自分の持つ発達障害にとことん向き合ってみたいと思い、「発達障害に気づかない大人たち」という本を読みました。 自分に軽度のアスペルガー傾向があることは数年前にやったネットの「発達障害チェック」でわかっていましたが、それに加え、子供の頃の私はモロにADHD傾向があったということもわかりました。どうやら、ADHDな部分は成長過程で何とか自力で克服できてきたようです。
それに加え、「発達障害の子供は親から厳しく当たられやすい、虐待されやすい」とあり、まさしくその通りのことが起こっていたのだと思いました。
更に・・・ 『幼児期に親から虐待やネグレクト(育児放棄)を受けた子どもは「被虐待児症候群(虐待に抵抗する意欲を失い、甘受する状態)」を示し・・・」 とあったのですが、これに関してハッとさせられることがありました。
(ここから特にFB注意)
・10代の時、とある親族の人間から性被害を受けた。 ・その後、電車の中で痴漢に遭った。 ・成人後、イベント会場で知らない♂に絡まれ、迷惑行為を受けた。
こういった時、私は「NOと言う」「逃げる」「迷惑行為を受けたと係の人に通報する」といった「自分を守るための行動」が一切できませんでした。 そして、そういうことが起きる度に 「なぜあの時、NOと言ったり逃げたり通報したりできなかったんだ。もしそうしていたら加害者に思い知らせることができたのに」 と自分を責めていました。
でも「発達障害に〜」の本を読んでそれは「被虐待児症候群」によってそうなってしまっていたのだと気付きました。 もう「なぜあの時、もっとしっかりしなかったのだ」と自分を責める必要はないのだ、と。
虐待の後遺症って本当に根深いんですね。
[No.228] 2015/06/06(Sat) 15:13:08 |