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「お前なんか『魔女』で十分だ!」 流産をした女性の夫が言った。 「あなたの薬が効かなかったからよ!」 大きな怪我で亡くなった子供の母が言った。 「やはり流行り病ではどうにもならんか……」 長年連れ添った妻を亡くした夫が言った。 あまりにも不憫だったので、こっそり治してあげた。 「私達魔女の仕事は、生死の垣根の番人。 勝手な判断でそれを低くするような事をしてはいけない」 こっぴどく叱られた後で死にそうな目にあった。 逆恨みをされるのは構わなかった。 その内に慣れたし、仕方がないとも思っていたから。 それに新しい命が生まれた時は嬉しいし、誰かが助かった時は心が暖まるようだった。 それでも、命が失われる光景を、事前にその結末が訪れる事を知りながらも、何度も何度も何度も繰り返し見ることに耐えられなくなっていった。 そして、いつしかあたしは…… ――逃げた。 ----------------------------------------------------------- 「あたしはゼンゼン怪しい魔女じゃないですよ?」 「人間は越えちゃいけない垣根ってのがあるんだよ。」 名前:ネー・ミステリエ・ヘクセ・ミレニー 種族:魔女 性別:女 年齢:外見24 職業:占い師 内在妖力:A+ 習得妖術: ・『不老不死』 常時発動。 自身の能力を次代の魔女に継承するまで持続する 継承した瞬間に跡形もなく消え去る ・『病理』 任意発動。 自在に疫病を引き起こしたり鎮めたり出来る。 いかなる場合であれ使用は違法。 ・『垣根の目』 任意発動。 対象物が生きるか死ぬかを見分ける。 ・『召喚』 任意発動 使役している使い魔を呼ぶ。 黒猫、カラス、黒犬、首なし等等 いわゆるバーゲスト。 解説: 湖底市の駅前で当らない占いを営んでいる占い師。 欧州出身の魔女。魔女はあくまでも魔女という種族で、魔法使い(ソーサラー)とはまた異なる。 日本に来た理由は本人曰く『逃げてきた』だがそれ以上は深く語ろうとはしない 普段は飄々とした言動で占いも含めてよく判らない事を喋くっているが、街にはそれなりに馴染んでいる。 基本的に人付き合いは良いものの、病院を初めとした人の生死が関わる場所に近付く事だけは嫌う。 [No.461] 2011/07/25(Mon) 02:16:21 |