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戦況情報 (No.530への返信 / 1階層) - 納豆　弾

【　戦線　】

●２０７６年４月２０日～

　救世主の復活を祝う日に、天使による第一次再侵攻が開始された。開始から僅か３日でエンゼルベルト付近に構築された第一防衛線が破られるという事態となる。

●２０７６年４月２４日～

　第１４１代目合衆国大統領、ローレンス・ワシントンは非常事態宣言を宣言。テラ軍は第二防衛線を死守すべく行動するが、天使の勢いは留まる事を知らず、第二防衛線が危険な程圧迫され、防衛線の維持が困難な状態へとなる。再侵攻から、僅か１０日で第二防衛線が崩壊の危機へと瀕していた。

●２０７６年５月２日～

　ジョアンナ・モズビー中佐の働きかけにより、ロケットレンジャーズの投入が決定される。第二防衛線の前方へと弾道降下し、第二防衛線の建て直しの時間を計るというものである。しかし、あくまでも第二防衛線は再構築されるだけで、前線を押し上げるわけではない為、この“献身（デボーテ）作戦”に参加したロケットレンジャーは戦闘後、自力で第二防衛線の友軍に合流するしかなかった。
　この作戦は成功を収め、合衆国軍は第二防衛線の再構築に成功。天使の第一次再侵攻を食い止めるだけの厚みを得る事ができた。しかし、“献身（デボーテ）作戦”におけるロケットレンジャーの死亡率は実に９０％を越えた。
　この時、モズビー中佐はワティ将軍と話し合い、失ったロケットレンジャーの補充・補強もかねてＤ部隊の新設を急ぐこととした。

●２０７６年７月５日～

　奇しくもテラ独立記念日の直後に天使の第二次再侵攻が開始された。数ヶ月の猶予でかのうな限り厳重に構築された第二防衛線は天使の第二次侵攻を食い止めることに成功した―かに見えた。
　が、新たな大型天使の出現により、第二防衛線の何箇所かが食い破られ、天使がそこから後方へと回り込む事態に陥った。兵站と後方支援を失った第二防衛線は再び崩壊の危機に直面した。

●２０７６年７月２５日～

　合衆国軍は第二防衛線を死守すべく、総力をもって天使の第二次再侵攻と戦うべく“グレートユナイテッド作戦”を発動。新設されたＤ部隊を中核とし、第二防衛線を維持するべくＤ部隊が第二防衛線へと弾道降下を開始した―。

[No.531] 2014/02/09(Sun) 02:59:59

主なＮＰＣ (No.530への返信 / 1階層) - 納豆　弾

（２／１４　追記）
【合衆国政府】、【　合衆国軍統合特殊作戦軍　】、【　デルタフォース　第１中隊‐第２小隊　Ｃ班　】を追加しました。

軍事ものとは言えちょっとごちゃごちゃしすぎたかな…。でも、感じ感じ。

因縁取得などの参考に、メインとなるＮＰＣは◇マークにしてあります。

【　合衆国政府　】

○ローレンス・ワシントン

　第１４１代目合衆国大統領。非常に気弱で何時も自信なさ気。どうしてこんな人物が大統領に、と何時も不思議がられている。しかし、妙な人間的魅力があり、その頼りなさをカバーしようと周りの人間が全頑張ってしまう為、彼が大統領になってからの治世は人気が高い。

○レイチェル・ハートリー

　大統領次席補佐官。いつも笑顔で優しい性格の美人。柔軟な政治手腕を持ち、現大統領の信頼も厚い有能な人物。言わずもがな、ルーシーの母親である。

【　合衆国軍統合特殊作戦軍　】

◇ランド・カスター将軍

　陸・海・空・海兵隊の特殊作戦を統括する組織で、今回の“グレートユナイテッド作戦”の為に急遽創設された。これは、複数の特殊作戦が平行して進行する為、各特殊部隊間の調整を行う組織が必要と判断されたからだ。初代司令官はこの組織を提唱したランド・カスター将軍が任命された。
　ランド・カスター将軍は陸軍将校であり、陸軍特殊部隊“グリーンテンガロン”（こちらの世界でいう“グリーンベレー”に相当する部隊）の司令官も務めた人物。物静かで常に冷静沈着。あの“破滅のクリスマス”の時も最前線で冷静に指揮をとり、大きな損害を受けながらも生きて隷下部隊を帰還させた実績がある。
　なお、この統合特殊作戦軍の創設にワティ将軍は反対であった。理由としてはロケットレンジャーズの自由度が奪われかねない、というもので、この点に関しては今後もすり合わせが必要とされている。

○トーマス・ハートリー大佐

　統合特殊作戦軍参謀長。生真面目で融通が利かない面もあるが、部下想いで上層部からの信頼も厚い有能な人物。一時期、“グリーンテンガロン”の副隊長を務めた事もあった。言わずもがな、ルーシーの父親である。

【　グレイウルフ　】

◇ジャッキー・クーガン

　グレイウルフのエージェント。天使再侵攻において天使信奉者達の活動が活発となった為、天使信奉者の対処を命じられ、方々を飛び回っている。
　物静かで優しげな顔をしているが、その瞳の奥は冷酷に輝いている。

【　ロケットレンジャーズ　】

○スタンド・Ｄ・ワティ将軍

　いわずと知れたロケットレンジャーズ司令官。今回の天使再侵攻に対して、様々な作戦に対応可能なＤ部隊（デルタフォース）を新設した。対天使よりも対天羅を重視する将軍ではあるが、Ｄ部隊創設の構想自体は以前からあり、今回の天使再侵攻の危機を理由とし、Ｄ部隊を強引に創り上げた。今回の作戦で運用実績を経てゆくゆくは対天羅に有効活用しようという腹である。

○ジョアンナ・モズビー中佐

　いわずと知れたロケットレンジャーズ隊長。天使再侵攻にあたり、常に最前線で指揮を執り続けている状況にある。Ｄ部隊（デルタフォース）新設に関してはワティ将軍と珍しく意見があった為、人員の選抜等はスムーズに行われた。

【　デルタフォース　第１中隊　司令部　】

◇“ホーネット”

　エンタープライズ級飛行船１０番艦ホーネットをデルタフォースは空中司令部として運用することにした。弾道降下（キャノンボーン）により広範囲へと進出するロケットレンジャーとより高度な作戦指揮を可能にする為に司令部も移動式にした方がよいと判断されたからだ。
　なお、司令部呼び出しの為のコールサインは艦名と同じ“ホーネット”である。

【　デルタフォース　第１飛行小隊　】

○“スタージオン”

　デルタフォースへの対地／対空支援を目的としたスチームギアによる飛行小隊である。通常、三機編隊で活動し、第１飛行小隊の保有する機数は１３機。パイロットは２０名となっている。
　まだ運用を開始したばかりという事もあり、リーダー機である“スタージオン・ワン”は飛行小隊のチームリーダーが必ず務めている。

◇“ジュークボックス”

　元々はエンジェルベルトを横断する運送屋（ベルトランナー）であったが、第一次侵攻時に軍に徴兵され、第一次侵攻撃退後は志願して軍属となった。
　ベルトランナーとしてはベテランで、偶然拾った機面ヨロイ：狗印を改造して回転翼や無限軌道化して運用している。
　音楽が好きで、運転中はいつも音楽をかけるクセがある。最近は特にマレーネ・タカハラの曲がお気に入り。

【　デルタフォース　第１中隊‐第２小隊　隊長　】

○ゴードン・プライス大尉

　第２小隊長。厳つい軍人らしい軍人。スキンヘッドに浅黒い肌が特徴。天使との戦闘経験も豊富なベテランロケットレンジャーである。対天使重視派。

【　デルタフォース　第１中隊‐第２小隊　Ａ班　】

○“プロスト”ハーガン・ナックルズ中尉

　気さくなチームリーダー。スチームギア・レースの最高峰Ｆ１観戦が趣味で、プロストという有名ドライバーの話ばかりすることから“プロスト”があだ名となっている。プライス大尉とは長く共に戦っている仲で、
実戦経験豊富なチームリーダー。第２小隊の副隊長も兼任する。

○“レイヤード”ルーシー・ハートリー少尉

○“鉄仮面”アスター・ステラ一等軍曹

○“サイス”ラウト二等軍曹

○シェリー・レッドダイアモンド一等兵

【　デルタフォース　第１中隊‐第２小隊　Ｂ班　】

◇“グレイブ”ジョージ・カスティス少尉

　シェリー・レッドダイアモンドの兄貴分。ぶっきらぼうながらも人が好く、リーダーとしての素質を備えている。シェリーより先に卒業し、前線で暫く任務に従事した後、士官教育を受けて現在の階級は少尉となった。新設されたデルタフォースの第１中隊‐第２小隊Ｂ班の班長を務めることになる。

◇リヒティマ・ユランド二等軍曹

　ラウトの悪友。工兵。戦闘は火力をモットーに、大量の火器を運用する事を生きがいとする銃火器マニア。兵器関連の知識と技術が豊富。ラウトのストッパー役と同時に引火役と油役でもある。ラウトと共にデルタフォースへと転属された。

◇“ナインボール”曹長

　何故かロケットレンジャーに所属している“金剛犬”。斥候、狙撃に観測手を主任務とする。アスターとはデルタ配属以前の前線から組んでいる。あだ名以外は一切謎に包まれた存在。人格はナイスミドルで、頼れるご意見番。モフモフの毛皮型ギリースーツを装備する。

◇“キャロル”キャロライン・レッドハート名誉大佐

　ルーシーと同じく試験型バトルスーツのテストユーザー。ロリババア。ワティ将軍によって再編された初期隊員の１人。破滅のクリスマスを生き延びたが、そのエーテル被爆の影響からか身体が若返りロリ化した。本来は非常にエライ人なのだが、そんな様子は微塵も見せず、むしろ普段はダメ人間にしか見えない。

【　デルタフォース　第１中隊‐第２小隊　Ｃ班　】

○“ガスホック”

　陸軍特殊部隊“グリーンテンガロン”から配属された男。斥候、狙撃を得意とする。ある種の狂人で、内外から悪い噂が絶えないが、兵士としては最優秀。

○“ハーピィ”

　陸軍特殊部隊“グリーンテンガロン”から配属された女。斥候、暗殺を得意とする。ガスホックとは兄妹の関係で、彼女もまた悪い噂が絶えないが、最優秀兵士の１人である。

[No.533] 2014/02/09(Sun) 03:03:30

ハンドアウト (No.530への返信 / 1階層) - 納豆　弾

◆ＰＣ１：“ビッグハンド”　シェリー・レッドダイアモンド　一等兵
▼シナリオ因縁『　ジョージ・カスティスへの家族愛ｏｒ師事　』

　デルタフォースへ配属となって最初に出会った人物。それは訓練学校卒業以来の再会となるジョージ・カスティスであった。手紙などのやりとりはあったものの、久々に会ったジョージは以前と変わらないぶっきらぼうな態度から、時間の隔たりは感じられない。
　だが、悪い噂も聞いた。天使の為に墓をつくり、“グレイブ”のあだ名をつけられてグレイウルフから天使信奉者として疑われているということを…。

◆ＰＣ２：“レイヤード”　ルーシー・ハートリー　少尉
▼シナリオ因縁：『　キャロライン・レッドハートへの興味ｏｒ幼子　』

　「名誉大佐。キャロライン・レッドハートじゃ」通称“キャロル”は腕を組んでエラそうにしてキミへとそう自己紹介した。だが、バトルアンダーのテストユーザーとして付き合ってみたところ、にわかには信じられない話であった。
　確かに、テストユーザーとしての腕はいいのだが、やはり自堕落で怠け者の昼行灯にしか見えないのだが…。

◆ＰＣ３：“サイス”　ラウト　二等軍曹
▼シナリオ因縁：『　リヒティマ・ユランドへの連帯感ｏｒ友情　』

　ラウトの悪友。工兵。戦闘は火力をモットーに、大量の火器を運用する事を生きがいとする銃火器マニア。兵器関連の知識と技術が豊富。ラウトのストッパー役と同時に引火役と油役でもある。ラウトと共にデルタフォースへと転属された。

◆ＰＣ４：“鉄仮面”　アスター・ステラ　一等軍曹
▼シナリオ因縁：『　“ナインボール”への忘却　』

　“ナインボール”。何故かロケットレンジャーにいる“金剛犬”の男だ。“鉄仮面”とあだ名されるキミは誰も近寄らなかったし、寄せ付けなかった。友と呼べるものはいない。だから、任務でよく組む“ナインボール”は友ではない。だが、邪魔にも思わない。
　そして、何故か、どこか懐かしさを覚えている…。

[No.537] 2014/02/11(Tue) 16:10:53

スペシャルサポートアイテム (No.530への返信 / 1階層) - 納豆　弾

状況に応じて軍や仲間から受け取ることの出来るアイテムです。
イベント的な用途のアイテムでもあるので、まぁ、あれが欲しかったのにセッション中一度も支給されなかった、というのがあっても悪しからず。

カード状にして、チットのようにＧＭから投げつけられる感じで運用する予定です。

【　Ｓ.Ｌ.Ｏ.Ｓ（スーパー・リンク・オーダー・システム）　】
　種別：アイテム／使い捨て

　空中司令部“ホーネット”を介して広域に指示を送ることが出来る新型統合指揮システム。『統合指揮ユニット』を装備していないと使用出来ない。≪ウルフパック≫の射程を「シーン」に、対象を「場面（選択）」に変更する。

【　アシスト・ブースター　】
　種別：アイテム／使い捨て

　ロケットレンジャー用装備。瞬間的に高速で移動する為の使い捨て推進装備。戦闘移動か全力移動を行う時に使用する。戦闘移動か全力移動に「＋５０ｍ」する。

【　ジェル／プレート・ジャケット　】
　種別：その他

　「耐久値：３０」を持つ最新鋭の防具。バトルスーツの上から着用する。受けたダメージを肩代わりする。このアイテムを装備している時、自身の耐久値よりもこのアイテムの耐久値を優先して減らすこと。この耐久値を減らす時、防御修正は０として計算する。
　ロケットレンジャー装備の防具を装備していないと機能しない。

【　Ｕ.Ｓ.Ｂ（ウルトラショート・ブースター）　】
　種別：アイテム／使い捨て

　最新鋭の緊急用の超短時間ブースター。イニシアチブに使用を宣言して、戦闘移動を行う。その戦闘移動の距離に「＋２０ｍ」する。また、エンゲージから離脱できる。

【　Ｓ.Ｌ.Ａ.Ｓ（スーパー・リンク・エイム・システム）　】
　種別：アイテム／使い捨て

　空中司令部“ホーネット”を介して視界外の対象にも攻撃することが出来る新型統合攻撃システム。攻撃宣言ステップ時に使用を宣言する。「射程：視界」を「射程：シーン」へと変更する。この時、「射程：視界」以外の射程はシーンへと変更されない。

[No.538] 2014/02/11(Tue) 16:13:24

敵などの情報 (No.530への返信 / 1階層) - 納豆　弾

【　天使人（ネフィリム）・天使信奉者（シンパサイザー）勢　】

◆アイオーン

　天使ライズされたバトルスーツを装備するネフィリムで、１年程前から活動が報告されている。陽霊子自動砲に爆射槍・改を取り付けたカスタム狙撃銃を用いり、数多くの戦場でテラ天羅問わず多大な被害を与え続けている。
　恐るべきことに、アイオーンは部下のネフィリムと共に“弾道降下（キャノンボーン）”してきたという交戦情報もあり、危険極まりない存在としてテラ天羅共に危険視し排除に努めている。

◆パウロ

　天使信奉者達の指導者と噂されている人物。その実態は謎に包まれており、グレイウルフは血眼になってパウロ捜索にあたっている。
　その名の由来は、かつて神を信じずその信徒を迫害したが神の奇跡に触れて一番の信徒となった聖人の名からとられている。

●サードアイ

　天使信奉者達へ武器弾薬や資源を流通していると噂される商人。元軍人で両目が機械化している。グレイウルフからマークされているものの、今のところ逮捕には至っていない。
　陽気なラテン系風なおっさんで酒と女と食事が大好き。ロストヘブンを拠点としている。

【　天使　】

●レライエ

　海栗のような形をした大型天使。針の先端からエーテルレーザーを発射し、クモの巣のような濃密なレーザー弾幕を張る恐るべき天使。これ一体を撃破する為に多大な犠牲を払った。が、第二次再侵攻時にも数体出現が確認されており、このレライエ数体の為に防衛線の一部が食い破られる事態となった。

●ベリエル

　新種の大型天使。重エーテル砲を持つ上に両腕から多重エーテルシールドを展開する攻防に優れた恐るべき天使である。第一次再侵攻時に出現し、陸軍特殊作戦軍“グリーンテンガロン”の第三大隊を壊滅に追い込んだ。ロケットレンジャー、海兵隊の協力を得てようやく撃退することが出来たが、撃破には至らなかった。
　第二次再侵攻時にもいずれ出現するだろうと予測されており、対策が急がれている。

[No.541] 2014/02/14(Fri) 01:00:27