先の統一地方選挙、国政補選の結果を受けて、やはりまた思考はフリーズしたままです。🤔 こんな時に考えるのは白川さんがご存命なら今の状況をどう考えていただろうかと言う事。白川サイトはまだ生きているのでのぞいてみたら今の状況を白川さんならこう考えたのではないかと言う論考に行き当たりました。そしてその論考はこのBBSへの書き込みであったことに驚いています。表題の通り永田町徒然草より今の状況を読み解くヒントとして当サイトに投稿された白川さんの゛書き込み゛を再掲してみます。 ============================== Re:民主党に欠けるもの 投稿者---白川勝彦(2007/02/12 12:48:54)
私が民主党にいちばん欠けているのは、この国または国民を救おうという気迫ではないかという気がします。それはちょっと前に共産党のところで書きましたように、社会を変えなければならないという信念なのではないでしょうか。革命は何も共産党だけの専売特許ではなく、熱い信念をもっている政党には革命の雰囲気がなくてはいけません。自由主義革命・民主主義革命・○○革命、いろいろなものがあると思うのです。公明党だって総体革命をするんだといっているそうではないですか(笑)。
坂本竜馬や高杉晋作は間違いなく革命家だったと私は思います。彼らが何主義者のか、ちょっと一言ではいえないところもありますが、革命を考えていたことことだけは確かです。革命とは天の道から外れた時の政権を倒し新しい政権を作り人民を救うことだ、と高校時代に漢文の先生から教わりました。政権交代それ自体を私は革命ということはできないと思うのです。そんなことをいったら、アメリカやイギリスで度々革命が起こっていることになるじゃありせんか。
時の政権の悪政から国民を解放する、それが革命だと私は思うのです。悪政に対する憎悪・国民に対する愛情と信頼・自らの理想に対する熱い信念などといったものがなければ革命は成し遂げられません。政権交代はあくまでも結果でしかないのであって、政党の目的ではないと私は思います。
ただし、わが国においては自民党政権(最近ではこれに創価学会がくっ付いた)があまりにも長く続き過ぎたので、政権交代はひとつの革命であると私は思っています。それ故に政権交代を主張する者には革命家としての要素がなければならないのだというのです。政権交代を主張する政党も同じでしょう。自公政権の悪政を徹底的に暴き、これと断固として闘う気概と執念と戦いが必要なのです。それを遂行する中で、実際に政権を獲得したときに必要な政権担当能力ができてくるのです。
以上が私の感想です。これは民主党だけにいっていることではありません。野党全般にいいたいことなのです。ただ民主党は野党の中心にいるのですから、そのことがいちばん求められるということです。(永田町徒然草 平成海援隊BBSへの書込み 07年02月13日No.335より抜粋) ============================================================
以上が今から16年前に書かれた白川さんの投稿です。さて皆さんはどんな感想を持たれるだろうか?
[No.28223] 2023/04/27(Thu) 22:38:29 |