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/ 《誰も来ない街を買って顔見知りの猫と暮らしてる》 「みーおちーん!」 やけに賑やかな声がしたので少し目を上げると、中庭の向こうの方からぶんぶか手を振り駆けてくる騒がし乙女がいた。見なかったことにして、ささと意識を読書に戻す。 「ちょちょちょちょ、ちょいちょいみおちんそれはいくらなんでもひどくないッスか」 「読書の邪魔なので消えてください」 ぱっ。 本当に消えた。 「……ごめんなさい冗談です」 屈辱に身を焼きながら断腸の思いで謝ると「うふふのふ」と、頭上の木の幹からしゅたっと現れる三枝さん。 「みおちんの冗談はキツすぎるので、たまにみおちんの愛を疑ってしまうはるちんなのでした」 「どうやったら一瞬で木の上に行けるんですか」 「そりゃま、愛ですヨ、愛」 「愛ってすごいですね」 素直に感心してしまった。 「そんなことより、一緒に遊ぼうよー。ほらー、一緒に廊下にビー玉ばらまくの。どっちが綺麗にまけるか競争しよ。たーのしーいよー」 「普通に嫌です」 「ぶーぶー!」 「わがまま言わないでください」 「あーそーびーたーいー! ひーまー!」 ため息をついた。本当のことを言うことにする。 「この後実は当番なんです」 「あれ? でも次はみおちんじゃなくて姉御じゃん? はるちんに抜かりはありませんヨ」 「来ヶ谷さんに頼まれたんです。『すまんがちょっと代わってくれないか』って」 「へぇ、めずらしーね。何か用事でもあるのかな」 「あまり調子よくないみたいですよ」 底抜けの笑顔が少し曇る。 「じゃーしょうがないかー」 「はい」 「ところでさ、みおちんは大丈夫なの」 「はい、今のところは大丈夫みたいです」 「そっかー」 またあそぼーねー、と彼女はすたこらさっさと走り去っていった。 一人になる。 腕にはめた時計を見て、空を見上げた。夜になる前の少しオレンジがかった空。そろそろ行かなくては、と膝に置いたままの本を閉じる。 / 《ありったけのアンプつないでサロンミュージック鳴らしたいな》 グラウンドを通り抜けようとしたら、井ノ原さんがえびぞっていた。 「ふっ! はっ! 筋肉っ! 筋肉っ!」 「……」 一生懸命なのはわかるし、何かこう鬼気迫るものがなくはないのだけれど、胸の奥深くからふつふつと湧き上がってくる生理的嫌悪感のような感情を、私はどうにも否定することは出来なかった。端的に言うと、キモかった。 「おうふっ! 西園ぉっ! なにぃ、やってん、だぁっ!?」 「私も井ノ原さんが何をなさっているのかわかりません」 「何ってっ! ふぅはっ! 見ればっ! わかんだろぉっ!」 「わかりたくありません」 「背筋だよ背筋っ!」 いよーっしゃあぁ――っ! 今日のノルマたっせいぃぃ――っ!! 雄叫びを上げ、ようやく止まったえびぞり。少しほっとする。 「ふぅ、いい汗かいたぜ」 「かいたんですか?」 「気分的にはな」 そう言って豪快に笑う井ノ原さん。さすがにこの人は計り知れない。別に計り知りたくもない。 「直枝さんたちはもう寮ですか?」 「あぁ、そうだな。さっきまではその辺にいたんだけどな。俺が筋トレしてる間に帰っちまったみてぇだな」 「すみません。遅くなりました」 「いいってことよ。そんなことより見てくれこの筋肉! 西園に会えて、この筋肉達も今日は一段と嬉しそうにわなないているじゃねえか」 「そーですね」 「西園、なんか棒読みじゃね?」 「気のせいです」 井ノ原さんのマッスルポージングに恨みはないが、出来ればこれからもずっと私と関わりの無い場所で存在してほしいものだ。 「……お」 「はい?」 「そういやよ、今日は来ヶ谷じゃねぇんだな」 「はい」 なんだか調子が悪いみたいですよ、と三枝さんに説明したことと全く同じように説明した。すると、 「まぁ人間そんなこともあらぁな」 井ノ原さんはそんなことを言った。思わず目を瞠る。 「井ノ原さんは、不思議なことを言うんですね」 素直にそう思った。思ったことをそのまま口にした。 「あぁ? 別に不思議でもなんでもねぇと思うぜー?」 「そうでしょうか」 「あぁ、そんなもんだ」 こんなに自信たっぷりに言われると、なんだかそんな気もしてくる。 「じゃあ、もう行きます」 「ああ、またなー」 マッスルポージングパート2を軽やかに無視して歩き出した。 当番は、滞りなく済んだ。 / 《寄り添ってた人間とは嘘をついて喉が渇いたな》 眠れない夜、君のせいだよ、と口ずさみながら、今日も今日とてページをめくる作業に勤しんでいる。読んでる本が面白くないのか、それとも読んでる私の頭が面白くないのか、むしろ口ずさんでいる歌の方に集中してしまうのはなぜだろう。第一、口ずさむにしても、もっと何か他の歌があるんじゃないだろうか。一体なんなんだ、はじめてのちゅう、って。眠れないのは個人の勝手な都合であって、それを何の脈絡もなく他人のせいにされたらたまったものじゃない。 「はじめて〜の〜ちゅう〜、きみとちゅう〜、あうぃるぎーみおーまいらー」 誰にも聞こえない程度の声で小さく口ずさんでいるのは、私のいる木陰から五メートルほど離れた場所で直枝さんと鈴さんが濃厚なキスを交わしているからだ。男のくせに泣いてしまうかどうかは定かではないが、初めてでないことだけは確かだった。直枝さんが吸い上げる唇の音が、まるで耳元でされているかのように聞こえてくる。舌を絡め味わい合い、互いの口内の組織をこすりあって、時に吸って、吸われて、甘噛み、優しく、 「ひゅっ」 笛鳴りがした。音のした方に視線を向けると、あまりに甘く曖昧にあんまりな光景にわふーとなった能美さんがいた。何事かを叫ぶ前に素早く能美さんの口をふさぐ。 「むぅぅぅ――っ! むふぅぅぅ――っ!!」 「うるさいです」 「むぐぅっ!」 あまりに暴れるので、当身を食らわせたらすとんと大人しくなった。あまりの効果に自分でも驚いてしまう。詰まらないのを我慢して『サルでも出来る! 格闘技入門』を読んでおいた甲斐があったというものだ。 直枝さん達は私達のすったもんだに気付く様子もなくキスを続けている。私はそっと能美さんを彼らから見えない茂みの奥へと運んだ。 草の上に寝かせて、両手を胸の前で行儀良く組ませてみる。ふぅ、ふぅ、と、相変わらず自己主張の少ない能美さんの胸部が、規則正しい寝息に合わせて上下する。寝かしつけたのが他ならぬ私自身であるという事実を忘れてしまえば、これはこれで中々に神聖かつ扇情的な光景だった。 「よいしょ、と」 辛抱たまらなくなった私は、音を立てないように自らの身体を能美さんの横に滑り込ませた。肩と肩が少し触れ合い、こすれた部位が発熱するような感覚を覚えた。茂みの向こう側で舌と下を絡め合っている直枝さんと鈴さんのことなど、もはや忘却の空の彼方だ。どこか遠い所に来たみたいだと勝手なことを思った。膝の裏を刺す草の感触。木の影に隠れた太陽。青い空。 ざらっとした風が吹いて、周りの木の葉がざわざわと擦り合う音がした。私達の前髪と少し短めのスカートの裾がひらひら揺れる。あまりスカートの裾を短くするのは好きじゃない。隠しておかなくてはならない場所を晒すか晒さないかのスリルなど私には必要ないものだ。だけど、少しでも短くしてみようかと思えたのは、それだけ私の生身に近づいてくれる人達が現れたからなのかもしれない。 「みーおさーん」 耳元でかすかな声。首を傾けると、柔らかな笑顔の能美さんがいた。 「痛かったですか?」 「気付いたらここに寝てました」 「そうですか」 黙っておこう。能美さんに一生の秘密が出来た。 / 《愛の皮だけを噛って笑っちゃった ないてるみたいに》 一日ぽっかりと時間が空いてしまったのは、直枝さんと鈴さんが連れ立ってどこかに遊びに行ってしまったせいだ。直枝さん達がいないと何も出来ないというわけではないが、これはこれで何か気が抜けてしまったような。学校の敷地の中ですれ違った他のメンバー達の様子を見ていると、誰もが同じ気持ちを抱えているらしい。そんなに暇ならくっついて行けばいいのかもしれないが(実際に三枝さんや井ノ原さんあたりは引っ付いて行ってるらしい)、私はどうにもそんな気になれなかった。無理をしてまでし付いていくのは周りの皆にも悪いし、楽しくないだろう。三枝さんに言わせれば「そこがみおちーのダメダメなとこなのさー! ぶーっ! だー!」となるのだろう。でも、私は私だ。 仕方がないので、部屋に溜まった書物の整理をして一日を潰すことにした。書棚の掃除も、もう随分長い間していない。本棚の隅を指で拭うとこんもりと埃が削り取れる。ふっと息を吹きかけると埃が部屋の中を舞った。差し込む光と重なった部分がきらきらと輝いている。 「西園じゃないか」 窓の外には剣道着の宮沢さんがいた。 「どうしたんだ、掃除か? 俺も暇だし、良かったら手伝おうか」 「ここ、男子禁制ですよ」詮無いことを言ってみる。 「いいじゃないか」二の句を継ぐ前にひらりと窓枠を飛び越える。 「怒られますよ」 「はっは」 「まぁ、いいですけど」 「ルームメイトは?」 「妙なこと考えたら舌噛んで死にます」 「…………」 「すみません」 「いや」 「ルームメイトはいませんよ。私は一人部屋でしたから」 へぇ、と驚いたような顔をした。 「それより、宮沢さんはいいんですか」 「ん? 何がだ?」 「てっきり井ノ原さんや三枝さんと一緒に直枝さんに付いて行ったのかと思ってました」 「たまには、あいつらと別行動もいいだろう」 ここのところずっとべったりだったしな、と。 確かに、そうかもしれない。それは私もきっと。 △ ▼ △ ▼ △ 「しかし、凄い量だな」 部屋の隅あたりに巧妙に隠してある文庫を全て引っ張り出すと、それだけで部屋の半分以上が埋まってしまった。出してくる度にページをぱらぱらとめくっては卒倒していた宮沢さんも、三分の一も出してきた頃には、げんなりと作業的に積み上げていくだけになっていた。 「こんなにどこに隠してたんだ」 「知りたいですか?」 「いや、いい」 ちえっ。 「俺はあいつらの中では本を読む方だと思うが、西園にはとても敵わんな」 「どんなのを読むんですか?」 「歴史物が多い。日本の」 「藤沢周平とか」 「有名所だと司馬遼太郎も読むな。これなんかは、俺の人生の指南書だった」 そう言って文庫で全八巻だかのシリーズの一巻目を手に取る。 「こんな風に生きたいと思ったものさ」 「もう無理ですか」 「道は踏み外した。だが、後悔はしていない」 そうですか、とだけ返した。 後悔しているかどうかなど、本人にすらわからない。取り返しの付かないほど遠くまで来て、初めてあれがそうだったんだと気付く。 それが、後悔だ。 / 《夢を見ない 陽は昇らない 月も出ない 星だけ流れて》 「もういこうと、思ってるんだ」 直枝さんと鈴さんのキャッチボールを見ながら、来ヶ谷さんはそんなことを呟いた。 直枝さん達のキャッチボールは手馴れたもので、どこか適当な学校の野球部の人より上手いのではないかと思えた。二人以外誰もいないグラウンドで、制服のままいつまでも白球を投げ合っている二人の姿は酷く滑稽で、それでも風景の一部のような自然さがあった。 「この前は悪かったな、代わってもらって」 「いえ、役目ですから」 「役目、か」 鈴さんが投げたボールが大きく逸れて、私達の方へ飛んできた。直枝さんが慌ててこちらに駆けて来る。 「そんな役目なんて決めた覚えは、私には無いぞ」 「私にもありません」 「誰にだってないはずだ。例え恭介氏にだってな」 不意に来ヶ谷さんが立ち上がり、転がってきたボールに手を伸ばす。駆けてきた直枝さんとぶつかりそうになる。 思わず目を背ける。 そして、泣きそうな顔で立ち尽くす来ヶ谷さんの姿があった。 直枝さんはさっさとボールを拾って思い切り鈴さんの所に投げ返していた。高く高く投げられたボールに向かって鈴さんは両手を伸ばす。 そう。これは自然な流れの中で起こった一つの動きだ。誰からとなく始まったその行為は輪を広げて、いつの間にか仲間内で当番のように予定を組むようになった。誰に強制されたわけでもなく、誰が主導したわけでもない。 「だから、もうやめるってことですか」私の言葉に険が混じってしまったのはなぜだろう。 「変わったな、美魚君」 すたすたと歩いてきて、とすんと、また私の隣に腰を下ろした。 「疲れたんですか」 「いや」 「飽きましたか」 「そんなことはないぞ」 「嫌いになりましたか」 くっくっく、と二人して笑った。その仕草が妙に悪者ぶっていて、おかしくなった私達はさらに笑った。おかしくて、涙まで出てきた。 「終わらないものはないんだな、という話だよ。とっくに消えてなきゃいけないはずの私達が言うのもなんだがな」 知っている。私達はそれを痛いほど理解している。 「小毬君は、きっと誰よりもそのことを分かっていたんだ。終わってしまわないものはない、なくなってしまわないものはない、ってな。だから一番最初に消えてみせた」 「それは」 「想像さ、全てな」 今すぐに消えてしまうというものでもない、と。来ヶ谷さんの長い髪がたなびいて私の身体に触れた。 「いくって、どこへ行くんですか」 「わからない」 「わからないのに」 「わからないからこそ、さ。それがどこなのか、何なのか、いつなのか、なぜなのか、わからないからこそ私達は生きていたんだろう?」 何も言えなかった。 来ヶ谷さんは立ち上がり、キャッチボールをしている直枝さん達に背を向けた。私は立ち上がれず、足下の草を千切りながらグラウンドの一点をただ見続けていた。千切っては投げ、千切っては、また投げて。 「――そんな顔するな!」 振り返ると、仁王立ちした来ヶ谷さんが泣いてるみたいに笑っていた。 「楽しかっただろう?」 来ヶ谷さんが消えたのはそれから数日後のことだった。 / 《悲しいフリをするのって向いてないな 動物みたいに》 今夜は私が当番だったが、どうしても行く気がしなくて、前に小毬さんに教えてもらった秘密の鍵を使って屋上に出てみることにした。 「本当は使う必要なんて無いんですけどね」 隣にいるはずだった誰かにだけ聞こえるように、呟いてみる。 鍵を差し込んで回す。もちろんかちりと開いた手応えなどもらえない。確か去年の秋ぐらいに壊れてしまったんだと、小毬さんが悲しそうに、そしてどこか申し訳なさそうに教えてくれたのを覚えている。それでも回してみるのは、自分のためだけの儀式のようなものだ。ぎぎぎと錆びついた音をたてて窓が開いて、夜の風が吹き込んでくる。風の向こうに身を投げ出すと、星空に包まれる。夜に巻かれて、私は一人だ。 ここで星を見ていた彼女はもういない。 / 《たった一人キミを思い出す 死ぬ直前の人間を気取って》 曲が終わり、恭介さんはフォークギターをじゃらん、と鳴らした。私は音楽のことはよくわからないが、声を枯らして必死に歌う姿には、どこか胸打つものがあった。 「でもま、これはアコギで歌う曲じゃないような気もするけどな。興味あったらそのうちどっかで聴いてみろよ」 「最近は野球よりも音楽なんですか?」 「そうだなー。バンドをやろう! バンド名はリトルバスターズだ! なんて、最近見たアニメでもバンド物やってるみたいだし、流行にはのっとかないとな」 「流行なんて興味ないように見えますけど」 「まぁ、無いけどな」 なんだかよくわからない曲を弾いている恭介さんの肩はリズムに合わせて揺れている。上手い下手はよく分からないが、なんだか一緒に身体を動かしたくなる。 「やっぱ、ソロよりもデュオ、デュオよりもトリオ、カルテット」 「はい」 「だよな」 素直に頷いている自分が不思議だった。 「一人で弾くのは楽なんだよ。全部自分のやりたいようにやれる。リズムを合わせる必要もないし、感情だって好きなように上げたり下げたり。二人になるとそういうわけにはいかない。合わせなきゃいけないんだ、何もかも。相手の気持ちを推し量って、俺はこういう風に弾きたい、俺はこういう風に歌いたい、互いを尊重して初めてそれは音楽になる。三人になれば三人の、四人になれば四人の苦労がある。だけど、それって実は凄く楽しいことなんだよな。それに気付いてしまったら、もう一人には戻れないだろ。もしもそういう人が一人になったら、強くならなきゃいけない。一人でも平気だって、泣きながらでも強くいなきゃいけないんだ」 弾き出したのは、さっきまで恭介さんが歌っていた曲だ。 「けどな、一人でいることってのは寂しい反面、中毒性があるんだよ。孤独に馴らされた人間は、誰かといても心が勝手に壁を作る。壁の向こう側には傷つきやすくて脆い自分がいる。触られたい、でも触られたくない。バランスが崩れりゃどっちかに傾いて過剰になる。結局、どっちにしたって一人さ。でも、一人でいることがたまらない快感でもあるんだ」 「でも、一人は嫌、です」 そりゃ良かった、と恭介さんは笑った。「けど、いつかは一人になる」 「そうですけどね」 「だろうけどな」 楽しかっただろうと口にした来ヶ谷さんの顔はどうしようもなく笑っていた。私はそれを見て、悲しいことなんて何一つないんだと思った。 ここで皆と一緒にいられて、楽しかった。 それだけはきっとこれから先に何があったとしても本当だと思う。 「西園も、行くか?」 「恭介さんは」 「俺は這いつくばってでも最後の一人になるまでいるさ。まだあいつらのこと、心配だしな」 なぜか、あいつら、の中には直枝さんと鈴さんだけでなく、消えてしまった神北さんや来ヶ谷さんも含まれているような気がした。もちろん、まだこうして残っている私達も。 「なら、私もまだここにいます。まだ、いられるみたいですから」 「そうか」 恭介さんは床にごとんとギターを置いた。それもすぐに消えた。後には無機質な教室だけが残った。 / 《Sweet Baggy Days》 〔引用元〕 「Sweet Baggy Days」the pillows [No.157] 2009/06/12(Fri) 04:34:51 |
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