やっと見つけた! - 優子  |
初めてメールさせて頂きます。私は、認知症の71才の実母と11才年上の主人7才・6才・4ヶ月の3人の娘と生活している37才の主婦です。 母は、4年半前に父が他界してから、痴呆が始まりました。初めは実家のすぐ近くのハイツにウチが引っ越して来て様子を見ていましたが、ドクターの勧めもあり、昨年の3月から実家での同居が始まりました。この1年間でも確実に母の病状は進んでいます。今の状況は分かるのですが、5分もたてば忘れていたりして何度も同じ事を言ったり聞いたり確認したりします。私が歯医者に行ってる間にセールスの人を家に上げて話こんでいて、私が帰宅するとそそくさと帰ったセールスの人の事を「あの方、どなた?」と聞いたり…昨年末に生まれた三女の名前もなかなか覚えられず、男の子だと思っている日もあります。今春小学生になった次女には、毎朝「えっ?愛ちゃん、もう小学生なの?ランドセル買わなきゃ」と言い続けています。(ランドセルがなきゃ、今頃学校に行ってないがな!)(苦笑)私も、この1年間、妊娠・出産をしながら、刻々と変わる母の様子に対応して介護するのに本当に疲れて来ています。 近くに兄(独身)と妹(2児の母)がいますが、私が「こんなに大変だ」と言っても「まだ、大丈夫だろう」くらいにしか思っていません。母はお金もすぐ無くしてしまい、ウチが持ち出しばかりで大変だからと相談しても「ウチもお金はない!そっちで何とかしてくれ!」です。そのくせ週に1回は「お母さんの顔見に来た」と言っては飲み食いして帰ります。兄は毎週1泊します。「実家に帰って来て、何が悪い?」という態度です。 主人は優しくて私の良き理解者ですが、そんな兄妹に怒り切ってしまいました。長女と次女も「ハイツの時に戻りたい」と言い出しています。私の心の中では「もう兄妹には何も頼らん!」とは思っていますが、母を捨てて家を出る訳にもいかず、主人や子供に申し訳ないと思う気持ちの板挟みで、辛い日々です。 何処に・誰に相談すれば良いのか分からず一人でずっと悩んでいた所、産経新聞のコラムで介護の欄を見つけ、そこに実状をメールしました。そうしたら今日、記者の方がメールでこのページを教えて下さいました。アクセスして、皆さんの投稿を読ませて頂いて、本当に泣きました。「私だけじゃない…私なんてまだまだ…」と思いました。やっと見つけた私のオアシス、という感じです。これからヨロシクお願い致します。
[No.226] 2005/05/17(Tue) 00:45:23 |