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No.482へ返信

all ディスカバリー 第二回目用 - 納豆 弾 - 2013/06/02(Sun) 22:51:41 [No.481]
いまさらAGEた理由など - 納豆 弾 - 2016/01/21(Thu) 10:23:42 [No.781]
駄文その1 全体的な話 - 納豆 弾 - 2016/01/21(Thu) 11:46:37 [No.782]
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ゼータプラス_C1_Bst型_ver.01 - 彩弧 照 - 2013/08/14(Wed) 18:16:44 [No.507]
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第一回(第一話〜三話)内容まとめ - 納豆 弾 - 2013/06/08(Sat) 22:01:09 [No.487]
第一回 人物情報まとめ - 納豆 弾 - 2013/06/08(Sat) 22:00:44 [No.486]
一か月ぶりのブラックスワン号だぜ! - 東風 - 2013/06/07(Fri) 18:40:47 [No.485]
ズィムの航海日誌@(東風はGMの許可を得てね) - 籠龍 - 2013/06/04(Tue) 22:12:55 [No.482]
「お詫び」間違えてました - 籠龍 - 2013/06/04(Tue) 22:19:01 [No.483]


ズィムの航海日誌@(東風はGMの許可を得てね) (No.481 への返信) - 籠龍

最後の戦い後、リセレット、たまひよ帰還前に書かれた物。

   ★   ★   ★

日誌 ズィムランハエア・ジィルルア記
※※※※年●月◎日 

日誌を開かなかったこのひと月の間に、あまりにも多くの事が起こり過ぎた。
私はこれを書きながらもまだ混乱から抜け出せていない。
さて、どこから書きはじめるべきか……

まずはクルーの顔ぶれに少し変動があることから記する。
3度の航海の結果、笑うのこぎりザメとの戦闘で4人、ブラックスワンの甲板で行われた魔族との戦闘にて、6人のクルーが命を落とした。
また新たに7人の仲間も加わった。特筆すべきはコックのチャン・ツェーレンと踊り子のゼータだろう。
クルーとの仲は良好。
チャンに関しては、念願のコックと合って皆浮足立っている。戦闘時のサポートも申し分ない。
珍魚を探していると話す。夢を持った者は大歓迎だ。
ブロンソンがやけに気に入っているようだが……医者とコックは気が合うのだろう。
ゼータに関しては不明な点が多い。
ルイス・レオンと名乗る商人が斡旋してきたが、何か目的があるようだ。
ルイスの戦闘力や提示する情報の内容を鑑みて、ただの商人ということはまず無いだろう。
私の船を選んだのも理由があるはずだ。そしてゼータが船に乗った理由は不明だが、しばらくは静観するつもりだ。
彼女には私の船のクルーになる資格はある。もし彼女の目的が我々を害するものだったならば、私がキャプテンを名乗る資格はない。
それに彼女の戦闘における勇敢さは頼もしいかぎりだ。
ほとんど女がいない船では(リセレット達がいない今では唯一の紅一点)、クルー達も彼女に首ったけだ。
リセレットが戻ってくれば、少しは彼らの盛りも治まるだろう。

リセレットとヒヨウラは、資金集めのために別行動。
ひと月経過するが、戻ってくる気配はない。
リセレットが共に行動していることを考慮すれば、心配することはないだろう。
しかし、戦力の主力2人が抜けている現在の状況が続くのは好ましくはない。


さて今回の航海・戦闘についてだが……
きっかけは村助けだった。
敵は、私の父・ゼィムランハエアが戦ったと言われる笑うのこぎりザメ。
だが敵は奴らだけではなかった。
深海魚人の女王を名乗る彼女は一体なんだったのか? 
父を知っている……いや、もっと良くも悪くも近しい存在だったのだろう。
そして魔族達。

私が想定していた以上に、大きな闇が渦巻えている。
奴らの力は絶大だ。
なぜ我々が狙われたのか?
今回は退けることができたが、また我々を潰しに来るだろう。
その時は今回のように……
奴らは我らを邪魔だと言っていたが、結局狙いを知ることはできなかった。
どれほど考えようと、未だ推測の域を出ない。
ただ、恐らく今回の出来事において、私の父・ゼェムランハエアが関係しているようだ。
奴らは私の知らない父を知っている。
父の足跡を辿る旅にも糸口を掴んだのかもしれない。
果たしてこのまま、クルー達と共にいることが得策なのだろうか……
いや、それを考えるのはまだ早すぎるだろう。

私の身体に起こった奇妙な出来事も気になる。私自身、未だに信じがたい。

現在、我らが進む海は不気味な穏やかさを保っている。
これから訪れる前途多難な航海を考えると、正直私は不安を感じてならない。
何か良からぬことが起きようとしている。
恐らく、大きな嵐が来るだろう。全てを飲み込まんとして、荒れ狂う高波と共に。
だが逃げることはしない。退くことも、航路を譲ることなど断じてありえない。
戦うを望むのならば、相手になってやる。

我々は海賊だ。
海賊旗を掲げろ。
自由の印を……


[No.482] 2013/06/04(Tue) 22:12:55

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