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all 功夫マスター vol2 - 籠龍 - 2014/09/15(Mon) 00:40:47 [No.589]
旅する女医(蟲) - 東風 - 2014/09/15(Mon) 21:21:58 [No.590]


功夫マスター vol2 - 籠龍

名前:ラウ・シャオン
年齢:30ほど。髪の毛:黒 性別:男
ファイター1/クンフー4/不動明王拳4/機甲猟兵1
(レベル10、経験点400×天下点)
出自:天羅人・武士道
境遇:淡い恋・美しい恋心
邂逅:虎堂宗光への好感

【特技】
踏み込み、技巧の一撃
超力、機甲猟具
浸透勁、歩法、環流撃、交差法、バレットタイム
不動拳、明王拳、不動明王拳、対機械術法、大暴悪忿怒拳
幸運、ミスタービック、財力

【装備】
武器:ハードガントレット 防具:レザーコート アクセサリー:秘伝の巻物

【宿業】
40

【最終能力値】
命中:15 回避:11 魔道値:9 抗魔値:9 行動値:15
耐久値:41 精神力:35 攻撃:殴20+3D6
防御:2/2/0/1(斬/刺/殴/氷)

【経歴】
 元々、天羅の血を引く家系。父親が商いで成功を収め財を成した。そのため裕福に暮らす。幼少期からの趣味と言えばクンフーで、永極拳(えいきょくけん)の達人:ホン・フーシェンの最後の弟子。土地柄、武術家が集まる街で生まれ育ったこともあり、他流派との試合や道場破りが多くあった。彼もそんな環境で育つが、年を重ねるほどに達人と呼ばれる者からも一目置かれる存在になる。いつの頃からか、『南部武術会では敵無し』とまで噂されるほどに。彼との試合のためわざわざ街へ来る武術家もいた。多くの者が彼と戦ったが、温厚な性格と相手への礼を重んじる彼に敵対する者は少なかった。

 ある時、北部と南部の武術会の統合を図るための交流会がロストヘブンで開催。両武術会のトップが集まった。ラウは若輩でありながらも、計らいで末席が用意されたため礼を重んじて参加。ただ、交歓試合で南部代表に選ばれることは予想していなかった。結果はラウの勝利。交歓試合とはいえ、これは両武術会の威信をかけた戦い。まして南部では有名なラウでも、北部では無名に近い。そんな若造に敗北し、面白くない者もいた。その代表がリー・レンファ。北部武術会会長にして水封掌(すいほうしょう)の達人:リー・レイシェイの娘だ。さすがに惜しみなく称賛の拍手を送る父を前に取り乱すようなことはしなかったが、武術の才と豪傑の気性を受け継ぎ、勝利への執念とプライドの高い彼女だ。数日後、ラウに果たし状を送ったのは言うまでもないことだった。レイシェイが試合後、ラウを懇意にしていることも気に入らなかったのだろう。
 果し合いを前に、ラウは彼女に言った。「一撃。あなたが私に一撃でも入れたら、あなたの勝ちで結構です」。勝負は互角だったが、最後の最後でレンファが彼を打ち据えた。ラウは潔く負けを認めた。その後、彼らの距離が縮むのに、さほど時間はかからなかった。互いに北と南へ帰る時、再会を約束した。

 しばらくした後、リー・レイシェイが死んだ。一番弟子だったチョウ・エンリョウに殺された。レンファは敵討ちを掲げるが、周囲は反対した。仇討をすれば、水封掌は骨肉の争いをする犬畜生にも劣ると、レイシェイの名に泥を塗る行為。そして更なる混乱を招くだけ。何よりもレンファではエンリョウには勝てないことは目に見えていた。周囲の判断は正しかった。ラウの元に手紙が来たのはその頃、『北へきて、助けてもらいたい』との内容だった。彼の出した返信は”否”。「復讐は名だけでなく、あなたも穢す行為です」。以降、彼女からの手紙は無かった。ラウが北へ向かい、直に会う決意をした時、戦争が起きた。
 南部は混乱を極める。ラウ自身、街を守るのに精一杯だった。街の武術家や兵士と共に街を守ったが、結局陥落。家も財産も没収され、全て失った。

 戦後、街は復興し、元通りとまでは行かないまでも、ある程度の日常は戻った。敵でありながらも、彼の戦いぶりが称えられ、家だけは返してもらえた。
 ラウは一人も弟子を取らないが、街の者はみな「ラウ師匠」「ラウ先生」と呼ぶことが多い。それは街のために戦った彼への敬意もあるのかもしれない。
 風の噂では、戦時中にレンファは復讐を果たし、エンリョウを殺害。そして姿を消したそうだ。彼も何度か探してはみたものの、見つけることはできなかった……


【戦闘スタイル】
接近して殴る。

【性格】
温厚。試合は好きだが、暴力を嫌う。
武術は武器同様、その神髄は殺すことに非ず。
しかし、必要な時に使えなければ、意味がない。
勝利への執着はほかの武術家ほど強くない。

交歓試合以降、ラウの名は北部でも有名になる。しかし、彼自身は周りが噂するような『敵無し』の域に自分がいるとは思っていない。むしろ他に多くの流派があり、自身はまだ若輩の身。そのような噂はおこがましいとすら考える。
北部・南部武術会には所属していない。ラウ自身が断り続けているらしいが、理由があるのかも。


「あんたがどの流派かは、正直どうでもいいことなんだよ」
「お久しぶりですね。食事でも一緒にどうですか? あぁ、時間がない。ではお茶にしましょう。どうぞ」
「いえいえ、私の武術は少し齧った程度で。とてもお見せできるようなものではありません」


バレットタイムで無双がしたい……


[No.589] 2014/09/15(Mon) 00:40:47

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