平成海援隊Discussion BBS政治議論室

Re: 「おかしい事を、おかしいという」ことだ (No.27600 への返信) - もうひとりのガリレオ

> 「緊急事態宣言」の実施については既存の「新型インフルエンザ等対策特別措置法」にも条文がありますが、
>
> ＜Bloomberg記事より一部抜粋＞
> 『新型インフル特措法では、首相が緊急事態を宣言すると、都道府県知事は住民への外出自粛のほか、学校や映画館などの施設使用制限・停止、臨時の医療施設を開設するための土地使用、医薬品や食品の売り渡しを民間などに要請できる。
> 従わない場合で特に必要な時は物資の収用など強制的な措置も可能としている。』
>
> 新型コロナウイルス感染症は同法の対象とならないため、政府はこれを参考にした法整備が必要と判断した、ということだそうですが・・なぜ新たに措置法を作る必要があるのか、私は疑問に感じています。
>
> 「新型インフルエンザ等対策特別措置法」は2012年5月野田内閣が公布し、安倍内閣によって施行、改正されていますが、
> 新たに立法措置が進められる「新型コロナウイルス対策特別措置法」には国民にとって危険極まりないことが仕込まれるのではないか？、アベ一派ならやりかねないと、危惧しています。

今回は既存の「新型インフルエンザ等対策特別措置法」を与野党合意の上で速やかに改正する方向に向かうようです。

しかし、都道府県知事による住民への外出自粛要請が行われれば経済的な大混乱が予想されますね。
勿論、新型コロナウイルスを封じ込めることが最優先されるべきである事は言うまでもありませんが、新型インフルエンザ等対策特別措置法の発動が日本国民の経済的な息の根を止める事の無い様な措置が必要なのではないだろうかと私は心配をしております。

> ちなみに自民党憲法草案の「緊急事態条項」については、岩上安身氏と長谷部恭男氏２０１７.９.25対談のなかで指摘されていたことを下記に転載させていただきます。
>
> ●国会の事前同意必要なし
> ●基本的人権が制限される
> ●法律と同じ効果を持つ政令の制定が可能に
> ●総理大臣が予算措置を行える
> ●「緊急事態」の期間に制限がない
> ●内閣は衆議院の任期を延長することができる
> ●地方自治がなくなる
> ●司法は「統治行為論」によって行政のやることの是非の判断を下さない
> ●集会、結社、言論、報道、の自由が制限される
>
> ⇒国民すべてが公権力に従わざる得ない状況に！戒厳令の復活！これこそ「ナチスの手口」！！

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【新型肺炎】首相、緊急事態条項は「極めて大切な課題」参院予算委

　安倍晋三首相は３日の参院予算委員会で、新型コロナウイルスの感染拡大を機に緊急事態条項を新設する改憲議論について「国民の安全を守るため、国家や国民がどのような役割を果たし国難を乗り越えていくべきかを憲法にどう位置づけるか極めて重く大切な課題であると認識している」と述べた。

　日本維新の会の松沢成文氏が、緊急事態条項に触れた自民党の提言に「感染症のパンデミック（世界的大流行）も加えるべきだ」と指摘した。

　首相は「（党の提言に）答える立場にはない」としつつ、「こういう項目を入れるべきだという議論を憲法審査会の場ですることが、国民の求める議論が進むことにつながっていく」と述べ、参院で約２年間開かれていない憲法審査会の開催に水を向けた。(産経新聞)
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危惧していた通りの展開です。
と言うか、アベのオツムの中を想像すれば危惧と言うか想像通りと言うべきなのか。

中国でのコロナウイルス肺炎発生からの一連の初動の遅れが我が国でのコロナウイルス肺炎の蔓延につながるかと言うこの時に、なぜ憲法改正による緊急事態条項の議論になるのでしょうか?
万が一にもないこととは思いますが、アベとその仲間たちは憲法改正を実現する為に新型コロナウイルス肺炎を放置していたわけではないでしょうね?
私は上の記事を読んで背筋が凍る思いがふとよぎりました。

まさに、【火事場泥棒】そのものです。

何度でも言います。
安倍晋三には総理はもとより政治家としての資質も度量もありません。
私は明日にでも、いやこの後深夜や未明になっても構いませんからアベが辞任会見を一秒でも早く行う事を強く強く望みます。

[No.27601] 2020/03/03(Tue) 22:41:08

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