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No.267へ返信

all 義母が義父の介護まで拒否します - ERIN - 2005/08/19(Fri) 05:01:04 [No.259]
Re: お気持ちお察しいたします - つぼつぼ - 2005/08/23(Tue) 13:33:37 [No.263]
ありがとうございます ;; - ERIN - 2005/08/26(Fri) 09:19:06 [No.264]
ケアマネとの話 - ERIN - 2005/08/19(Fri) 19:07:00 [No.260]
Re: 参考になれば良いのですが・・・。 - miki - 2005/08/31(Wed) 23:27:13 [No.267]
ありがとうございます (;; - ERIN - 2005/09/07(Wed) 20:13:14 [No.271]
Re: ケアマネとの話 - babako - 2005/08/20(Sat) 09:31:26 [No.261]
受け入れる - ERIN - 2005/08/26(Fri) 09:24:05 [No.265]
Re: 受け入れる - ERIN - 2005/08/26(Fri) 09:24:55 [No.266]


Re: 参考になれば良いのですが・・・。 (No.260 への返信) - miki

初めまして、mikiと申します。
erinさんの義理のお母さんの御様子を拝見していると、私の父の状況に良く似ているので、御参考までにお話させて頂きます。
私の父は、クモ膜下出血の後遺症で、重度の痴呆症と水頭症による大小便失禁を主な症状として、今から約7年程前に病院から自宅に帰ってきました。私たち夫婦にはその時、1歳に満たない娘がいました。最初に驚いたのは、その娘に父が全く無関心で、うろうろ常にじっとしていられなくなっていた事でした。
後は、erinさんのお家とほぼ同じ状況になって、(その他にもいろいろあったのですが、)ああ、これが、痴呆症の老人を介護することなのかと実感するまでは、約1年はかかりました。
これは、個人的な経験からのお話ですが、多分erinさんの義理のお母さんはかなり認知症が進行しているのではないかと思います。もし、気分を害されてしまったのなら失礼なお話をして申し訳ありませんが、私の父の主治医の脳神経外科の先生によれば、大出血を起こしたり、アルツハイマー症候群などで、大脳辺縁系といって、脳の一番外側にある部分が畏縮する(縮んで萎れる)と、排せつ中枢や感情の制御がうまくできなくなり、徐々に記憶障害から、うつ病のような状態になってゆくそうです。
私の父の時は、まずは介護認定をうけ、ケアマネージャーさんに相談して、何とか嫌がる父をデイサービスに連れていってもらうところから始めました。当然、とんでもなく抵抗しましたが、どんな口実を使ってもとにかく毎日施設に行く事を続けていると絶対に慣れますし、生活にリズムができます。ペースがつかめてきたら、良くなるかも知れないから検査に行こうとか何とか言って、結構強引に精神科に連れて行きました。ただし、精神科は本人の同意がないと診てもらえないと聞きました。医者によって、違うのかも知れませんが、注意した方が良いと思います。私の父の場合、やっぱり同意をとるのは結構たいへんでしたが、なんとかかんとか連れて行ってしまえば、大丈夫みたいです。医者の前に行くと、急に正気に戻った振りをしたり、作話(いい加減な事を言って、介護する人が如何にも悪いように言ったり、自分の都合のいいように嘘をならべたり)をしても、先生はプロですから、そんな小手先の技は通用しませんから、安心して良いと思います。
わたしはそこで、どんな状態でも、絶対に薬で何とかできる、と言われました。だいたい精神科に2週間ぐらいほぼ2日に一度のペースで通い、家でもらった薬を父に飲ませてはその薬の効果を医者に報告するということを繰り返して、最適な薬の配合を決めました。
その間には凄まじい事が家の中で起こりました。たとえば、夜中に物音がして、父の部屋に行くと大便が壁一面は言うに及ばず、廊下にも塗りたくってあったり、頭はどこかに行きたいらしいのですが、体が全く自由に動かず、まるで海中をさまようクラゲのように夜中じゅう家中をどたばた這いずり回ってしまったり、夜か朝か分からず、食事を食べたことも忘れ、かつての悪い仲間に日に何十回も電話していたり、異常行動のオンパレードでした。この時期は、かなり家族にとっては大変な期間でした。
結局、投薬の決まった薬の内訳は、抗うつ剤と睡眠導入剤と胃腸薬がメインで、後はあまりに異常行動が過ぎて家族に危害が及びそうな時用に使う行動抑制剤、強力な睡眠薬でした。(ちなみに、いまは睡眠導入剤だけで行動は安定しています。)
そして、今はデイサービスとショートステイをうまく組み合わせ、介護度も4になったおかげで、だいぶ時間的にも精神的にも安定した日々を過ごす事ができるようになってきました。
私の父は、とんでもないわがままでヒステリックな人でしたが、今となっては、あまりに大人しくなってしまって、かえって張り合いがない気がするほどです。ながい介護生活によって、かつて自分の事しか感心もなく、怒鳴る事すれ感謝のかの字もなかった父ももしかしたら、状況を受け入れたのかも知れません。

> まず、9月1日(微妙に先の話ですが、夫の仕事の都合もあるので)に、在宅介護センターの紹介で、心療内科の医師に、往診にきてもらうことになりました。ケアマネには同席をお願いしました。
>
> 介護保険の活動の一環として、訪問した、という名目を保つためと、現状をケアマネに把握していただくためです。


私もこんな感じで始めたように思います。
これから大変でしょうが、頑張って下さい。
止まない雨はないのですから。

> 明日は土日で、夫がいるのが救いです。
>
> そして今日からはじめて、娘ふたりとわたし、3人同時にお風呂に入ってみようと思います。たのしみ。


この気持ち、よくわかります。
どんな時でも、どんな些細な事でも楽しむ気持ちをもつことが、気持ちを救ってくれるのではないでしょうか。
子供とちがい、老人介護は気持ちを保ち続けることが本当に難しいです。育児と介護を同時にやっているとなおさらです。子供の持つ希望や未来を糧に、介護という課せられた義務に立ち向かっていくといった感じでしょうか。このあかるさ、あたたかささえあれば、きっと大丈夫です。
長々とお話してしまって申し訳ありませんでした。erinさんのお母さんの状態が安定して、生活のリズムが早くつかめると良いですね。応援しています。


[No.267] 2005/08/31(Wed) 23:27:13

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