我反抗、故我存在。
これは香港のデモの中で、壁に落書きされた言葉。 写真は藤卓也@チャリダーマンと言う方が写されたものでTwitterの中でこの写真を目にされた方もあるかもしれません。
香港では街中にこのような落書きやビラが貼られているようです。 ここで改めて言うまでもなく香港のデモは逃亡犯条例改正案の完全撤回を求めるものであり、中国政府と言うある意味世界で最も高圧的な国家権力に対して香港の人々は自由を求めて抵抗をしています。
翻って私たちの国日本はどうでしょうか?
森加計に始まり、現職大臣が大臣室でわいろを受け取る事件。詩織さん事件に見られるような犯罪のもみ消し。桜を見る会に代表される政治の私物化。 これらを目の前にしてもデモの一つすら起きないこの国は異常すぎるのか?、それとも平和すぎるのか?
不正義と権力に媚びへつらい、体制に流され同調することが令和の時代の賢い生き方だとすれば、あまりにも惨めではないでしょうか?
我反抗、故我存在。
命がけで自由を守ろうとする香港の人たちを手本に、もう一度ねじを巻きなおしてこの国の在り方を問い続けたいと思います。
[No.27539] 2019/12/24(Tue) 01:41:51 |