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all Change!〜Ep.1〜 - カズクン - 2008/06/13(Fri) 22:32:55 [No.1036]
Change!〜Ep.2〜 - カズクン - 2008/06/16(Mon) 14:38:23 [No.1046]
Change!〜Ep.3〜 - カズクン - 2008/06/16(Mon) 16:15:09 [No.1047]
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Change!〜Ep.3〜 (No.1046 への返信) - カズクン

つかさ「はぁ・・・つ、ついたぁ〜・・・」

泉坂高校に着いたつかさ。

つかさ「え・・・と、淳平くんのクラスは・・・ここだ。」

つかさは淳平のクラスのドアを勢いよく開けた。

ガラッ!

つかさ「おっはよ〜!」

「おっ、真中。どうしたんだよ?きわどかったなぁ、時間!」

つかさ(あ・・・あれは、外村くん・・・だったかな?)

つかさに声をかけたのは外村だった。

外村「いつもどおりって言うかなんていうか・・・もっと余裕を持ってこようとは思わないのか?」

つかさ「ゴメーン、今日はちょっと時計が壊れててさ。」

外村「(・・・?)そ、そうなんだ・・・。それよりさ・・・」

つかさ「・・・なあに?」

外村「・・・え、い、いや、別に・・・(なんかいつもと違うな・・・)」

外村はわずかではあるがいつもと違う淳平の対応に困惑していた。

まさかその中身がつかさだとは知っているはずもない。

そのとき・・・

「エイ!」

ガバッ!

つかさ「ひゃあ!?」

後から何者かに飛びつかれ、思わず声をあげてしまったつかさ。

「あーっ!なによぉ、そんなにおどろかなくったっていいじゃん!」

つかさ「(あ・・・この声は・・・)さ・・・さつきちゃん!?」

さつき(あ・・・あれ?なんか意外な反応・・・ていうか・・・あたしのことちゃん付けしたっけ・・・真中って・・・)

さつきもいつもと微妙に違う対応の淳平に戸惑い始めた。

つかさ「もう・・・いきなり飛びつかないでよ・・・」

外村・さつき「!?」

つかさ「・・・?どうしたの?さつきちゃんも・・・外村くんも・・・」

外村「な、なあ・・・お前・・・なんかあったのか?」

さつき「なんか少し・・・女の子っぽくなったっていうか・・・いつもと少し違うかなって・・・」

外村「だよなぁ・・・少なくとも俺のことは呼び捨てだし、北大路だって・・・ちゃん付けしてないのに。」

つかさ「え!?あ、あはは・・・そ、そんなことないって!(し、しまった〜・・・)」

ついいつものしゃべり方をしてしまったつかさ・・・考えてみれば今の自分は淳平であってつかさではない。

要するに男なのだ。

そのことをすっかり忘れてしまい、普段どおりの会話をしてしまっていたのだ。

つかさ「ま、まあわた・・・じゃなかった、俺のことはどうだっていいだろ!外村もさつきも考えすぎだって!なんともないからさ!」

外村「それならいいんだけどさ。おっ、もうすぐ先生が来るから席に戻るぞ。」

さつき「あたしも席に着こうっと。またあとでね♪」

つかさ「う・・・うん。」

つかさ(いきなりやっちゃったよ〜・・・淳平くん、たすけてぇ・・・)






一方淳平はというと・・・こちらもほぼ時を同じくして桜海学園に着いた。

淳平(ここか・・・前にも1度だけ入ったことあったけど・・・改めて見ると・・・でかい校舎だなぁ・・・)

「あっ、おーい、つかさぁ〜!!」

淳平(・・・?だれだ?この声・・・)

「早くしなよー!先生が来ちゃうぞお?」

淳平は先程つかさからもらったメモ用紙を見た。

「つかさってば!このトモコさんの忠告は無視ってわけかな?」

淳平(あっ、あの人がトモコさんって言う人か・・・)

淳平「悪い、今行くー!」

淳平は校舎内の案内標識を頼りに何とか教室にたどり着いた。

淳平「はぁ、はぁ・・・お、おはよう。」

トモコ「つかさ、珍しいね。アンタが遅刻ギリギリなんてさ。」

つかさ「あ、アハハハハハ・・・ちょっとね・・・ゴメンね、トモコさん、心配かけちゃって・・・」

トモコ「・・・んー?ちょっとちょっと、今なんて・・・」

淳平「・・・あ、ご、ゴメン、トモコ。(しまった・・・俺は西野なんだってことスッカリ忘れてたよ・・・初対面だからついさん付けしちゃった・・・)」

当然のことながら淳平はクラスメートのほぼ全員が初対面だ。

しかしながらカラダそのものはつかさ。

周りは当然つかさだと思っている。

本来ならば淳平にとってはおいしすぎるシチュエーションなのだろうがいかんせんこの事態である。

そんなことは頭になかった。どうやって今日1日を乗り切ろう・・・それだけだった。

トモコ「アンタ・・・頭でも打った?おでこ赤いよ?」

淳平「え!?あ、ああこれ?そうなんだ〜。ちょっと出会い頭に人とぶつかっちゃって・・・」

トモコ「ふーん・・・気をつけなよ?」

淳平「う、うん・・・」

キーンコーンカーンコーン・・・

淳平(はぁ・・・朝からこんなに疲れたのは初めてだ・・・先が思いやられるなぁ・・・)

こうして2人にとって長い1日がはじまった。


[No.1047] 2008/06/16(Mon) 16:15:09

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