Vガンダム外伝、ディバイン・ティターンズ戦役 - ジョニー - 2013/07/07(Sun) 21:17:07 [No.547] |
└ ディバイン・ティターンズ - ジョニー - 2013/07/08(Mon) 22:15:10 [No.548] |
└ ちょっと真面目に長谷川節を目指す - アズミ - 2013/07/08(Mon) 22:45:17 [No.549] |
└ ディバイン・ティターンズその2 - ジョニー - 2013/07/11(Thu) 21:53:43 [No.550] |
└ インダストリアル5 - ジョニー - 2013/07/14(Sun) 22:37:39 [No.552] |
└ 灼炎のドンキホーテ - 咲凪 - 2013/07/21(Sun) 21:41:04 [No.553] |
└ リガ・ミリティア、ホワイトベースV隊 - ジョニー - 2013/07/28(Sun) 23:07:32 [No.554] |
◇インダストリアル5 アナハイムが管理・運営する、どのサイドにも属さないアナハイム社の独立コロニーの一つである工業コロニー。 現在のインダストリアル5はコロニー再生計画後に建造が完了したコロニーで、それ以前は小惑星と接続された小規模の資源採掘コロニーがインダストリアル5であった。この2基のコロニーを合わせてインダストリアル5とされているが実際は新しい工業コロニーをインダストリアル5、古い資源採掘コロニーをオールド5と呼んでいる。 当然ながらコロニー内の施設・企業・商店などは全てアナハイム系企業で占められている。 かつてサナリィにトライアルで敗退した事に衝撃を受けたアナハイム上層部が技術力維持と向上を目的にシルエットフォーミュラ計画の人員を中心に立ち上げた先進技術研究所を有する。 ただし結局はアナハイムが主力MSの座を勝ち取ったことで再び驕り、先進技術研究所は半ば自分の地位を脅かすと上に睨まれた若い才ある人材の島流しの場所と化していた。優秀な人材はあれど主に資金面で冷遇されていた先進技術研究所は大きな成果を上げることなかった。 インダストリアル5と先進技術研究所の運命が変わったのは同じL(ラグランジュ)4に存在するサイド2でザンスカール帝国が誕生したことによってサイド2にあったサナリィの研究所が接収された為であった。 このサナリィ接収にアナハイム上層部はいずれ先進技術研究所も接収させるのではないかと考えた、当初は見捨てることも視野に入れていたが先進技術研究所接収によるザンスカールの強大化を警戒したリガ・ミリティアの要請もあってインダストリアル5防衛部隊の設置に舵を切られた。 コロニー出身者による現状の連邦に不満を持つ連邦軍将校を受け入れることによって連邦に恩を売りつつ、リガ・ミリティアからの資金援助を引き出して結成されたのがインダストリアル5独立評価試験部隊である。 主に連邦からの出向軍人で結成され、資金を得た先進技術研究所が独自開発する兵器を運用評価するという建前の対ザンスカール防衛部隊である。 尚、評価試験部隊は出向時にラー・カイラム級を旗艦に、アイリッシュ級1隻とクラップ級2隻を有していた。 元々優秀な人材が揃っていた先進技術研究所は伊達ではなく資金面等の問題が解決した後は早々に新型MSの開発に成功し、ザンスカールへの抵抗拠点として資源が枯れた小惑星を中心にオールド5を軍事基地に改装したこともあって、地球侵攻を優先したザンスカールが本腰を入れた侵攻がなかったとはいえザンスカールの攻撃をすべて跳ね除けるだけの軍事力を確保することが出来た。 もっともアナハイム本社と先進技術研究所の根本的な確執は変わらず、インダストリアル5は援助してくれたリガ・ミリティア寄りの態度を取ってディバイン・ティターンズ決起の際にはリガ・ミリティアにホワイトホースを援軍を派遣することになった。 形式番号:RX−199 名称:ネオガンダムMkU 開発:インダストリアル5 所属:インダストリアル5評価試験部隊 全高:15.4m 武装: ・バルカン砲×2 ・ビームサーベル×2 ・ビームシールド×2 ・G−B.R.D ・サブアーム 設定: アナハイム直轄の工業コロニーであるインダストリアル5にて開発された試作型MS。 Mk2の名前が示す通りネオガンダムのコンセプトをそのまま受け継ぎ、現行技術で再設計されたネオガンダムといえる機体で、ネオガンダムとほぼ同タイプのコアブロックシステムを採用している。 ネオガンダム同様にG−B.R.Dに必要な電力は全て内蔵ジェネレーターによって賄われる。またG−B.R.D自体が機動用のスラスターを搭載しており、本体のサブユニットとしての機能を備えていて、Mk2本体のジェネレーター出力の殆どを機体駆動・スラスター稼動に回すことができ、機体本体の推力とG−B.R.Dの推力とが相まって高い機動力を発揮する。 ネオガンダムにはないMk2独自の装備として背部にサブアームを1基装備しており、接近戦時に放棄されやすいG−B.R.Dを保持するハードポイント的な役割を担っているだけでなくビームサーベルを保持して第3の腕として使用することも可能となっている。 また量産機開発の為の試作型ということで後々データ収集の為に様々な改修が施されることを見越して機体本体のペイロードや構造に幾らかの余裕を持たせてある。 尚、ネオガンダムMk2は合計3機作られて3号機はアナハイム本社に送られている。 形式番号:RX−199−A2 名称:アドヴァンスガンダム 開発:インダストリアル5 所属:インダストリアル5評価試験部隊 全高:15.6m 武装: ・バルカン砲×2 ・マシンキャノン×2 ・ビームサーベル×2 ・ビームシールド×2 ・G−B.R.D ・G−B.R.D.I.F.G ・3連装マルチプルランチャー×2 ・サブアーム×2 設定: ザンスカール戦争中に強化改修されたネオガンダムMk2の2号機。 コアブロックシステムを排除することで機体剛性を向上させており、その為フレームもMk2のものからかなり変更が施されている。 ジェネレーター改良による出力向上、コアファイターでなくなったバックパックの大型化による推力の上昇など本体性能はMk2から相当向上している。 武装面では胸部マシンキャノン、腰部マルチプルランチャーが追加されている。またG−B.R.Dも2基に増えており火力・推力共に大幅に上昇している。また追加された左腕用G−B.R.D.I.F.GはIフィールドジェネレータの名が示す通りIフィールドを搭載していてビーム対する防御力が大きく向上している、ただしその分だけ右腕用G−B.R.Dよりビーム出力は劣っている。尚、G−B.R.Dが2基になったことによってサブアームも増設されている。 またブラックボックスを解明して独自発展させたネオサイコミュをサイキッカーとされるパイロットのアベル・オーキス用に調整して搭載している。 形式番号:不明 名称:ネム 開発:インダストリアル5 所属:インダストリアル5評価試験部隊 全高:14.9m 武装: ・バルカン砲×2 ・ビームサーベル ・ビームシールド ・ネムライフル 設定: アナハイム直轄の工業コロニーであるインダストリアル5にて開発された量産型MS。 ネオガンダムMk2のデータから開発されたジム系の機体で同時期の量産機であるゾロアットよりもワンランク上の性能を誇っている。 本来はG−B.R.D装備を想定していたが開発期間の問題で当初の予定よりMS本体が簡易化されただけでなく、量産が間に合わないとされたG−B.R.Dに変わる装備として実体弾のネムライフルを装備することになった。 ジェネレーターは新規開発する時間が足らずにジャベリンのものを流用していて、その出力の殆どを機体駆動・スラスター稼動に回したことによって出力不足にも関わらずゾロアット以上の性能を確保したが固定装備のビームサーベルとビームシールド以外の武装に回す出力が足りなくなってビームライフルを装備できなくなっている。 それでも火力以外ではゾロアットを上回っていて、僅か数機だがG−B.R.Dを装備した機体も確認されていた。 形式番号:不明 名称:ネムU 開発:インダストリアル5 所属:インダストリアル5評価試験部隊 全高:15.2m 武装: ・バルカン砲×2 ・ビームサーベル×2 ・ビームシールド ・G−B.R.D ・サブアーム 設定: ネムの稼働データから問題点の洗い出して改善するなどしたネムの後継機。 新規設計のジェネレーターの搭載や量産化に成功したG−B.R.Dの標準装備など、ザンスカールからの防衛戦に間に合わせる為に開発期間が大幅に短縮させられて簡易生産型と化したネムと異なり、このネムUが当初の予定されていた本来のネムといえる。 簡易化されたネムとはジェネレーターやフレームなどが異なり殆ど新規設計に近く、ネムからの改修ではなく新規生産の機体となっている。 開発及び生産開始がザンスカール戦争末期だったこともあって、生産数はそう多くはないがこの時代の量産型MSとしては最強クラスの機体であることは間違いない。 艦名:ホワイトホース 所属:インダストリアル5評価試験部隊 武装: ・2連装メガ粒子砲×2 ・単装メガ粒子砲砲×4 ・ミサイルランチャー×2 ・対空機銃×20 ・ミノフスキードライブ 設定: 元々は先進技術研究所で建造途中であったミノフスキードライブ実験艦。 スピードキング(イカロス)の僅かに残されたデータを基に再現したミノフスキードライブを搭載した艦として建造されていたが度重なる資金供給の停止によって完成が伸び伸びになっていて、リガ・ミリティアからの資金援助があってからもMS開発が優先された為に完成することはなかった。 だが、評価試験部隊のアイリッシュ級がザンスカールとの戦闘で大破したことによって建造途中のミノフスキードライブ実験艦をベースに大破したアイリッシュ級、撃沈したカリスト級のパーツを使用して急遽完成させた戦艦。 当然ミノフスキードライブ搭載艦としても戦艦としても完成度は低く、特にミノフスキードライブは連続稼働が不可能で地球圏での使用はともかく惑星間航行艦としては完全に欠陥品といえる。 ミノフスキードライブユニットは艦首部分と艦上下に配置された翼のような部分の5つに分けて搭載されている。通常時は前方から見れば艦中央を中心に変形したX字のように配置された翼のような部分から艦首にかけて展開するビームセイルがまさに潰れて変形したX状に艦前方にかけて発生する。また戦闘時はミノフスキードライブによる艦前半分を覆うビームシールドとすることも可能となっている。 ミノフスキードライブの信頼性が低いことからアイリッシュ級のエンジン部も流用して通常推力での航行も可能にしている。 MSカタパルトはアイリッシュ級のものを小型MS用に最適化して流用していて艦首ミノフスキードライブユニットを挟むように配置されている。 ディバイン・ティターンズ決起に対してその速力を活かしてリガ・ミリティアの対ディバイン・ティターンズの為の援軍としてアドヴァンスガンダムとネムUと艦載機として派遣させることになる。 [No.552] 2013/07/14(Sun) 22:37:39 |