どうも丸尾栄一郎です。 テニスが一瞬で上手くなりたい人。速くレギュラーになりたい皆。ビギナーズで一年生から優勝狙いたい皆。 たった1年で全日本ジュニアを獲りたい皆。 そんな人向けにこの記事を書いてます。 女子の皆にも読んで貰える内容にしようと思うので、目を通して貰えれば嬉しいなと思います。 昨日のオールウェイズ戦。相手のダブルス1は4男の平川さんと鳥羽さん。2人とも初心者のはずなのに何でダブルス強いんだろう。 この記事を書くモチベーションがそれです。 テニスが一瞬で上手くなるためには 『ダブルスプレーヤーを極めよう』 これが今回の記事の結論。だと流石につまらないですね。 具体的な話を始める前に、まずは大前提として。 『テニスは全ての技術を上手くする必要はない』ということです。 テニスというスポーツの大きな醍醐味でもあり大きな欠陥でもあるのが、【プレーヤーのタイプを細分化出来ないこと】だと思うのです。 ポジションは野球であれば9つ、サッカーであれば11つ、バスケであれば5つあると思います。しかしテニスはというと、ダブラー、シングラー、バコラー、シコラー、もう少し頑張ってストローカー、ボレーヤー位でしょうか。 野球やサッカーであればポジションに合った練習が必要になり、選手はスペシャリストに特化していくです。ただしテニスはどうでしょう。皆が目指す先が、何でも出来る人、つまりオールラウンダーな気がするのです。 極端な言い方をするなら、全ての技術を上手くしようとするのは、パワプロのサクセスでオールDの選手を育成しようとしているようなものです。ファーストならパワーA、ショートなら守備力A、外野なら肩力Aの選手を育てますよねきっと笑 野球やサッカーで様々なポジションをこなせる選手のことをユーティリティプレーヤーと呼びますが、本当に至極稀な選手です。 テニスのオールラウンダーはテニスが本当に上手いです。恐らくフェデラーやジョコビッチはオールAの選手でしょう。しかし限られた時間の中で大会で優勝する、レギュラーになることを前提に話を進めると、オールAを目指してオールDの選手になるよりは、パワーAのファースト、ヘディングAのフォワードを目指す必要があるというのが僕の意見です。 前置きが長くなりましたが、話を戻しましょう。 なぜ一瞬でテニスが上手くなるためにはダブルスプレーヤーになるべきなのでしょうか。 @役割分担って大事。 理由は簡単。ダブルスプレーヤーになれば、フォアサイド・バックサイドが決まり、前衛・後衛が決まります。要はさっきの話と同じで、ポジションが決まらくとも、役割分担がなされ、やるべきことが明確になるわけです。 更にコートの片面だけをカバーすれば良いので、自分の苦手を誤魔化せるというのも利点です。 特に前衛・後衛の役割分担がはっきりする女の子にとっては、スペシャリストが凄く重要なんです。 Aボレーって最高の武器。(ここは少し男子向きの内容かな) 実はAの方が大事で、皆に考えて欲しい部分でもあります。ダブルスはシングルスよりもボレーを打つ機会が格段に多くなります。 実はボレーって凄い便利なんです。最強のストローカーと最強のボレーヤーが反面ラリーをしたら、最強のボレーヤーが殆ど勝ちます。 ボレーって 少ない動きで速いボールを打てる。 ネットに近い距離で打つからコートを広く狙える。 ノーバウンドで打つから、相手の時間を奪える。 ストロークよりチャンボが来やすい&決めやすい。 まだまだ沢山あると思いますが、こんなにたくさんの利点があります。前並行をやる理由もこんな感じなのかなと思います。 しかしボレーの最大のメリットは 『短期間で鬼のように上手くなれること』 これにつきます。 法政二高っていうインハイ出場高校があります。 ダブルスが本当に強い学校で、ダブルス力で、毎年激戦区と言われる神奈川県からインターハイへと進みます。 そこの監督は 本気で上手くなるならストロークは1年、ボレーは1ヶ月かかる。 それなら我々はボレーを強くする。 と言っています。 ・・・・・ぶっちゃけ嘘だろ。って思うので。 ボレーが短期間でとても上手くなる理由を 2つに分けて説明したいと思うよん。 @ボレーの動きが小さいから Aボレーを練習する人が少ないから の2点に尽きると思います。 完全な僕の持論ですが、テニスの上達って『球数』×『修正力』で、階段状に上手くなっていくものだと思います。 上手い人の画像を見たり、アドバイスをインプットして、そのアウトプットとしてボールを打ってみる。上手く行く時もあれば、殆どが上手くいかない。じゃあ今度は手首を変えて、、、、今度は体重移動を意識して、、、、etc あーこれこれ!上手くいった!!この感覚忘れないようにボール打とうっと!! こんな感じの上達だと感じてます。ストロークに比べてボレーは体の可動部分(動かす部分)が少ないので、修正が効きやすいし、アドバイスを実行に移しやすい。 プロのフォームの真似るにしても、ストロークよりもボレーの方が簡単だと思います。 次に『球数』の話をします。 ボレーの最後の利点=ボレーを練習する人がそもそも少ない。こと 1週間でストロークよりもボレーの球数の方が多い人は皆無だと思います。テニスってやっぱストロークっしょ。そんなイメージが渦巻いている気がします。 例えばテニス歴6年のストローカーが居ます。部活が盛んで1年200日テニスしていたとします。練習はストロークのラリー中心。ボレーは最初のボレーボレーとボレスト、ペアボレーの時にするくらいだとします。1日大体多くて150球くらいでしょうか、 彼のボレーの球数は 150球×200日×6年=18万球 一方こちらDo!テニスチーム。これから暑い夏を迎えようとするも今年はボレーを鍛えたいと思う青年A君。 1日にボレーの練習に特化する。大体球数2000球。 彼が毎日テニスをしたとすると単純計算で 90日。わずか3ヶ月でテニス歴6年のストローカーとボレーの球数で並びます。 更にボレーを上手くなろうと思って打った1球1球は、ストローカーがボレーボレーで打った1球とは少し訳が違います。 ほーら。先程のボレーは1年で上手くなる理論が少し現実味を帯びてきましたかね。 最後に。 ここではボレーの可能性について延々と述べてきましたが、雁行のストロークも同じことです。それに特化して雁行陣の後衛のスペシャリストになれば良いのです。あわやくば、フォアハンドに特化してそれを磨けば良いのです。2年生以上は福浦さんというビギナーでありながら、雁行のフォアハンド1つで、レギュラーはおろかビギナーズチャンプ、国公立チャンプを勝ち取った人を知っているはずです。 そろそろ締めます。 結論は誰だってレギュラーになれるチャンスはあるし、1年生だってビギナーズチャンプを狙えるってこと。本当にそう思ってます。 何だかそんな気がしてきませんか笑 たった1年ボレーを練習してた選手が、試合で輝くなんて全然ありうること。 テニスは何か1つ相手よりも勝っている技術があれば勝てる競技だと個人的に思ってます。錦織がマレーに勝てないのもこの理由だと勝手に思ってます。 ダブルスはボレーを打つ競技 ↓ たった1年で、ボレーだけならテニス歴10年のストローカーを上回れる ↓ ボレーは短期間で上手くなれる&ボレーを練習する人が少ない ↓ じゃあボレーいつやるの? 今でしょ!!! [No.1037] 2014/07/21(Mon) 02:36:45 nttkyo222120.tkyo.nt.ngn2.ppp.infoweb.ne.jp |
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