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鬼殺しの昼行灯 (親記事) - 籠龍

名前:桃太狼
年齢:28 髪の毛:黒 性別:男
武芸者9/流派・真到既空流4/アウトロー1/ギャンブラー1
(レベル15、経験値150+天下×3)
出自:まつろわぬ民・神宮家の打倒
境遇:天使・天使を滅ぼす
邂逅:滝口一刀斎とダチ

【特技】
無明、残心、風切りの太刀、円流の構え、無念無想、瞬息の見切り、鞘の内、切り落としの構え、秋流れの太刀、雲燿の太刀
既空抜刀術、真到残影、虎一足、朧月龍、月割り
背教者、仕込武器
イカサマ、ギャンブルライフ
【一般スキル】
強行突破、スポーツ:命中、ナイスカップ、芸事:知覚、荒事、超感知、幸運、不屈の闘志、借金の山、無縁の者、ミスタービック

【装備】
武器:式切りアカギ(感じなかったんでカタカナ表記) 防具:朧衣

【宿業】
40

【最終能力値】
命中:16 回避:10 魔道値:11 抗魔値:9 行動値:17
耐久値:55 精神力:35 攻撃:斬23+1D6
防御:2/2/1/3(斬/刺/殴/炎)

【経歴】
 昔々ある所に、盲目の子供が一人。名前は無かったが一(いち)と呼ばれていた。売られた時につけられた番号が1だったからだ。その彼が逃げたのか、使い物にならないと判断されて捨てられたのか。何の因果か自由になった。しかし、目の見えない少年はどこへ行っても煙たがられ、追い出された。ただ一つ、彼を受け入れてくれた集落があった。それがル=ティラエの村だった。盲目の彼にとっては、人間だろうが角のあるル=ティラエだろうが関係なかった。どうせ見えないのだから。受け入れてくれるだけで彼は幸せだった。
彼の世話をしてくれたル=ティラエが剣士だったこともあり(たぶん是醍流だった)、剣技を習う機会があった。とても優秀な弟子ではなかった。むしろ出来損ない。目の見えない彼にとって、何をどう斬っていいのかも分からないのだから。
それでも頑張り続け、そこそこの腕前になり、通常の生活も健常者と変わらなくなった頃。

集落が襲われた。

剣士? サムライ? 
どちらにしろ、相手は刀を持っていた。
立ち向かった集落の者は殺された、家の中で縮こまっていた者も殺された。何もしなかった者も殺された。
皆殺しだ。
彼の師匠も例外ではなかった。この世界で一番強いて信じて疑わなかった存在の敗北だった。死んでも構わない。どうせここに来なければ死んでいた命だから。しかし、彼は生き延びた。圧倒的な力。絶望的な戦力差の前にもかかわらず。彼は死ななかった。
理由は簡単だ。襲撃者が生かした。
「お前は鬼ではないのか……良かったな。鬼を殺せと言われてきている。だから人ならば話は別だ」
そう言って、去って行った。
盲目の少年はまた一人になった。
集落の生き残り。一人残った少年剣士。その噂はどこかでねじ曲がり、集落を襲った犯人となっていた。
眼の見えない盲目剣士が、鬼の集落を潰した。鬼たちの天敵。鬼殺し=B人々は昔話からなぞらえ、桃太狼と呼ぶようになった。
彼自身、否定しなかった。もうどうにでもなればいい。恨まれ、忌み嫌われるのには慣れてる。ル=ティラエの誰かが、自分を恨み殺しに来るのならそれでいい。生きる理由もない。
だがある日、彼は知った。集落を襲った男剣士は、神宮家に仕える者だと。目的は心珠、ル=ティラエの心臓だった。
緩みきって無気力だった彼の中で何かが切れる音がした。許すまじ神宮家。許してなるものか。私利私欲、自己繁栄のために罪もない者を殺めるなど、言語道断である。
彼に生きる理由ができた。彼は刀を皆が殺されて以来初めて抜いた。

神宮家の打倒

途方もないことだとはこの時は考えもしなかった。初めは使いっ走りのような雑魚から殺した。それも暗闇や不意打ち。正々堂々とはほど遠い、卑怯・卑劣なやり方で。どれだけ罵られようとも、彼は自分に都合いい場所で斬り続けた。次第に彼の噂は広がり始めた。鬼殺し%国セ狼、神宮家に喧嘩を売る座頭=B桃太狼としての彼は有名になる。それと同時に神宮家からの刺客や、彼の命を取って名を上げようとする剣客などにも命を狙われるようになった。彼は斬る。斬って斬って斬りまくった。周囲から音が消えるまで。まさに修羅の道を通りぬく。寝る暇すらなく戦い続けた。
そんな中に身を置くことで、彼の刀もまた死闘と共に磨かれる。杖に仕込んだ刀を逆手で繰り出す居合。死者に残された斬撃の痕から、抜刀術・横一文字と命名された。
悪名が広がるなか、彼の憩いの場は賭場。いつも立ち寄った街の賭場には顔を出す。賭け事が大好きで、買って帰る。イカサマをした奴の腕を落としたりと荒っぽいこともしなくもない。
ある時、戦争が始まる。神宮家が焚き付けたことと聞きつけ、新天地のテラへ。そして天使と会った。
会った瞬間、見えなかったが感じた。『この存在は死なねばならぬ』と。危険すぎる相手だと。
天使は滅ぼさねばらなぬ……

神宮家の打倒と、天使を滅ぼす。天を掴むような目標だ。でも諦めるつもりはない。なぜ? 誰かがやらねばいけないから。たとえ無謀でも、天に中指を立てて言わねばならない。「いい加減にしろ。貴様らの好きにはさせない」と。
とは言え、すぐにできることでもない。徐々に進めていく。
そのため、基本的には賭場で博打をしている人にしか見えない。
今では「賭場屋のモモ」の方が有名かもしれない……
今日もどこかの賭場で、サイコロの音聞く。

【戦闘スタイル】
剣で斬る。基本的には後の先で、居合で突き返し。普通に斬ることもできる。また天使と戦うために編み出した二の閃もある。

【性格】
明るいあんちゃん。ノリもいい。目の前で無謀なことしそうな人とか、助けを求めている人を「しゃねぇな」とか言いながらも助けちゃう人。滝口とは神宮家打倒や同い年、人のみで極めた刀の達人という共通点からダチになった。ただ彼ほど尖ってないし、野望もないため、いつも手を貸すことは無い。飲み友達程度としか思ってない。利害が一致すれば助けることも、基本嫌なことは嫌という。


「あっしは……桃太狼って呼ばれてるんでさぁ」
「すいやせんね。あっし、目がこれなもんで、つい(キリッ)」(店のお姉ちゃんの尻を触った後の言葉)
「あんさん、危ねぇ危ねぇだぜ。あっしには、何斬ってるのかなんて、わっかんねぇんですからねぇ」


[No.556] 2014/03/16(Sun) 03:40:53
孤独な13番目 (No.556への返信 / 1階層) - 東風

名前:"黒き相談者"ウィリアム・ヴァン・ヴェルグスピア

年齢:? 髪の毛:ブラウン 性別:男
バスタードシード9/イモータル2/ファイター1/流派:ボクシング3
(レベル15、経験値150+天下×3)

出自:戦争犯罪者(忌むべき過去)
境遇:最強(強さの意味を知る)
邂逅:ザビーネ・リングフィールドとの同志

【特技】
バスタード:フォームチェンジ
イモータル:イモータリティ、シャドーフォース、闇の剛力
ボクシング:バタフライダンス、ローリングサンダー、ボクサーステップ、パーリング
ファイター:踏み込み、技巧の一撃
一般:荒行、エーテル汚染、幸運、神の恩恵、不屈の闘志、無縁の者、超感知、学識、スポーツ:命中値

【装備】

武器:右手…素手
   左手…ライトブリンガー
防具:霞六型・色学迷彩
アクセ:秘伝の巻物
アイテム:薬湯×10、生命の水×10、戦闘用式×6(雷炎氷それぞれ2個ずつ)、再生蟲の蜜×2

【宿業】 50

【最終能力値】
命中:20 回避:17 魔道値:15 抗魔値:13 行動値:33
耐久値:62 精神力:57
攻撃:素手…殴38+1D6
   銃 …光19+1D6
防御:3/3/1/(斬/刺/殴)

【経歴】

To be, or not to be−−−

彼の口癖のひとつである。
13人の貴族の中で、"13番目"を任せられた青年。
それがウィリアム・ヴァン・ヴェルグスピアだった。
彼の席に戴いた銘は、″黒き相談者″
しかし、Wはぐれ席WWコウモリ貴族WWキリの悪い数字Wなどと呼ばれるように、彼は常に周囲とは距離を置いていた。

貴族の半数がW行けWと云う。 貴族の半数がW退けWと云う。
最後に残った彼は、結論を出さずこう云う。

WTo be, or not to be−−−W

中立な立場から両意見のメリット・デメリットを述べ、そして決断を再び他12人の貴族たちに返す。
それが貴族の中での彼の役割であり、また彼の存在意義であった。
彼らが10th-TERAの大地に降り立った後も、その意志は変わらない。

しかし独立戦争を経て、ギリアムやルペール、他多数の貴族たちの独断行動(と、ウィリアムは感じている)が続き、やがて貴族たちは散り散りになってしまった。

To be, or not to be−−−?
(生きるべきか死ぬべきか?)
(行くべきか退くべきか?)
(戦うべきか逃げるべきか)

一人になった彼は、困り果てる。
決断の補助をすることが彼の存在意義、役割だった。
今は決断を委ねる相手がいない。

彼は知ってしまった。
決断することの重さ、恐怖、焦り。
決断を委ねることの安寧、怠惰、無責任。

しかしだからといって彼の生き方は簡単には変えられない。
一人歩き続けてロストヘヴンに辿り着き、スラムで何でも屋を始める。誰かの決断を手伝う程度しかやることがないから。
今やってることは迷い犬探したり、ボディーガードしたり、美形なのでコンパなどの非常用人員に呼ばれたり。


偶然出会ったディーヴァ歌劇団のザビーネと時々連絡を取り合いながら、自堕落な毎日を生きている。(ザビーネ・リングフィールドは13人の貴族であるという前提にしてます;)

ちなみに身体には昔から至る所に紋様のような痣があり、気分が高まると紋様が大きくなって身体が痣で染まって漆黒になる。そういう意味でも気持ち悪がられているのかも。"黒き相談者"の黒い部分の由来ともなっている。

ライトブリンガーは、ロステク系の兵器工作が得意な貴族にもらったもの。ロステクが扱えないウィリアム用に調整してある。彼なりに愛用している。

【性格】
事務的で敬語。
でも丁寧というよりは機械的なだけ。仕事意識…というか役割意識が高く、あくまで自分はオブザーバーやアドバイザーであり、過干渉はしない主義。
貴族にありがちな人間蔑視は、自分ではしてないつもり。(でもナチュラルに小馬鹿にしてしまったり舐めた発言はする)

自分から意見を言ったりしないので、基本他の貴族からは距離を置かれている。付き合いにくい奴ってイメージ。
でもルペールやギリアムを初めとして、去りゆく貴族たちに一声もかけてもらえなかったのはショックを受けている。(寂しさというより、自らの役割が必要とされなかったことに対して)

今、この地で自分はなにをすべきか悩んでいる。
貴族としての力は、こんな優柔不断なウィリアムでも否応なしに「最強」の二文字を冠することができるほど強力なものなので、時々首をとりにダークハンターが来たりするが、本気出すと(フォームチェンジ)逃げ帰るか、潔く返り討ちにあって死ぬ。
でも、自分は貴族の中では弱いと思っている。
そもそも自分の力を使うことを自分自身が許可できないでいる。
先のダークハンターの刺客などから受けた挑戦すらも、「戦うという決断」を相手側がしてくれたということで、相手に敬意を表してぶち殺す。
能動的には自らの力を使おうとは思えない。
あくまで、中立だから。

【戦闘スタイル】
1ラウンド目にマイナーで「フォームチェンジ」宣言。命中+11。
そのラウンドは動けないのでライトブリンガーや戦闘用式で遠距離。
その後接敵。ローリングサンダーで叩く。
基本素手が強い。
「パーリング」で命中による回避もする。
大して難しいこともしない。突き返しもしない。
そんな、怠惰で傲慢な貴族。


「生きるべきか死ぬべきか……あー、すみません。人間の生命力を視野に入れるならば、言い変えましょう。朽ちるべきか死ぬべきか」
「言っておくが決断するのはボクじゃないですよ。キミです」
「ギリアムもルペールも、やっぱりボクのことは不要だったか……」


[No.557] 2014/03/16(Sun) 23:41:33


   鬼殺しの昼行灯 - 籠龍 - 2014/03/16(Sun) 03:40:53 [No.556]
孤独な13番目 - 東風 - 2014/03/16(Sun) 23:41:33 [No.557]




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