2000年は世紀末。 では、平成が終わろうとしている今は元号末??
まぁ、そんなことはどうでも良いんですが政治の世界は末法思想の吹き荒れた平安時代末期と同じなのではないかと思われるくらいの混沌(カオス)状態ですね。
アベ政権は対中国・北朝鮮強硬姿勢で人気を博してきたわけです。 私などはこのBBSでも対中国・北朝鮮強硬姿勢は極東アジアの平和と安定には寄与しない、北朝鮮の核・ミサイル・拉致問題の解決に役立たないと述べてきたわけですが、アベ政権は強硬姿勢を貫いてきました。 ところが、アメリカトランプ政権が極東地域戦略を変えるとそれに足並みをそろえるように対中国・北朝鮮外交を大きく転換しようとしています。 まぁ、アベも所詮はトランプの犬でしかないということが明らかになったわけです。(みんなそう思ってはいましたが、ここまであからさまにはならなかった訳です)
消費税増税に関しても、今夏の参議院選挙が不利となるとみれば消費税増税を止めることを側近を使って打ち上げる。 それに対して与党内からは若干の批判の声は上がりましたが、野党から批判の声は上がりません。 もちろん、私は元来より逆進性の強い消費税という制度そのものに反対の立場をとるわけですが、野党からは消費税増税延期を示唆したアベ側近の発言に対して、アベノミクス失敗経済政策の失政を厳しく批判する声が出ても良いはずです。
ここ最近書き込みをせず、また他の方々の書き込みもなかったわけですが、私にはこの国の今の政治状況は議論するに値しないほどの状況なのではないかとすら思えてくるのです。
ただし、それをやると為政者の思うつぼなんですね。
経団連会長の終身雇用制度を否定する発言やアベ側近の憲法調査会に関しての゛ワイルドな憲法審査を進めていかないといけない゛発言など問題を注視し議論を深める必要があるイシューはたくさんあるはずなんですが・・・。
この国の国民が政治に関心を失ったのか?、あるいは政治にあきらめを感じているのか?
このBBSを始めて以来の強い危機感を私は持っているところです。
[No.27170] 2019/04/25(Thu) 08:15:40 |