「製作者の誠意」が、主観であることの不安。 (No.28 への返信) - 七篠権兵衛 |
製作者であるはずの人間が、製作者の誠意に信頼することを否定するのならば、 それは己の誠意も自己否定するのに等しいと、理屈でそうわかっていても、 所詮狂人の誠意は常人のそれと違うのではないかと懸念する今日この頃です。七篠権兵衛です。
本編は全年齢対応だけれど、 本編の解説やらBGM鑑賞やらキャラクタ解説やら、あるいは本編で描かれなかったサブキャラクターの過去を扱う、 いわゆる「クリア後のおまけ」の、その一部にガチな制限つき、 みたいな作品はどう扱うべきなのだろうかと思案しているのです。
個人的にはまず解説や一言欄、およびシナリオ作中での周知警告が重要ではないかとは考えます。 個人的にはこれらの周知や警告を行ったうえで、最終的な判断は、 そのときプレイするプレイヤーに下してもらいたい、とも考える次第です。
しかしながら、これらの対策は、すべて製作者である自分の主観で施されたものです。 多重に周知徹底や警告を図ったところで、スイスチーズ・モデルよろしく、万全や完璧が無理かもしれす、 個々のプレイヤーが自らやって貰わなければ、結局わからないものについて、 「自分の主観だけ」の対策をして、それでシナリオをプレイなさる人への誠意はじゅうぶんに果たされたといえるのか。 自分の主観の見落とした穴に、いつか誰かがはまってしまわないのか、 私には、解決しきれない懸念があるのです。
製作者の主観が、不幸にして客観と大きく乖離していた場合、どのように解決を見出すのか。 私に考えられた次善策はギルドに、「ダウンロードの問い合わせ」をだす安全装置を組み込む、というものでした。
「クリア後のおまけ」というのは事例が微妙すぎるのかもしれないですし、 問題のコンテンツだけ別作品にスピンアウトする手もあるかもしれません。 あるいは、そもそも自分の考えたことは大仰過ぎるのか。 客観性というものに気をとらわれることなく自分の主観を信じて突き進んでこそ創作なのでしょうか。 そのためのテストプレイ、そのための藤野亭(またはその他のテストプレイ受付所)であるのか。 作りたかったとしても、結論つかずに悩むんだったらやめとけばよい話でもあるのか。 納得できないまま、いろいろに考えてしまう今日この頃です。
お目汚し失礼しました。
> 本件記事は愛護協会掲示板24番ツリー > ギルドの検索キーワードの統一について(カードワース愛護協会◆TzaF5Vi/ac さん(ID:v0YQqRhk))」 > における返信記事42番 > 「ギルドの大改修が必要そうなので実効性皆無な提案ですが。(七篠権兵衛◆.GHONBE.zE(ID:QZLgt23w))」の出張です。 > 以下引用 > > 通報システムを設けて通報が平均超えたらダウンロード時に警告が出るようにする、あたりでしょうか。 > 適当に作ったので文面がどこかの動画サイトに似てますが、たとえばまぁこういう具合でしょうか。 > > 「[作品名]をダウンロードしますか? > この作品には不快な表現が含まれる恐れがあります。 > (これは、複数の申立人から表現に関する第三者通報が寄せられたためです)」 > > 「平均」とかテキトーなこといってますけど閾値いくつにするつもりなのか > 通報水増しのサクラ対策はどうするんだとか課題だらけの > まさにやる気のない提案です(苦笑 > > > 妙案が思いつかないなら、無理に対策を適用するのも勇み足になると思います。 > めぐりめぐって自分と自作まで否定することになりかねません。 > > 引用ここまで
[No.29] 2014/05/01(Thu) 06:02:20 115-39-229-205.aichieast1.commufa.jp Mozilla/5.0 (Windows NT 6.1; WOW64; Trident/7.0; rv:11.0) like Gecko |