[ リストに戻る ]
No.27263へ返信

all 多数派工作 我が宰相の頭の中身は大丈夫か? - もうひとりのガリレオ - 2019/07/22(Mon) 20:16:51 [No.27263]


多数派工作 我が宰相の頭の中身は大丈夫か? - もうひとりのガリレオ

首相「3分の2が賛同の憲法改正案を」 公明代表は距離

安倍晋三首相(自民党総裁)は22日、参院選を終えて党本部で記者会見し、野党に憲法改正の具体案づくりに向けた協議入りを呼びかけた。9条への自衛隊明記を含む自民案について「最善と考えるが、とらわれることなく、柔軟な議論を行っていく」と述べ、修正に応じる可能性にも言及した。ただ、与野党から異論が続出しており、思惑通りに進むかは見通せない。
 首相は参院選の結果を「国民からの力強い信任を得た」と総括。選挙戦を通じて憲法改正に向けた議論を進めるよう訴えて与党が勝利したとして、「少なくとも議論すべきという国民の審判は下った。野党は民意を正面から受け止めていただきたい」と主張。停滞している衆参両院の憲法審査会の開催と政党間の協議に入るよう求めた。
 与党と日本維新の会などによる「改憲勢力」は改憲発議に必要な「3分の2」には届かなかった。この点について首相は「新たに登場した政党もある。国民民主党には憲法改正を議論すべきだと考えている方々はたくさんいる」と一部野党を巻き込みたい考えを重ねて示した。9条への自衛隊明記や教育無償化など4項目を掲げる自民党案の修正に応じる可能性にも言及したうえで、「与野党の枠を超えて3分の2の賛同が得られる改正案を練り上げていきたい」とも語った。
 首相の前のめりな発言に対し、与野党の幹部からは早くも異論が出ている。
 公明党の山口那津男代表は22日、テレビ東京の番組で「憲法改正を議論すべきと受け取るのは、少し強引だ」と指摘。「改正する必要は今、どこにあるのかはっきりしません」とも述べ、距離を置いた。
 野党では、議席を伸ばした立憲民主党の枝野幸男代表が、改憲勢力が3分の2に届かなかったことを踏まえ、「議論を今、進める必要はない」としている。このため首相の呼びかけに各党がどこまで応じるかはなおも不透明だ。(朝日新聞)
============================================================

選挙期間中は改憲の是非を問う選挙だと言い、選挙結果で改憲勢力が2/3を割り込めば多数派工作で改憲の発議をと言う。
こんなことを書いていいのかと悩みましたが、我が宰相の頭の中身が心配になります。
首相は参院選の結果を「国民からの力強い信任を得た」と総括したとありますが、現有議席を割り込む結果を信任とするのは無理がありますね。

報道では首相は国民民主党の中に手を突っ込んで改憲を実現したい腹積もりの様ですが、アベ改憲に反対として野党統一候補の形で勝利した議員を改憲賛成に回らせるというのは選挙の否定であるとともに民主主義の否定でもあります。

改憲を進めたいばかりにアベには周りが見えなくなっているようですね。
多数派工作を成功させたとして、さて発議の段階になってみたら賛成に回ってくれると思っていた公明党が改憲論議にブレーキをかけるのではないかと私には思えてならないのです。

こう書くと風さんからのお叱りが目に見えてくるようですが、憲法特に9条改正に公明党は乗れないと思うんですけどねぇ。


[No.27263] 2019/07/22(Mon) 20:16:51

この記事への返信は締め切られています。
返信は投稿後 180 日間のみ可能に設定されています。


- HOME - お知らせ(3/8) - 新着記事 - 記事検索 - 携帯用URL - フィード - ヘルプ - 環境設定 -

Rocket Board Type-T (Free) Rocket BBS