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   効率の悪い営為 - エリ - 2008/04/05(Sat) 04:14:49 [No.762]
Re: 効率の悪い営為 - かくべい - 2008/04/17(Thu) 23:28:05 [No.768]
Re: 効率の悪い営為 - 一歩一歩 - 2008/04/13(Sun) 18:39:00 [No.767]



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効率の悪い営為 (親記事) - エリ

春なので、はりきって連続投稿させていただきます(笑)。

最近、やる気が出ない時、村上春樹の本「走ることについて語るときに僕の語ること」をパラパラと繰り返し読んで、カンフル剤としています。著者が25年以上続けているマラソンについて、そして小説家であるということについて書かれた本ですが、次のレースに向けて黙々と練習を続けていくことに関する、次のような一節があります。


たとえそれが実際、底に小さな穴のあいた古鍋に水を注いでいるようなむなしい所業に過ぎなかったとしても、少なくとも努力をしたという事実は残る。効能があろうがなかろうが、かっこよかろうがみっともなかろうが、結局のところ、僕らにとってもっとも大事なものごとは、ほとんどの場合、目には見えない(しかし心では感じられる)何かなのだ。そして本当に価値のあるものごとは往々にして、効率の悪い営為を通してしか獲得できないものなのだ。


私にとって、ここ数年の読書の中で、最も印象的だった文章のうちの一つです。吃りながらも話していく、生きていくこともまさに、村上春樹の言うところの「効率の悪い営為」だよなぁと思いました。効率の悪い営為の向こうに何があるのか、最終的に「答えは風の中」なのかもしれませんが、私もとりあえず頑張ってみるかと思わせてくれる、村上春樹氏です。

「ダンス・ダンス・ダンス」、「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」など、主要作品をまだ読んでいないのに、ファンを名乗っている、エセ春樹ファンの独り言でした(笑)


[No.762] 2008/04/05(Sat) 04:14:49
Re: 効率の悪い営為 (No.762への返信 / 1階層) - 一歩一歩

たしかにどんなことでも、ある感覚を自分のものにするためには、何度も何度も何度も何度もその世界に入りきらないと駄目ですね。もう他人からみたら、**中毒だと思われるくらいのめり込んでみて、そうしたら別の世界が見えてくることがあります。誰のまねでもない自分だけの考えは、そうした経験を経ないとものにはできないものだと思います。

「三昧」という言葉がありますが、昔、今東光が似たような話をしているのを思い出しました。

実は今東光の話をカンニングして、わたしは今年の新入生に次の言葉を贈っています。
「 マンガでも何でもいいと思っていますが、活字を読みましょう。世の中にはいろいろな世界があって、そこにはいろいろな物語があることを知ってください。何とか中毒と思われるくらいその世界に浸ってください。浸りきってください。そうすれば別の世界が見えてくると思います。そこに自分の個性が生まれるのだと思います。 」


[No.767] 2008/04/13(Sun) 18:39:00
Re: 効率の悪い営為 (No.762への返信 / 1階層) - かくべい

私も最近、訳あって(?)村上春樹を読み始めました。
この作者の文体に翻訳本を読んでいるような落ち着かなさを感じつつ、どこか惹かれる作品があります。
「走ることについて語るときに僕の語ること」は未読なので、若い頃の不完全燃焼のエネルギーを、走って消耗していたことを思い出しながら読んでみよう。


[No.768] 2008/04/17(Thu) 23:28:05
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