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今回は感想会に出られないので、フラ感を書いてみました。なるべく「趣味じゃねぇ」という、実も蓋も無いぶった切りはしない方向で。 なんか、『歌』ってお題つけたときに綺麗な感じの話が多くなるかなと思いましたが、何故皆しょっぱい系の話を作ってくるんだ。 ちなみに投票は『チェシャ猫とハローキティ』一本で。しょっぱい恭介に一票。 『彼女の趣味』 学園祭で、美魚と葉留佳が古式と一緒に色んな部の出し物を見て回るお話。 まったりとしたお話で、最後までその雰囲気を持っていけていたと思います。 しかし、何というか三人称の地の文がよろしくないなと。 まず、散文的な表現と口語的表現が混じっていて統一感が無いこと。 例) 途中「そんな格好じゃ誰かに襲われるわ」などと宣う声が聞こえたような気がしたが、二人は華麗にスルーすることに決めた。 次に、三人称のはずなのにキャラクターの主観が入っていること。キャラクターの一人が語り手として三人称的に語ることもあるのだが、今回の場合そのような意図があるようには見受けられない。 例) と言っても本物ではないらしく生地はあまり質は良くはなかったが、それでも着心地に問題はなかった。 最後に、全体的に描写が少ないこと。これが一番痛いかもしれません。 あと、全体的な構成についてですが、三人が一緒に出し物を見て回っているにもかかわらず、葉留佳と美魚だけが突っ走って古式を置いてけぼりにしている描写があり、話のテーマに直結するような描写であるかのように見せておきながら、全く関係なかったのが痛かったです。 『Graduation』 実質会話文しかなく、会話文しかないことに何かしらの意図があるのかとも思いましたが、特にそのようなものも見受けられませんでしたので、申し訳ないのですがそれ以上の感想が言えません。悪しからずご了承ください。 『希望の朝』 何というかモッズっぽい文章を書いてみました、と言う感じ。それ以上ともそれ以下とも感じられない。内容は気にすんなよ、と誰かに言われた気がした。 『熱血チャーハンホルモン風』 これはSSの形を取った、何者かによる草オフレポ? 内輪ネタ過ぎるけど大学生の飲み会っぽさが表現できていて、参加していなかった私も楽しめました。面白かったです。 ちなみに社会人の飲み会っぽさは、「しょっぱさ」と同義です。 『チェシャ猫とハローキティ』 端的に言うと、この一文に集約されるのではないでしょうか? >みんなで海で修学旅行! という後も、恭介が踏ん切り悪くリトルバスターズという友達グループを続けようとした(今でも飲み会予約は「リトルバスターズ」!)、それと同じことなのではないかなと。 はちゃめちゃな青春劇を送ってきた人たちが、歳月が過ぎて、やがてささやかな現実に戻っていく寂しい感じが好きです。 『はぴねす』 成人男子がへこむシチュエーションベスト3(国勢調査調べ) いや、確かに上手く綺麗な感じには書けているんですよ。でもこのシチュエーションはキツイですね。 あと、作者さんは私にそのお店を紹介すること。 以上、よろしくお願いします。 [No.643] 2010/01/23(Sat) 01:38:52 |
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