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No.665へ返信

all 第20回リトバス草SS大会 - 主催 - 2008/10/30(Thu) 20:57:32 [No.656]
いしのいし - ひみつ・遅刻@EX分はない@4685 byte - 2008/11/02(Sun) 14:47:27 [No.675]
いしのいし 修正版(クドのセリフの途切れなどを修正) - mas - 2008/11/03(Mon) 01:29:49 [No.680]
MVPここまで - 主催 - 2008/11/01(Sat) 00:29:01 [No.669]
”初恋”を恋人に説明するとき - ひみつ@6566バイト EX佳奈多シナリオバレ - 2008/11/01(Sat) 00:26:11 [No.668]
[削除] - - 2008/11/01(Sat) 00:13:33 [No.667]
[削除] - - 2008/11/01(Sat) 00:08:59 [No.666]
いしに布団を着せましょう - ひみつ@ 13.095byte EXバレなし - 2008/11/01(Sat) 00:01:38 [No.665]
路傍の。 - ひみつ@初@6498byte EXネタバレなし - 2008/10/31(Fri) 23:56:34 [No.664]
約束 - ひみつ@20161 byte EXネタバレなし - 2008/10/31(Fri) 23:26:00 [No.663]
石に立つ矢 - ひみつ@12553 byte ネタバレなし - 2008/10/31(Fri) 20:28:57 [No.662]
重い石なのに柔らかい - ひみつ@5791 byte EX微ネタバレ 微エロ - 2008/10/31(Fri) 16:23:12 [No.661]
『重い石なのに柔らかい』解説 - ウルー - 2008/11/03(Mon) 00:51:50 [No.677]
みんなの願い - ひみつ@4564byte 初めて EXネタバレなし - 2008/10/31(Fri) 01:25:44 [No.660]
死体切開 - ひみつ@ 6546 byte EXネタバレなし スプラッタ・猟奇注意 - 2008/10/30(Thu) 23:52:21 [No.659]
ともだち記念日 - ひみつ@14988byte - 2008/10/30(Thu) 23:40:37 [No.658]
10本目の煙草 - ひみつ@ 7033 byte EXネタばれ多分ない - 2008/10/30(Thu) 21:46:20 [No.657]
MVPとか次回とか - 主催 - 2008/11/03(Mon) 00:52:33 [No.678]


いしに布団を着せましょう (No.656 への返信) - ひみつ@ 13.095byte EXバレなし

 アホ毛が直らない!
 と鈴が半ベソでヘアアイロンをガチャガチャしてたので、とりあえず後ろから抱きしめてみた。あったかい。しかも柔らかい。また眠たくなってくる。
「あ、もう……時間ないのにぃ」
 鈴はめっ、だぞ、なんて言いつつ、子猫みたいに擦り寄ってきた。その小さな頭を抱き寄せて、乱れた毛並みを撫でつけてやる。
 クシクシ。
「んぅー」
 半分寝てるみたいな、鼻にかかった甘い声。胸の中で目を閉じて、僕にされるがままになっていた。
 クシクシ。
「りきー、まだかー」
「うん、もうちょっと」
 グシグシ。
 その辺で違和感を覚えた。
 ……なんだこれ? 全然直る気配がないよ?
「りきは髪、さらさらだなぁ」
 鈴が半身になって手を伸ばしてきて、抱き合うような格好になる。うるんだ瞳で見上げてくるけど、跳ねた髪が鼻をくすぐってきてそれどころじゃない。
 いや、それにしても硬い。びっくりだ。そりゃアイロンかけて直らないんだから当たり前なんだけど、それにしたって限度があるでしょ。なんというか、ストレルカの毛を思い出す。ああ、間違いない。こりゃストレルカだよ。切ったばかりの爪のあいだにチクチク刺さる。あ、痛い。痛いぞこれ。
「……まだか?」
「うん、まあ、もうちょっと」
 下手に弄りすぎたかもしれない。もともと女の子の髪のお手入れなんてスキルは持ち合わせちゃいないんだ。開き直ってここはちょっと力技を駆使してみよう。
 思い立って無理やり押さえつけてみた。
 ゲシゲシ、ザラザラ。
 梳くたび梳くたびブチブチ聞こえて小気味いい。
「痛いわ! なにすんじゃ、この!」
 胸に頭突きを見舞われて、一瞬息が詰まった。寝グセから手が離れる。すると驚くべきことに、今まで寝てた毛までが一斉に立ち上がってくる。なにこれ、もしかして鈴怒ってる? それとも静電気? アイロンが漏電してたとか? あ、高校のときやったよこれ。あの金属のボールでテープが浮くやつ。
「いや、ごめんごめん。……ちょっとシャワー浴びてくるよ」
 そっと手を離す
 バチッ!
「あいたぁっ!」
 あー習った習った。くっそ、ホントに学校の勉強って役に立たないなぁ!
 むぅぅぅ、と不満そうな唸りが聞こえる。それでも僕は振り向きもせず脱衣所に入った。
 そうか、もう静電気も本場の季節なのか。
「う、うわああああああ!!!」
 聞こえない聞こえない。


 そんなこんなで予定より十分遅れて家を出て、一時間ばかり遅れて特急を降りた。鈴はやっと機嫌を直してくれたけど、改札を抜けてロータリーを見た第一声が、
「思ってたよりしょぼいな」
 だった。うん、素がこういう女の子なんです。
「そんな身も蓋もないようなことを……一応故郷なんだしさ」
 とは言いつつも、僕もあまりの寂れっぷりに驚いてしまう。目の高さのビルが数えるくらいしかない。ビル風も嫌なもんだけど、こういう風景も寒さを助長する。
「じゃあ、あたし先行ってるから」
 エスカレーターを降りて毛糸の帽子を整えると、鈴はシュタッ! と手を上げて歩き出す。意気込んでるのはいいんだけど、一瞬下車専用のバス停に行きかけるのを見て、途端に不安が噴き出してきた。
 バスの乗り方はわかる? 路線図は見られる? 小銭はある? そもそも場所覚えてる?
 ――付いて行きたくなるのをぐっとこらえて、もこもこコートの背を見送った。僕は僕でやることがあるのだ。
 トイレで前髪と服をチェックして、待ち合わせの改札まで戻った。ジャンパーの袖をまくって時間を確かめる。約束まであと三十分といったところだ。
 Suica対応の自動改札。長い休みということもあって、行き来する人たちの顔は若い。人通りも少なくない。それなのに、なんだってこんな寂れて思えるんだろう。高校時代を過ごした街も似たようなものだったけど、ここにはなんというか、覇気がないように思える。時間の流れがそうさせたのか、僕らが東京に慣れてしまったせいなのか。それとも、みんなが肩をすくめて背中を丸めているせいだろうか。
 目を落としていたタイルに、革靴が乗っかった。
 顔を上げる。
「久しぶりだね」
 そう言っておじさんは手を軽く挙げた。
「ご無沙汰してます」
 さし当たっての挨拶を交わすと、おじさんは辺りを見回してから、バス停とは反対側の降り口を指差した。その先にはチェーンの喫茶店の看板があった。
「その辺でちょっと暖まっていこうよ」
 言われて、少し考える。
 鈴も待っていることだし、冷え込まないうちに行ったほうがいいんじゃないか、とは思った。だけど会って早々のお誘いを無下にするのもなんだ。
 頷いて、僕も歩き出した。
 喫茶店に入って店員にタバコを吸うか訊ねられると、おじさんは僕に目配せしてきた。お好きにどうぞ、と手を振って見せると、
「じゃあ喫煙席で」
 と言った。
 案内されるなり、コートのポケットからタバコを取り出す。
「身体には気をつけてくださいよ」
 火をつけながらおじさんは少し顔をしかめる。煙を吐いて灰皿に灰を落とすと、
「家内にも医者にも言われるんだよね」
 そう言って笑った。
 どこかお悪いんですか? そう訊ねても、おじさんはまた笑うだけだった。
「何か食べる?」
「あ、いえ、電車の中で食べてきたんで」
 サンドイッチとコーヒーを二つ。店員を呼んで注文し、おじさんが二本目のタバコに火をつけると、少し気詰まりな時間が流れた。店には他に厚い化粧をしたおばさんや、退屈そうに携帯をいじる女の子や、くたびれたようにコーヒーを啜るスーツの人がいたけれど、みな一人で、気休めに流れるBGMしか聞こえてこない。
 タバコを咥えた唇の端やライターを擦る手に、覚えのない皺があった。最後に会ったのは高校を卒業したときだから、と計算して出た答えが、果たしてどれくらいの時間なのか、僕には判然としなかった。僕の人生の何分の一、と言われても、ピンとこない。
「お待たせしました。アメリカンコーヒーとBLTサンドになります。ごゆっくりどうぞー」
 テーブルに食器が並べられた。おじさんはタバコを灰皿でもみ消すと、ミルクも砂糖も入れないでコーヒーを啜った。ともかく、相応の時間が経ったらしい。
「そうか。理樹君もそんな歳になるんだね」
 え? とコーヒーでむせそうになった。
「いやなに、あんなに小さかったのに、もう結婚かと思うと、早いもんだね」
 カップをソーサーに置いて、おじさんはまたタバコを取り出した。
「……長い間、本当にお世話になりました」
 おべっか半分、本心半分でそう言った。本当のところ、続柄さえよくわからない。なぜ後見人なんて面倒そうなものを引き受けたのか僕には想像もできないけれど、ともかく、お世話になったのは間違いない。
「ご両親にご報告は済ませたの?」
「あ、はい。明日先方にお伺いするつもりで」
「いや、そうじゃなくて、……理樹くんのご両親にはもう報告に行ったのかい?」
 言われて、驚いた。
「いえ、これからです」
「うん、早く行ってあげな。きっと喜ぶと思うよ」
 言いながら、消し損ねたタバコにコーヒーの残りをかけて消火する。やっぱり、報告に行くとか、そういうことをするのが筋なんだろうか。
「僕の両親ってどんな人だったんでしょうか?」
 訊ねてみると、おじさんは怪訝そうな顔で僕を見た。あごに手を当ててなにごとか考えてから、またタバコをつけた。
「優しい、本当にいい人たちだったよ」
 曖昧な言葉だ。誰に聞いてもそう答えることはできる。本心から言ったのか、社交辞令なのか。
 僕のそんな考えが見透かされたのだろうか。
「少なくとも、息子を残して死ぬなんて絶対できないと思ってただろうね」
 白い煙が強く吐き出された。一瞬、睨まれたようにも思えた。
「ずっと心配してただろうからさ。それは間違いないから、行ってあげてよ。こんなに立派になりました、ってさ」
 冗談っぽくおじさんは笑って、腕時計を眺めた。
「何月だっけ?」
「今年の六月です」
 あー、まだまだあるなあ、とひとりごこちる。
「六月って人気なんじゃないの? お金かかるでしょ」
 そりゃ予約はいっぱいだけど、それで追加料金ってことはない。
「いえ、ちょうど仏滅なんで」
 そう答えると、おじさんはぶはっ! と吹き出して、盛大にむせた。
 大丈夫ですか? と訊ねると、
「ご両親もそういう人だったよ」
 と言って、しばらく笑っていた。
「じゃあ、そろそろお暇しようかな」
「え? うちにいらっしゃらないんですか?」
 鈴も気合を入れて準備してるだろうに、と思って言うと、
「新婚さんの邪魔できるほど歳とっちゃいないよ」
 と歯を見せた。
 そういうことを口にしちゃうのがおじさんだなあ、などと思ったけれど、僕は言わなかった。
 吸殻の積もった灰皿と、触られただけのサンドイッチを残して、僕らは店を後にした。
 改札の外から、おじさんの灰色のコートがエスカレーターを下って、小さく見えなくなるのを見届けてから、鈴にメールを打った。


 僕の実家、ということになるんだろうか。
 子供時代をずっと過ごした家。
 覚えているのは、知らない男の子たちが上がりこんできた、明るい庭だけだった。その庭も雑草と夕闇に覆われて、もうどこにもない。普通であればなにか感興が湧くんだろうけれど、僕には見慣れない一軒の家のように思えた。
 その台所で鈴は倒れていた。野菜まみれで。
「せっかく準備したのに……」
 白滝を前髪にぶらさげながら、鈴はえらく無気力に言った。いや、野菜と言うより鍋の具だっただろうか? そう思うと、二番打者級ばかりが並ぶラインナップがもの悲しい。
「しょうがないって。おじさんにも予定とかあるんだからさ」
 聞いてないけど。
「掃除も全部やったんだぞ」
 うん。来る途中、そういえばどうなってるんだろうと心配になったけど、鈴がしっかりやってくれたようだった。電気も通ってるみたいだし。
「そういえばガスは来てるの?」
「うん、買った」
 そんな簡単に買えるの!?
 と思ったら、テーブルの上にカセットコンロが置いてあった。
「これは?」
「安かったから買った」
「……そんなスーパーの特売じゃないんだからさ」
「こーいうときにお金使わないでいつ使うんだ」
 というかこれどうやって持ち帰るの? やっぱ僕なんだろうか。ああ、それからこの家の名義とかって今どうなってるの?
 疑問は尽きないけれど、おなかは空くので適当に煮て適当に食べた。
 鈴は鍋だけはまだ失敗したことがない。失敗するほうが難しい気はするけれど、うまいね、などと褒めるとすごくいい顔をするので助かる。
「この白菜、おいしいね」
「そーだろそーだろ!」
 と満足げだけど、こっちとしてはあんまり褒めてる気がしない。こういうすれ違いもあるんだなあ、なんて。
 食べてるうちにテンションも上がってきて、またいつもみたいにいろんな話をした。おじさんのこととか、お義父さんお義母さんのこととか。
「電話、すごいうっさかった」
 なんでも僕が傍にいなかったせいであらぬ誤解を与えてしまったらしい。ちょっと先が思いやられる気はした。
 じゃあそろそろお風呂に入って寝ようか、と思ったら、ガスが通っていなかった。
「タバコくっさい奴の隣で寝るなんて絶対やだ」
 睨まれた。んなこと言われてもねえ。
 じゃあ今から鈴の実家に、と提案しかけて、できるわけないと思った。
「よし、じゃあ行くか!」
 突然鈴が気合の入った声を出す。こりゃ名案! みたいなキラキラな目をしてる。
 まさか、と思った。
「……どこに?」
 早鐘を打つ心臓を押さえて、訊ねてみた。
 いつもいつもそうなんだけど、鈴は僕の想像を遥かに飛び越えて行ってしまう。
「理樹のお父さんたちのお墓だ!」
 なんで? と訊くと、鈴は可愛く小首をかしげて、
「気に入らなかったか?」
 と言った。


 正直、気が進まなかった。
 夫婦なんだし、正直に自分の気持ちを伝えるのも大事だよね!
 という考えにこの場だけ賛成して、
「僕はあんまり……というか、嫌」
 打ち明けると、鈴はすごく冷たい目をした。その視線に胸が痛い。
「お父さんたちもきっと寝てるよ。夜も遅いしさ」
「? 寝るのはお昼じゃないのか?」
「じゃあ運動会の真っ最中に訪ねるってのもアレだし……」
「ヘリクツ言うな! 嫌ならはっきり言え!」
 いやいやいやいや……そんな殺生な。
「僕さ、二人の顔も思い出せないんだよ?」
 勢いに任せて、口に出してしまった。
 案の定、鈴はきょとんとした顔をしている。
「……まあ、もうずっと会ってないわけだしな」
「うん。それに、どんなこと言ってもらったとかさ、思い出とかもないんだよ?」
「あたしも実はおとーさんたちのこと覚えてない」
 爆弾発言だった。
「お盆とか、一回も帰ったことなくて、もうどれくらい会ってないのかもわからないし」
「それは関係ないな」
「感謝だって、実はあんまりしてない」
「それはダメだな。今からしろ」
 なんかツッコミが厳しい。
 自分がイラつくのわかる。鈴はなんでこんなに鈴が噛み付いてくるのか。
 大げさに、ため息を吐いた。
「お父さんお母さんたちは、そんな僕のことお祝いしてくれると思う?」
 背筋が冷たくなった。苛立ちが薄れて、心臓が早鐘を打つ。これはきっと、口に出してはいけない言葉だったんだろう。
 後悔が募った。
 そう思ったときにはもう遅くて、
「ん? 思う、じゃ間違いなのか?」
 という僕の思いを蹴散らして、鈴は答えた。
 なんでもなさげな顔をして。
 ……僕はどうしてもそう思えない。そもそも、聞くところによれば二人は即死だったんだそうだ。理不尽だとか、そんなことを嘆く暇さえなく死んでしまったんだから、二人が僕のことを覚えてる保証さえないんじゃないか。
「なんで鈴はそう思うの?」
「理樹のお父さんお母さんだからだ」
 本当、僕の手の届く子じゃないなあ、と思った。


 そんな勢いに乗せられたんだけど、今は鈴も後悔してることと思う。
 小高い丘の墓地には粉雪が舞っていた。
 ガチガチガチガチ鈴のあごが音を立てていて、もう人肌で温めてあげるとかそういう次元の話じゃない。うん、こういう下らないことでも考えてないとそのまま眠ってしまいそうな世界だった。
「……なにすんだっけ」
 交わされる言葉も最小限。訊かれてもまともにお墓参りなんてしたことないし分からない。というか生涯初めての体験かもしれない。
「とりあえずお線香?」
 ライターなんて持ってきてない。
「水、かけるんだっけ?」
 鈴がどこかからバケツとひしゃくを持ってきて、盛大に墓石にぶちまけた。
 驚くべきことに墓石の表面がみるみる白く凍り始めて、街灯りを映し出した。すごいフローズンな感じのお墓になってしまった。なるほど、花もドライフラワーみたいになるわけだ。
 なんかもう、両親に申し訳ない気持ちが芽生えてきた。
 震えながら手を合わせる。
 本当世間知らずで、ダメな息子なんです。ここまでやってこれたのが奇跡みたいなものなんです。みんなの手助けとかもあったし、もしかしたらあなた方は、なにか不思議な世界とかで僕らを守ってくれたんでしょうか?
 この奥さんも、間抜けで意地っ張りで世間知らずで毛が硬くて、あんまりできる子でもありません。僕も、二人の顔も思い出せないし、奥さんにリンスすらケチらせてしまうダメな夫なんです。
 僕はともかく、どうかこの優しい子については、申し訳ないのですが、しばらくお力添えをお願いします。
 パンパン。
 とかしわ手を打って、頭を下げた。
「初詣みたいだな」
 え? なにか違うの?
 訊いてみたけど、鈴は手を擦り合わせるのに忙しくて、聞いちゃいなかった。


[No.665] 2008/11/01(Sat) 00:01:38

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