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   A.W.14 - ジョニー - 2013/09/28(Sat) 22:27:30 [No.564]
やっぱりレオパルドで - アズミ - 2013/09/28(Sat) 23:29:34 [No.565]



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A.W.14 (親記事) - ジョニー

 アフターウォー14年。

 ガロード・ランとティファ・アディールの出会いから始まる物語よりも前……

 コロニー落としによる被害と、それによって誘発された津波と大地震で壊滅的打撃を受けた旧ニホン地区、そこで語られることのなかった物語が動き出す……
















 極東、旧ニホン某所に存在する地球連邦の研究施設跡。
 コロニー落としにより発生した大地震の被害を受けて、当の昔に放棄されたはずのその施設は……まだ完全には死んでいなかった。

 施設の殆どが崩壊して廃墟と化した中、それでも地熱発電によって電力がいまだ確保されたエリアにそれはあった。



『地下2階――NTクローン培養室。関係者以外立ち入り禁止』



 無数の水槽にも似た円柱状の培養槽が並ぶその異様な部屋は薄暗い非常灯と、唯一稼働し続けている培養槽が放つぼんやりとした光で不気味な雰囲気を漂わせていた。
 唯一稼働しているもの以外の培養槽は、ある物は中の液体が濁りかつて人であっただろう肉塊が沈殿し、またある物は地震によって破壊されて無残な残骸が散らばっている。

 そんな中、唯一稼働している培養槽には特殊な溶液に満たされ、金髪の少女が眠るように浮かんでいた。
 そして、その培養槽に付属したコンソールには見る者がいなくなっても培養槽の状態を表示させ続けていた。




――ルチル・リリアント・クローン3号 L−3培養良好

――知識刷り込み データインプット完了

――強化培養順調

――促成失敗 通常培養状態

――解放可能


――解放しますか? Y/N












「あなたが、わたしのマスターですか?」

「わたしは、製造コードL−3……個体識別名エル・ドライ」

「……? 不理解、意味が見出せない……その服、非効率…運動性低下……着用拒否」

名前:エル・ドライ
性別:女性
年齢:14
所属:(元)地球連邦軍
詳細:
ニホンに存在した大戦時のニュータイプ研究機関の支部研究施設に眠る少女。
Lシステム開発の一環でLシステムの量産を目指して製造されたルチル・リリアントのクローン3号。
全部で10名製造されていたがコロニー落としや施設放棄などの影響による培養槽の不具合によってエル・ドライを残して全滅した。
培養槽で受精卵の段階から培養されていたが、何らかの原因で促成培養が失敗して通常の子供と同じで14年掛けて今の状態に成長した。
軍人として必要な知識はそれこそ日常生活からMSの操縦に至るまで刷り込まれているし、特殊溶液による培養で身体能力等も並の軍人以上のものがあるが情性面は当然ながら未発達。
尚、培養槽から自身を解放した人間をマスターとして認識して付き従うように刷り込まれている。




名称:エクスエル
形式:GX−9900−GL
全長:17.1m
武装:
・大型ビームソード
・シールドバスターライフル
・ブレストバルカン×4

解説:
ニュータイプ研究機関のニホン支部研究施設の格納庫に存在する機体。
基本的にGXビットをMSに戻した機体でガンダムXの余剰部品なども使用している。
胴体部はガンダムXのものになっているが頭部はGXビットを改造したもので所謂ガンダムタイプの頭部形状をしていない。
基本性能はガンダムXと同様でサテライトシステムとフラッシュシステムを搭載しているが最初から除外した設計なのか、それとも未実装なだけだったのかサテライトキャノンを装備していない。
本来はクローンと同じ10機存在したと思われるが格納庫も崩壊していて無事に残っていたのは1機のみになっている。
尚、カラーリングは濃いブルーになっている。


[No.564] 2013/09/28(Sat) 22:27:30
やっぱりレオパルドで (No.564への返信 / 1階層) - アズミ

第一話『あなたがわたしのマスターですか?』
コロニー落下時の津波で壊滅した東京湾。
そこに沈む研究施設に、それは眠っていた。
かつてニュータイプだった男と機械、そして少女。
15年前の過ち、その残り火たちの邂逅は荒れ果てた大地に何をもたらすのか。

第二話『僕が歩いてきた道です』
未来に生きろと人は言う。
だが、過去なくして自分はないと男は言った。
彼らを繋ぐものは因縁の縛鎖か、それとも運命の縁か。
そして、男はこうも言ったのだ。
それを決めるのもまた、自分自身なのだと。


「僕らだって、まだ老け込むような歳じゃないでしょう?」

「まぁとはいえ、もう君のお兄さんというには……
 少し、キビシイかもしれませんが」

「生憎、僕の戦争は終わったんですよ!」

名前:リヒト・アマツミ
性別:男性
年齢:29
所属:フリーランス
詳細:
フリーランスのモビルスーツ乗り。
第七次宇宙戦争に旧地球連邦軍のニュータイプ兵士として参戦したが、能力は低くもっぱら実験体の扱いであった。
コロニーの落下が決定的になった土壇場にA.R.M.Aを搭載したガンダムレオパルドで出撃することになるが、A.R.M.Aとの感応により能力を完全に喪った挙句、コロニーの外壁と共に地表に落下。
以後、フリーランスのMS乗りとして生計を立てる。
頼りなく見え本人も「自分のことで手一杯」と嘯くが、困った人間を決して放っておかないお人好しである。
ニュータイプが人体実験に供されるところを見てきたため、戦中から戦争の意義には懐疑的であった。そのためか戦争の傷跡を引き摺ることなく、幾分か前向きに生きている。
ルチルやジャミルと面識があるらしく、エルを一目見てルチルと誤認した。


『ハロ、ハロ』

『ターゲットマーク……ウェポンズフリー…』

『撃テマス』

名前:A.R.M.A.
性別:女性?
年齢:不詳
所属:フリーランス
詳細:
Artificial Responcer of Mind Activater。
リヒトのレオパルドに搭載されている、とあるニュータイプを遺伝子レベルまで解体しシステムに組み込んだ存在。
要するにD.O.M.E.の同族であるが、フラッシュシステムの起動キーとしてのみ求められたため(またそもそも当時の技術でもそのままMSに搭載可能なほど小型化は出来なかったため)人間性は不要物として徹底的に殺ぎ落とされ、人間であった頃の記憶や面影は見受けられない。
が、実は『人格が存在する』こと自体が一種のバグであり、設計段階では物言わぬシステムの一部に過ぎないはずだった。
第7次宇宙戦争最後の戦場にリヒトが出撃した際に彼の能力と引き換えに自我が覚醒した。
5歳程度の知能があるらしく、リヒトによく懐いている。口癖の「ハロ」は「Hello」と言っているつもりらしい。


名称:ガンダムレオパルド
形式:GT-9600
全長:16.8m
武装:
インナーアームガトリング
グレネードランチャー×6
ブレストガトリング×2
ホーネットミサイル×2
ショルダーミサイル×11
ヘッドバルカン×2
ヘッドキャノン×2
ビームナイフ
試製バスターライフル

解説:
第七次宇宙戦争末期に戦線に投入されたA.R.M.Aを搭載したガンダムレオパルド。
ニュータイプ研究所所属であり、起動に生体認証を要する以外は通常機と同一。
リヒトが戦後にバスターライフルを一丁用立てているが、これは本来ドートレス系用の試作品。ジェネレーターを内蔵しているため大きく、取り回しが悪い。
なお、本来A.R.M.AはGX-9900に搭載する予定だったが、戦線の混乱により実機が到着せず、已む無くGT-9600に搭載したらしい。


[No.565] 2013/09/28(Sat) 23:29:34
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