[ リストに戻る ]
No.673へ返信


WINGBEAT COFFEE ROASTERS

all 第51回リトバス草SS大会 - 大谷(主催代理) - 2010/02/24(Wed) 21:29:27 [No.666]
棗恭介(27) - 卑未痛@痴酷8012 byte - 2010/02/27(Sat) 15:32:55 [No.679]
Lはリトルバスターズ バスがばくはつ - ひみつdeちこく@2534byte - 2010/02/27(Sat) 12:36:57 [No.678]
しめきり - 大谷(主催代理) - 2010/02/27(Sat) 00:49:05 [No.677]
相談 - ひみつ@11980 byte - 2010/02/27(Sat) 00:31:48 [No.676]
ささくれた小指 - ひみつ@11796byte - 2010/02/27(Sat) 00:18:09 [No.675]
Shining melody - 匿名@10951 byte - 2010/02/27(Sat) 00:04:33 [No.674]
ある日の家庭科部 - ひみつ@3908byte - 2010/02/26(Fri) 23:02:24 [No.673]
皆がいるから - 秘密@14309 byte - 2010/02/26(Fri) 19:31:25 [No.672]
恋は盲目 - 禁則事項です   8126byte - 2010/02/26(Fri) 13:07:57 [No.671]
彼が彼女に告白するまで - お前に名乗る名はない!@9362 byte - 2010/02/26(Fri) 12:02:03 [No.670]
コンセント - ひみつ@6837byte - 2010/02/25(Thu) 21:41:12 [No.669]
There is Nobody. - 無名氏 10195 byte - 2010/02/25(Thu) 01:27:57 [No.668]


ある日の家庭科部 (No.666 への返信) - ひみつ@3908byte

ある日の家庭科部



「能美さん、ちょっといいかしら?」
「はい。寮長さん、なんの用でしょうか?」
「家具部の倉庫に使っていない冷蔵庫が眠っているそうなのよ。家庭科部には冷蔵庫がないからそれをいただくことになったの。
でも、ちょっと今日、寮の仕事が多くてもらいにいけないの。能美さんもらってきてもらえる?」
「もちろんなのです!冷蔵庫があればいろんな材料をしまって置けますしね」
「助かるわ。エレベーターを使えばすぐいけるからよろしくね」
「らじゃーなのです!」


はっ!勢いで頼まれてしまいましたが、私一人では冷蔵庫なんて運べません…どうしましょう…


「おっクド公、どうした?筋肉でも落としたか?」
「井ノ原さん。いえ。特に何でもありません…」
「そうか?なんだか困っているみたいだったから声かけたんだが。筋肉の相談ならいつでも乗るぜ!」
「いえ。筋肉は……!
 そうです!井ノ原さんの筋肉が必要なんです!」
「そうか!俺の筋肉が必要か!俺は何をすればいいんだ?」
「家具部の倉庫にある冷蔵庫を家庭科部の部室に持っていってほしいのです!私には重くて無理ですが、井ノ原さんの筋肉なら簡単です!」
「そうか!おっしゃぁぁぁ!いくぞクド公!俺の肩に乗れ!筋肉スピードですぐに行くぞ!」
「わふー!」

・・・・・・・・
・・・・
・・

ヴゥーン ヴゥーン ヴゥーン

「クド公。もっていく冷蔵庫ってのはこれなのか?」
「多分そうだと思います…。冷蔵庫みたいなのはこれしかありませんし」
「だがよ。電源入っているけどいいのか?」
「寮長さんは持っていっていいと言っていたので大丈夫だと思いますが…」

バタン

「電源入っているし、中もいろいろ入っているぞ。どうする?」
「う〜ん。井ノ原さんには運ぶのをお願いしただけなので、家庭科部の部室まで持っていてもらえれば何とかします」
「そうかわかった。じゃあ、中のものが混ざらないようにこのたった状態のままもっていくぜ!」
「よろしくお願いしますです!」
「よっしゃ。うおぉぉりゃー!」


・・・・・・・・
・・・・
・・

「ありがとうございました」
「おう!いいってことよ。いい筋肉の運動にもなったしな。また筋肉が必要になったら呼んでくれよな」
「わかりました!」

さて、運んでもらった冷蔵庫ですが…なんで電源が入っていたのでしょう?


ドン!

バタン!

「わふっ!だれですか!」
「私だよ〜クーちゃん…イタタぶつかっちゃった」
「どうしたんですか、小毬さん!そんなに急いで」
「実は…。お菓子作りに家具部の倉庫の冷蔵庫をこっそり使っていたんだけど、それをさっきクーちゃんたちが持っていったのを聞いて急いできたんだよ〜」
「そうでしたか〜。大丈夫ですよ。小毬さん。井ノ原さんに中身が混ざらないように運んでもらいましたから」
「よかったよ〜」

バタン

「これだよ〜。今回はゼリーを作っていたんだ〜」
「無事でよかったです」

「くーちゃん、家庭科部に持ってきたということは、これは家庭科部のものになるの?」
「そうなると思います」
「じゃあもしよかったら、この冷蔵庫使わせてもらえないかな?お菓子を作るのに必要になるときがあるから」
「大丈夫だと思います。そんなに多くのものを入れないと思いますから」
「ありがとう、くーちゃん。あれ?でも私の以外にもほかになにか入ってるよ?」
「そういえばそうですね〜。使えなさそうなのは処分してしまいましょう」
「じゃあ、私も手伝うよ〜。使わせてもらうことになるんだし」
「ありがとうございます、小毬さん!さっそくやりましょう!」

まさか、とんでもないものが出てくるとは思いませんでしたが…

「ほわー!!!」
「どうしました、小毬さん」
「この牛乳…期限が一年前だよ〜」
「わふー!中身が黒い塊になっています!」

家庭科の授業の忘れ物でしょうか…?

・・・・・・・・
・・・・
・・

「……小毬さん、小毬さん。これ…」
「どうしたのクーちゃん?アジのひらきだよね?」
「そうなんですが…化石化してます…」
「えー!」

何で化石に!?

・・・・・・・・
・・・・
・・

「クーちゃん、あとそのお肉だけだね。使えそう?」
「ちょっと待ってください……!?」
「どうしたの?」
「…………この肉期限が昭和です」
「ほわー!!!」

この冷蔵庫はタイムマシンなんでしょうか?

・・・・・・・・
・・・・
・・

「終わったね〜クーちゃん」
「ありがとうございました。一人では内容にしてもなんにしてもやりきれなかったと思います」
「そうだね〜いろいろびっくりだったよね〜じゃあ最後は…」
「あと何かありましたか?」
「私が作ったゼリーを一緒に食べよう♪」
「わふー!」

そのゼリーはいつもと違う特別な味がしました。


[No.673] 2010/02/26(Fri) 23:02:24

この記事への返信は締め切られています。
返信は投稿後 60 日間のみ可能に設定されています。



- HOME - お知らせ(3/8) - 新着記事 - 記事検索 - 携帯用URL - フィード - ヘルプ - 環境設定 -

Rocket Board Type-T (Free) Rocket BBS