Vガンダム外伝、ディバイン・ティターンズ戦役 - ジョニー - 2013/07/07(Sun) 21:17:07 [No.547] |
└ ディバイン・ティターンズ - ジョニー - 2013/07/08(Mon) 22:15:10 [No.548] |
└ ちょっと真面目に長谷川節を目指す - アズミ - 2013/07/08(Mon) 22:45:17 [No.549] |
└ ディバイン・ティターンズその2 - ジョニー - 2013/07/11(Thu) 21:53:43 [No.550] |
└ インダストリアル5 - ジョニー - 2013/07/14(Sun) 22:37:39 [No.552] |
└ 灼炎のドンキホーテ - 咲凪 - 2013/07/21(Sun) 21:41:04 [No.553] |
└ リガ・ミリティア、ホワイトベースV隊 - ジョニー - 2013/07/28(Sun) 23:07:32 [No.554] |
「編成は完了しました、何時でも出撃できます閣下」 「あぁ、ついに此処まで来たのだ。今更後には引けん……いや、引くつもりもない」 占拠したコンペイトウの司令室で部下であるマルク大佐の報告を受けて頷き、感慨深げに呟くディバイン・ティターンズ総司令ケネス中将。 「コロニーの自治権を剥奪する接収軍の指揮は任せる、私はセイラム議員と連携して連邦政府への工作を続ける」 「ハッ、了解しました」 事前に決まっていた事とはいえ実際にその命令が下されてマルク大佐は笑みを浮かべるのを堪えるがそれでも高揚で頬が釣りあがるのを抑えきれない。 「それとセイラム議員の手回しでアナハイムから補給は継続される。物資の消耗はそこまで気にしなくていい」 「それは、なによりですな」 ディバイン・ティターンズの後ろ盾でもある連邦議会のセイラム議員、彼の政治工作によるお膳立てがなければアナハイムの協力を得ることも、この決起でこれだけの戦力を短期間に揃えることは難しかっただろう。 そのセイラム議員によってクーデターの準備はともかく決起後も引き続き外部からの補給が受けられるのはクーデター軍である彼にとってなによりもありがたい。コンペイトウの工廠があるとはいえ、それで全てを賄える訳ではないのだから。 「制圧作戦は事前に決められた通りだ、アレの完成までの時間が稼げればいい。無理はするな」 「了解です。必ずや我らに勝利を齎しましょう」 「これが最後のチャンスなのだ。後戻りは出来ん……既に賽は振られたのだからな」 「私は地球を愛しているのだ。それこそ、地球再生の為に地球人類を抹殺してもいいと思う程にな」 名前:ケネス・キーロワ 年齢:58 性別:男 所属:ディバイン・ティターンズ 設定: 元地球連邦軍中将、現ディバイン・ティターンズ総司令。 地球至上主義者であるが過激な部下達とは若干違った思想を持っている。 既に地球単独での地球再生は困難どころか不可能であるとして各サイドを制圧してコロニーの力を使って地球再生を推し進めようと考えている。 またザンスカールに関しては地球人類抹殺を含む地球浄化に対してむしろ賛同していたがそれを表に出すことはなく本来はザンスカールの漁夫の利を狙って決起する予定だったが、肝心のザンスカールが弱体化したことでザンスカールの地球浄化作戦などの影響が残っている今が地球再生の最後のチャンスとして決起する事となった。 コンペイトウで全体の指揮を執っていて、戦術指揮に関しては能力は並で前線指揮官としては優秀とは言い難いが、優秀な戦略家でありそれ以上に政略家で知略・謀略に優れている。 連邦議会の議員と共に政治工作を行うなど軍人よりも政治家に近いところがあり、政略面で最も力を発揮している。 ムバラク・スターン大将がレビル将軍を彷彿とさせるように、ケネス・キーロワ中将はジャミトフ総帥に似ていると言われることがある。 「碌な艦艇も持たぬMS頼りのコロニー軍など、距離を取って叩き潰せばいい!」 「MS隊を発進させろ。職業軍人がコロニーの民兵なんぞに後れを取るなと発破をかけろ!」 名前:カーク・マルク 年齢:42 性別:男 所属:ディバイン・ティターンズ 設定: 元地球連邦軍、現ディバイン・ティターンズ大佐。 過激な地球至上主義者であってスペースノイドを宇宙人と呼んではばからない。 ニュータイプ嫌いでも有名であるが、スペースノイドやNTの部下を無意味に冷遇するような馬鹿ではなく上手く利用してそうと悟らせないように使い潰す巧みさがある。 地球生まれではあるが貧民層出身で、腐敗した連邦軍の中でも実力で成り上がった軍人でこの時期の連邦軍の軍人としては実戦経験は豊富である。 過程よりも結果を重視しすぎる傾向があり、時として結果を出す為に手段を選ばないことがある。また目の前の出来事に固執して戦略的勝利より戦術的勝利を優先してしまう場合もある。 ラー・カイラム級のラー・オム(接収後に艦名変更)の艦長を務めていて戦闘艦だけで二十隻近い規模を誇るコロニー制圧部隊の指揮を執る。 「ふふん、この私に勝てると思っているのか。このシミュレーションでは負けなしのエースである私に!」 「こ、このMSでは私の能力を発揮しきれないのか!?」 名前:レン・トードー 年齢:27 性別:男 所属:ディバイン・ティターンズ 設定: 元地球連邦軍、現ディバイン・ティターンズ中尉。 実戦経験はそれこそ海賊討伐の類ですらないが、シミュレーターでの戦闘では負けなしの自称エースのMSパイロット。 ウソかホントかシミュレーションで伝説のパイロットであるアムロ・レイのデータとの戦闘で勝ったことがあると語っている。 馬鹿っぽい言動が目立つが実際にパイロットとしての腕は確かで部下の面倒見もいいと、普段の言動からは想像しにくいが優秀な軍人である。 現在はバージェガンへの機種転換訓練が終了してラー・オムの艦載MS隊に所属している。 形式番号:不明 名称:バージェガン 開発:地球連邦軍(コンペイトウ工廠) 所属:ディバイン・ティターンズ 全高:15.1m 武装: ・バルカンポッド ・ビームサーベル×2 ・ビームライフル ・ビームシールド ・ビームバズーカ 設定: ジャンヌダルク艦隊へのサラミス改級の派遣による裏取引で横流しされたガンイージを研究して開発されたコピー機。 ガンイージそのものが生産性と信頼性を重視して、ジュムズガンやジャベリンの部品をそのまま、あるいは小改造で流用できるように設計されていた為にコピーは比較的容易だった。 バージェガンの外装は名機ジェガンに似たデザインになっており頭部形状もガンイージのツインアイからゴーグルタイプに変更された他、頭部バルカンは廃止されてガンダムMkUやバーザムのようなバルカンポッド方式になっている。 基本性能はガンイージとほぼ変わらないが宇宙空間での活動を前提にしており、バックパックの大型化や脚部スラスターにアポジモーターの増設が施されていてガンブラスターに勝るとも劣らない機動性を確保している。 代わりに大気圏内での運用は考えていないのと生産性向上の為にミノフスキーフライトシステムなどの大気圏内用装備は排除されている。 ディバイン・ティターンズでは腕の立つパイロットを優先して順次ジャベリンからバージェガンに機種転換が行われている。 尚、機体色は旧ティターンズに習ってティターンズブラックとなっている。 形式番号:不明 名称:ヒューペリオガンダム 開発:ディバイン・ティターンズ(コンペイトウ工廠) 所属:ディバイン・ティターンズ 全高:24.2m 武装: ・バルカンポッド ・ハンドハイパービームサーベル×2 ・5連装メガ粒子砲×2 ・ハイメガキャノン ・拡散メガ粒子砲 ・ミサイルランチャー×2 ・ハイパーメガランチャー ・Iフィールド 設定: ディバイン・ティターンズのフラグシップ機として開発されたガンダムタイプ。 ZZガンダムを参考に開発されており、この時期のMSとしては異例の大型機となっている。尚、開発に関してはアナハイムの技術協力があったという噂がディバイン・ティターンズ内で存在する。 その巨体によってジェネレーターを複数搭載していて出力はジャベリンやバージェガンとは比べ物にならず、かつてのZZガンダムすら上回る高出力機となっていて、その出力を活かした重武装が施されている。 頭部には外付けのバルカンポッドと額のハイメガキャノンを装備している。両手の五指は連装メガ粒子砲となっている、これはビームサーベルとしても使えて指を揃える事で高出力のハイパービームサーベルとなる。腹部には拡散メガ粒子砲が内臓されており拡散タイプだけでなく収束して放つことが可能である。バックパックにはミサイルランチャーも内臓されている。ハイパーメガランチャーはFZZ(ファッツ)のハイパーメガカノンを参考にした武装となっていて背部基部に装着されているが切り離し可能となっている。 防御面ではIフィールドを搭載している。また大型MSながら大出力スラスターや機体各所に配置されたアポジモーターによって見た目ほど鈍重ではなくパイロット次第ではジャベリンを圧倒する運動性を発揮する。 武装面から分かるようにこの機体は単機あるいは少数での多数の敵との戦闘を想定している、これは所詮クーデター軍であるディバイン・ティターンズでは各サイド保有の軍隊と実際に交戦すれば大量破壊兵器を除外すれば多勢に無勢を強いられると考えられ、それに対抗する象徴としての役割を求められたからである。 またMSとしては珍しく複座式となっていて操縦と火器管制及び出力制御にパイロットを2名必要とする。 尚、名称はティターン神族の太陽神ヒュペリオンに由来する。 艦名:ジェネラル・ハイマン 艦種:バーミンガム改級 所属:ディバイン・ティターンズ 武装: ・2連装大型メガ粒子砲×10 ・単装大型メガ粒子砲×3 ・単装メガ粒子砲×8 ・2連装対空レーザー砲×20 ・14連装ミサイルランチャー×2 ・艦首ビームシールド 設定: バーミンガム級大型宇宙戦艦に大規模な新世代改装を施した艦。 グリプス戦役末期にティターンズではなく一般連邦軍配属艦として建造されたと思われる艦。同時期に建造されたはずのドゴス・ギアの影響で設計変更が行われてネームシップ艦である一番艦と比べて艦体規模が大型化している。 MS運用能力こそは持たないがその艦隊指揮能力や火力と射程は旧式艦とは思えない程でザンスカール帝国の艦艇にも引けを取らないとされている。 ドゴス・ギア級やラー・カイラム級からの流用パーツが外見からも散見され、艦首ビームシールドを装備するなど原型のバーミンガム級とは外装もかなり異なっているが内装は外見以上に別物化している。 対MSの対空砲火はこの時代のMSを相手するにはやや不足気味だが艦体構造と装甲によってそう簡単に沈まない防御力を誇る。 火力においては元々長砲身の大型砲であったメガ粒子砲の高出力化や増設によって単艦戦闘能力に置いては現在の地球連邦軍所属艦の中でも最強クラスと見られている。 コンペイトウの駐留艦隊に所属していたがディバイン・ティターンズによって接収された後に旧ティターンズのジャミトフ・ハイマン大将に肖り、ジェネラル・ハイマンに艦名が変更された。 現在はディバイン・ティターンズ総旗艦としてコンペイトウに配属されている。これは防衛戦でこそその火力を活かせるという意見とMS運用能力がないので遠征には不向きであるという指摘を受けての配備でもある。 [No.548] 2013/07/08(Mon) 22:15:10 |