A.W.14 - ジョニー - 2013/09/28(Sat) 22:27:30 [No.564] |
└ やっぱりレオパルドで - アズミ - 2013/09/28(Sat) 23:29:34 [No.565] |
第一話『あなたがわたしのマスターですか?』 コロニー落下時の津波で壊滅した東京湾。 そこに沈む研究施設に、それは眠っていた。 かつてニュータイプだった男と機械、そして少女。 15年前の過ち、その残り火たちの邂逅は荒れ果てた大地に何をもたらすのか。 第二話『僕が歩いてきた道です』 未来に生きろと人は言う。 だが、過去なくして自分はないと男は言った。 彼らを繋ぐものは因縁の縛鎖か、それとも運命の縁か。 そして、男はこうも言ったのだ。 それを決めるのもまた、自分自身なのだと。 「僕らだって、まだ老け込むような歳じゃないでしょう?」 「まぁとはいえ、もう君のお兄さんというには…… 少し、キビシイかもしれませんが」 「生憎、僕の戦争は終わったんですよ!」 名前:リヒト・アマツミ 性別:男性 年齢:29 所属:フリーランス 詳細: フリーランスのモビルスーツ乗り。 第七次宇宙戦争に旧地球連邦軍のニュータイプ兵士として参戦したが、能力は低くもっぱら実験体の扱いであった。 コロニーの落下が決定的になった土壇場にA.R.M.Aを搭載したガンダムレオパルドで出撃することになるが、A.R.M.Aとの感応により能力を完全に喪った挙句、コロニーの外壁と共に地表に落下。 以後、フリーランスのMS乗りとして生計を立てる。 頼りなく見え本人も「自分のことで手一杯」と嘯くが、困った人間を決して放っておかないお人好しである。 ニュータイプが人体実験に供されるところを見てきたため、戦中から戦争の意義には懐疑的であった。そのためか戦争の傷跡を引き摺ることなく、幾分か前向きに生きている。 ルチルやジャミルと面識があるらしく、エルを一目見てルチルと誤認した。 『ハロ、ハロ』 『ターゲットマーク……ウェポンズフリー…』 『撃テマス』 名前:A.R.M.A. 性別:女性? 年齢:不詳 所属:フリーランス 詳細: Artificial Responcer of Mind Activater。 リヒトのレオパルドに搭載されている、とあるニュータイプを遺伝子レベルまで解体しシステムに組み込んだ存在。 要するにD.O.M.E.の同族であるが、フラッシュシステムの起動キーとしてのみ求められたため(またそもそも当時の技術でもそのままMSに搭載可能なほど小型化は出来なかったため)人間性は不要物として徹底的に殺ぎ落とされ、人間であった頃の記憶や面影は見受けられない。 が、実は『人格が存在する』こと自体が一種のバグであり、設計段階では物言わぬシステムの一部に過ぎないはずだった。 第7次宇宙戦争最後の戦場にリヒトが出撃した際に彼の能力と引き換えに自我が覚醒した。 5歳程度の知能があるらしく、リヒトによく懐いている。口癖の「ハロ」は「Hello」と言っているつもりらしい。 名称:ガンダムレオパルド 形式:GT-9600 全長:16.8m 武装: インナーアームガトリング グレネードランチャー×6 ブレストガトリング×2 ホーネットミサイル×2 ショルダーミサイル×11 ヘッドバルカン×2 ヘッドキャノン×2 ビームナイフ 試製バスターライフル 解説: 第七次宇宙戦争末期に戦線に投入されたA.R.M.Aを搭載したガンダムレオパルド。 ニュータイプ研究所所属であり、起動に生体認証を要する以外は通常機と同一。 リヒトが戦後にバスターライフルを一丁用立てているが、これは本来ドートレス系用の試作品。ジェネレーターを内蔵しているため大きく、取り回しが悪い。 なお、本来A.R.M.AはGX-9900に搭載する予定だったが、戦線の混乱により実機が到着せず、已む無くGT-9600に搭載したらしい。 [No.565] 2013/09/28(Sat) 23:29:34 |