蒼きまほろば感想BBS

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Re: hiraさんの感想スレッド (No.760への返信 / 4階層) - hira

綾サイドの話が終わったので、６話までの後書き？でも書いてみようと思います。

いちごを、全巻読んだのは２，３ヶ月前です。
小説の内容を見ればわかるとおり、綾ファンですね。というよりも、
両想いが結ばれるのがハッピーエンドと思っている王道派というべきですか。

原作の結末を読んでからそれほど経ってない分、まだショックを引きずっていました。
なんとか自分の気持ちを浮上させようと思って書いたのが「夢紡ぐ糸」です。

マンガやアニメのアフターストーリーを想像するのはよくありましたが、
本当に小説にするのは今回が初めて、小説自体、小学校の課題で無理矢理書かされて以来ですね。
そのせいで、情景描写がほとんど書かれていません。キャラのセリフだけでストーリーが進行していくというなんとも、本当にこれって小説といえるのかと自分でも思ってしまいます。

といっても自分にはこれが精一杯ですし、最初に考えた書きたいことも書けて満足しています。

ちなみに、書きたかったことは、

１　綾に淳平の初恋の相手を教えること。
２　ラブサンクチュアリの結果を２人が知ること。
３　河下先生が最後の後書きで語った「未来の東城の幸せ」を自分の解釈で具体化すること。

その中の「未来の東城の幸せ」、これが一番書きたかったことです。
後書きの内容だけだと、何十年か先のノートの小説の映画化とも考えられるんですが、いくらなんでもそんな先の幸せなんて冗談じゃない。
ということで自分が考えたのは、「淳平と一緒に映画をつくること」です。
それは、高校の時のように「淳平のために映画を作っている」のではありません。
映画をいいものにするために、時には口論してでも映画の完成に全身全霊を傾けています。
そして「互いの才能を引き出しあっている」ことを感じている彼女は、それが映画の完成度を高めていることもわかっています。

そうして淳平と映画を作っている時間は、彼女の人生で最も充実した時間になっていくと思っています。
そして、最後に言った通り、「世界せーふく」の夢につなげるためにこれからも２人で映画を作っていくでしょう。

それが、自分の考えた「東城の幸せ」です。

次からは、つかさサイドの話になります。
自分が、つかさの未来をどう考えたのか、その答えが第９話です。

よろしくお願いします。

[No.762] 2007/12/02(Sun) 22:48:02

Re: hiraさんの感想スレッド　～後書き～ (No.764への返信 / 7階層) - hira

まずは、最後まで読んでくださってありがとうございます。

６話までについては、先に書いた通りです。

そして、この話はもともと６話で完結する予定でした。

そのあとの未来は、真中つかさ、日暮綾を想像していました。

当然、淳平と綾の間に恋愛フラグを立てるつもりはなかったんですから、

自然な流れでしょうね。

（綾は、７話冒頭で書いたとおり、淳平が彼氏として紹介するならたぶん日暮さんしかいないでしょう。）

ですが、ラブサンクチュアリにオリジナルの設定をつけたあたりから、疑問に思い始めました。

「夢に向かって映画を作り続けていく２人を、恋人として見ていくつかさは本当に幸せか？」

この問いに、自分がだした答えが第９話です。

６話時点の後書きで、

「淳平と映画を作っている時間は、彼女の人生で最も充実した時間になっていくと思っています」

と書きましたが、もう一つ書きたかったのは、

「２人で映画を作っている時間は、２人にとって最も充実した時間になっていく。」

淳平にとっても充実した時間なわけです。

それは、恋人といる時間よりも大事なものになっていくかもしれません。

だからこそ、第９話での西野の未来についての答えということです。

[No.769] 2007/12/08(Sat) 13:09:39

Re: hiraさんの感想スレッド　～後書き～ (No.769への返信 / 8階層) - takaci

連載お疲れ様でした。
全体的にまとまっていて、読みやすい作品だったと感じています。
私も綾ファンなので、綾エンドは嬉しい限りです。
でもつかさも好きなんで、ちょっと微妙な気持ちであったりします。

綾とつかさをそれぞれどう設定するかが難しいんですよねえ。
片方をくっつけるともう片方が幸せをつかめない。
う～んこのジレンマがもどかしい・・・
そして『どうせならいっそ』と思いふたり揃ってぶっ殺したことがある私ですｗｗｗ

ほのぼのとした幸せなエンドは良かったと思います。
対照的に私の作品は・・・

とにかくお疲れ様でした！

[No.770] 2007/12/08(Sat) 21:31:21

Re: hiraさんの感想スレッド　～後書き～ (No.770への返信 / 9階層) - hira

感想ありがとうございます。
つかさについては、やはり微妙ですか。
淳平と綾の関係を強くイメージした分、真中つかさで終わらせると、
ichigoＷＡＲ的展開か、２人が夢に向かって羽ばたくのを家でじっと待っている、という
未来しか想像できなくなっちゃったんですよね。
自分としては、そういう未来をつかさに歩ませたくないなあ、ということで、
自ら、違う未来を選んで歩いていく形にしたかったんですけどね。
やっぱり綾贔屓だから、そういう発想になってしまうのかな。

７話以降については、サイドストーリーも考えたんですけど、やっぱり難しいですね。
自分としては、単に真中つかさで終わらせても納得いかないので、あきらめました。

でも、見てみたい気はするんですよね。６話までの展開からつかさが、
真中つかさとして幸せになる話も、ということで、こういうことを宣言
するのはめずらしいとは思いますが、この作品については、加筆修正ＯＫ、
ということにします。

７話以降のサイドストーリーを考えるのもいいですし、全体を修正してみるのもかまいません。

また、おもしろい作品が生まれるのを期待しています。

[No.772] 2007/12/09(Sun) 09:55:42

Re: hiraさんの感想スレッド　～後書き～ (No.778への返信 / 11階層) - hira

く～るさん、感想ありがとうございます。

> ただ、西野のあきらめが良すぎるのはアレ？と思いました。
つかさがあきらめ悪ければ、何の障害もなく淳平とくっついてますよ。
９話時点でも、淳平と綾の間に恋愛フラグは一切立ててません。
だから、つかさが行動をおこさなければ淳平は、いずれつかさにプロポーズしています。
(あきらめの悪いつかさを書きたくなかったというのもありますが。）

次回作は、難しいです。
この作品は、自分にとって「いちご」のアフターストーリーで、
綾ファンの自分が、原作の結末を肯定するために書いた作品です。
そして、その目的は達成出来ました。
今のところ、次を書きたくなるような動機がないので、可能性は低いです。

[No.779] 2007/12/15(Sat) 05:02:19

Re: hiraさんの感想スレッド　～後書き～ (No.779への返信 / 12階層) - hira

もう少し、書きたいことが出来ましたので雑記として。

ichigoＷＡＲのラストや、その後の感想、また自分の作品への感想を読んで思ったこと。
自分も、takaciさんやシンさんと同じ綾ファンです。
でも、お二人と自分とでは考え方がまるで違うと感じました。
そしてたぶん、ずっと相容れないだろうなと思いました。

「綾は淳平と結ばれる以外に幸せになることはない。」
わたしは、これを完全に否定しています。
「LAST TAKE EAST SIDE」の最後で、彼女は淳平に恋したことを後悔してないし、
「あたしの恋は、２人の、みんなの夢になる」と言っています。
彼女は、そこから新しい未来と幸せをつかめると信じています。

そして、感想を書いてくれたtakaciさんやく～るさんには感謝していますが、
自分にとって、綾エンドは６話であって、エピローグはただのおまけです。
ですから、エピローグだけで綾エンドと言われても自分が書きたかったことを
無視されているようで、ちょっとつらいです。
（自分の伝え方が悪かったと言われれば仕方ないんですが。）

否定でも肯定でもかまわなかったので、６話や９話の感想が聞きたかったですね。

[No.780] 2007/12/15(Sat) 09:54:02

Re: hiraさんの感想スレッド　～後書き～ (No.780への返信 / 13階層) - たゆ

>彼女は、そこから新しい未来と幸せをつかめると信じています。
だからこそ原作の四年後の描写が生きてくるかなあと自分は思ってみたり。
「LAST TAKE EAST(WEST) SIDE」は原作に忠実に彼女たちの心情が語られていて素晴らしいですね。

作中語り足りなかったことはやはり次回持ち越して作中で補完するってことで、感想は人それぞれあるってことで溜飲を下げておくんなまし～

自分は誰と付き合おうと前向きに歩いていく三人が良かったですよー
好きな人と秘密を分かち合うエピソードに胸がキュンキュンしました(不整脈に非ず)

[No.781] 2007/12/15(Sat) 16:51:33

Re: hiraさんの感想スレッド　～後書き～ (No.781への返信 / 14階層) - hira

たゆさん、どうもです。

まあ、そろそろ感想も終わりかなあと思いましたので最後に愚痴など書いてみました。
実際、考えが合わない部分の感想って書きづらいですしね。
否定的な感想を書こうとすれば、言葉を選ばなきゃいけなくて、悩んでしまいますし、
自分のような考えをしてる人って、とっくにいちごを卒業してるのかもしれませんね。

「LAST TAKE」、もちろんWEST SIDEも持ってますよ。というか、今の時期でまだ在庫が
あったのは、自分でもちょっとびっくりです。
「ホワイトバレンタイン」のつかさの心情が自分には印象的でした。
「夢紡ぐ糸」５話の最後でもすこし引用しましたし。

次作を書くなんて、いまの段階ではとても出来るように思えないんですけど、
思ったことを色々とメモしていこうかな。
もしかすると、いつか役にたつかもしれませんしね。

> 自分は誰と付き合おうと前向きに歩いていく三人が良かったですよー
そうですよねー。そう考えると、高校の時に綾が淳平と付き合うのは、
逆に綾のためにならなかったかなー、と思ってみたりするんですよね。
（当時の綾本人は、それで幸せだったでしょうけど。）

[No.782] 2007/12/17(Mon) 00:21:11