まさに「我々(シリーズファン)は知っている!」「この後に何が起こるか知っている!」「この面々がどのような事になるか知っている!」というのが一番似合う作品。
その意味では『レジスタンス2』や『マーチャント』も同様ですが、特にこれはその傾向が強い作品。
一番平たく言えば『銀英伝』のパロディなわけですが、オリジナルの焦点の一つである「リヒテンラーデ粛清」を考えてみると、尚更に感に迫る作品。
それにしても後の様々な混乱や懸案を起こしたのは、むしろ主人公ではないかと思えるのも含めてですが。
ヒロインとしては、シリーズとして初の「二人」ですが、普通なら「三人目」でも通用しそうな、シェリルの存在も見逃せないところ。
もっともそれだけに「未満」に抑えられたというのもありえそうですが。
[No.300] 2019/03/30(Sat) 22:35:55 |