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ティザー予告 (No.1429 への返信) - 納豆　弾

　　　　　　機甲歴００６６年　１月　―――

　【　Dr.ダモクレス　】
「　―― バルサイドが、来る。　奴と戦うには、地球の戦力を可能な限りかき集めなければならん。　そうでなければ話にならん。　ワシが世界征服を終えた後であれば事は単純だったんだがな　」

　喫茶店で『フミ』が同席する中、『ヤヒロ』の前に座った『Dr.ダモクレス』が珈琲を傾けながら告げた。

「　さて。第三次大戦を始めようじゃないか　」

　【　サザナミ　】
「　バルサイド。あの子をどうにかしたいなら、過去へ飛べばよいのです　」

　何時もの“シルバーホーケン”のステージを模した電脳空間。サザナミは、『カグラ』へ微笑む。

「　私は貴方が気に入っています。　だから、手を貸してあげましょう。　ゲーム仲間でもありますしね　」

　【　エリア・D・ウェスペリア　】
「　ガリスティア第５帝国は地球よりも軍事面では強大でした。　それでも、バルサイドに滅ぼされました。　地球も ――　」

　ルミナスの司令室で『エリア』は『香取リュウジ』、『橘オウカ』、そして―　『ジゼル』を見つめた。

「　ですから、地球から避難しましょう。　私達の時は間に合いませんでしたが、今ならまだ間に合います。　別の星を、新たな故郷を見つけるのです　」

　【　リーフ　】
「　ナナセさんのステージ進行度は過去最速です。　しかし、申し訳ありません。　バルサイドの侵攻が当初の予知よりも早い ――　」

　『リーフ』は何時もの申し訳なさそうな表情で『ナナセ』へと手を差し出した。

「　―― ですから、早急にナナセさんに“ステージ５”へ進んで頂き、バルサイドコアを破壊する必要があります　」

　　　　　　　――　選択せよ。

　【　Dr.ダモクレス　】
「　やる事自体は簡単だ。　君は以前、成功させておるじゃないか。　―― イズモ防衛戦。　それを地球規模でやるだけの事だ。被害も　―― 同じくらいに収まるはずだ　」

　【　サザナミ　】
「　時空転移に成功した実例はあなたが体験したアビスジャンプ。それともう一つ　―― レムリア王国　」

　【　エリア・D・ウェスペリア　】
「　テラネシアが星間移民船を開発しているという事を、ロッテが教えてくれました。　計画名は　―― ディアスポラ計画　」

　【　リーフ　】
「　バルサイドコアを破壊できる必要最小限の戦力を投入します。そうすれば、地球に被害無く　―― ナナセさんの守りたい方々も、守れますよ　」

　　　　　　　――　地球の未来を。

　【　Dr.ダモクレス　】
「　バルサイドとの戦いで生き残った人類ならば、必ずや星へ至る道を見つけるだろう　」

　【　サザナミ　】
「　そんな身体になっても、自分の生きた時代じゃなくても、貴方は戦ってきた。　その理由に、興味があるのです　」

　【　エリア・D・ウェスペリア　】
「　例え故郷を失っても…　人は生きていける。　そういう強さを、私は知ることが出来た。　だから―　」

　【　リーフ　】
「　バルサイドが攻め寄せる前に、直接バルサイドコアへと向かい、破壊する。確かに、人間では不可能なミッションでしょう。…人間では　」

　　　　　　　――　貴方の運命を。

　　　　ＳＴＧ卓　第３回　「　∞　択　？　」

　　　　　　　奈落を砕き、世界を救え―。

　【　欲界僧正・兜率天外印　】
「　ガラス張りに360度の監視カメラ。　プライバシーの欠片もない、精神的拷問か。　しかし、1つ疑問なのだがね　」

「　―― “おはよう”から“おやすみ”まで。　ずっと拙僧を見つめ続ける君たちの方が拷問なのでは？　」

[No.1433] 2023/05/23(Tue) 00:56:39

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> 　　　　　　機甲歴００６６年　１月　―――
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> 　【　Dr.ダモクレス　】
> 「　―― バルサイドが、来る。　奴と戦うには、地球の戦力を可能な限りかき集めなければならん。　そうでなければ話にならん。　ワシが世界征服を終えた後であれば事は単純だったんだがな　」
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> 　喫茶店で『フミ』が同席する中、『ヤヒロ』の前に座った『Dr.ダモクレス』が珈琲を傾けながら告げた。
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> 「　さて。第三次大戦を始めようじゃないか　」
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> 　【　サザナミ　】
> 「　バルサイド。あの子をどうにかしたいなら、過去へ飛べばよいのです　」
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> 　何時もの“シルバーホーケン”のステージを模した電脳空間。サザナミは、『カグラ』へ微笑む。
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> 「　私は貴方が気に入っています。　だから、手を貸してあげましょう。　ゲーム仲間でもありますしね　」
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> 　【　エリア・D・ウェスペリア　】
> 「　ガリスティア第５帝国は地球よりも軍事面では強大でした。　それでも、バルサイドに滅ぼされました。　地球も ――　」
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> 　ルミナスの司令室で『エリア』は『香取リュウジ』、『橘オウカ』、そして―　『ジゼル』を見つめた。
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> 「　ですから、地球から避難しましょう。　私達の時は間に合いませんでしたが、今ならまだ間に合います。　別の星を、新たな故郷を見つけるのです　」
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> 　【　リーフ　】
> 「　ナナセさんのステージ進行度は過去最速です。　しかし、申し訳ありません。　バルサイドの侵攻が当初の予知よりも早い ――　」
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> 　『リーフ』は何時もの申し訳なさそうな表情で『ナナセ』へと手を差し出した。
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> 「　―― ですから、早急にナナセさんに“ステージ５”へ進んで頂き、バルサイドコアを破壊する必要があります　」
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> 　　　　　　　――　選択せよ。
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> 　【　Dr.ダモクレス　】
> 「　やる事自体は簡単だ。　君は以前、成功させておるじゃないか。　―― イズモ防衛戦。　それを地球規模でやるだけの事だ。被害も　―― 同じくらいに収まるはずだ　」
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> 　【　サザナミ　】
> 「　時空転移に成功した実例はあなたが体験したアビスジャンプ。それともう一つ　―― レムリア王国　」
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> 　【　エリア・D・ウェスペリア　】
> 「　テラネシアが星間移民船を開発しているという事を、ロッテが教えてくれました。　計画名は　―― ディアスポラ計画　」
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> 　【　リーフ　】
> 「　バルサイドコアを破壊できる必要最小限の戦力を投入します。そうすれば、地球に被害無く　―― ナナセさんの守りたい方々も、守れますよ　」
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> 　　　　　　　――　地球の未来を。
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> 　【　Dr.ダモクレス　】
> 「　バルサイドとの戦いで生き残った人類ならば、必ずや星へ至る道を見つけるだろう　」
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> 　【　サザナミ　】
> 「　そんな身体になっても、自分の生きた時代じゃなくても、貴方は戦ってきた。　その理由に、興味があるのです　」
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> 　【　エリア・D・ウェスペリア　】
> 「　例え故郷を失っても…　人は生きていける。　そういう強さを、私は知ることが出来た。　だから―　」
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> 　【　リーフ　】
> 「　バルサイドが攻め寄せる前に、直接バルサイドコアへと向かい、破壊する。確かに、人間では不可能なミッションでしょう。…人間では　」
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> 　　　　　　　――　貴方の運命を。
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> 　　　　ＳＴＧ卓　第３回　「　∞　択　？　」
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> 　　　　　　　奈落を砕き、世界を救え―。
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> 　【　欲界僧正・兜率天外印　】
> 「　ガラス張りに360度の監視カメラ。　プライバシーの欠片もない、精神的拷問か。　しかし、1つ疑問なのだがね　」
> 
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> 「　―― “おはよう”から“おやすみ”まで。　ずっと拙僧を見つめ続ける君たちの方が拷問なのでは？　」

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