西暦2036年。 第三次世界大戦もなく、宇宙人の襲来もなかった、 2013年の現代からつながる当たり前の未来。 その世界ではロボットが日常的に存在し、様々な場面で活躍していた。
神姫、そしてそれは全高15cmのフィギュアロボである。 "心と感情"を持ち、最も人々の近くにいる存在。 多様な道具・機構を換装し、オーナーを補佐するパートナー。
その神姫に人々は、 思い思いの武器・装甲を装備させ、戦わせた。 名誉のために、強さの証明のために、あるいはただ勝利のために。
そして2040年。 ヴァーチャルリアリティ技術の革新によって、 人は疑似的に神姫と一体となり、意のままにコントロールできるようになった。
これを“神姫ライドシステム”という。
そして2044年――――…………
[No.601] 2014/09/14(Sun) 00:36:41 |