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シングルス (親記事) - 郷平

・シングルス


(すぐる)
自分もシングルスの試合についての持論を書いてみようと思います。半澤氏が書き込みの最後の方で言ってましたが、基本的に強い人は基礎ミスが少なく、弱い人に基礎ミスが多いです。
プロでさえもウィナーの数がアンフォーストエラーを上回るのは難しいくらいです。そこで、自分が言いたいのはあくまでシングルスにおいてはシコリつまり守備が中心で攻撃はその付随的なものであるということです。
実際、ボレーやアプローチ能力が皆無に等しい状態でもある程度は勝てます。自分は高校から硬式を始めたわけですが、1年の夏から秋にかけて初めて大会に出た試合時に身についていたのはフォアではロブ、中ロブ、ある程度のスピードのショット、バックではロブと中ロブ、サーブは威力のないスピンサーブとアンダーサーブ。
前には全くと言って良いほど出ませんでした(笑)戦略はとにかく自分からミスらず相手のバックを狙う(出来れば中ロブで高い打点で取らせる)のと自分が振り回されて劣性になったら真ん中に深く高いロブで返す。
それくらいしかできないようなテニス暦4ヶ月程度な経験の浅さでもその頃には県大会に出場できましたし、部内で負けることもほとんどありませんでした。このように攻め手が無くても守りさえあればある程度勝てるのです。
しかし、あくまでもある程度です。基礎ミスが少なく、攻撃パターンがちゃんと確立しているような相手にあたればこの程度ではもちろん負けます。そういった相手に勝つために自分の攻撃パターンつまり出口を見つける戦略を身につける必要があると思います。
逆を言えば、そういった相手出ない場合自分から攻める必要も無いのです。前述では自分の例を交えたので、しこりを中心にして攻撃はそんな必要ないという意見に対する客観性にイマイチかけると思うので、客観的に言うと、だいたいアプローチや強打する等攻める時ってピンポイントな場所とは言わないでもある程度のコースはつきますよね。
そうしないと、パッシングで抜かれたり、相手にイーブンな状態に持っていかれるリスクが高まりますから。そんな感じでコースをつこうとして自滅する人を良く見かけます。また、攻撃が成功するのはアプローチ、ボレー、スマッシュの一連の行為が全て噛み合った場合のみです。
どれか一つでも崩れれば、その攻撃の歯車も崩れてしまいます。それに比べてしこりは例えばスライスで時間を稼いだり、サービスラインより深く中ロブを入れたりして相手に攻撃されにくい球を返せば良いのですから攻撃するショットより明らかにリスクは低くなり自滅はほとんどありません。
以上よりしこりがシングルスにおいて最重要事項であります。だから、まずしこりを身につけましょう。一つの忠告として、フラット気味にネットすれすれの弾道のラリーをするのではなく、しっかり回転をかけネットの高い所を通すようにして、セーフティーゾーンを広げることです。
あと、相手が基礎ミスが少ないまたは少し強いくらいの相手ともう1次元違うと認識できる判断材料としてはダフォしないのとラリーで振られた時の対処の仕方、そして自分が1番気にするのはバックの高い打点の対処の仕方。バックの高い打点を上手くスライスで返したり、ライジングで普通に対処してきたり、さらにトップスピンのかかった中ロブで返せる相手は中々の猛者のはずです。
最後に、俺はどうしても攻撃したいんだって人はサービスキープをより多く出来るような強力なサーブを身につけることですかね。サーブでエースを取れたり、崩せればそのサービスゲーム中はラリーに集中する必要はそんなにありませんし、キープが安泰ならば、リターンゲームでいくらでもリスキーなショット打てますからね。



(けんさん)俺もDO!最強のひよらーの一人ですが。
自分がひよらずにテニスできる時って、大体ってゆーか100%の確立で足が動いてます。
だからいい試合できた次の日はいつも以上に足が疲れてます。
オープンのシングルスの時に自分が意識したのはまさにそこ!
でも具体的にどー動かせばいいのかわかんねぇよ!とか自分で思っていたので一つ解決策を思いつきました。

シングルスの時って、ダブルスの時と違って一人でコート全部をカバーしないといけません。
まぁこれを利用してですね・・・

打ったら全速力で真ん中に戻る!です。笑

なんかオープンの時は打つ事よりもむしろ足動かす事に集中してなんかリラックスして打てたし。(←単純バカなので。笑)
たいすけが書いてくれた通り(それまで知らなかったけど)無駄に全速力で真ん中に戻る事で心拍数も無駄に上がってリラックスに繋がるんじゃないかな?

プラス、シングルスの人って初心者は特にボール打ったらそこで止まってて逆に打たれて取れません〜ってのがあるから。
真ん中に戻るって事はコートカバーリングでもいい意味を持っているんじゃないかと思うんだけれども。



・シングルスの試合中意識していること

(たいすけさん)
僕は大事な試合では、「なるべくゆっくり時間をかけて倒そう」と考えています。ボールも山なりな球にし、コースもきついところにはうちません。バックは、少しでもうちづらいと感じたらスライスでにげます。
また、なるべく相手がシングルスコートのサイドラインから片足でもでたら、ボレーに出るようにします。ハードコートなら思いっきり前につめます。
サーブは、なるべく「サーブだけで決めないように」と思います。サーブで決めにいこうとするとダブりますw(おれはサーブが苦手っていうのが大きいんでしょうけど)


(あべ)
俺はまずは、ボールをよく見てラケットの真ん中に当てて振り切るってことを考えます
それから相手の弱点を責めたり、ミス待ちしたり相手に応じていろいろ考えます


(隆太郎さん)
まずは相手にポイントを取られないこと。次に相手を崩すこと。
テニスは相手からポイントを奪う競技ではなく、ポイントを奪われない競技だと考えてまス。


(元どシコラー)
シングルスの時には…何も考えていないです。これホント。
球を返すことだけを考えています。
春関チャンプたいすけさんにシングルスで教わったのはこれだけでした笑
とりあえずボールをしっかり見てボールを相手のコートに返すということだけを考えて他のすべての雑念を捨てろと言われました。

これをやっていくと試合中でもだんだん自分が冷静になれます。
そうなると自然と相手の動きも見えて落ち着いていつも通りのテニスができます。

あと悪い流れにハマった時はポイント間の時間を長く使ったりします。タオルで汗ふきふきとか無駄に歩き回ったりとか。
自分が流れ悪い=相手は流れ良いってことなので
流れを断ち切るには時間しかないです。


・初心者同士のシングルス

(隆太郎さん)
ちょっと覚えるといいことを書いておきます。女子に関してはとてもロブロブのシコリ合いが多いと思うので、基本的にお互いベースラインの外でプレーすることになると思います。
意識してしてもらいたいのは、たまぁ〜に来るベースラインより内側、もしくはサービスライン付近に落ちたボールをどのような形で処理するのかということ。
簡単に言えば、短いボールを使って相手を前後に走らせるというのが有効だと思います。相手を自分よりたくさん走らせようと考えるだけで、主導権を握ることができるはずです。
もちろん、メッチャ足速い人とかには通用しないと思いますが、初心者同士の試合の場合、前後に動かすだけで相手にはプレッシャーになるはず☆


・シングルスのサーブ

(たいすけさん)
オレは肩を故障していて強いサーブが打てません。又、サークルの大会はボールチェンジがなく、球威がどんどん落ちてシコり優位になります。ボールを入れたもの勝ちになります。そのためつまらんミスをだすよりファーストからしっかり回転をかけてとりあえず入れた方がいいと思うよ。サーブで注意するのはボールのコースを散らして相手に打ちにくくすること。エースを狙うのではなく、チャンボとミスを誘います。オレは球種はフラットスライススピン全て打てます。フラットを使う機会は稀です。又どの球種でもコースを打ち分けられます。
ファーストは真剣に試合をするとだいたい8割弱くらいはいります。というより入れます。最もよく使う球種はスライスとスピンの中間です。肩の負担が小さく、入りやすく、コースもねらいやすいですが、威力は低いです。


・接戦におけるシングルス

(中田)
4回戦以降のシングルスになってくると、相手のレベルも高くなってきます。
ただただミス待ちで繋げてるだけでは勝つことは難しくなってくるもんです。
そこで、試合中に自分のプレースタイルを変化させる勇気を持ってください!
同じラリーを毎回毎回していて、最初の方はポイントが取れていても試合が進むと相手は順応して修正してくるはずです。
そこが、ターニングポイントです!!
今までやっていたラリーから何か変化をつけてみてください。
4回戦以降に進出してる選手ならば必ずいくらか引き出しはあるはず。

ずっと後ろでラリーしていたなら、突然奇襲で前に出てみる。
相手としこしこラリーをしていたなら、ちょっとコートの中に入り込んで高い打点で叩いてみる。
スピンばっか打ってたなら、スライス・ロブを混ぜてみる。逆もしかり。
入れるだけだった1stサーブで少し攻めてみる。
いくらでも変化させられることができるはずです。

自分がリードしていて、「よし、このままでいこう!」と考えることがセオリーだと思われがちですが、リードしたときにプレースタイルを変える勇気を!
追いつかれてから、プレーを変えるのは少し遅いです。。。
追いつかれる前に、リードしてる時に、変化が必要なんです!

最初はゲーム間で変えていって、変化させるのに慣れてきたらポイント間での変化をつけられると最高ですね。
すっと勝ち切れる人と、調子は悪くないんだけど競ってしまうという人の差はここかなと思ったりもします。


・シングルス思考

(隆太郎さん)
シングルの試合において、中長期的な目標を持つためにもすげー当たり前なことを無駄に難しく考えます。

例えば自分の場合なんですが、バックハンドが苦手です。それで、シングルの試合を控える度に苦手なバックハンドを強化すべきか、得意なフォアに磨きをかけるか悩みます。悩んだ結果なんとなくフォアを打ち続けて、試合に臨み、バックを狙われてそれをカバーするために仕方なく前に出るという形で落ち着きます。

はい、ということで思考を開始します。

フォアハンド、バックハンドの攻撃の場合と守備の場合の成功失敗の割合を書いて見ます。

自分の場合、

フォアハンド
攻撃7:3
守備9:1

バックハンド
攻撃1:9
守備6:4  (2008年度調べ)

はい。こんな感じです。これはつまり、フォアハンドで10ラリーして、そのすべてを攻撃した場合の成功率は7割であるということです。見るだけだと、あーバックハンド苦手だわー程度で終わってしまうので、もう少し分析してみます。


例えば、バックハンドを狙われて、それをバックハンドでなんとかフォアの攻撃につなげたいと考えた場合、自分のフォアの攻撃の成功確率である7/10はバックハンドの守備成功率6/10の上に成り立つことになります。フォアハンドの攻撃確率7割というのは悪くない確率です。その全てがポイントにつながると考えた場合、相手よりも多くポイントを取ることができます。しかし、それが、更に6/10という確率の上に成り立っていると考えると、結果としてポイントゲット率はかなり低めになってしまいます。更にバックハンドの守備がうまくいかなければ、試合においては結局フォアハンドに頼ることになってしまうため、その分攻撃と守備両方にフォアを割く必要があり、疲れも積もります。

つまり、バックハンドの守備成功率が10割になれば、フォアハンンド攻撃成功確率7割という高めの確率をそのまま活かすことができるのです。

結果として、フォアハンドの攻撃成功率を20%上げるよりもバックハンドの守備確率を20%上げた方がポイントにつながりやすいんですね。

ということで練習した結果、

フォアハンド
攻撃6:4
守備9:1

バックハンド
攻撃5:5
守備8:2  (2010年現在調べ)

くらいになった気がします笑
おかげで前に出るという引き出しを仕方なく開けるのではなく、必要なときにあけるという戦い方ができるようになりました。



・シングルスにおける防御

(ビッグシールドガードナーさん)
今回はシングルスについての防御について話します。
相手にラリーの主導権を握られて振られまくった時に皆さんはどう対処しますか?

一般的な見解としては3つあります。
@ロブで時間を稼ぐ。
A滞空時間の長いスライスで返す。
Bカウンターショットで起死回生を狙う。

大体の人は@で基本返すと思います。そして、Bも入れば攻守逆転できますが、面の作り方が上手い、体幹がしっかりしているといった条件を備えていない限りミスを多発する相当リスキーなショットになります。
俺の見解だと@だけだと、引き出しが少ないというか物足りないです。ロブが深く入ればいいけど、仮に浅かったら相手の優位は変わりません。そのまま押し切られる可能性が高いでしょう。

そこで、今回強調したいのはAのスライス。スライスなら回転がかかりすぎてて上に浮きすぎていない限りバウンドが低いため高い打点で打てないのでたとえ浅くてもそれを強く打つのは難しいと思います。時間も稼げるから体勢も立て直せるしね。
バックハンドスライスは難しいからまずフォアハンドでスライスができれば上出来だと思います。
コツはボレーと同じようにスイング軌道は上から下。そして、手首を使ってボールを切りすぎないこと(エースかそうでない瀬戸際のボールを手首使ってスライスをかける返し方もありますが。ナダル参考)

これは男子は身につけた方がいいのはもちろんのこと、女子もスライスはマスターできると思うし、身につければれっきとしたシコラーとなれます。そして、試合の運び方も上手くなれるのでは?実際、CANNONのまいちゃんもスライスを効果的に使っていたし、あの同好会の打越が強い所以は足が速いのもあるけど、振られたときにスライスでちゃんと相手に攻撃させないような球を返しているからです。
スライスって基本バウンド低いからボールを持ち上げないといけないからギュルギュルにスピンをかけないとエース級の球はなかなかいかないけれど、女子はフラット系のボールの人が多いから強打できる人ってほとんどいないんじゃないかと(たっちゅんの彼女くらい?)。

練習方法としてはミニラリーでまずスライスで感覚を身につけるのもありかと。そして、応用としては相手にきついボール出しをしてもらってそれを上手く返せるまで練習する。最終的には試合とか実戦で取り入れてみる感じかな。
オム二でザーッと滑りながらスライスで相手のボールをいなすことを身につければ、快感だしかっこいいぞ。


・シングルスにおけるポジショニング

(ビッグシールドガードナーさん)
シングルスのとき基本はクロスラリーで展開したいときはストレートラリーってのが一般的な見解です。なぜなら、クロスは距離が長いのとネット真ん中が低くなっているため通しやすい、それにストレートに打つのは距離が短い分相手の時間を奪うのには向いているが、クロスに切り替えされたら距離が遠くカバーしにくいから。
たぶん、このことは多くの人が知っていると思います。では、ラリーでは一般的に相手のバックをねらった方がいいってのは知っていますか?それは、一般的にバックのほうが苦手な人が多いからです。それに、多くの人がバックは両手でリーチを考えたときにバックハンドの方がリーチが短いから厳しい球がきたときバックのほうがより返しにくいです。
だから、理想形は自分がフォア相手がバック。まあ、相手の得意不得意にも最終的にはよりますが。


では、このことを前提に実際にラリーの展開におけるポジショニングをかんがえてみましょう。

ラリーが対等の場合。
デュースサイド、順クロス(簡単に言う右サイド同士のラリー)の場合:基本打ち終わったら真ん中に戻りましょう。
自分のボールが真ん中に言った場合:真ん中より気持ち(半歩くらい)バックサイドによりましょう。
アドサイド、逆クロス(左サイド同士のラリー)の場合:真ん中より1歩くらいバックサイドよりくらいに戻れればOK。

ラリー劣勢時。
相手が右サイドから強打しそうな場合:ポジション真ん中くらい。
相手が左サイドから強打しそうな場合:1歩くらい真ん中よりバックサイドにかまえて逆クロスケア。ここからストレートに打てるなら相手をほめよう。
言葉だけなのでちゃんとイメージできているか不安ですが、大丈夫でしょう。
それと、相手がバック狙いしてるなって感づいたらバックよりに構える工夫とか臨機応変にできるとPERFECT。


・相手がスライスを多用するとき

(ビッグシールドガードナーさん)
まあ、振られたりきつくなったりしたら、スライスで時間を稼げといってきたわけですが、相手にそれをされた場合の対処はただひとつ!相手がスライスを打つモーションに入ったらとっさに前につめること。

これは経験をつめば絶対つかめるのでチャレンジしましょう。

また、この場合でなくても相手が止まって打てないようなボールを打てたとき、つまり、相手が崩れたときもとっさに前に出ましょう。素早い判断力が問われますぜ。

それと、自分が打った方向のストレートよりに少しポジショニングするのをお忘れなく。


理想を言えば、アプローチで殺しきって前に出るのが一番です・・・。出口のネットプレーは、ネットプレーよりもアプローチが光ってるよね。出口くらいのアプローチが打てれば、立ち位置は打ったボールに軽く寄っていくくらいでいいんじゃないかと。



・シングルス強化のステップ

(中田)
STEP1
シコるための球作り。基本クロス。
まずはしっかり振り切って入るストロークを確立する。
ちょりちょりでもいいから、「振り切る」ということが大事。
STEP2
ミスらないようになってきたらシコる球のクオリティを上げていく。
このときに意識するべきは以上にも記したが
・重心を低く
・ジャンプしない。そんで前体重。
どんどん球を深く入れられるようにする。
STEP3
打ちぬける一発を持っているならばそれをちょいちょい小出しにしていく。
ない人はアプローチ→ボレーを練習。
つまりは出口の練習。
また、ここまでくるとストロークの基礎ができてるからパッシングや切り返しなど武器を身につける。
打つふりしてからのドロップなどいろんな戦略も使ってみる。

ここまでできれば十分っす。まあこんなこと分かってるか。
けども書かせていただきました。てへぺろ。
STEP2までの基礎がきちんとしていれば格下には負けないはずです。


(元どシコラー)
シングルスについて。
とりあえず自分は高校までダブルスばっかやっててシングルスは全く何が何だか分かんなかったわけです。
ですが、無駄に体力があるためカップ辺りからシングルスに転向したわけですが
ようやく分かったことがあります。


それは「自分の軸となるショットを確立させること」なんです。

一定のボールの質で何十球でもラリーできるぞ、という軸のショットを確立させると何よりも自信が生まれるのです。
シングルスは孤独だし全てが自分にかかっている種目です。
そこでなにより頼りになるのは自信なわけです。
「この質の球ならいくらでもラリーしてやんよ!」という自分の軸のショットを作りましょう。
これがシングルスが強くなる一番の近道&コツです。

それができてから
甘いボールを打ち込むorアプローチしてボレーという攻めを試みるべきだと思います。
軸のショットのないままそのようなことをしてもミスがかさみ自分の首を絞めるだけです。

そして今度は軸のショットの質について。

自分が今持っている軸のショットは
しっかりスピンをかけて(わりと山なり)サービスラインとベースラインの間に落ちるボール、です。
これが個人的には一番安定し相手に攻められにくいボールだと思っています。
これを習得するには手出し10球でしっかりスピンをかけて入れに行くという姿勢で身につきました。

しかし、オープン間近でもうそんな練習する暇がない!という人へのアドバイスとしては「あえて打点を落として打つ」ということです。

ボールが弾んで最高点を過ぎた後だともうボールの威力も落ちているので自分のスイング次第でボールを操ることができます。
なので、「あえて打点を落とす」ということが有効となります。

あとは大事なことを箇条書きにでもします。(あくまで自論)
-打ったらすぐ真ん中に戻る、と言われるけどそうでもない。
-サーブは遅くて良い
-苦手なショットは極力打っちゃだめ(バックとか)
-スライスorロブでラリーのペースを変えろ!
-うまくポイント間などの時間を使え!



・調子悪い時のシングルス

(元どシコラー)
僕が「今日はミスが出るなー」と感じる日はめちゃくちゃラリーのペースを落とします。
ゆっくりスピン掛けた深いボールを打って相手のボールが浅くなってきたら
いつもの攻めのボールよりスピードをちょい落としたボールをアプローチとして打ちます。

シングルスは絶対的スピードよりラリー中の相対的スピードの方が重要になってくる、と自分では考えています。
なので、全体的にボールのスピードを下げることでその調子の悪さをまかなうことができるのかなと思います。

なのでラリーのペースを落とすためにスライスやロブでかわすくらいできればなんとなりますよ!

そのラリーのペースを落とした最初の方は相手にきめられることがよくあります。
けどそこでめげちゃだめです。
オールレベルじゃなければ相手もスローペースに耐えきれなくなってどんどん自滅します。きっと。

調子悪い日でも悪いなりにプレーしていれば絶対に自分に流れがきます。その流れを逃さなければ負けることはないです。
流れがきはじめたらちょっとずつギアをあげていってみてください。


あ、調子が悪い日は足を動かしまくりましょう。
ショットのコースはわりとどこでもいいです。
スプリットステップなどは本気でやると良いですよ!



・切り返し、パッシング

(中田)
あ、ノバク・ジョコビッチって言います。
みなさん知ってますか?まあ、知らないですよね。メジャーじゃないし。

彼はとてつもない切り返しを放ちます。
それを頭にイメージして最近頑張ってるんですがわかったことをば。切り返しのポイント。

-打つ時に絶対に上に飛ばない。要は重心を低くする。
-ボディバランスをきちんと保つ。体幹ヲ体感セヨ。
-振り切る。思いっきり。スイングを絶対途中で止めない。
-打つ時に声出す。シャラポワレベルに。←意外と大事
-切り返しのあとの足。プロがよくする打ちながら足を横にスライドさせるような足の送り方をする。



・シングルスでのネットプレー

(隆太郎さん)
自分が前に出るタイミングをちょっと羅列してみます。

1相手が頑張ってるとき
2相手のラケットがスライス面になったとき
3相手の体勢が崩れたとき

まぁ、簡単に言うと全部1に集約されるんだけどね。
この辺は自分で出まくってタイミング掴むしかないかな。

コツは自分のタイミングで前に出るのではなく、相手のタイミングの間を狙って出ることです。パッシングをよく抜かれる人は、相手のことをよく見て出てない人です。ここは頭に入れときましょう。
立つ位置はどれくらい相手を崩しているかによると思いますが、自分は大体サービスラインくらいでボレーをします。この辺は自分のやりやすい場所を探してください。正直どこでもいい気がします。まともなボレーが打てるならサービスラインのだいぶ後ろから打ったって構わないと思います。

パッシングを打とうとする相手はどこに打ちやすいのかというところまで余裕を持って考えることができれば二重丸だと思います。
後は、決めにいくぞって時はがん詰めとか、そういう細かいところで頑張れればいいのかなって思います。

きちんとやってもパッシングを打たれて決められたときは、相手に拍手を送りましょう。


(元どシコラー)
シングルスでサービスラインあたりでボレーしてもあまり意味がありません。
むしろ前に出たことがディスアドンバンテージになってしまいます。
シングルスで前に出るときはサービスラインよりも1,2歩内側にダダダっと出ていいと思います。
そんでもってオープンコートに返す、と。
なのでファーストボレーの位置をあげまくりましょう。
とりあえず面でボールの角度を変えることしか考えてないです。

できれば浅ボレーね!ドロップじゃなくて低く弱くサービスラインより内側に打つ浅ボレー!


[No.952] 2012/10/07(Sun) 17:12:11
i065.nasicnet.com
ダブルス (No.952への返信 / 1階層) - 郷平

・突き球

(A.マレーに憧れているS&H)
ダブルスの1戦術としてのバズーカ砲を話していきます。
その前に、僕のダブルスの持論を展開します。ダブルスとは前述したとおり、より早急な判断を要するスポーツであり、よく大学生が前並行をする1つの理由として距離を縮めることで相手から時間を奪い、判断力を奪うことが挙げられます。想像してください。自分がリターン側で、相手がサービスダッシュしてきました。適当にリターンしたら、ファーストボレーによって相手に時間を奪われてしまいます。うわーーーーーどうしよう。

そうです。そんな時にバズーカ砲を打とう!!!!
メリット
@相手から相当な判断時間を奪える→多少アウトしてても相手は取ってくれるよ。体験談だけど、ウォッチミスって精神的に来るよねー。
A相手から甘いボールが返ってくることが多い。
B相手に強烈なリターンを持っていることを印象付けて、ポーチに出させにくくする。補足:ストレートアタックでバズーカ砲もめっちゃあり。
デメリット
@リスクあり
A@と被るがネットミスしたら、ノーズファンシーキャノンからただの鼻くそボールに変化する。

こんなもんですかね。勘違いするといけないのでいっておきますが、1セットに数球打てば良いと思います、全部はいるならそれはそれでいいけど、自滅しまくってお粗末なリターンゲームになっても困りますし。

最後に速い球打ちたいなら手首鍛えよう。手首でボールをおしつぶす。腕相撲負けないくらい強くなれば、バズーカ砲の免許皆伝になれる素質は十分にある。さあ、やってみよう!



・フォアサイドリターン

(隆太郎さん)
オレもフォアサイドからのリターン苦手です。意識していることはネットの低いところを通すことです。多分うっちーのボールは前衛の叩きやすいところにいっちゃうんじゃないかな?ポーチされてもドカーンってのじゃなきゃなんとかなるものです。
後は逆に前衛は一切無視するとか。意識しすぎるのもよくないですよね。むしろ相手のファーストボレーをいかに崩すかだけを考えて、結果相手前衛をポーチに誘い出すくらいがいいんじゃないかと。


(あべ)
俺は長いことフォアサイでやってますが、とりあえず相手コートに入れることを1番に考えます。なんだかんだでサイドアウトしたらまったく意味ないので。
ストレートに打つときはポイントカウントとか流れで打つって決めて打ってます。
クロスに打つ時は、ネットのどこを通すかを考えます。高さではなく横で。基本的にはセンターベルトからちょっと左とか。
リターンが相手にポーチされるようになったら、相手のレベルもあるけど、逆にセンターベルトより右側に打ちにいったりします。特に、出るって決めてポーチに出る人にとっては逆をつかれるので綺麗に決められることが少なくなります。
センターに行ったのを見てから出られても、そこそこの速さと低さがあれば決められることは少なく、また前衛が見逃した場合後衛のバックに入り、センターに寄せられるので味方前衛が次にポーチしやすくなる。と考えてます。
それでもだめならストレートロブしかないですね。


(半澤)
待った形でのりたーんになると前衛としてはポーチにでやすい。
逆に待った形でのオープンスタンスのリターンは、福浦とかみてるとわかるけど、前衛の動きを見てからクロスorストレートの打ち分けができるとこだと思う。ちょっと意識してみるといいのでは?

違う手段としては、ステップインしながらのリターンという方法があります。
これは、ステップインする分、早いタイミングでリターンできます。また相手コートとの距離も近い(つまり相手前衛との距離も近い)分、相手の前衛としては・ポーチに出ずらい、・良いボレーもしずらい、また、後衛はファーストボレーの位置が後ろになって、難しくなるということが考えられます。
このリターンは主にボールに合わせてリズムで打つ感じ。すぐるとかがうまいから聞いてみるといいと思う。

ポーチされまくったら、おれは逆にあんまなにも考えないかも笑
うてるとこにうつ、それだけかな、かかったら全力でとる!!みたいな楽観視もたまには必要なのではないかとも感じます。
ただ、ストレートロブ(コンチではない)は試すかも。


(M.Safin)
スピードもあってスピンもかかってるサーブをクロスに厳しく打つのは難しいよね。以前、バイト先の上手い人に「リターンは低いところを通して相手のラケットをはじく勢いで打て」と言われてからおれは低い弾道で打つよう心掛けてる。これならファーストボレーを低い位置で打たせられるし、万一ポーチされても決められにくいからね。お試しあれ。
例え前衛にかかり始めたとしても、このショットが打てればひよることなくクロスに打ち続けるよ。低く速く来るストロークをポーチするのはかなり難しいからね。まぁストレートやロブも打つけどね。



・バックサイドリターン

(秋山さん)
自分もダブルスのリターン苦手です。特にフォアサイドリターンとか無理っす。よしまさがどっちか知らんけど、バックサイドリターン(BSR)のこと書きます。

1、BSR〜フォアにきたら〜
打つべきコースは逆クロスだから、少し打点が後ろになって振り遅れ気味でも、スピンを意識しつつ『入れ』って思えばしっかり逆クロスに行きます。むしろいい具合にアレーとかに入ります。ポイントは振り遅れ気味でもいいからなんとかなるっしょっていう余裕を持つこと。球を変に押す必要はありません。
2、BSR〜バックにきたら〜
昔は全ロブでした。苦手だからとりま返してた。最近は出来るだけしっかり打つようにしてます。ただやっぱりフォアより自信がないので、コントロールよりは叩きつけるパワーや思い切り重視で打ってます。多分よしまさもひよってクロスに入れに行くよりは、思い切って打った方がいい気がします。あと合宿でたいしさんのスピンサーブを打ち込むキャプテン村田のバックハンドを目に焼き付けたのが良かったかと。ポイントは思い切りとイメージ。
3、BSR〜サーブが強い時〜
センターへのスライスサーブやバックへのフラットサーブはやはりロブに頼らざるを得ません。ただそんなサーブはだいたいナイスサーブなのでネット越せば合格ってことにしてます。あと昔リターンの9割りがロブだった頃は、序盤のゲームでロブが浅くてスマッシュされまくると相手が調子乗るから序盤はアウトのがいいって言われたことあります。


(赤阪)
この前出口さんと試合して思ったんだけど、リターンはセンターベルト上に、体重乗せた低い球を思いっきり打てば一発で決められることはないよ。むしろクロスに打つと、ポーチ出た際にいいとこにボールが行っちゃうから決められやすい。
つまり、迷ったらセンターに思いっきり叩き込めばいい。リターンで中途半端なことしたら決められちゃう。
フォアサイでも同じことが言えると思うよ。


(村田さん)
ダブルスにおいてリターン側は特に不利だから、@いかに散らすかってことと、Aいかにストレートを守らせるかが大事。
@コースを散らすってのはコンチロブ、ストレート、クロスを使い分けること。これはわかるね。
Aストレートを守らせるには、コースを散らすこと以外に、フォルトをストレートに打ってみたり、リターン直前に軽くストレートをチラッと見てみたりすれば案外いけるよ。ようは演技が大事なのよ。


・キャッチ

(隆太郎さん)
1取れると思えるトコまでしっかり下がる、
2下がったら腰を落とす(そこから動かない)
3ラケットをどこへでも対応できるニュートラルな場所へセットするの三つだと思います。

距離を近くしてのボレーボレーが一番キャッチの練習になるとボレーの神様T鈴木が言っておりました。


(大西)
ポーチは苦手だけど、キャッチは18番です。笑
まぁ言うてもみなさん言ってる通りだと思います。ラケット引かない的な。
経験値ってのもモノを言うと思う、試合終盤になるとポーチは全部取れる気がするし。人によってもクセがある部分だと思います。
あとは、インパクトの瞬間に「ふっ!!」って言う。
…いや、ふざけているようで、これはラケットに当たる瞬間にボールを見ていないと出来ないし、声を出すと人間力が入るから、手首の固定もしやすい。
加えて、手首以外(例えば腹筋とか)もある程度硬直しないと返らないというか、力負けしちゃうので。
声を出すと色々筋肉に勝手に力が入るから、オレは効果あると思います。
ちなみに僕はたまに「ホィッ」的なことを言ってたりします。w


(赤阪)
前で取るってあがたに言われて意識するようになったら取れる球が増えた気がする。



・女子ダブルス

(エリックさん)
@前衛で決めるために
やっぱり女子のダブルスで大切なのは、前衛でいっぱいボールを触って相手にプレッシャーをかけることだと思います。特に相手との実力差がわずかなら尚更、攻める気持ちを試合でどのようにプレーに出すかが大事なので、そういった意味でも前衛でアグレッシブに動くことが必要になってくると思います。ガンガン出てくる前衛って怖いしね(^^)
でも、「前衛って練習だけじゃなかなか身につかないものだし、試合でいきなりバンバン決めるなんて無理だーっ」てやっぱり不安になっちゃうよね(><)
そんな時に後衛の人たち、あなたたちが前衛の人を助けてあげましょう!!

後衛の人たち、ペアの前衛の人がどんな攻撃の仕方が得意か、理解していますか??
ポーチ、カット、スマッシュ、、、前衛にもいろんな攻撃の仕方があります。その中で何が得意か、何が苦手か、一度聞いてみてください。
そして、それを踏まえて自分がどのようにラリーしていくのかを考えてみてください。具体的には、ペアがスマッシュの方が得意だったらロブで相手を左右に揺さぶってみるとか、ポーチの方が得意だったらゆるくても平面のストロークで返してみるとか…です。

後衛の人の仕事はラリーをつなげる事、更にはラリーで相手を追いつめる事が仕事ですが、やっぱりレギュラー同士が戦う団体戦では、簡単にチャンスボールをくれない人が相手になる事もたくさんあります。
ちなみに、今年も当たる可能性が高い学芸大elfは去年はラリーがすごく上手で、どんなに後衛で打っても打っても全然ミスってくれませんでした。早い球にも慣れているみたいだったし、まじで手も足も出なくて(^^;)今年のみんな、頑張ってね!!笑

後衛では決着がつかない、、、そんな時に前衛がどれだけ存在感を出せるかがダブルスではすごく大事!!なので、そんな時は後衛の人は「相手の前衛を追いつめるラリー」じゃなくて、「味方の前衛を活かすラリー」をどうやってすればいいか、考えてみましょう☆今年のレギュラーのみんなはストロークが上手な人がすごく多いから、意識してみるだけでずいぶん変わると思うよ!
そして、前衛の人は後衛の人がそうやって作ってくれたボールに恐れず(←ここ難しいけど大切よ☆)出るべし!!!!失敗しても大丈夫、ペアは絶対許してくれるから♪笑


A相手の裏をかく
これは前衛にも後衛にも通じることです。あたしは根性悪いので、試合中はいっつもこんな事ばっか考えてます。笑

例えば、クロスに打つ気満々な感じで構えといて、ストレートに打ってみるとか、ポーチ出る気満々な感じでまんなかばっかり見てるのに実はストレートちゃんと張ってるとか。そんな感じですかねー(^^)
これ、実はやってみると意外と簡単なの♪

特に、後衛でストレートよく抜く相手とか、コートをよく見てる相手だとめっちゃ有効!
相手の後衛の人が「おっ、空いてる!」と思って打ったらめっちゃ反応されて決められる、とか(^^)
「ポーチ出ようとしてるふりしてストレートちゃんと見てたんですよーだ♪」って心の中でつぶやいてにやっ(^∀^)てね。笑


このお話で言いたいのは、相手が何を考えてるかを考える事が大切だって事です。
どこに打とうとしてるのか、どう攻めようとしてるのか。

それを少し意識してみるだけでコートがいつもよりよく見えます。自分がどこに打てば相手が苦しくなるかも少し分かってきます。出口がないラリーにも出口が見えてくるかもしれません。

自分のペースに持ってくためには、真っ向勝負&ゴリ押しで自分のテニスをする事も大切だけど、一度相手が崩れてくれたらもっと自分のペースに持ってくのは簡単です(^^)←性悪www
上手な相手ほど、セオリーをわかってるからちゃんと空いてるところに打ってくれます。そこを突けば、たとえ格上でも競る試合ができると思います。

格上の相手と試合する時、またはどっこいの相手の時、大事なのはどこまで相手に自分のテニスをさせないか、だよ☆
相手の得意なところで裏をかいたら、相手は「やべっ、これじゃ通用しないのかも!?」って思ったり、焦ったりします。それを狙って一発かましてやりましょう!!♪笑


(縣)
最初に習う前衛の動きはあくまで「セオリー」であって万能ではありません。このセオリーを軸に相手によって動き方を変えていくことが肝要かと思います。あともっといやらしい前衛になってください。相手に動きが読まれない・わけわかんない前衛になってください。


[No.953] 2012/10/07(Sun) 17:13:10
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   シングルス - 郷平 - 2012/10/07(Sun) 17:12:11 [No.952]
ダブルス - 郷平 - 2012/10/07(Sun) 17:13:10 [No.953]




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