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No.503へ返信

all 天羅WAR 死神と呼ばれた男 - 籠龍 - 2013/07/24(Wed) 23:49:38 [No.501]
西部に降り立つ鉛弾の女神ver.2 - 東風 - 2013/07/25(Thu) 21:50:10 [No.502]
速さを求めたガンマン - SSK - 2013/07/30(Tue) 03:14:19 [No.503]
賞金稼ぎ/殴り屋/娼婦/姫 - 彩弧 照 - 2013/10/04(Fri) 23:39:40 [No.511]


速さを求めたガンマン (No.502 への返信) - SSK

●キャラ名
  ログレス・イルミネイト
●クラス
 シューター2/サムライ2/ガンスリンガー6(レベル10にて作成)
●外見
 性別:男 年齢:28歳
 瞳の色:黒 髪の色:煤けた茶色 肌の色:白

●ライフパス
境遇:伝説
経験:英雄> 出自:エル=セルへの連帯感

●設定
 彼の誇りは早打ちだった。相手は銃を引き抜くよりも早く、鉛球をぶち込む。
狙いなんて付けさせはしない。ましてや先に打たせるなんて論外だ。
そんなのは、弱いやつか、気の狂ったギャンブラーがやることだ。それはただの運頼みだ。
運なんかに頼らない、勝利の手で得る。そのための早打ちなのだ。
彼にとって早打ちは、誇りであり、証であり、生きるための術だ。

幼少の頃から銃を使っていた。腐った街で生まれたためだ。
金と銃がモノを言う世界だ。持たない方が馬鹿って話だ。
銃の腕は下手だった、そもそも打つ気なんて無い、相手にとって脅威になればそれでよかった。
きっかけは些細な諍だ。どんなものだったかは覚えていない。
酒が切れたか、気に食わなかったからか。難癖つけてきた。
出来の悪い仲間にはやし立てられてか、どちらも引けなくなり、決闘をする事になった。
この時は調子に乗っていた。自分が負けるわけ無いと、銃を引きぬいて撃って終わりだと。
結果は銃を引きぬくことすら出来ずに終わった。
相手が早かったわけではない、自分が遅かったのだ。
そうして彼は全てを失った。自身も、プライドも、出来の悪い仲間も。
まだ青年と呼べる頃の出来事だ。

打たれた時、死を覚悟した。突然目の前に壁が来たと思ったら、尋常ではない痛みだ。
今まで人を撃ったことはあっても、銃で打たれたのは初めてだった。
だが、彼は死ななかった。致命傷にはなることなく、後遺症も残らないほどだった。
そもそも弾を受けたのは右太股。死ぬはずがない。

彼は銃に恐怖した。銃口を付きつけられる度に痛みを思い出す。
この先、そんな恐怖に侵されながら生きていかねばならないのか?
そう、自身に問い質したとき、ぱっぴらゴメンだった。
そして、恐怖を克服するのではなく、銃口を付きつけられるより早く打てばいい、そう決心した。

そうして一人の早打ちのガンマンが誕生した。
そして22に差し掛かる頃彼は早打ちとして名をはせていた。
ヤツに出会うまでは。

彼の主な収入は賞金稼ぎだ。だが名をはせてからは主な収入は決闘へと変わった。
大元と組み、掛け金の一部を頂く仕組みだ。
彼の早打ちに叶うものはいなく、瞬く間に名は広がっていった。
そして同じく、名を馳せている者がいた。当然BIGカードとして、そいつと決闘することになった。
結果は負けだ。狙いをつけ、トリガーに指をかけた瞬間、弾を打ち込まれていた。
トリガーに指はかかっていた、そのまま引けば、相打ちにはなったかもしれない、だがそれはしなかった。
その時彼にとって早打ちは、ただ生きていくための道具ではなく、誇りに変わっていたのだろう。
だが、またしても彼は失った。積み上げてきた名も、誇りも、仲間も。
だが、早打ちだけは失わなかった。

弾を受けたのはまたしても右太股。情を掛けられたのか、馬鹿にされたのか、ただの偶然か解らない。
弾を受けたのは2度めだが、以前ほど取り乱したりはしない。
次の日からはただひたすらに己の技を磨いた。もう一度誇りを取り戻すために。
その者の評判を聞き、ひたすらに追いかけた。時には街に、時には戦乱に。
決闘の勝利数でも追いつくために、決闘をひたすら仕掛ける。そんな日々を送っていた。
そうして、決闘の勝利数が追いつこうという頃、ヤツの噂が途絶えた。
勝利の数も超え、さらなる日が経つと、死んだという噂が流れ始めた。
曰く、戦乱で命を落とした。
曰く、火事に巻き込まれた。
曰く、天使に殺されたなど。

彼は信じなかった。だが、目撃の情報は一向に得られなかった。
しかし、彼はさらなる速さを追求し始めた。
それは、いつか出会う時、負けぬためか。それとも、自身の速さの証明が、その者の速さの証明になるからか。
人知を超えた速さを得るために、金を積み、右腕に王珠を埋め込みサムライ化させ。
感覚を研ぎ澄ますため、戦乱に身を置くことさえした。

今ではただ速さを求め、生き続ける。

●戦闘
 誰よりも早く動き誰よりも早くぶちかまします。
相手の攻撃も突き返しで対応し、射撃なら打ち払いにより、銃弾を銃弾で撃ち落とすという芸当をかまします。
だが、突き返しだけは簡便な!的な感じです。
あとは、ガンスリンガー特有の3体攻撃でしょうか。

●性格
 煤けてます。基本暇な時はタバコを吸いながらボーっとしています。子供の頃の銃の恐怖の記憶があるので、あまり銃を人に向けたがらない。脅すときは、目にも止まらぬ早打ちでビビらせる。
現在やることがなく、無気力。

ベティ・ザ・キッドの『トゥエンティ』を追い求めている男、的な感じです。
長くなってしまってすいません。


[No.503] 2013/07/30(Tue) 03:14:19

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