![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
そっと、唇に触れる。 触れた先から熱で空に飛んでいってしまいそうになる「ココロ」と「カラダ」。 地面に縛られない「ココロ」はきっと空たかくまで、きっと大気圏を突入して、きっとそのうち月にまで届くのでしょう。 「わふー……」 「いつもはヴェルカとストレルカを膝に乗せてるのに、今日は僕の膝の上なんだね」 「ハイ、リキの膝枕、気持ちいいです。お天気もとってもよくて、いっつふぃーるそーどっぐ! です」 「グッドじゃないの?」 「いえいえ、今日の私は気持ち犬さんなのです。ヴェルカとストレルカの気持ちがよく分かるのです。だから、「どっぐ」なのですっ、わふー」 「そっか」 しかたが無いなぁなどといいつつ頭をなでてくれるリキ。気持ちいいです。 「わふー……」 「少し、眠る?」 「もう少しだけ……このままで……」 居たいです、と言う言葉が続きません。リキの膝の上はとても心地よくて、もっとそうしていたいのに、お天気の良さと理樹の心地好さが私を眠りにさらっていきます。 「さーらーわーれーまーすー……すー……すー……ZZZ...」 ああ、もっともっと、リキの温もりを感じていたいのに……私の……バ……カ……。 フワフワと、6分の1の重力の上で踊る夢を見ました。リキと二人、手をつないで。カラダは地球にあるのに、ココロだけが月にいて、フワフワとした気持ちが、今も私をここで躍らせるのです。 心が通うと、今度はカラダを重ね合わせたくなって、重なったカラダはそうしてココロも重ねていく。そんな気がします。 もっとあなたと、リキと心を通わせたい……だから、ねぇリキ? 今は夢の中で二人、月の上で踊りましょう? それで目が覚めたら、 『キスしてください』 [No.462] 2008/08/02(Sat) 00:12:50 |
この記事への返信は締め切られています。
返信は投稿後 30 日間のみ可能に設定されています。