新生退魔スレ - アズミ - 2011/07/23(Sat) 23:22:19 [No.456] |
└ 用語集その1 - アズミ - 2011/07/23(Sat) 23:43:43 [No.457] |
└ とりあえず。 - アズミ - 2011/07/24(Sun) 00:46:56 [No.458] |
└ [削除] - - 2011/07/25(Mon) 01:07:23 [No.459] |
└ 管理人さん - りん - 2011/07/25(Mon) 01:43:29 [No.460] |
└ まじょりん - 桐瀬 - 2011/07/25(Mon) 02:16:21 [No.461] |
└ 閑古鳥の九十九堂 - ジョニー - 2011/07/25(Mon) 22:51:11 [No.463] |
└ 川西家の人々 - ありくい - 2011/07/25(Mon) 23:08:06 [No.464] |
└ 八百比丘尼 - アズミ - 2011/07/25(Mon) 23:47:17 [No.465] |
└ 内在妖力と妖術のガイドライン - アズミ - 2011/07/26(Tue) 19:28:11 [No.466] |
└ 妖怪の退魔 - アズミ - 2011/07/27(Wed) 23:32:36 [No.469] |
└ も一つ退魔師 - アズミ - 2011/07/28(Thu) 23:06:55 [No.475] |
└ 八神家の家庭の事情 - もけけ - 2011/07/29(Fri) 01:29:47 [No.478] |
└ 山犬憑き - アズミ - 2011/08/02(Tue) 23:51:59 [No.484] |
└ 転生者 - りん - 2011/08/06(Sat) 23:23:05 [No.491] |
└ 今更ながら - ジョニー - 2013/01/27(Sun) 17:45:37 [No.503] |
「スクープですよ、スクープっ!」 梅雨も通り過ぎて、なお暑さを増すとある休日。 クーラーを使うには勿体ないので、扇風機でとってた涼を吹き飛ばすような声がアパートの縁側に響く。 「何よぉ、騒々しい……」 「今度の新聞のネタです! 雪女がアイスの食べ過ぎて腹痛になる。 こんな新聞に書きやすいネタは久しぶりなのです!」 「あー……川西さん家の雪夢ちゃんのことね。 不思議よねぇ、雪女がアイスで腹痛って」 アイスの食べすぎとか、今の季節からどれだけ食べてるのやら…… 「今度の新聞が楽しみなのです!」 お古の万年筆を力強く握って、目を輝かせている文絵を横目に穂乃香は、 『鴉天狗なんだし、風でこの暑さを何とかしてくれないかなー』 そんなことをのんびり考えていた。 ------------------------------------------------ 「今年の夏も暑そうねぇ……」 「一日三食昼寝つき。それでお家賃はこんな感じだけど……どぉ?」 名前:柳木 穂乃香(やなぎ ほのか) 種族:妖狐 性別:女性 年齢:外見28(実年齢93) 職業:アパートの大家さん 内在妖力:C+ 習得妖術: ・『人間変身』 妖術、任意発動。 人間の姿に変身する。 ・『狐火』 妖術、任意発動。 青白い火の玉を発生させる。 攻撃にも使用できるが、主な使い道は指先に小さく発生させてタバコの火をつけること。 大規模に発生させると、もちろんながら違法となる。 ・『幻術』 妖術、任意発動。 相手に幻を見せる。 物に被せたり、空間に映し出したりと応用範囲は広め。 ただし、幻で騙すには強制力がないため、もっぱら映像の代わりとして使うことが多い。 解説: 湖底市の駅から西に10分ほどの古アパート、西三荘の大家さん。 野生の狐が妖力を持ち、人間に変身できるようになった妖狐で、 このアパートの元の持主に拾われて養子になり、その人が亡くなった後にこのアパートを受け継いだ。 遺産も入っており、食うに困る状態ではないためそのままアパートの大家として生計を立てている。 必然的に共存する妖怪たちが入ることが多いが、時にはただの人が住むこともある。 当人の妖力は大して強くなく、あまり研いている節もない。 主な交通手段は自転車。 ・西三荘 元々は人間の柳木 清明(やなぎ きよあき)が営んでいたアパートで、死ぬ前に穂乃香に譲渡されている。 土地を含めると、裏山や貯水用の溜め池などもあるためそれなりの広さがあるが、何があるのかは穂乃香自身、全然把握してない。 家主の穂乃香の部屋を入れて1階に2部屋、2階に4部屋の合計6部屋と、共有の食堂、お風呂がある。 ご飯や掃除は座敷わらしの咲ちゃんが行っており、外への買い物は大家の穂乃香が行くことが多い。 「スクープです! スクープです!」 「お手伝いしましょうか?」 名前:八尾坂 文絵(やおざか ふみえ) 種族:鴉天狗と人間のハーフ 性別:女 年齢:16 職業:高校生 内在妖力:B- 習得妖術: ・『妖怪化』 妖術、任意発動。 鴉天狗の姿になる。 後述の妖術は基本的に、この姿にならないとほとんど使用できない。 実際は人間変身が正解で、人間変身をしていると他の妖術が使えないだけである。 ・『風術』 妖術、任意発動。 風を発生させる。 ある程度集めて物を吹き飛ばしたり、強風を吹かせたり、風の壁を作ったりと使用の幅は広い。 集束させれば竜巻や真空波さえも発生させられるが、文絵の場合はそんなことをすれば一発で力尽きる。 大規模に使用すれば違法だが、扇風機代わりに使われる分には黙認されているのが実情。 唯一人間の姿のままでも使えるが、その場合はそよ風ぐらいしか発生させられない。 ・『飛行』 生来能力、任意発動。 背中の翼を使って飛行する。 最大で時速10kmほどは出るが、あまり高く飛べない。 ・『飛行術』 妖術、任意発動。 背中の翼を使っての飛行を、風を使って加速させ、最大高度を増加させる。 基本的に高高度の飛行は航空の妨げになるために違法となる。 地上近くで使う場合は、速度違反にならない程度なら黙認されている節はあるがあまり良い顔はされない。 ・『千里眼』 妖術、任意発動。 猛禽類のような視覚を得られる。 倍率はある程度の調整が可能で、文絵の場合は1km先の人物の特定ぐらいならできる。 解説: 高尾山の鴉天狗と人間の女性の間にできたハーフの子。 妖怪であることに特に嫌悪感はないが、感覚が人間ベースなためか鴉天狗としての姿には少々嫌悪感がある(くちばしとかかぎ爪が嫌い)。 ただし、便利なのは分かっているのでたびたび変身していたりする。 密かな目標は妖怪の姿にならなくても妖術が使えるようになることだとか。 近くの高校に通っていて、そこでは新聞部に所属。そのため、備品の一眼レフを持ち歩いてる姿が見られる。 近くの妖怪特区がここだったため、高校にほど近いに西三荘で一人暮らし中。 [No.460] 2011/07/25(Mon) 01:43:29 |