維新・丸山氏、国後島で「戦争しないと」 その後に撤回
北方四島ビザなし交流の訪問団の一員として同行した日本維新の会の丸山穂高衆院議員(大阪19区)が、国後島訪問中の11日夜、北方四島の返還に関し、「戦争しないと、どうしようもなくないですか」と訪問団の団長に詰め寄るなどして、訪問団から抗議を受けていたことがわかった。
同行記者団などによると、公式行事が終わった11日夜、国後島の施設「友好の家」で懇談中、丸山議員が元国後島民の大塚小彌太団長(89)に「戦争でこの島を取り返すのは賛成ですか、反対ですか」などと大声で質問。団長が「戦争はすべきではない」と答えたが、戦争しないとどうしようもないとの発言を返した。丸山議員は酒に酔っており、その後も大声で議論を続け、決まりに反して友好の家の敷地から出ようとしたという。(朝日新聞) ============================================================
丸山議員の発言については改めて説明や論評する必要はないと思います。 その程度の発言だということです。 その辺のアホなネトウヨ以下の発言です。
改めてこの事件を取り上げたのは、この国の安全保障についてこの事件を通じて考えてみたいからです。
中国・ロシア・北朝鮮。 アホなネトウヨが日本周辺の日本にとって脅威となりうる国を挙げろと言われればこの三か国を挙げることになるでしょうか?
北朝鮮は微秒ながら、中国ロシアに関しては紛うことなく核保有国です。まぁ、北朝鮮もBC級兵器とその運搬手段である飛翔体(苦笑)を保有していると考えれば日本にとっては大きな脅威であることは間違いありません。
これらの国に対抗しようということになるなら、日本の核武装を考えなければならないということになるわけですが、ここでも何度も議論を重ねた通り日本の核武装は現実的ではありません。 アメリカの核の傘と言うものも一応は考えられるわけですが、報復核攻撃を覚悟してまでアメリカが日本のために核の傘を提供するというのは、これもまたお花畑の論理なのです。 日本政府も丸山議員の発言を現実的でないと批判したわけですが、これは私が上に書いたようなことを当然のこととして受け止めているからではないかと思われます。
つまり今回の丸山議員の発言を通じて、日本政府も含めて日本と言う国は戦争で国際紛争を解決することができない国である、と言うことが明らかになったわけです。
こうなると、憲法改正もアメリカからの兵器の購入も不必要と言う結論が導き出されるわけですが、もう日本国民も私たちが置かれている立場を理解して良い頃合いだと思うのですが・・・。
さて、この事件を通じて皆さんはどのようなことをお感じになったでしょうか?
[No.27178] 2019/05/16(Thu) 07:06:59 |