Re: (No Subject) (No.1745 への返信) [設置済み] - 管理人 |
こんばんは。管理人です。
> Qセルズ社が破綻したみたいですね。 > 残るのは中国企業ばかりなり・・・にならなければ良いのですが。 > ドイツでは、この4か月間で4社の太陽電池メーカが破たんしたようですね。 中国勢の進出恐るべし。韓国勢にも要注意ですかね?
ただ、海外と日本では市場の状況がちょっと違い、日本メーカがバタバタと破たんしてしまうことは ないのではないかと思います。ポイントは、日本の住宅(屋根)は狭いということ。
中国のサンテックパワーは薄膜太陽電池メーカとして世界のトップシェアを争っているそうです。 海外市場では、面積当たりの発電量は低いが価格の安い薄膜太陽電池が主流のようですが、 日本の住宅用太陽光発電市場では、効率の高い結晶系が圧倒的に主流です。
薄膜太陽電池は中国メーカの増産で供給過剰になっており、価格競争が非常に激しいようですが、 薄膜系と比較し、結晶系はそこまで供給過剰ではないみたいです。(市場が限られているからか?)
太陽光発電の補助金で、発電効率の条件が厳しくなってきたのは、もしかすると海外メーカの国内 進出の勢いと無関係ではないかもしれません。性能勝負は日本メーカの得意とするところでしょう。
カナディアンソーラーのモジュール化後のセル変換効率は約16%と計算なさった投稿が有りました。 もし本当なら、平成24年度補助金の発電効率条件はギリギリでなんとかクリアです。 サンテックパワーの単結晶モジュールのモジュール化後のセル変換効率17%に対して、シャープは モジュール変換効率でも16.9%を達成しており、モジュール化後のセル変換効率はさらに高いはず。
来年以降も補助金の発電効率条件が徐々に厳しくなっていくかもしれませんよ。 (価格条件はこれ以上厳しくしない方が良いと思いますが・・・)
[No.1748] 2012/04/05(Thu) 23:00:46 |