世間を騒がす小西文書。とうとう総務省が本物と認めました。高市大臣の去就に耳目が集まっていますが、この問題の本質は当時の安倍内閣が放送法を曲解し、マスメディアを萎縮させ政府に批判的な言論を封じたところにあるものと私は考えます。放送局が政府に都合の悪い事を伝えるのは報道機関としての義務です。放送法が成立した経緯を考えればまたジャーナリズムの在り方を考えるとき、政府批判をしてそれを政府与党関係者が苦々しく思うのは、報道機関にとっての勲章なのではないかと。 筑紫哲也氏が存命であればこのニュースをどのように伝えただろうかと私は考えています。おそらく政府の姿勢と共にメディアの堕落を厳しく断罪したのではないかと。 私達は今ある環境の中で何が出来るのだろうかと思案を巡らせる早春の宵です。 [No.28218] 2023/03/07(Tue) 21:52:24 |
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