新しい防衛大綱と中期防の閣議決定を受けて - もうひとりのガリレオ - 2018/12/19(Wed) 19:36:41 [No.27125] |
└ Re: 新しい防衛大綱と中期防の閣議決定を受けて - ジマイマ - 2018/12/20(Thu) 08:32:56 [No.27126] |
公明党は改憲勢力に非ず こう書いて風さんに笑われましたが、改憲問題よりも深刻なのは憲法改正を待たずして安倍政権が現平和憲法ののりを超えて軍拡に乗り出していることです。 いずもの空母化・敵基地攻撃能力のある長距離ミサイルの導入など新しい防衛大綱と中期防が閣議決定されることにより現憲法が禁ずるとしてきた防衛力が整備されようとしています。 今までの政府答弁との整合性を問う声が通常国会で野党側から上がることは確実ですが、それ以前の問題として与党である自民党や公明党内から問題を問う声が上がらないのは政治の劣化そのものであるのでしょう。 今回整備される新しい防衛大綱と中期防は北朝鮮では無く中国を仮想敵国に見立てているわけですが、約14億の民と鈍化したとはいえ経済成長を続ける中国と事を構える(戦争の準備をする)事の愚かさが分からないのはもはやどうすることも出来ないのでしょうか? 軍事・安全保障の肝要は敵を作らないこと、味方になりそうな可能性のあるものを味方に引き込み、戦わずして自国の安全を図るところにあります。 中国には約14億の民がいると書きましたが、この民は日本の貿易のお客さんです。 アメリカが、と仰られる方もおられることとは思いますが、日本の最大の貿易相手国は中国なのです。 中国にとっても日本は大切な貿易相手国であり、中国と日本の間には日中平和友好条約があり、一衣帯水の関係を誓い合った原点を思えば中国を仮想敵国にして膨大な軍事費をつぎ込み、日本国民のための福祉予算をバッサリと切る事が以下に馬鹿げているのかが分かるのではないでしょうか? 残念なことに、このことに言及するマスメディアは有りません。 ネット上でもこんなことを書いている人は居ません。 少子高齢化が進み、高齢者をはじめとする多くの人々に多額の福祉予算が必要になる時代には、それに応じた安全保障や福祉のあり方を考えても良いのでは無いか。 新しい防衛大綱と中期防の閣議決定を受けて私はそんなことを考えました。 [No.27125] 2018/12/19(Wed) 19:36:41 |
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