・アルタニス説
世界に仇なす組織アルタニス。彼らは力を欲する者、不老不死になりたい者、何ものよりも強く渇望する者達の隣に立ち耳打ちする。 「大神は全てを凌駕している。あなたが望む物はもう神になるしかない。 大神を倒し成り代わるしかない。大神になりたいか? ならばその方法をくれてやろう」
大神になるために提示する方法はまだ考えていませんが、おそらく1ではない。しかし、どれも非人道的であり、世界を破滅に向かわせる手段。
そんな神になろうとする者達を止めろ!
《アルタニス》 本来は大神信仰者。禍の月≠ワでは人狼と魔女達が自らの事をそう呼んでいた。しかし禍の月∴ネ降、そう自称するのは一部の大神を主人とする人狼のみとなる。 そして再誕の月≠ノより、それを名乗っていたアルタニスのほとんど全てが命を落とした。しかし、その戦いに参加しなかったアルタニスの末裔であり、三獣士の一人・ガルボの息子の一人、ドランがエラトマ≠ニ名乗り新たにアルタニスを創りあげた。 新しいアルタニスは今までのそれとは毛色が違う。大神ヴェアに不服を抱いている者、破滅や破壊を望む者。世界を混乱に包みたい者達、秩序の崩壊を心から祝福できる者ならば人狼はもちろん、魔女や人間もアルタニスに入ることができる。
アルタニスは世界の敵となった。
アルタニスは今では滅多に表舞台に上がってくることはない。故に知名度的には一般的には認知されない。彼らはあくまでも神を目指そう、何か強い衝動を持つ者の耳元でそっと囁くだけ。
そう、彼らは曰く、「これはただのボランティアですよ。思い詰めその重みで自らが押し潰されてしまいそうな方を少し楽にしてさしあげる。決心のつかない方の背をほんの少し押して差し上げるだけ。あとは上がろうが、落ちようがその方の自由ですから」
気をつけろ、彼らはどこにでもいる、気付けば誰の隣にでもいるのだ。
アルタニスは基本的には単独で動くことが多い。
《PCの目的(ストライダー)》 あなた方はアルタニスを追う特殊組織の人間(ストライダー)。しかしアルタニスは滅多に姿を見せない。そのため奇妙な事件などが起きた場所へ行き、アルタニス達が手を貸した者達(世間体には極悪人、独裁者、権力者など)の正体を暴き倒す。彼らのそばには必ずアルタニスの一人が控えているはずである。
PC達が戦うのは神候補者である。フォーン体の程度は不明であるがそれなりに浸食されている存在。ヴェアのように正規の手段を踏んでいないため、自我的なものは浸食率が高ければ高い程消えていってしまう。例外として、浸食による意識阻害すらも凌駕する強い欲望により自我を保つことがある。
《大神殺し》 ヴェアは新たな大神として世界をアクセスするために、この世界とは違い空間で眠りについている。ヴェアを殺すにはヴェアの眠りを覚まさせその空間から地上に降りてもらう必要がある。もしくはその空間へ行く入口を創る。アルタニスはその方法を今も研究しているらしい。
《アルタニスが神候補を創る理由》 人間の欲望に入り込み、神候補(フォーン体)になるための手段を授けるアルタニス。彼らが自分達自身が神候補にならない理由。それは未だ適切な手段が見つかっていないからではないかと言われる。自我の崩壊を始めとする神候補への症状を克服できる有力な手段がないために、彼らは自身をフォーン体にしないのだ。 故に、アルタニスの者達それぞれの、神候補にする時の手段が違うのである。
《神候補(フォーン体)になるためには》 アルタニスが元にしているのは、奇しくも大神ヴェアの手段である。人間が大神になった事例はヴェアを除いて他にはいないからである。 フォーンの過剰摂取。それによる変質機関からのフォーン浸食である。フォーンの摂取はそれぞれであるが、メイガス(能力者)の変質機関を食べる。や、争うによって生まれるフォーンを摂取するなどがある。
《フォーンプールと繋げると》 神候補になると、ある種のフィールドが発生する。それにより神候補はその空間内のメイガス(能力者)と接続される。彼らが力を使う程に彼のフォーン値が溜まっていく。神候補はメイガスの位置を知ることができる。 フォーン値はほかっておいても溜まるが、直接メイガスから殺して取った方が溜まる。それに普通の生活ではメイガスは能力を使うことは滅多にない。 ちなみにこのフィールド内で接続されたことをメイガスは気付かない。しかしPC達はその接続を察知できる能力的な物を持っているためにフィールドに入ったこと瞬間に気付くことができる。(察知できることがストライダーになる条件)
こんな所ですかね。 勝手に人狼・魔女・能力が使える人間をメイガスと呼びましたすみません。 アルタニスのNPCは組織の所でも見てください。
[No.177] 2010/08/21(Sat) 14:58:13 |