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「筋肉」 「筋肉」 「筋肉」 「筋肉」 「筋肉」 「筋肉」 「筋肉」 「筋肉 わっしょい」 「筋肉」 「筋肉」 「筋肉」 「筋肉」 「筋肉」 「筋肉」 「筋肉」 「筋肉 わっしょい」 「筋肉」 「筋肉」 「筋肉」 「筋肉」 「筋肉」 「筋肉」 「筋肉」 「筋肉 わっしょい」 「筋肉」 「筋肉」 「筋肉」 「筋肉」 「筋肉」 「筋肉」 「筋肉」 「筋肉 わっしょい」 「筋肉」 「筋肉」 「筋肉」 「筋肉」 「筋肉」 「筋肉」 「筋肉」 「筋肉 わっしょい」 ・ ・ ・ 「って、皆で筋肉をわっしょいする夢を見てたんだ」 「うん、寝起きからテンション高く筋トレしてるから何事かと思ってみれば、そんな夢見たの」 迷惑な夢を朝っぱらから見てるルームメイトにこっちは朝からテンションが下がりまくりだ。 「おう、すげーんだぜ。最後には両上腕二等筋に花を咲かせた俺の筋肉たちを見て理樹が『真人ー、上腕二等筋、切れてるー』って言ってな、俺の筋肉を褒め称えるんだ」 「上腕二等筋に花は咲かないからね。それから、僕をそんな夢に巻き込まないでよっ」 「イヤー、夢でも筋肉をわっしょいするなんて、すげーな俺。よし、これを夢で終わらせるなんて勿体無いからな、理樹、今から二人で筋肉わっしょいしようぜっ」 丁重に断りたい。でも、普通に断ると真人がごねることは分かってるから、ひとつひねりを加えて返事をすることにした。 「ごめん、授業あるから。僕の分まで真人がやっといてよ」 「そうか、授業があるなら仕方がないな」少し肩を落とした真人はすぐに気を取り直して「分かった、お前の分までやっといてやるからな」 と一人で納得して「筋肉、筋肉、筋肉、筋肉、筋肉、筋肉、筋肉、筋肉 わっしょい」とお祭りを始めた。 ホントに二人分やるつもりだろうか。 付け足しておけば、授業から戻ってきてもお祭りはまだ終わっていなかったらしい。夕食後もまだ続いていた。 「これはもはや本能とか煩悩とか言うんじゃなくて、筋肉だな」 その後もう一回太陽が沈むまで踊り狂い続けた真人が疲れと眠気についに耐え切れず祭りを終わらせて眠りに落ちる瞬間、がらがらの声でつぶやいたその一言が、僕にはとても印象的だった。真人は果たして二人分本当にやったのか、気になるところだけど聞かないことにする。明日になれば多分忘れているだろう。 安らかに眠る真人を見て、きっと、この場に鈴がいたらこういうだろうな、なんて考えた。 「こいつアホだっ」 間違いない。 [No.455] 2008/08/01(Fri) 22:52:42 |
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