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all 死神の娘を名乗るド素人 - 籠龍 - 2014/02/11(Tue) 02:16:09 [No.535]
バカ姫、参る - 東風 - 2014/02/11(Tue) 14:03:16 [No.536]


死神の娘を名乗るド素人 - 籠龍

名前:アリス・コグバーン(マニー)
年齢:17 髪の毛:金 性別:女
シューター1/ガンスリンガー5/エクスプローラー4(レベル10で作成。常備化ポイント400+初期の「天下×3」)
出自:多額の借金
境遇:罪科
邂逅:マレーネへの昏い炎

【特技】
鷹の目、魔弾の射手
エイミング、シャープシューター、ガンフー、2丁拳銃、西部の魂、ファストドロウ
ワイヤーアクション、オーバーアクション、とっておきのチョコレート、冒険百連発、嵐を呼ぶ風雲児

【一般スキル】
ピックポケット、幸運、ウェスタンスピリット

【装備】
武器:ライトブリンガー(右)、ハウリング(左) 防具:衣服
アクセサリー:レジェンダリーガン

【宿業】
30

【最終能力値】
命中:15 回避:12 魔道値:7 抗魔値:8 行動値:22
耐久値:30 精神力:28 攻撃:光15+4D6…(至近+3、式・天使・ダーク+1D6)
防御:1/0/1(斬/刺/殴)

【経歴】
平凡なカウボーイの家系に生まれた。裕福ではなかったが、幸せだったと思う。兄弟もいた気がするがあまり覚えていない。戦争が起きて全てを奪われたから。私は戦争孤児になった。頼れる人もなく、食べる物もない。空腹を満たすためなら盗みもした。見つかって酷い目にあったこともある。

そんな日々は突然終わる。家族を失った時と同じように唐突に、私に家族ができた。偶然に忍び込んだ家で捕まった。しかし、その家に住んでいたロクサーヌはこう言った「この子を引き取りましよう」。こうして、ロクサーヌは私の母さんになった。

母さんは優しくきれいな人だった。まるで天使(空から来た奴らではない、神に仕える方)のような人だ。一方で、ルーベンだけは懐けなかった。あの鋭い眼光や立ち振る舞い暴言を吐いたり暴れたりすることはなかったし、家畜や作物の世話もちゃんとしていたが、ただ雰囲気が怖かった。母さんが天使ならば、ルーベンは悪魔のような人(実際は死神だったらしいが)だった。

ある時、3人で初めて撮影した家族写真。母さんはそれを見て笑いながら言った。「同じ顔してる。まるで本当の親子みたい」。確かに私とルーベンは同じような仏頂面をしていた。私はそれが嫌だった。

戦争から逃げるように、家を移りながら暮らした。私のような孤児を引き取り人数が増えるほどに、生活は貧しくなった。私は一番上だから、そんな安っぽい使命感から盗みをするようになった。家畜や野菜を盗んだり、場合によっては兵士から財布をかすめ取ったりもした。そんな生活が長く続くわけもなく、あっけなく捕まった。助けてくれたのはルーベンだった。帰り道、私は言い訳をした。今は戦争中で、天羅人が攻めてきて、人を殺して、奪っていった。自分たちは何も悪いことをしていないのに……ルーベンは黙って聞いた。聞き終わって「それをお前が悪事に手を染めていい言い訳にするな」と言った。「確かに今の状況は厳しい。だが他がしているから、自分もしていいという理屈は間違っている。家が貧しいことや、お前たちが飢えているのは保護者である俺の責任だ。不満や怒りがあるのなら、俺に言え。人様にぶつけるな。お前はまっとうに生きればいい。俺に任せておけ……」。初めて頭を撫でられた。初めてルーベンに怒られた。初めてルーベンからチョコをもらった。たぶんこの日から、ルーベンを父さんと呼ぶようになった。

天使が降ってきて、戦争が終わった。エーテルで母さんが死んだ後は、家事の仕切りは私がするようになった。父さんも家に残って働いた。母さんの死からようやく元に戻りかけた頃、父さんが家を出た。双子のカロルとシャロルが病に倒れ、治療のためにはお金が必要だった。しかしそんなお金はない。身支度を済ませた父さんは私に言った。「すぐに戻ってくる。任せておけ」と。でも戻ることはなかった。代わりにレイカとお金が来た。レイカは面倒見もいいし、子供たちも懐いている。カロルとシャロルの病気も治って、暮らしは楽になった。

しばらくした後、今まで知らなかったことが分かった。世間は父さんを死神と呼んでいた。ドジャーは言った父さんは私たちに危険が及ばぬように、もう帰ってこないそうだ。

私は認めない。帰ってこないなら連れて帰るまで。私はルーベンの娘だから。私は家を出た。もちろんみんなに反対されたが、私がやるしかないだろう。だって長女だしね。「私が死神の娘」だと名乗ると、みんなの私を見る目つきが変わった。トラブルも増える。でもそれでいい。どこにいるかもわからない父さんの耳に入ればいいのだ。少しでも父さんに似せるため、眼帯も付けた(意味はあまりない迫力はちゃっぴり増す)。

家を出る前に私はみんなにこう言った。「大丈夫、すぐ帰るから」。まさか、父さんと同じようなことを言って、同じように帰れなくなるとは思ってなかった。家を出てすぐ、悪い奴に騙されて無一文に(カード賭博ですられて、うまい投資話で借金)。あとは火の車状態で借金が膨れ上がった。もう恥ずかしくて、このまま家には帰れない。周りにはとんでもない奴らがうじゃうじゃいる。弾丸を弾き返したり、大きい機械が歩いてたり、すごく重いものを持ってたり……私の生きてきた世界と違う。。。

臆すな。臆すな私。こういうことは形から入れば、案外うまくいくものよ。

【性格】
多くの孤児たちのお姉さん的存在のため明るく元気。少し前まで家事洗濯が彼女の仕事で常識人(一般人の常識)。そのため、超人が出てくるとビビる。戦い方についてはド素人(突き返しとかの高等技術は持ってない)。銃の使い方は奇跡的に才能が有り、プロっぽく見える。一般人で喧嘩とか慣れていないため、やばくなると固まる。形から入るタイプで、銃の使い方、服装、言動、行動は基本かっこいいと思う人を真似る。だから割とできる子を演じる。真っ直ぐな性格で、しかも頑固、白を黒とは意地でも言わない。頼み事にはNOと言えないテラ人。
甘い物、特にチョコレート好き。

【戦闘スタイル】
文字通り狼狽しながら戦う。17の普通の少女が銃を持って戦えばこれくらい取り乱すよ。ってくらい取り乱す。攻撃を避けようとして、壁に向かって頭部からダイブする。
今までは、奇跡的な銃の才能と、ここぞという時の逆境の強さで生き残ってきた。弾丸の飛び交う中を相手の懐に飛び込む度胸は、父親譲り。
基本的に恰好を付けるので、イメージはスタイリッシュに横っ飛びをしながら2丁拳銃を発砲、そのまま積まれた樽の山に突っ込んでいく感じ(全てがスローモーション)。


「なるほど、腕は認めてあげる(うわー、銃弾弾かれた……マジかぁ。人間って不可能ないんだな〜)」
「待て! 一歩でも動いたら、あ! バカ、動くな。わかった。ここはサービスで、私が一歩下がることで見逃してあげる。だからバカなことを考えないで!」(作り物のライフルを突きつける一幕)
「死ぬ! 死ぬ〜……あんなの喰らったら死んじゃうよぉ。あぁ、苦しい、過呼吸だわ。もぅ、眼帯なんてしてられるかぁ!」(戦闘中の一幕)


[No.535] 2014/02/11(Tue) 02:16:09

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