(・ω・)ノ」
ケタと先ほどの3人がコンビニに入ってきた。
御剣はため息をつき、立ち上がった。


・・・


「生き残ってるのか!?(゚ω゚;) 」
ケタの声が思わず大きくなり、慌てて口をおさえる。
謎の男・・紗崎が続ける。
「あぁ、俺も本当はEDF隊員なんだがな、民間人や俺らのような
生き残りは地下に潜伏し、まだ生き延びているんだ」
そう言うと紗崎は思い出すかのように話し出した・・・・。


・・・

・・・


一ヶ月前・・・。

九州エリアに派遣されたEDF隊は異常ともいえる数の敵の前に壊滅した。
地下シェルターは壊滅し、地上、地下には膨大な敵の数・・・。
そして再び空に降臨したマザーUFO。
その日を境に・・・福岡は地獄と化した・・・・。

「俺もここまでか・・・」
紗崎隊員は絶望感にとらわれていた・・・。
身にまとっているボディアーマーはすでに酸で腐食しボロボロだ。

紗崎は生存者救出地点に間に合わなかったのだ・・・。

所属していた部隊も壊滅し、行く当てのなくなった紗崎は、
民間人用の地下シェルターへと向かう。
だが、そこはただ鉄の残骸と無残な民間人の遺体があるだけだった。

紗崎はガクリと膝を落とし息をついた・・・。
今は・・とにかく眠ってしまいたかった。


・・・

・・・


「しかし・・人間は思ったより強かったんだよ・・」
紗崎はコンビニの無人となったカウンターに腰をかけ目をつむり話を続ける。
「誰かが言い出したんだ・・・「武器を持て!戦え!」ってね・・
幸いEDF隊が持ち込んだ武器はまだかなり使えた、
武器のない者は火炎瓶とかを作ったりして、抵抗を始めたんだ」
誰もが無言で紗崎の話に聞き入っている。
どれほどの地獄をみたのかが、その口調に現れていた。

紗崎は目を開け、しっかりとケタ達の顔を見る。
「まともに戦えばすぐに全滅だ。俺達は数100人単位で福岡の地下街などに
散らばり潜伏し・・・反撃の時を待ったんだ・・・」

紗崎が唇のはしを歪めてかすかに笑った・・・
「そして・・・その時が来た・・・!」

数分後・・・ケタ達一行は紗崎達の潜んでいるアジトへと向かっていた。







潜伏しているときの様子は映画「ターミネーター」の未来世界で、地下に潜伏している
人類側を想像してくれると・・・(^^
時間軸があいまいなので福岡壊滅から1ヶ月としましたが、
間違っていたら修正しまさぁ〜


[No.9061] 2005/10/29(Sat) 10:54:03
YahooBB220060180096.bbtec.net
希望 (No.9045への返信 / 22階層) - ヘリ兵士

ヘリの持つ全ての武器の弾が切れた。
その全てが青色円盤に直撃したが、効果らしい効果は無かった。
青色円盤は再びレーザーを放つ。

すでに今の第51遊撃隊はぼろぼろだ、それでもヘリ達はあきらめずに残った武器で戦うが、すでに勝負はついたようなものである。

ヘリは必死に敵の攻撃をよけるが、限度がある。

ヘリは瓦礫の陰に隠れると、通信機を手に取り、隊の全員に最後の言葉を言った。
「逃げろ、ここは俺が食い止める、お前らだけでも行け、地球を救ってくれ。」
そう言った後、無線機のスイッチを切った。
自分の断末魔で隊員達の士気を落としたくないというヘリの心使いだった。
ヘリは撃ちつくしたアサルトライフルとサッカーグレネードを投げ捨て身を軽くすると敵の気を引くため走った。
後ろで何かが光った。

ちくしょう

ヘリから離れたところで爆発が起きた。

・・・?

ゆっくりと振り向く。
青色円盤は別の標的に向かってレーザーを乱射していた。
ペイルウイングをつけた青年はそれを難なくかわし、反撃している。
「隊長、無線機のスイッチを入れてください、まだ我々は戦っています、戦っているという事は勝てるんです、自ら希望を捨てないでください。」
ARC−LAZRを撃ちながら青年が言った。
スペンとの戦闘の時ヘリを救った青年である。
なぜかヘリの事を隊長といっている。
青年は飛行すると、背負っていた武器に持ち替える。
「ストライク」
武器にはそう書かれていた。
円盤に隣接すると、青年は引き金を引いた。
激しい光が青色円盤の装甲を打ち抜き、青色円盤を破壊した。
青年の技術も、武器の威力もトップクラスである。



中途半端に次回に続く。


[No.9076] 2005/10/29(Sat) 21:27:34
i60-34-94-37.s02.a015.ap.plala.or.jp
「アジト」 (No.9076への返信 / 23階層) - ケタ

福岡博多エリア周辺 地下第8アジト

ケタ達は驚いていた。
地下街にならぶ店をいくつか繋げて作ったようなアジトの中には、
200人近い人がいたのである。
しかも、こういう生き残りはここだけではないらしい。
紗崎の話では潜伏している人間の数は全部で1000人を超えるらしい。

「ゴチャゴチャしてるだろ?蟻にみつかったらすぐにアジトをかえないと
いけないから、持ち出しやすくしてるんだよ」
紗崎がケタ達に苦笑しながら言った。

「リーダー・・・お客さんですよ〜」
紗崎がアジトの奥で痛んだ地図を睨みつけている男のところにケタ達を案内する。
無精ひげを生やした男が、目を丸くしてケタ達を見る。

「おぉ・・EDF隊員じゃねぇか・・」
そう言う男と目が合った瞬間、ケタはハッと息を呑んだ。
・・・そしてそれはその男も同じだった。
「お前、石井じゃねぇか((゚∀゚;)) 」
「ケタ、生きてたんだな・・・」
その男・・・石井が暖かく微笑んだ。


「全く・・こんなとこで感動の再会なんてね・・」
「どんなところでも、出会いは必然なんですよ」
呆れているシリアにカツが妙に哲学的な事を言い出す。

石井という男はケタが所属していた第三陸戦隊(福岡に出撃した時に壊滅した部隊)の
生き残りだったのだ。
今は2人で軽く酒でもやりながら、向こうでゲラゲラ騒いでいる。

「しかし、まさか福岡でこんなにまったりできるとはねぇ」
ウスイが楽しげにそう呟く。
確かにアジトの中の雰囲気は妙に明るく、みんな楽しそうにしているように見える。
・・・・それが逆にシリアの目には違和感として写っていた。
そう思いつつ、シリアは自分に出されたコーヒーを口に含み・・・
その味に顔をしかめていた。

さっきからパソコンをイジっていた紗崎がこちらへ来て、
「君らの任務は福岡の偵察なんだって?これ持って帰りなよ」
と、もはや時代遅れともいえるCD-ROMを御剣に差し出す。
御剣が受け取るより先に、横から伸びてきたシリアの手がCD-ROMを掴み、
自分のバックにしまい込んだ。
御剣は空いた手を仕方なくコーヒーに伸ばす。

「おーい、ここ最近休めてないんだろう?寝室貸してやれー」
奥から顔だけこっちにむけて、石井が叫ぶ。
たしかに、福岡に来てから、いつみつかるかわからない緊張の中にあり、
まともに眠っていない。
ケタと御剣はテントにすら入ってないのだ。
その申し出はありがたかった。

「さ、女の子はこっちで体でも洗ってからね」
1人の女性がシリアに優しく声をかける。
シリアもシャワーが浴びれる欲求には勝てずに、一同休ませてもらうこととなった。


・・・・。

ふと、ケタと石井から笑みが消えていた・・・。
「石井・・・お前・・・(・ω・:)」
「あぁ、止めるんじゃねぇぞ?せっかくの酒がまずくなる・・」
そう言うと石井はグラスを一気に飲み干した。





次で偵察編終わります!
ウスイとカツさん参加してくれたけど、あの時すでにケタ達にも
ほとんど出番なかったのだー!すまね(−−;


[No.9085] 2005/10/30(Sun) 06:40:08
YahooBB220060180096.bbtec.net
Re: 「アジト」 (No.9085への返信 / 24階層) - あろんα

> 次で偵察編終わります!
> ウスイとカツさん参加してくれたけど、あの時すでにケタ達にも
> ほとんど出番なかったのだー!すまね(−−;


まだ「敵の戦力の偵察」という任務が果たされていないような・・・どうしようw
まあ「少人数の部隊を複数送り込む」ことになってたのでそこだけでも何とかなったかなw(爆


[No.9086] 2005/10/30(Sun) 10:50:03
3dd522f2.catv296.ne.jp
Re: 「アジト」 (No.9086への返信 / 25階層) - ケタ

> > 次で偵察編終わります!
> > ウスイとカツさん参加してくれたけど、あの時すでにケタ達にも
> > ほとんど出番なかったのだー!すまね(−−;
>
> まだ「敵の戦力の偵察」という任務が果たされていないような・・・どうしようw


渡されたCD-ROM(・ω・)b
さらに最後の1話でちゃんと任務果たしますぜw


[No.9092] 2005/10/30(Sun) 12:20:18
YahooBB220060180096.bbtec.net
Re: 「アジト」 (No.9092への返信 / 26階層) - あろんα

> 渡されたCD-ROM(・ω・)b
> さらに最後の1話でちゃんと任務果たしますぜw


そうだったんですか。勘違いしていました、すいません。


[No.9093] 2005/10/30(Sun) 19:18:36
3dd522f2.catv296.ne.jp
「地球防衛軍」 (No.9093への返信 / 27階層) - ケタ

福岡博多エリア周辺 地下第8アジト

「・・・ん・・」
シリアが目を覚まし、布団から起き上がる。
やはり疲れていたのかかなり深く眠っていたようだ。
・・・そして、すぐに異変に気付いた。

「おぉ、これで全員準備完了だな!さぁ行こう!」
寝室から出てきたシリアに気付いた石井が声を張り上げた。
全員といっても、ケタ達と石井、紗崎の6人しかいない。
寝る前にはいた200人近い人間がいなくなっているのだ。

「なぁ・・みんなどこに消えたんだ?それにドコに向かうんだよ?」
状況がまるでわからないウスイがケタに尋ねる。
しかし、ケタは何も言わずにただ黙っていた。
その妙な雰囲気に全員頭に「?マーク」がついたまま、
とりあえず石井の後に続いて移動を始めた・・・。


・・・

・・・

ケタ達は地下アジトから少し離れた駐車場に案内されていた。
石井がコンクリートのような模様のシートを剥ぐと中からボロボロの
バゼラードが姿を表す。
「・・うーん、もうちょい修理したかったが、なんとか飛べるだろう」
石井がバゼラードを見渡しながら苦笑しつつ言った。

「シリア・・だったな、さっき渡したCD-ROM大切にしてくれよ?
アレには俺達の全てが入ってるんだからな」
紗崎がシリアにむかって笑いながら親指を立てる。
シリアは未だに状況が掴めずに、ただ軽くうなずいた。

「もう1つ渡したいものがある・・」
そう言うと同時に石井が手にしている銃の底で、
前にいた紗崎の後頭部を思い切り殴りつけた。
突然の事に声を出す間もなく気絶した紗崎を見る石井の目は穏やかだった。

ケタが一歩前にでて、石井と向かい合う。
他のメンバーは気絶した紗崎と共にヘリの前にいた。

2人に聞きたい事はたくさんあった。
だが、誰もなにも言えないでいた・・・。

それほど、2人の姿は崇高で気高く・・美しかった・・・。

「またな・・(  )」
「あぁ・・またな・・・」
ケタとそれだけ言葉を交わしたあと、石井は福岡の街へ走っていった。

「・・・いったい・・なんなのよ・・・」
しばらく沈黙が続いていたが、しばらくしてシリアが口を開いた。
それをきっかけにみんなの質問がケタに集中する。
「いったい今から何があるんだ!?」
ケタはみんなの質問には答えず無言でビデオカメラを土台にセットし、
録画ボタンを押した。

「・・・・・・・時間だ(  )」
叫ぶ仲間を気にもしていないかのように、ケタが呟やいた。

次の瞬間、福岡の街が赤く輝いた。

凄まじい数の銃弾が地上から上空のUFOに向かって放たれはじめる。
しかし、その多くは途中で進行方向を変え、地上に降り注ぎ、
地上で爆発が絶え間なく起きている。

「おい・・・!まさかこれは・・・!!」
御剣が状況を理解し、愕然とする。
福岡に潜伏していた人類が無数のUFOを率いるマザーUFOに決死の攻撃を始めたのだ!
・・・・だが、勝てるわけがない!

「ケタ・・貴様知ってたんだろう!?なぜ止めなかった!」
ウスイがケタに掴みかかる。
「・・福岡にはもう食料がないんだ、完全に物資の流通が絶え一ヶ月。
UFOがいるために自給もできないしな・・・(-_- )」
レストランやコンビニに食料などがなかったのは、このためだったのだ。
「彼らはこのまま死にゆくのを待つことより、わずかでも人類のために
戦う道を選んだんだ・・(   )」
ケタは無表情のまま続ける。
・・・いや、無表情というより必死に自分の感情を押し殺しているように見えた。

「だが・・救助を待つという選択肢もあっただろう?」
「どうやって?我々は福岡の主力の攻略法すら思案中なのに、
どうやって敵の真っ只中にいる1000以上の人間を救出するんだ?(  )」
カツの質問にケタがすぐさま答えた・・・。

ケタ達の間に重い沈黙が訪れる。

福岡の戦闘は徐々に地上からの攻撃が少なくなってくているのがわかるが、
上空のUFOの数は以前とそれほど変わっていないように見える。

長かった沈黙は、バシっ!という音と共に破られた・・・。
シリアに殴られたケタの眼鏡が御剣の足元まで転がる。
「お前はそうやって・・・姉さんを・・自分の隊長をも見殺しにしたんだな!?」
「・・・・・!(  )」
そう叫び、今までにない強い敵意・・いや、憎悪の目でケタを睨んでいる。

・・・シリアの言葉が鋭くケタの心をえぐった・・・。

再び訪れた静寂の後・・・ケタは静かに口を開く。
「お前にはわからないのか・・・?
人類のために命を捨てて戦う意味が。彼らの大半はEDF隊員じゃないけど、
彼らは立派な地球防衛軍なんだ・・・(  )」
シリアがなにか言おうとするのを御剣が制止する。
「・・・彼らの・・いや、地球防衛軍の人類のために戦おうとする
強い意志を止める事は誰にもできないんだ・・・(   )」

ケタはそう言い、赤い福岡の街を見渡す・・・。
地上からの攻撃はかなり少なくなってきている・・

「行こう・・これ以上留まると俺達が脱出できなくなる・・」
そう言って御剣がバゼラードの操縦席に乗り込み、みんなも後に続く。
全員が乗り込んだあと、バゼラードは焼ける福岡の街を飛び立った。


・・・


東京へ向かうバゼラードの中
「あ〜あ、せっかく生き残っていた福岡県民もこれで全滅!悲劇よね」
シリアがケタに聞こえるように大きな声で言い放った。
・・しかし、ケタからの反応がない。
反応がない事でさらにイラだったシリアがケタの方を向き・・・言葉を失う。

[お前らが来たのは神様の施しってやつなんだろうなぁ]
[俺達の最後の戦いを最大限に役立ててくれる・・・思い切りやれるぜ]
そう笑って言った石井の顔が頭から焼きついて離れない・・・。

ケタは頭を抱えるようにして、静かに泣いていた・・・。







福岡偵察編完!
やっべ、おもったより長くなった・・無理せずに2回にわけたほうがよかったか・・。
アロンさんごめんね(^^;こんな展開で・・・


[No.9095] 2005/10/30(Sun) 22:11:49
YahooBB220060180096.bbtec.net
Re: 「地球防衛軍」 (No.9095への返信 / 28階層) - あろんα

> アロンさんごめんね(^^;こんな展開で・・・

偵察編とても面白かったです。どうやって帰るのかなあなんて思っていたのですがこんな風になるとは・・・だいぶ意外でしたw


[No.9103] 2005/10/31(Mon) 17:33:16
3dd522f2.catv296.ne.jp
Re: 「地球防衛軍」 (No.9103への返信 / 29階層) - set

改造エアバイクで山道を疾走していると最後尾に乗ったトドキが何かに気づく。
「隊長?今、何か聞こえませんでした?」
「え・・・?」
言われてイズキは周囲を見渡すが木のばかりだ。
「・・・ここじゃ何も見えないな。山頂へ行こう。」
イズキはそう言うとまたエアバイクは走り出した。

山頂へ到着するなり三人は自分の目を疑った。
上空を浮遊しているマザーシップに向かって無数の銃弾が放たれている。
「アレは・・・福岡からか・・・?」
既に相当離れた距離ではあったが、廃墟となった福岡は遠くから見てもその状況が伺える。
「福岡には偵察隊しか居ないはずじゃ?」
トドキがイズキに尋ねる
「・・・生き残りのEDF隊員と市民・・・」
イズキはその光景から目を離さないまま呟くと、それを聞いたトドキの顔が強張る。
「そんな事したらどうな・・・」
「分かっててやってるんだ・・・地球を守るために・・・」
イズキの言葉にトドキは言葉を失くす。

市街地から放たれる砲弾や銃弾は円盤に当たるが撃墜には至らない。
逆に鏡面円盤に跳ね返されて自滅する所も多い。
「・・・・本部基地に戻るぞ。」
イズキはその光景を見るのをやめてエアバイクの方へ歩き出す。
「ちょ・・・隊長!せめて最後まで見届けさせて下さい!」
トドキがそう言うがイズキは顔を横に振るとトドキの方に向きかえる。
「そんな事をする暇があれば次の作戦の準備をしろ!もう彼等のような人々を出さないために!!」
イズキが怒鳴るとトドキはハッとした顔になるが、中々その場を離れない。
すると、ミエキがイズキに続いてエアバイクの席に座る。
それを見たトドキも渋々エアバイクの最後尾席に座った。

「・・・・そろそろ決戦ですね」
イズキの後ろに座るミエキがイズキの耳元で呟く
「・・・彼らの攻撃はインベーダーに喧嘩を売ってしまったからな・・・・」
イズキがボソっと呟くと
「なら売ってしまった喧嘩は私達が引き受けましょう」
ミエキが言うとイズキは無言で頷いた。


ちなみに改造エアバイクの乗ってる順番は
前 (イ)(ミ)(ト) 後
です。
16,17,18と中間テストなのでその前後一週間辺りは書けなくなるかもしれません!


[No.9107] 2005/10/31(Mon) 19:53:19
YahooBB219206220093.bbtec.net
「伝わった願い」 (No.9107への返信 / 30階層) - ケタ

福岡の偵察から戻ってきているのは、10部隊のうちわずか3部隊・・・。
そのわずかな偵察部隊が持ち帰ったデータが本部に送られていきている。

「ふむ・・・」
ローズがパソコンを操作しつつ、紅茶を口に含む。
パソコンに入っているDVDはケタ達が持ち帰ったCD-ROMに、
さらに福岡の最後の戦闘と、ケタ達の言葉が入っているものだ。
ローズはファイルの「鏡面UFOについて」を開いた・・・。


-鏡面UFOについて-
こちらの弾丸を跳ね返すという、脅威の性能を持つ鏡のようなUFOだが、
その反射させるメカニズムがわからないため、苦戦を強いられている。
ただ、チャフグレネードなどによる電波障害などの条件下では、
跳ね返る確立が低下しているという報告が相次いでいる・・・。
これが攻略の糸口になればいいのだが・・・
                       -石井-

このデータはローズだけでなく、各研究員にも渡され、
大急ぎで分析が進められている。
福岡の「仲間」の戦いを無駄にしないために・・・
彼らの願いに答えるために・・・。

さらに偵察隊が生還すれば、また多くの情報が手に入るだろう。
そして、おそらくその部隊もこの戦いを見ていたはずだ・・・。

「お前たちの犠牲は無駄にしないからな・・」
ローズは小さく呟いた・・・。






アロンさん褒めてくれてありがと〜(^^)
ちょい全体的に寂しい感じになってしまったので、不安でしたが・・・。
setさんも話合わせてくれてありがとうッス
ヘリさん、拳銃使うことできなくてゴメンよ〜

・・世間はいま中間テストか・・なつかしい(−−;


[No.9108] 2005/10/31(Mon) 23:06:08
YahooBB220060180096.bbtec.net
緊急発進!SDL−EX (No.8887への返信 / 1階層) - スプーキー

神奈川県横浜市、とある住宅街のガレージで、そいつは息を吹き返そうとしていた。
「待たせたな……やっとお前の出番が来たぜ」
青年は、それを愛しそうに撫でながら、一言呟いた。
青年の名は近藤、階級は元上等兵、EDF第7機動隊所属だった。
第一次インベーダー戦争当時、第7機動隊は最新鋭エアバイク「SDL2」の機動力を利用した敵撹乱を目的とした部隊であった。
前線で戦うその性質と、SLD2の性能を活かしきれない隊員たちの未熟により、最終的に部隊は彼を残し全滅した。
そして部隊は終戦と共に実質上解散となった。
「隊長、みんな……またあいつらがやってきたぜ」
彼は解散後除隊、独自にSDL2の改良を続けていた。
「欠点は克服した。このSDL−EXで、みんなの意地を見せてやるぜ」
知り合いの科学者の協力を得て、SDL−EXは完成した。
エネルギー動力をペイルウィングのプラズマエネルギーユニットで強化。いざというときは強化タイヤにより陸上走行も可能に。
さらにゴリアスRカスタムを両脇、ML−2RWを背部、機関砲も粒子弾に改良することで攻撃力を補った。
しかしあまりに巨大になったボディとそれを補うための装甲強化により、もはやバイクというより小型戦車という様相となった。
「本部に言ってまずは編入してもらわねぇと……下手したらしょっぴかれるだろうが、なにもしねぇよりマシか」
大型化されたコックピットに入り、エンジンをかける。コンソールに灯りが灯り、CPUが起動する。
ガレージをスイッチを押して開いた。太陽光と共に、青空が眼に入った。
「さあ、いくぜこの野郎!」
SDL−EXのエキゾーストが、高々に響いた。


はじめまして、ついつい感化されて書き込んでしまいました。
話の腰を折りそうで怖いですが、これからよろしくお願いします。
SDL−EXと近藤の設定は、別スレに詳しく書きます。
それでは、これからよろしくお願いします。


[No.9111] 2005/11/01(Tue) 17:44:28
p1127-ipbf603marunouchi.tokyo.ocn.ne.jp
強運? (No.9108への返信 / 31階層) - ヘリ兵士

福岡で生き残った人々が最後の戦いを行っているころ、第51遊撃隊の面々は本部に戻っていた。
「彼が新しく我が第51遊撃隊に入隊した虎太郎隊員だ、ポジションは切り込み隊長をやってもらう。」
ヘリは虎太郎に自己紹介をうながした。
「虎太郎です、階級は3等兵です、よろしくお願いします。」
虎太郎は真面目に自己紹介をした。

「サハラだよろしく頼む。」
「・・・スガワ。」
「許深素華、副隊長をやっているわ、よろしくね。」
「フ、フェンナスミスです、その、よろしくお願いします。」
「影だ、よろしくな。」
隊員達はおのおの挨拶をした。


この時期に増援が来てくれるのはとてもありがたい事である。
しかしなぜ、彼のようなエリートがこの隊に来たのだろう。
影の持つジェノサイド砲といい、虎太郎隊員といい、偶然と呼ぶにはあまりにもいいメンバーと武器がそろっている。
いや、彼らだけではない、フェンナや、許深、サハラやスガワもそうだ。
なぜかこの隊に精鋭と呼べる人間が集まっている。
これは果たして強運なのだろうか?
それとも・・・。

なんにせよいい人材が集まる事に悪いことはないか・・・。


「隊長、どうしたんですか?」
許深がヘリが苦い顔をしているのを不思議に思ったのか、声をかけてきた。
「いや、なんでもない。」
ヘリはつとめて普通の調子で言った。


[No.9114] 2005/11/01(Tue) 18:14:40
i60-34-94-37.s02.a015.ap.plala.or.jp
こちらこそよろしく (No.9111への返信 / 2階層) - ヘリ兵士

「なぜ、俺以外の人が書く作品はこんなにおもしろいんだ・・・。」
ヘリは思わずつぶやいた。
その言葉からは自分の文才のなさを嘆く悲しみと、この作品の面白さが伝わってきた。
「隊長・・・。」
部下達はかける言葉がなかった。
なぜならヘリの言っている事は事実だったからだ。


> それでは、これからよろしくお願いします。

こちらこそよろしく〜。


[No.9115] 2005/11/01(Tue) 18:38:14
i60-34-94-37.s02.a015.ap.plala.or.jp
Re: 強運? (No.9114への返信 / 32階層) - フェアリー

ショートストーリー1が消えていました。ほかのやつは消えないように上げておきます。

[No.11496] 2007/07/07(Sat) 11:01:10
avsgw.nodai.ac.jp
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