[ リストに戻る ]
No.411に関するツリー

   『石の巨人』について - スタンダード - 2005/10/02(Sun) 20:59:44 [No.411]
Re: 『石の巨人』について - たゆ管理人 - 2005/10/02(Sun) 21:43:46 [No.414]
Re: 『石の巨人』について - スタンダード - 2005/10/02(Sun) 21:49:14 [No.415]
Re: 『石の巨人』について - EVE - 2005/10/03(Mon) 00:31:06 [No.418]
Re: 『石の巨人』について - スタンダード - 2005/10/03(Mon) 01:03:18 [No.419]
Re: 『石の巨人』について - たゆ管理人 - 2005/10/03(Mon) 01:49:35 [No.420]
Re: 『石の巨人』について - スタンダード - 2005/10/03(Mon) 21:51:23 [No.421]
Re: 『石の巨人』について - たゆ管理人 - 2005/10/04(Tue) 22:41:35 [No.423]
Re: 『石の巨人』について - つね - 2005/10/09(Sun) 21:32:09 [No.424]



並べ替え: [ ツリー順に表示 | 投稿順に表示 ]
『石の巨人』について (親記事) - スタンダード

いつもお世話になりますスタンダードです。
こう改めて言うのは新作を書こうと思ったからです。
もちろん今連載している『真実の瞳』を投げ出そうなんて無責任なことは考えていません。
あれは、スローペースとなっていますが必ず終わらせます。
あと5話ほどかと。

それで、なぜ新作の話をしたかというと、私は以前から『石の巨人』を小説化したいと思っていました。
それが、原作が完結した今、踏み出せるところまで来たわけです。
すると、日常生活の中で、『石の巨人』のストーリーが浮かぶことがあります。
その浮かぶストーリーの方向性を決めるためにも、作品の概要を掴んでおきたいと思ったわけです。

実際に、今まで私は主人公を自分の理想像のように作り上げていましたが、真中に似ているという事実が判明して、練り直しとなったわけです。
それを防ぐためにみなさまのお力をお貸しください。

とりあえず、以下に書くのが自分が気付いた限りでの、原作における『石の巨人』についての描写です。

1話
まだ続きあるんだろ?決着ついてないもんな
なぁ あのあと主人公と石の巨人はどこに向かうの?
まだ話考えてねーの?


伝説の魔法使いが砂漠から巨人を誕生させただろ!?
最初はしたから上へと巨人を囲むようにカメラを回そう
大きさを伝えるために
そして最後に真上から全体を撮るんだ−
周りを飛んでる翼竜の視点で


あの物語の最後
すべての戦いが終わって
疲れ果てた体で主人公が帰ったところは
美しい王女のもとではなくて
同じ志を持った女の子のところだったのよ−

44話
階段駆け昇って二人が再会するシーン
出会えた喜びと眼下に広がる荒れた街との対比がいいカンジしない?
ヒロインのお父さんが戦場に旅立つとこ。俺ちょっと泣いた。
(なんでこうなるんだよーって これじゃ東城の思う壺だな。)

50話
でもちらっと見上げた空に映った夕日は
俺が一番大好きな色をしていて−   

という独白のあと

あの小説の主人公がふたりのヒロインのうちどっちを選ぶのか
今 やっとわかった気がするの−

主人公の生まれた国を治める美しい王女と
主人公と同じ夢を持つはた織りの少女−  

163話
やっぱさー
石の巨人はこれくらいデカくねーとな!
設定だとそこまで大きくないんだけど・・・
いや!絶対ビル一個分はねーと!
そんでもってすべての砂を飲みこむかのように生まれてくるんだ

164話
偶然だけどどこか俺に似た主人公と
彼を慕う二人の・・・東城と西野を思い出させるヒロイン達

166話
あの小説のラスト
主人公は
西野に似た大国の王女ではなく
どこか東城に似た幼なじみの少女の元へ帰っていった
それが以前の登場が悩んで導き出したラストと同じだったのかはわからない。


ただ、大きな問題がありまして、16,17巻が今手元にありません。
本当に、気が向いたらで結構です。
もし今度16,17巻を読む際は、『石の巨人』についての描写を確認していただけませんか?
それから、これは16,17巻に限らず、「こういう設定もなかったっけ?」というのがあったらお願いします。
わざわざ探すようなことは結構です(言い方キツく見えるけどそんな気はありませんよ)
気が向いたらで。


もう少しお付き合いください。

先程も述べたように、私は主人公の人物像を、強く立派な人間として、頭の中で描いていました。
これは164話での描写から、そのまま使うわけにはいきません。
しかし、せっかく思いついたいくつかのエピソードを却下としないためにも、主人公が真中らしくなくなるかもしれません。
このことは大丈夫でしょうか?
二次小説だからということで、許容してもらいますようお願いします。

さらに、上のことよりも重要かもしれませんが、小説全体の方向性についてです。
原作中でも、戦いという言葉がありますように、『石の巨人』の中では間違いなく戦が起こっています。
そこで問題なのが、作者である私が戦争に興味があることです。
戦争に興味があるなどと言っては不謹慎ですが、戦争というよりも、戦争を操る軍師に興味があるのです。
例えば、戦国最強と謳われた上杉謙信。
例えば、ヨーロッパ全土にその名をはせたナポレオン。
オスマン・トルコ、チンギス・ハーン・・・・・・
様々な人間が、巧みな戦術、戦略により、世界に覇を唱えました。

そんな人々に魅了された私ですので、小説時代が戦国小説になる可能性が高いのです。

ワンピースやBLEACHのように、一人一人の強さを競うような小説にすれば解決出来るのかもしれませんが、
そのような超人的アクションを私のようなものの文章で表現できるとは到底思えませんし、違う問題が発生してしまいます。
例えば、主人公が負けるには、主人公よりも強い人間が必要になること。
その点、戦国風の小説にすれば、兵が少ないから負けた、奇襲をくらい負けたと、負ける状況を作ることが出来るのです。

これらの理由から、戦国風の小説になってしまうことをお許しください。
もちろん、なるべく自粛しますし、恋愛の部分を根底として作り上げていくつもりです。

例えば
”戦いの勝ちにこだわってばかりの人間が、一人の女性のために負けを選ぶ。”
これだけでも立派な恋愛小説だと思っていますので、不可能ではないこと思います。

作品は全年齢対象にするつもりですので、過剰に残虐な描写などは避けます。
「首が転がった」とかは大丈夫でしょうか?

とりあえず、お聞きしたかったのはこのようなことです。
また壁にぶつかったら尋ねることがあるかもしれません。

長々と申し上げましたが、例えどれだけ皆さんのご期待に応えるよう努力しても、イメージとは大きく変わるおそれがあります。
それでも読者様の理想を実現したいと思っておりますので、リクエストやアドバイスがあればよろしくお願いします。


[No.411] 2005/10/02(Sun) 20:59:44
Re: 『石の巨人』について (No.411への返信 / 1階層) - たゆ管理人

えーと管理人から一言。
http://doronuma.bufsiz.jp/200508152027.jpg
16巻何冊欲しいですか?
17巻も何冊必要ですか?
至急メールで住所教えなさい、命令です。
いくらでも送りますwメール便と冊子小包郵便物最高♪

自分としてはぶっちゃけ恋愛にこだわらなくても、物語としての軸がしっかりしてるならALLOKですよぅ。
ノロイも呪怨も一応全年齢映画ですから、そこまでこだわらなくてもよろしいかと、絵ではないのでエロスよりも規制はゆるいくらいが良いと思います。
北斗の拳、もしくはベルセルク程度の間ぐらいが良いかな?
物語のカテゴリーはファンタジーだと思います、ファンタジーは範疇が広いので一見歴史モノみたいなものもります。是非、自由に書ききってください。

余談として三国志好きです。
グインサーガ、ベルセルク、十二国記、蒼天航路とか読んでます。


[No.414] 2005/10/02(Sun) 21:43:46
Re: 『石の巨人』について (No.414への返信 / 2階層) - スタンダード

> 16巻何冊欲しいですか?
> 17巻も何冊必要ですか?
> 至急メールで住所教えなさい、命令です。


ちょっとww

だいじょーぶです。友達に貸してるだけですからw

まあ規制は大丈夫でしょうね。
グロいの書けって言われても気持ち悪くなるような描写は出来ないし。

三国志好きなら問題ないと思われます。
それだけ目が肥えてるわけであり、三国志と比べられたら困っちゃいますが・・・。
よーし頑張ろう。
まず真実の瞳を・・・


[No.415] 2005/10/02(Sun) 21:49:14
Re: 『石の巨人』について (No.415への返信 / 3階層) - EVE

戦記を描くには相当の知識が必要ですよね。内容がスカスカにならないためにも世界観やら設定から埋めなきゃいけないし。石の巨人で戦国風ということですが、『砂をすべて飲み込むような巨人』だとか『伝説の魔法使い』は明らかに己のレベルを超えているのではないでしょうか。それに東城綾による原作は彼女が中学生であったことから、煩雑な戦場における集団の動きを戦術的または戦略的観点からに描いたものではなく、もっとシンプルに主人公にスポットを当てて剣と魔法のファンタジーを作品にしたんじゃないかなとおもいます。まぁ、個人的な意見ですが、中学生の女の子に軍師やら上杉謙信が似合わないのではと思いました。

[No.418] 2005/10/03(Mon) 00:31:06
Re: 『石の巨人』について (No.418への返信 / 4階層) - スタンダード

グサリですなぁ・・・
おっしゃる通り・・・
ただ、剣と魔法のファンタジーは書きたくないんですよね・・・
別にそこまで専門的に書くわけではなく、雑兵だった主人公が強く生き抜いていく。
そんな中で女王に恋し、幼なじみに恋し・・・
という、まあ王道パターンを歩ませようかなと思っていたんですが・・・。
戦記よりも、剣と魔法のファンタジーのほうがスカスカになっちゃう気がするんです。
漫画ならば話は別でしょうが、やはり文で超人的能力の迫力を伝えるのは難しい・・・

魔法使いは一応戦わない設定になってます。
つまり石の巨人専門。

上杉謙信は例えです。
戦いがあることは確実ですが、私としては東城綾が空を飛んで手から光を発するというような小説は書かない気がするんですよねぇ・・・
どちらかといえば、もう少しリアルな世界を書く気がするんです。
まあ伝説の魔法使い云々でリアルじゃないですけど・・・

EVAさんの指摘がもっともでどうしようかと悩むところですが、自分なりの妥協理由が上に述べた事柄ですね。

とにかく思うのは、主人公が弱ければ弱いほど、大事な人を守ろうとする姿が美しいということです。
これは私の個人的な意見なんですけどね。


[No.419] 2005/10/03(Mon) 01:03:18
Re: 『石の巨人』について (No.419への返信 / 5階層) - たゆ管理人

ここまでのスタンダードさんの意見を読んで、やりたいことが朧気ながら小生にも分かってきました。
東城綾さんの書いた小説を再現しつつオリジナリティー(自分なりのメッセージ)を入れたいんですな。


自分なりの石の巨人のカタチ
(あくまで私自身の意見なんで、まあ、この人はこんな感じなんだねと思っていただければ幸いです)

中学生の時に真中が読んだおさげ髪の少女の小説と、全て書き終えて真中に渡した小説家東城綾の作風はかなり違うと勝手に脳内設定。
プロに通用するものが初めから書けたとは思えない、最初からちやほやされてはないし、文芸部でどんどん認められていく描写は少ないですが、それを匂わす雰囲気はあるし。
あの真中に渡した『完成版・石の巨人』は中三からの書き初めを元に大幅に手直しして書いたものだと思ってます。或いはノート数冊に及ぶので話はより精密に複雑に壮大になっているかもしれない。(ファンタジーは長編多い)真中を奮起させ夢へと駆り立てたほどの作品ですから、ほぼ商業作品のプロ作家と同等なプロットの長編ファンタジーだと思う。

しかし、一人の少女の葛藤と成長と決別が詰まった作品ですが、いちご本編には断片しか出てない。何色にでも染められるし恋愛モノでも純粋な魔法と剣の世界でもいけそうです。

ナポレオンが出てきても驚きませんよwでも主人公は一兵卒かもしれませんけどねwww

さて綾ちゃんが書いた『せかいせーふく』を真中と狙える『石の巨人』はどんな作品なんでしょうか、壮大すぎて上に書いたような事しか想像できませんでした。
魔法が貴重な世界かもしれないし、巨人がゴーレムかもしれないし、動かせるほどの大魔導師だけがいる世界かもしれない。
ちなみにゴーレムはイスラエル発祥(ユダヤ教の神話)だったり。
色々書き連ねてスマソ、余計な駄文にてお邪魔しました。


[No.420] 2005/10/03(Mon) 01:49:35
Re: 『石の巨人』について (No.420への返信 / 6階層) - スタンダード

やっぱり、この作品を書く上で、根底には東城綾の作品であることを置いておきたいです。
原案も、素材も、彼女(というか河下先生)から授かったものですし。

この作品は、東城綾という中学3年生の少女が、苦悩したその帰結だと思います。
だからこそ、4年間で学んだことがたくさん詰まっていると思う。
じゃあ、4年間で学んだことって?
それは、人を想うこと、自分を大切にすること。
4年間で決して戦うことを学んだわけではありません。
もちろん、自分の意志を貫く強さも学びましたが。

そういうことを踏まえて、皆さんの意見を聞き、少し構想がまとまりました。
大切なのは、戦闘の描写ではなく、その意味・理由。
だから、戦闘の描写などは、彼女の本当に書きたかったことじゃない。
ただ、戦いがあったというのは事実。
そこで、戦乱の時代を生きていく中で、国の情勢の変化、身分の差、出世により生まれる距離などから、主人公と二人のヒロインとの距離を描いて行けたらなと思います。

真中に似た主人公とあるのですから、主人公は雑兵でしょう。
そんな主人公と王女が恋に落ちる。
それは、やはりどこか冴えない主人公真中淳平と、学園のアイドル西野つかさが恋に落ちる『いちご100%』という漫画に共通するものであると思います。
幼なじみと、王女の想い。
その想いに挟まれた主人公の葛藤を、身分の変化を加えながら描いていけば、現代でも変わらない、人を想うことが少しは伝えられるかなぁと思いました。

彼女が真中を夢へ駆り立たせたというのは、自分としては『夢に向かって歩く少女』であったからだと思っています。
その時真中はまだ『夢を見る少年』でしたから。
やがて彼女は『夢を叶える女性』となる。
そして真中も『夢を叶える男性』に。
真中と東城は、お互いを高め合い、自分の理想へとたどり着いたわけです。
そんな風に、支え合い、相手を想う素直な気持ちを書きたいですね。

自分でも何書いてるか分からなくなってきました・・・
それでも、書きたいという気持ちはしっかりとあります。
引き続き意見をお待ちしながらも、発表の際には温かい目で見てくださるよう重ね重ねお願いいたします。


[No.421] 2005/10/03(Mon) 21:51:23
Re: 『石の巨人』について (No.421への返信 / 7階層) - たゆ管理人

石の巨人には作者である東城綾のメッセージがふんだんに込められてるんでしょうねえ、彼女の周りの人々と微妙に重なりながらそれは語られていった。
それは彼女にとって夢の実現へのきっかけになった大切な作品。
真中が読んでその素晴らしさを伝えなければ開花する事のない才能の華。
と同時に真中も映研を作ることもしなかっただろう、ひとえに東城綾の作品を映像化するという夢を持ったから。
その日から動き出した。
恋と夢をからませながら思春期を乗り越えて・・・

誰もが持った夢のカケラ、誰もがいつかはやりたいと語る夢。
でも独りじゃ形にするだけで精一杯。
それを脚本と監督という二人三脚で、時には演出や演技は隅に置けない仲間たちと共に。
そんな夢の中で語られていく伝えられない想い。

石の巨人を読んだあとの真中の意志の強さは半端じゃない、夢を共有しそばにいたからこそ伝わる言葉なのか、それとも夢を掴もうとする彼女に追いつこうとするためなのか。

彼女は最後の最後に恋で出遅れてしまう。それがこの作中作にどういう影響を及ぼしてるのかなあ。
考え出したら止まらない。

自分勝手に書いてますが、お気になさらずいておくんなさいまし。
皆さんそれぞれの推敲聞きたいですねえ。


[No.423] 2005/10/04(Tue) 22:41:35
Re: 『石の巨人』について (No.423への返信 / 8階層) - つね

私から見ての『石の巨人』のイメージを少し、


この作品は確かにファンタジー要素が強いイメージがありますね。
原作でも『伝説の魔法使い』とか出てきてますし。
ただ、よくよく考えてみればおそらくその物語が展開される時代、もしくは世界では魔法使いは貴重な、もっと言えば奇跡に近い存在だったのではないかと思います。
そうであるからこそ作品の中で伝説の魔法使いが際立った存在になるという部分もあるのかなあとか思ってます。

そのため、作品の中で多くの時間を占めるのは国同士での争いかと。
原作から読みとっても争いは起きてますね。
また、スタンダードさんと同じように重要なのは戦闘シーンそのものよりも争いが起きた経緯や、その戦場にいる人々がどのようなものを背負ってその場にいるのか、というようなところだと思います。それが家族なのかもしれないし、恋人なのかもしれない。また、彼らを送り出した人たちがどんな思いで彼らを見送ったか、どんな思いで彼らの帰りを待っているか。そういう部分が大切だと思います。

なので恋愛を描くことも十分できると思いますし、その場合、命がかかっている分、より強い想いが描けるということもあると思います。また現代とは一味違った恋愛を描けるのではないでしょうか。

ここまで書いたのはあれですね。私の独り言なんで、あんまり気にしないで下さいね。


それにしても想像するだけでわくわくしてますよ〜
楽しみに待ってます。


[No.424] 2005/10/09(Sun) 21:32:09
以下のフォームから投稿済みの記事の編集・削除が行えます


- HOME - お知らせ(3/8) - 新着記事 - 記事検索 - 携帯用URL - フィード - ヘルプ - 環境設定 -

Rocket Board Type-T (Free) Rocket BBS