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皆様感想ありがとうございます。 この場を借りて、あとがきを書いてみようかなあと思います。 作品タイトルの「C」ですが、これはFIAグループC規格から取りました。 モータースポーツに興味のない方は全く意味不明だと思いますが、1983年ごろから約10年間国内外で行われたレースで、このレースに参戦していた車を「Cカー」と呼びます。 当時は多くの自動車メーカーやコンストラクターがこのレースに興味を抱き、参戦しました。しかし90年代前半にレース主催者の政治的闘争が原因で衰退し、消滅しました。 まさに『栄枯盛衰』と言う言葉がピッタリと当てはまるレースでした。 現在でも「LMP」という名前のレースカーがCカーに似たような立場でレースをしていますが(アウディR10TDIがLMPです)、Cカーを知る世代から見ればちょっと魅力にかけるかなあといった感じです。 作品内でも書きましたが、Cカーは現在でもファンが多いです。専門誌で特集が組まれることも少なくなく、またモデルカー(ミニカー)の数も多いです。 Cカーの魅力は比較的自由な車両規定と、バラエティに富んだ車種でした。 じゃあ初恋もバラエティに富んだ魅力的なキャラクターが多数居るので、ここにかけてみようかなあ・・・と言うのが元ネタです。 ただCカーというマニアックな世界観を使うには、どうしてもレースオタクのキャラが必要になりました。既存の初恋キャラでは適任が居なかったので佐藤を登場させました。 またオリキャラ佐藤を初恋キャラの恋愛模様に絡ませたくなかったので、彼女がいるという設定にしました。それで出したのがオリキャラの琴美です。 話の展開については、『連載の状況を考えて随時対応する』というのが当初の考えでした。だから具体的なエンドは全く決まっていませんでした。 なのになぜこのような悲しい結末になってしまったのか・・・実は書いた私自身もよく分かりません。 ただ連載の状況から、ダラダラ続けるよりはスパッと潔く終わらせたほうがいいかなあと感じました。初恋キャラ勢は数が多いせいかどうも魅力や個性に欠けるというのが私の個人的感想です。最も個性的なのは江ノ本夕だと思っていますが、あのキャラはとても使い辛いというか、はっきり言って書きにくいです。本編で登場しないのも頷けます(書く立場になって考えてみると良く分かります)。 この作品のメインキャラは小宵です。それは小宵が私の最も好きなキャラだったからですが・・・本当になぜこんな結末になってしまったのでしょうか? まあ本編がいまいち盛り上がりに欠ける展開なので、どうせ二次作品だからこっちは思い切った展開を・・・と考えた次第でもあります。 私としては小宵がここまで心が弱いキャラではないと感じていますし、あゆみもここまで攻撃性の強いキャラではないでしょう。この辺は本編とかなりズレてしまったかなあと感じています。 ですがそれでも私としては『言葉の鋭さ』を表現したかったという思いがあります。 心の強い人間も居れば、心の弱い人間も居ます。そして言葉が優しい人間も居れば、言葉が鋭い人間も居ます。『言葉に殺傷能力がある』と言っていた外村美鈴の台詞をちょくちょく思い出します。 『弱肉強食』『競争社会』と言ってしまえばそれまでですが、力を持つものはその自分の力の強さを自身で理解すべきだと個人的には思っています。そして昨今は、自分の力に気付いていない人間が多いのではないか?と個人的には感じています。 自身が被害者になると心の痛みが分かるものですが、加害者は不思議と気付かないものです。自分の気付かないうちにほかの誰かの加害者になっていることだってあると思います。 ただ、そういったものはちょっとした気遣いで防げたりします。ですがそれをしない、そう気付かない人間も少なくないでしょう。 『失ってから分かる』まさにその通りだと思います。普段は当たり前の存在で重要性に気付かなくても、いざ居なくなると重要性に気付いて心を痛める・・・良くある話です。とあるマンガの台詞ですが、『人間は成功より失敗からのほうがより学習する』とありました。まさにその通りだと思いますが、その失敗があまりにも大きくて取り返しの付かないものだったら・・・嫌ですよね。 そんな私の思いがあり、お気に入りだった小宵を失わせるという選択にしたのかもしれません・・・ 最後に長々と長文ですみませんが、私の作品を読んで頂いた方々全てに感謝いたします。本当にありがとうございました。 次回作は現在の所考えておりません。ネタもないし、全くの白紙です。それより本編のほうが少し危ない雰囲気ですが・・・ちょっと気になりますね。 皆さんで初恋を応援しましょう!! [No.811] 2008/04/01(Tue) 21:22:39 |