たまたま通りがかったらとても興味ある内容だったので・・・なりわいは百姓&学習塾屋です。
私は自家用果樹を500坪程度、家庭菜園も500坪程度、水田を5反歩ぐらいやって遊んでいるのですが・・・ 最近はイノシシ、ハクビシンやタヌキの為に栽培しているような感じで・・・ ε〜( ̄、 ̄;)ゞフーです。
御貴殿は果樹園での飼育を諦めたようですが・・・面白い発想ですよね。
T:飼料による問題 >配合飼料を用いなくても、カルシウム分の補給に、貝殻を粉にして餌に混ぜると良いらしかった。しかし、実際に大量の貝殻の入手は困難であった。 ◎飼料用貝殻・・・20kgで500円ぐらいっすよ。
U:飼料による問題 >冬場の食料不足が発生する。 ◎夏場と違って当然起こり得る問題ですよね(^_^) ま、市販の配合飼料を買うのが嫌なら・・・自家飼料の作成ですね。 @:1年中発酵飼料にする・・・オガくず、米ヌカ、くず米、パンの耳、おから等(賞味期間1〜3週間) A:冬期間だけのサイレージ飼料(緑餌の代わりです)・・・デントコーンや牧草、カボチャ、果樹等を原料として(賞味期限4月末頃まで) @もAも作るのも面倒くさいですし、保管場所も取りますし・・・養鶏業として考えるなら別でしょうが。 読み返してみたら解りにくかったので、補足します。 夏場は下草等の緑餌に@。冬場はAと@。という意味です。 下草だけで卵を生ませるのは産卵率の問題が・・・。 V:囲いの問題(鶏に起因) >更に1m程度の拡張を行いました。 ◎もう、出れない状態になっているなら・・・最高!!
W:囲いの問題(害敵に起因) >野犬や猫による被害を防止するため、防風・防雪ネットの他、更に地中に約30cmのネットを埋設し侵入を予防しました。 ・イタチ ◎これには頭を悩まされる・・・直径3〜4cmもあれば余裕で侵入してくるからなぁ・・・しつこいし。 ・ネズミ(鼠) >鶏への直接の被害はないが、配合飼料を食べに鳥小屋に侵入する。 ◎放し飼いの卵は美味いのですが・・・猫君が頑張らないとサルモネラ菌が怖いです→生食は・・・。 ・犬、野犬 >鶏は犬の本能を刺激するらしく、捕食の為ではなく、ハンティングとして鶏を噛み殺します。そのため、短時間で数羽の鶏を一度に殺してしまい、最大の害敵でした。 ◎野犬等の被害とは最近では珍しいような問題ですね・・・1〜2匹程度でしょうから虎ばさみ等で捕獲しちゃえば(狩猟法の範囲内で)・・・。
X:籾殻と鶏の相性 >籾殻と鶏の相性は、思っている以上に良いようだった。 ◎水田、畑の肥料としての鶏糞肥料はいいみたいです(果樹にはどうか知らない)
Y:鶏の飼育の挫折&鶏飼育の失敗原因と反省 >管理人の放し飼いとした果樹園は、約2,000坪の面積であったため、その外周に使用したネット状態が十分確認出来なかったことによります。 ◎それだけの面積を害獣から守るのは・・・手間も設備も大変ですよね。
Z:T〜Yより・・・私ならこうする(^▽^)/ @50〜100坪程度の移動できる柵(鶏が出ない程度のネット、網でOK)を考えます。 で、その50〜100坪の柵の中にトラクター等で移動可能な夜間寝るため用の鶏小屋(産卵箱、止まり木方式)を設置。 果実が実ったら鶏につつかれる?糞の問題もあります。 A@柵の外の2000坪内に番犬を放しておく。 2000坪内にはある程度のネット、網が既に設置されているので番犬が外に出難い&害獣も中に入り難い。 番犬は鶏を襲わないように訓練必要です。 Bこの飼い方だと夏場も飼料(市販配合飼料orじか)を与えるようにはなりますが、青草が無くなったらお引っ越し。 1週間ごとに移動しても(飼育鶏数にもよりますが)・・・2000坪÷100坪=20週じゃ間隔があきすぎですね。 よってこの面積による夏場の飼養鶏数は・・・。
d(*⌒▽⌒*)b
最後に鶏を飼うことのメリット @果樹園の下草除草、害虫補食、鶏糞肥料 A市販配合飼料を用いないで自家飼料を用いていれば 放し飼い安全卵として・・・卵の販売(高価で販売可能) 果実の安全性アピール(高価で販売可能?)下のBにつながる。 B観光農園・・・季節を問わずに受け入れ可能(鳥インフルエンザの問題があるか?)
ま、机上のお遊びでした・・・ちゃんちゃん
[No.16] 2009/01/04(Sun) 15:51:52 |